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2020.12.25

空き家リノベーションの費用相場・事例!補助金等、成功の秘訣をご紹介

日本では空き家率が年々上昇している影響もあり、「空き家をリノベーションしてうまく活用したい!」と考える人は比例して増加しています。

ですがリノベーションには費用がかかりますし、失敗のリスクがあるのもまた事実

価値ある資産を所有している以上、賢く活用したいと考えるのは当然ですから、リノベーションのポイントや秘訣をあらかじめ知っておきたいと感じる方も多いでしょう。

そこで今回は空き家活用の専門家として数多くのリノベーションをサポートしてきた私たち「アキサポ」が、空き家リノベーションのメリット・デメリット、費用相場、具体的な事例などを紹介しながら、活用のポイントを分かりやすく解説します。

空き家リノベーション・リフォームの費用相場

リフォーム中の様子

空き家リノベーション・リフォームの最も大きなネックである「費用」。

そうなると気になるのは「具体的にいくら費用がかかるのか?」でしょう。

そこでここからは、気になる費用相場を分かりやすくまとめて紹介します。

施行部分・施工内容別 費用相場一覧

「施工部分・施工内容」別に細かく分類したリノベーション費用の相場を一覧表にまとめましたので、ご覧ください。

施工部分・施工内容費用相場
間仕切りの撤去7~35万円
キッチン50~150万円
トイレ20~50万円
浴室50~150万円
洗面所15~50万円
リビング15~150万円
ダイニング90~120万円
フローリング/床60~90万円
壁付けクローゼット設置10~50万円
屋根30~200万円
外壁50~200万円
断熱25~200万円
耐震50~250万円

ちなみにフルリノベーションの場合、「10〜20万円/1㎡」程度に収まるケースが多くなりますが、住戸が小さい場合は1㎡あたりの単価はさらに高くなります。

住戸が小さくなればなるほど、トイレ・風呂・キッチンといったある程度費用が掛かる施工部分の費用割合が増えるため、1㎡あたりの単価がアップしてしまうのです。

費用相場はどの要素により変動するか

先に具体的な費用相場を紹介しましたが、リノベーション・リフォームの費用はさまざまな要素が組み合わさって算出されるため、相場はあくまで目安であり、実際にかかる費用はケースバイケースであることを覚えておきましょう。

【費用に影響を与える要素の代表例】

・物件の広さ、施工面積:施工する箇所が多いほど必要な資材や設備が増えるだけでなく、作業量も多くなる
・内装デザインや間取り:新たに間取りを追加する場合や凝った内装デザインにする場合は比例して資材や設備、作業量が増える
・立地や建物の階数:資材の運搬に手間がかかる場合は追加料金が発生しやすい
・依頼する業者:業者によって広告費や必要経費などには差があるため、顧客に請求する費用にも違いが出る

これらさまざまな要素によって費用は大きく変わりますが、リノベーション・リフォームはこだわればこだわるほど価格も比例して高くなります。

したがって、予算が決まっているのであれば、「こだわりたい部分に優先度を付けて、優先度が低いところは妥協する」「一気に依頼するのではなく、段階的に進める」「複数の業者に見積もりを依頼して適正価格を算出する」など、なるべく無駄な費用をかけないように工夫するのがおすすめです。

そのままの状態では有効活用が難しい空き家であっても、適切なリノベーションを実施することにより幅広い形での活用が可能です。

空き家リノベーション・リフォームの成功事例【ビフォーアフター】

成功事例の外観

そこでここからは、私たち「アキサポ」がこれまで手掛けてきた空き家活用の成功事例をビフォーアフター形式でいくつかご紹介しながら、「リノベーションによる空き家活用の魅力」に触れていきましょう。

空き家になった大切な自宅→新たな賃貸住居へ変身

和室のビフォーアフター
築年数昭和61年築
延床面積68.72㎡
構造木造瓦葺2階建
活用事例住居

10年間空き家になっていた自宅を貸し出すためにリフォームした例です。10年間手入れを続けていたため家の状態が良好だったため、水回りや屏風・畳など、最低限のリフォームを行いました。

