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公開日:2026.01.30 更新日:2026.01.15

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アパート投資の基礎知識|初心者でも理解できる始め方

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アパート投資は家賃収入を通じた継続的な収益の確保や、将来に向けた資産形成の手段の一つとして、多くの投資家が注目しています。

物件の選び方や融資、管理など知っておくべきポイントは多岐にわたりますが、初心者でも基本的な仕組みやリスクを理解したうえで取り組めば、長期的な運用につなげることが可能です。ここでは、アパート投資を始めるにあたって知っておきたい一連の流れと注意点を解説します。

アパート投資が注目される理由

低金利環境が比較的長期にわたり続いていることから、不動産投資はインフレ対策や資産分散の観点で注目されるようになっています。

特にアパート投資は、一棟単位での運用が可能である点や、管理・融資の選択肢が広がっている点から、投資家層を広げています。

アパート投資は立地や築年数によって利回りや需要が変化しやすく、物件選びの自由度が高い点が特徴です。複数の部屋をまとめて運用できる一棟アパートの場合、空室リスクを部屋数で分散しやすく、結果として家賃収入の変動を抑えやすい傾向があります。さらに、最近では投資内容や属性に応じて融資条件に柔軟性を持たせる金融機関も見られ、必ずしも高所得者に限らず、幅広い層が検討しやすくなっています。将来的に安定した運用が期待できる資産の一形態として位置づけられることから、今後も注目度は高まるでしょう。

一棟アパート・マンション投資のメリットとリスク

一棟アパート・マンション投資には、比較的安定した家賃収入を目指せる側面がある一方で、空室や修繕などのリスクも潜んでいます。ここでは、その代表的なメリットとリスクを挙げます。

一棟アパートやマンションを所有すると、一度に複数の入居者から家賃収入を得られるため、区分投資に比べて空室の影響を和らげやすい点が魅力です。また、一棟所有の場合、区分所有法に基づく「管理組合」の合意形成が不要なため、オーナー単独の判断で大規模修繕やバリアフリー化などのバリューアップを柔軟に進められます。ただし、一棟の物件価格は高額になりやすく、融資審査を通過するには一定の自己資金や信用力が求められる場合があることも事実です。

メリット:安定的な家賃収入と資産形成

一棟アパートでは複数の入居者から同時に家賃を得られるため、一部の空室が出ても大きく収益が落ちにくいという利点があります。さらに長期的に見ると、物件の価値が市場環境や立地条件によっては維持または向上する場合もあり、将来的な資産価値の上昇を見込める可能性があります。家賃収入によるキャッシュフローを再投資することで、資産形成を段階的に進める戦略も考えられます。

リスク:空室・修繕・価格変動への備え

一棟物件でも、需要が低いエリアでは空室リスクが高まり、収益の安定性が揺らぎます。築年数が進むにつれ修繕コストが増大しやすく、想定以上の出費が発生することもあるため、事前の収支シミュレーションが重要です。また、不動産市況によって価格が変動する可能性があり、売却時期や運用期間を誤ると想定していた利回りを下回るリスクも潜んでいます。

アパート投資物件の種類と比較ポイント

アパート投資と一口に言っても、一棟売りから区分投資までさまざまな形態があります。それぞれの特徴を理解し、自身の投資目的や状況に合った方法を検討しましょう。

物件選びには、自己資金や目指す利回り、リスク許容度などを総合的に考慮する必要があります。一棟投資はスケールメリットを得られる可能性がある一方、購入価格が高水準になりがちです。対して区分投資は比較的少額から始められますが、複数の部屋を所有する場合には管理コストや手間がかかる点に注意が必要です。

一棟売りアパートの魅力と注意点

一棟売りアパートは、まとめて複数の部屋を所有できるため毎月の収入が分散されやすく、建物全体の運営方針を統一して進めることが可能です。

ただし、物件の購入価格が高額になるため、融資を活用する場合でも一定額の自己資金を用意しておくことが求められるケースが多く、資金計画を慎重に立てる必要があります。また、修繕や管理状態が物件の価値に直結するため、将来的な修繕費用や経年劣化を見据えた見通しが欠かせません。

区分投資やマンションとの違い

区分投資は特定の部屋だけを購入するため、初期投資額が低めに抑えられる手軽さがあります。

一方で、一棟物件ほど家賃収入の総額を増やしにくく、修繕計画などは管理組合の方針に左右される側面もあります。マンション一棟投資はアパートより構造が頑丈なケースが多いですが、物件価格が高額になりやすい点と、立地特性によっては想定より利回りが伸びにくくなる可能性も踏まえて検討することが大切です。

全国エリアの物件比較と検索方法

地域によって価格相場や需要が大きく異なるため、エリア選定とその情報収集は、アパート投資を検討するうえで重要な要素の一つとなります。

インターネット上の不動産ポータルサイトでは、エリアごとの物件相場や利回りを簡単に比較できます。都市部では空室リスクの相対的な低さが評価されやすい反面、物件価格が高止まりしやすいため利回りはやや低めになる傾向があります。一方、郊外や地方の物件は値ごろ感があり、利回りが高く算出されるケースも見られますが、その分空室が出たときの影響度が大きくなるため、管理体制や入居付けへの対応を含めた検討が必要です。