また、オーナーご夫婦のご要望により、リフォームは家の雰囲気を残しつつ施工。オーナーと入居した借主様、両方に満足いただける結果となりました。

築年数不明の木造長屋→カフェバルに変身

木造長屋のビフォーアフター
築年数昭和34年以前(正確な築年数は不明)
延床面積(2棟)27.26㎡
構造木造二階建
活用事例カフェバル

築年数は不明ですが、少なくとも昭和34年以前に建てられた3棟連なる木造長屋のリノベーション事例です。

8坪の小さな住居スペースは築年数の増加に伴い老朽化が進んでいましたが、「近隣住民からの気軽に飲める場が欲しい」という希望と「カフェバルを創業したいという若者のニーズ」が見事にマッチ。

現在では、昼も夜も近隣住民で賑わう繁盛店となりました。

不法投棄が続く空き家→バイクガレージに活用

空き家のビフォーアフター
築年数30年
延床面積(2棟)48.60㎡/37.76㎡(2F事務所:43.43)
構造木造平屋倉庫/鉄骨造陸屋根2階建
活用事例バイクガレージ

築30年の木造平屋倉庫のリノベーション事例です。

こちらの物件はシャッターもなく長年雨風に晒されるとともに、不法投棄に悩まされていました。

そこで視認性の悪さを逆手に取り、リノベーションを加えることで、安心して利用できるバイクガレージに生まれ変わりました。

大正初期の木造店舗→地域コミュニティの場として再生

木造店舗のビフォーアフター
築年数不明
延床面積(2棟)13.12㎡
構造木造平屋建
活用事例たこ焼き・たこせん

大正初期(詳細な築年数不明)に建てられた木造店舗のリノベーション事例です。

元々は大正初期より地域住民に愛される大衆酒場として用いられてきましたが、所有者の「地域貢献できる場になって欲しい」という願いとともに、新たな活用への道を模索していました。

結果的に、「地元でたこ焼き作りが評判だった両親が自分の許に越してくるにあたり、新しく挑戦してもらえる場所を」と希望する大阪出身の借主が現れ、たこ焼き屋として生まれ変わることに。

オープン時には地域住民の方々が行列を作るほど話題を呼び、毎月変わるスペシャルメニューや関東では珍しいたこせんなどが人気のお店として、現在では所有者の願い通り「地域コミュニティの場」としても活用されています。

その他の空き家リノベーション・リフォーム事例

ここでは、さまざまなシチュエーションの空き家リノベーション・リフォーム事例を簡潔にまとめます。

空き家を所有されている方は、ご自身の状況に照らし合わせながらリノベーション・リフォーム、さらには効果的な空き家活用の参考にしてみてください。

・築115年超の京町家:文化・町並みの象徴である京町屋を「保存・再生」2つの観点からリノベーション。1日1組限定のラグジュアリーな宿泊施設へと生まれ変わりました。

・商店街内の履物屋:商店街で80年以上営業影響してきた履物屋を近隣住民や商店街振興組合と連携しながらリノベーション。幅広いイベントの開催場所としても利用できるシェアキッチンへと再生しました。

・築52年の旧社宅:社宅として用いられていた4階建ての物件をリノベーションし、クリエイター向けシェアオフィスに転換しました。

・昭和50年築の一軒家(空き家):築50年近く経過している2階建ての戸建て物件。シェアカフェ企画・運営するomusubi不動産のノウハウを活かしながらリノベーションし、曜日がわりで出店できるシェアカフェへと再生しました。

さらに活用事例を詳しく見たい方はこちら

空き家リノベーション・リフォームのメリットデメリット

空き店舗外観

ここでは、空き家リノベーション・リフォームのメリットデメリットの両方を詳しく解説します。

空き家リノベーション・リフォームの7つのメリット

まずは、空き家リノベーション・リフォームにおける以下7つのメリットを順に解説します。

1.資産価値を上げられる
2.倒壊リスクを抑制できる
3.耐久性・耐震性を強化できる
4.間取り、内装、設備を変更し、住環境を向上させられる
5.デザイン性を高められる
6.賃貸に出す際、より高い賃料に期待できる
7.犯罪防止に役立つ

メリット①:資産価値を上げられる

建物は年月の経過とともに老朽化しますが、特に管理が行き届いてない空き家は老朽化・荒廃が進みやすく、資産価値は大きく下がってしまいます。

自分自身が買い手の立場に立ってみると分かりやすいですが、老朽化していて大掛かりな修繕が必要な物件に高いお金を出したいと感じる方は少ないでしょう。

しかし、空き家をリノベーション・リフォームすれば耐久性や耐震性が強化されるばかりでなく、時代の流れに沿って性能を向上させることが可能です。もちろんそうなれば資産価値は上がり、売却や活用の際にも有利に働きます。

メリット②:倒壊リスクを抑制できる

空き家の多くは数十年以上の築年数が経過しており、放置したままの状態が続けば当然ながら倒壊の危険性は高くなります。万が一、管理の怠っている空き家が倒壊し、周囲の人やに被害が出てしまった場合は所有者が責任を負わなければいけません。

そうなれば空き家所有者の負担は計り知れないものとなりますから、事前にリスクマネジメントしておくことが大切です。

定期的な空き家の管理は確かに効果的ですが、やはり根本的に建物を強化できるリノベーション・リフォームが安心です。

メリット③:耐久性・耐震性を強化できる

空き家リノベーション・リフォームによって耐久性・耐震性が強化されれば、倒壊リスクが軽減される以外にもさまざまな面でメリットがもたらされます。

例えば自分で空き家に住む場合、災害などを考えた際の安心感が違いますし、売却や賃貸する場合でも建物の耐久性・耐震性が強化されているという点はプラスに働くでしょう。

メリット④:間取り、内装、設備を変更し、住環境を向上させられる

時代の流れとともに人々のライフスタイルは変わりますし、人によって住宅や建物に求める環境も千差万別です。そのため、築年数が古く、手が加えられていない空き家は現代人にとって「使いづらい」「住みにくい」などと感じさせるケースは多々あります。

ですが、そんな空き家にこそ、間取り・内装・設備などを変更して住まい性能を向上させられるリノベーションは適しています。

リノベーションは「革新、刷新」などを意味しており、その言葉どおり、ライフスタイルの変化や個々のニーズに合わせて空き家を再生できることから、近年非常に高い人気を誇っています。

メリット⑤:デザイン性を高められる

住居や建物を選ぶ人にとっては、耐震性や耐久性といった性能だけでなく、見た目のデザイン性も非常に重要な要素です。例えば自分が物件を選ぶ時のことをイメージしてください。

間取りや築年数、立地などの条件はそれぞれあるでしょうが、見た目の美しさやデザインを一切気にしないという方はほとんどいないでしょう。

もちろんリノベーション・リフォームでは見た目の美しさやデザイン性を高めることが可能ですから、空き家の魅力をさらに高められるはずです。

メリット⑥:賃貸に出す際、より高い賃料に期待できる

前述のとおり、空き家をリノベーション・リフォームすれば、耐久性・耐震性の強化、住環境の向上、デザイン性の向上など、見た目・性能両面であらゆる魅力が追加されます。

もちろんこうした変化は空き家を賃貸に出す際にも有利に働きます。

全く手を加えていない空き家を賃貸に出すより高い賃料がに期待できるため、空き家を効果的に活用したい方にもリノベーション・リフォームはおすすめです。

メリット⑦:犯罪防止に役立つ

放置された空き家は不法侵入や不法投棄、敷地内の物品の盗難などあらゆる犯罪の温床となります。管理が行き届いていない空き家は第三者の目にさらされにくいため、実際日本全国で多種多様な犯罪行為に悪用されています。