都市部 vs 郊外:物件ニーズと利回り傾向

都市部は人口密度が高く、入居者の需要が比較的安定しているとされますが、物件価格が高めのため利回りは相対的に低くなりがちです。

反対に郊外は取得費用を抑えやすく、利回りが高く出やすい一方で、空室期間が長期化するリスクや交通アクセスの問題もあり、慎重に検討する必要があります。ライフスタイルの多様化により郊外を選ぶ入居者も増えていますが、物件選定の際は人口動態や周辺環境の変化を踏まえた将来の賃貸需要を見極めることが欠かせません。

不動産サイトや仲介会社の上手な活用法

多くの不動産サイトでは詳細条件を入力し、利回りや築年数、価格ごとにスクリーニングできますが、情報の質や掲載数にはばらつきがあります。

複数サイトを比較することで多面的に物件を評価し、興味を持った物件については仲介会社にも直接問い合わせると、未公開情報や資金計画に関する相談などのサポートが得られる場合があります。実績や得意エリアを把握したうえで仲介会社を選択すれば、より有益な提案を受けやすいでしょう。

失敗しない物件選びのポイント

立地や物件の状態は収益に直結するため、慎重な調査が必須です。ここでは検討時に確認しておきたい重要要素を解説します。

アパート投資においては、購入した後も長期的に一定水準の入居率を維持することが、結果として収益性の向上につながります。そのため、立地条件のチェックや建物のコンディション確認に加えて、競合物件の家賃相場やエリアの社会動向にも注意を払うことが大切です。事前にしっかりと調査を行うことで、想定外のリスクを抑えつつ長期的な収益を目指すことが可能になります。

立地・交通アクセス・周辺環境のチェック

物件の近くにある駅やバス停、主要道路へのアクセスは入居者の利便性に直結します。

また、スーパーやコンビニ、学校や病院といった生活インフラが整っているエリアは、入居率が比較的高まりやすい傾向にあります。さらに、周辺の治安や地域の将来性なども重要な判断材料となるため、公的データや現地確認を含めて多角的に調べることが不可欠です。

築年数・構造・管理状態の確認と注意点

構造によって「法定耐用年数(木造22年、RC造47年等)」が異なり、これが融資期間や毎年の減価償却費、ひいては所得税の節税効果に直結します。

築年数が経過している物件は購入価格が安い半面、修繕コストが高くなるケースも多く、短期的な利回りだけで判断すると想定以上の負担が生じる可能性があります。管理会社の対応体制や建物の清掃状態なども、長期的な価値を左右するポイントとなるため、内見やヒアリングを通じて継続的な管理状況を確認しておくことが重要です。

利回り計算と収支シミュレーション

投資判断には利回りの計算と、長期的な収支シミュレーションが欠かせません。表面利回りと実質利回りの違いを把握し、中長期的な視点で将来を見据えた資金計画を作成しましょう。

投資用不動産では価格と想定家賃収入のみを基に、簡易的に表面利回りを算出する場合が多いですが、管理費や税金、修繕積立金などの実際の経費を考慮に入れないと正確なプランは立てられません。収支シミュレーションを行う際は、複数のシナリオを検討し、空室率や金利変動、修繕費の想定以上の増加といったリスクを含めて試算することが大切です。そうすることで、過度に楽観的な計画を立てるリスクを防ぎ、より現実的な投資判断につなげることができます。

表面利回りと実質利回りの違い

表面利回りは年間の想定家賃収入を物件価格で割って求められ、主に物件を比較する際の目安として使われます。

一方、実質利回りはそこから管理費や税金などの諸経費を差し引いた実際の収益率であり、収益性を判断するうえではこちらを重視する考え方が一般的です。表面利回りが高くとも経費が多い物件は実質利回りが下がるため、必ず両方を確認することが大切です。

キャッシュフローの試算と長期運用プラン

キャッシュフローの計算では、家賃収入からローン返済や諸経費を差し引き、どの程度の資金が手元に残るかを把握します。

プラス収支が十分に確保できない場合、修繕発生時や空室期間の出費によって資金繰りが不安定になる可能性があります。複数年にわたる長期的な視点で運用プランを組み立て、余裕をもった資金計画と複数のリスクを想定したリスクヘッジを行うことがポイントです。

融資と資金計画の立て方

アパート投資では多くの場合で融資を利用します。金融機関の選び方や自己資金の準備には慎重な検討が必要です。

融資を得る際は投資家の年収や資産状況、投資対象物件の評価が重要視されます。特に一棟アパートのように金額が大きい取引では、用途や物件の収益性、投資家の信用力などが総合的にチェックされるため、事前に書類を整えておくことが望ましいでしょう。金利や条件を複数の金融機関で比較検討し、最終的に返済計画に過度な負担が生じない形を目指すことが大事です。