もちろん何らかの犯罪に巻き込まれると、空き家そのものへのダメージだけでなく、「犯罪が行われた物件」として周囲に良からぬ評判が出回ってしまう可能性も十分に考えられます。

しかし、空き家をリノベーション・リフォームすれば、「管理されていること」が第三者にとっても分かりやすくなるため、他人に見られることを嫌う犯罪者を遠ざけられる効果ももたらしてくれるでしょう。

空き家リノベーション・リフォームの2つのデメリット

空き家リノベーション・リフォームにはメリットだけでなくデメリットも存在しています。

ここでは、代表的な以下2つのデメリットについて解説します。

1.費用がかかる
2.施工範囲やデザインを決めるうえで、業者を選定しないといけない

デメリット①:費用がかかる

空き家リノベーション・リフォームで多くの人がネックに感じるのは、やはりこの費用面の問題でしょう。

特に、内装を一旦すべて解体してから空間構築を行う「フルリノベーション」では、費用がトータルで1,000万円以上かかるケースも多々ありますので、所有者にとって大きな負担です。

大掛かりなリノベーション・リフォームになるほど、業者によってトータルコストに大きな差が出ますので、少しでも費用を抑えるには業者選びが重要となります。

特に古い空き家の場合はリノベーション・リフォーム着手後に予想以上の老朽化・劣化が発覚し、追加工事が必要になるケースも珍しくありません。

例えば、地面の水はけの悪い場所、浴室の水まわり周辺などでは柱の腐食が進行しやすいため、柔らかい木材を好むシロアリが潜んでいるのを着工後に発見した、といったケースなどが典型です。

こういった追加工事の可能性まで考えると、業者選びがいかに重要であるかは一目瞭然でしょう。

もちろんリノベーションの範囲・施工内容・デザインによっても費用に大きな差が出るため、「目的に応じて、適切な場所に、適切な形で施工を実施できる業者を選ぶ」ことがリノベーションを成功に導く秘訣のひとつです。

デメリット②:施工範囲やデザインを決めるうえで、業者選定しないといけない

リノベーション・リフォームの施工範囲やデザインは依頼主の希望を反映できるものの、自力で完結させるのは難しいのが現実です。

・建物の性能も踏まえて、どこに手を付けるべきか
・施工範囲に応じて想定される費用はいくらか
・建物にふさわしいのはどのようなデザインか

こうした部分を判断するには専門的な知識が必要ですし、特に費用については業者ごとに異なるため直接確認してみないことには予測を立てられません。

したがって、リノベーション・リフォームを行う際には、自分たちの予算やニーズを踏まえて対応可能な業者を探し、さらに相性の良い業者を絞り込む必要があります。もちろんこれらの作業には時間や手間がかかるため、人によってはデメリットと感じられるかもしれません。

日本における空き家の現状、リノベーション・リフォームの目的と理由

リフォーム中の屋内の様子

ご存じの方も多いでしょうが、日本では空き家率が右肩上がりに増加しており、老朽化・荒廃した空き家によるさまざまな悪影響が懸念されています。

ここでは、空き家の現状をまとめた上で、空き家をリノベーション・リフォームする目的と理由についても合わせて解説します。

放置は危険!日本に広がる空き家問題とは

劣化した空き家

日本の空き家率は1958年以降、増加の一途をたどり、2018年には空き家率が過去最高の13・6%を記録するなど社会問題化。

放置された空き家は景観・周辺環境への悪影響にとどまらず、さまざまなリスクや問題を生み出す根源となることから、各所で早期改善が叫ばれているのをご存じの方も多いでしょう。

【空き家が抱える代表的な問題点・リスク】

・景観の悪化…草木が荒れ放題になり、景観を損ねる
・悪臭や環境汚染…不衛生な環境のため悪臭や汚染を引き起こす
・災害発生の原因となる…家屋の損壊などにより災害を引き起こす
・犯罪行為に用いられる…不法侵入や放火、窃盗など多種多様な犯罪の温床となる

空き家の犯罪リスクが気になる!実例をもとにトラブルの原因・回避方法を解説

空き家によって環境や治安の悪化を招くことになれば、周辺地域に人が寄り付かなくなり、さらなる空き家率の増加を招く「負のスパイラル」が加速する恐れもあります。

したがって、適切な管理を行わず空き家を放置する行為は、持ち主だけでなく周囲の人や生活にまでリスクを広げてしまうといっても過言ではありません。

行政としても平成26年に公布された「空家等対策の推進に関する特別措置法」を軸として空き家問題解消に努めているとはいえ、現状明らかな改善がみられているとはいえませんので、所有者それぞれの取り組みが今後も大きなカギを握ることになります。

その取り組みのひとつとして有効なのが、今回のテーマにもなっている「空き家のリノベーション」です。

空き家のリノベーションは施設・設備の劣化改善や景観維持において非常に有効ですから、空き家が抱えるリスクを軽減するうえでも効果的だといえるでしょう。

空き家問題とは?原因と対策から活用への道を知る

空き家のリノベーション・リフォームの目的と理由

空き家問題解消においてリノベーションは確かに有効な手段ですが、当然ながら空き家所有者全員が「空き家問題解消を目的としてリノベーションを決意した」わけではありません。

世間の空き家所有者が「どんな理由で空き家のリノベーションに手を付けたのか?」を、具体例を挙げながら見ていきましょう。

【空き家のリノベーションに手を付けた理由の代表例】

①親から譲り受けた実家に移り住むため、自分たちが暮らしやすいようリノベーション
②民泊や賃貸物件として第三者に貸し出すため、利用環境に合わせてリノベーション
③売却目的で、老朽化の改善や住環境向上を目的としてリノベーション

居住・賃貸・売却と、用途別に異なる目的でリノベーションに手を付けていることが分かりますが、この中で特にリノベーションの質が求められるのは②・③のパターンです。

①に関してはあくまで本人たちが満足すれば済む話ですし、仮に失敗してしまったとしても我慢して住み続けるという選択を下すケースも考えられるでしょう。

いっぽう、②・③に関しては「第三者への提供」が大前提ですから、「自分たちにとって」ではなく「第三者にとって魅力的・満足度の高い物件」に仕上げる必要があります。

自分たちが居住するケースと異なり、仮にリノベーションで失敗してしまうと「売れない・借りてくれない」という結果に直結してしまうため、①に比べてリノベーションのプランニングや質の重要性がより高くなるといえるでしょう。

もちろん見方を変えれば、適切なリノベーションを実施することで第三者からの指示を得て効果的な資産運用につなげられるため、リノベーションは大きなチャンスであるのも確かです。

空き家リノベーション・リフォームの補助金の種類

デメリットの部分で触れましたが、空き家リノベーション・リフォームでは「まとまった費用がかかる」ため、頭を悩ませている方も多いでしょう。

しかし、深刻化する空き家問題を解決するため、政府は空き家を活用することによる国内経済の発展を目指しており、その一環として空き家関連のさまざまな補助金が用意されています

補助金をうまく活用できれば、費用面の負担を抑えてリノベーション・リフォームできるため、空き家所有者の方にとっては大きなメリットでしょう。

ただし、空き家関連の補助金は国が個人に対して直接交付するわけではなく、国が交付したお金を自治体が運用する形となるため、自治体によって制度の内容や金額はバラバラです。