金融機関の選定と審査を通すコツ

不動産投資に積極的な金融機関を選ぶことで、融資手続きが比較的円滑に進む可能性があります。

事業計画書を作成するときは、物件の収益力やリスク管理の方法を具体的に示し、融資担当者が内容を把握しやすい構成にまとめることが重要です。過去の実績や担当者との関係づくりも、融資条件を検討する際の一要素となる場合があります。

自己資金とローン返済計画の基本

自己資金をある程度用意しておくと、借入金額を抑えられるだけでなく、金利条件の見直しが検討される場合があります。

返済期間を設定する際は、キャッシュフローに十分な余裕を持たせ、万が一の経費増大や空室リスクにも対応できるよう、複数パターンのシミュレーションを行っておくことが大切です。無理のない返済計画は、物件を中長期的に運用するうえでの基盤といえます。

購入後の管理と空室リスク対策

物件を購入して終わりではありません。管理や修繕、入退去の対応を適切に行うことで、収益を中長期的に維持しやすくなります。

アパート経営では、入居者対応や修繕手配など、日々の管理が運用成績に影響を与えます。管理会社に委託すると手間を大幅に軽減できる一方で、費用がかかるため、収支への影響も踏まえた検討が必要です。空室発生時には速やかに入居者募集を行い、物件の魅力を継続的に高める工夫を行うことが大切です。

賃貸管理会社への委託と自主管理の考え方

管理会社へ委託すれば、入居者の募集やトラブル対応を一任でき、オーナー自身の業務負担は相対的に軽くなります。

特に本業が忙しい投資家や遠方からの投資には有効な手段とされますが、管理費用や修繕費用の内容や内訳を把握しておくことが必要です。自主管理はコストを抑えられる一方、入居者からの相談やトラブル対応に時間と労力を要するため、投資家自身の働き方やライフスタイルを踏まえて検討するとよいでしょう。

入居者募集・退去時のリフォーム戦略

入居率を高めるには、ターゲットとなる入居者層を明確にし、それに合った設備や内装を整えることがポイントです。

退去後のリフォームは、単なる原状回復にとどまらず、周辺物件との差別化を意識して機能面やデザイン面を適切な範囲で見直すことで、次の入居者を比較的早期に確保しやすくなります。予算に応じて戦略的にリフォームを検討することで、結果として収益性の向上につながる可能性があります。

アパート売却と出口戦略

投資の最終的な利益を確定するには、売却も選択肢の一つとして視野に入れる必要があります。売却時期や査定の方法を把握し、状況に応じた出口戦略を立案しましょう。

アパート投資で得た利益を最終的に手元に残すには、運用期間だけでなく売却のタイミングや売却価格が重要です。不動産市況や家賃収入の推移、市場金利などを総合的に見極め、適切と判断される時期に売却することで、収益性を高められる可能性があります。また、売却後の資金を新たな物件に再投資することで、ポートフォリオを組み替えながら資産配分を調整していく方法も考えられます。

売却時期と価格査定のポイント

アパートの売却価格は、長期的な家賃収入の実績や物件の築年数、立地条件などを踏まえて決まる傾向があります。

複数の不動産業者に査定を依頼し、提示される価格だけでなく査定の根拠を比較することで、市場水準を把握しやすくなります。また、金利動向や市場の需要が高まっている局面では、比較的有利な条件での売却が成立するケースもあります。

譲渡所得税の税率が変わる「所有期間5年超(長期譲渡所得)」のタイミングなど、税制面を考慮した売却時期の検討が重要です。

売却手続きと仲介会社の選び方

物件の売却手続きは、買主探しから契約準備、決済まで多岐にわたります。

仲介会社を選ぶ際は、担当者の経験や過去の実績、得意とするエリアの把握が重要です。円滑な取引を進めるためにも、査定内容や広告戦略などの提案を十分に確認し、条件や対応面で納得できる業者を選ぶことがリスク管理の観点からも有効でしょう。

まとめ・総括

アパート投資は、物件選定や管理、融資、出口戦略など多くの要素が絡み合います。しかし、各ポイントを丁寧に押さえることで、中長期的な視点で安定した運用を目指せる投資手法の一つといえます。初心者の方は本記事を参考に、基礎を固めながら自身の状況に応じて慎重に一歩を踏み出してみてください。

アパート投資を検討する際には、利回りの単なる数値だけでなく、物件自体の将来性や運用コストまでを総合的に判断する姿勢が重要です。さらに、投資家自身の資産背景やライフスタイル、目指す出口戦略によって、選ぶ物件や融資方法は異なります。最終的には、状況に応じた投資判断と継続的な管理を行うことで、安定した家賃収入と資産形成の両立を目指すことが可能となるでしょう。

この記事の監修者

白崎 達也 アキサポ 空き家プランナー

一級建築士

中古住宅や使われなくなった建物の再活用に、20年以上携わってきました。
空き家には、建物や不動産の問題だけでなく、心の整理が難しいことも多くあります。あなたが前向きな一歩を踏み出せるよう、心を込めてサポートいたします。

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