そこで今回は具体的なイメージをつかんでいただくために、いくつか特定の自治体を例に出して空き家リノベーション・リフォームで使える補助金をご紹介します。

空き家の改修に関する補助金について

まずは空き家の改修に使える補助金について、「東京都渋谷区」を例に出して紹介します。

空家等適正管理支援事業(令和4年度)
【申請者の資格】
渋谷区内における空家などの所有者または管理者(所有者の同意を得た人に限る。)である個人。
【対象物件】
渋谷区内にある空家など(特措法第2条第1項に規定する空家など)で、この助成を受けたことがないもの
【助成金額】
消費税を除く費用の50パーセント(千円未満は切り捨て)※工事内容によって限度額は異なります。

※詳細情報については、自治体の窓口にお問い合わせください。

空き家の解体に関する補助金について

次にご紹介するのは、空き家の解体に使える「東京都墨田区」の補助金です。

老朽危険家屋除却費等助成制度(令和4年度)
【応募条件】
「土地無償貸与を前提とした除却費の助成」を受ける場合、当該建築物の除却後の跡地を原則10年間、区へ無償貸与することが条件
【対象物件】
以下のいずれかに該当する物件
・管理不全のため危険な状態になっている建築物・住宅地区改良法に規定する「不良住宅」に該当する場合
【助成金額】
(土地無償貸与を前提とした除却費の助成)・除却工事に要した費用で、上限200万円まで助成
(不良住宅を対象とした除却費の助成)・除却工事費の2分の1で、上限50万円まで助成

※詳細情報については、自治体の窓口にお問い合わせください。

空き家の取得に関する補助金について

ここでは、「栃木県栃木市」で使える空き家取得に関する補助金を紹介します。

まちなか定住促進住宅新築等補助金『IJU(移住)補助金』 (令和4年度)
【対象者】
以下すべての要件を満たす方
・本市に5年以上定住することを誓約した方
・市税を滞納していない方
・暴力団員でない方
・UIJターンにより本市へ移住した方(転入の直前に連続して1年以上市外に住所を有していた方)
・自治会へ加入した方・移住者として市のアンケート、広報等に協力していただける方  
【対象住宅】
以下すべての要件を満たす住宅
・市街化区域(西方地域は用途地域)に所在する住宅
・令和2年4月1日から令和5年3月31日までの契約で取得(新築・購入)した住宅
【補助金額】
【基本額】
・新築住宅の建築、購入:30万円
・中古住宅の購入: 20万円

【加算額】
・若年世帯加算
申請時に所有者または配偶者が40歳未満の場合:10万円 
申請時に所有者または配偶者が40歳以上50歳未満の場合:5万円

・子ども加算
申請時に所有者に18歳未満の子どもがいる場合:子ども1人につき 10万円

・勤労者加算 
申請時に所有者本人が市内で勤労している場合(テレワーク):20万円 
申請時に所有者本人が市内で勤労している場合(テレワーク以外):10万円 
申請時に所有者本人が市外で勤労している場合:5万円

※詳細情報については、自治体の窓口にお問い合わせください。

空き家リノベーション・リフォームに関するローン、減税について

国は中古住宅の活用及び流通促進に力を入れているため、補助金とは別にさまざまなリノベーション・リフォーム関連の減税制度を用意しています。

減税制度には、大きく分けて「所得税の控除」「固定資産税の控除」に分かれているため、減税制度の詳細は一覧表にまとめました。

制度の種類概要最大控除額対象工事
所得税控除住宅ローン減税リフォームにあたりローンを組んだ場合、
ローンの年末残高のうち最大で1%を控除
400万円バリアフリー、省エネ、現行の耐震基準に適合させるための耐震改修工事、
建築基準法に規定する大規模の修繕または模様替え・改築・増築など
所得税控除リフォーム減税特定のリフォームを行った場合、
ローンの有無にかかわらず
工事費用のうち最大で10%を控除
600万円耐震改修、省エネ改修、バリアフリー、三世代同居リフォーム、
長期優良住宅化(複数の工事を組み合わせたリフォーム)
固定資産税の減税特定の工事を行った場合、
固定資産税を1年度分減額
固定資産税の1/2耐震、バリアフリー、省エネ、
長期優良認定住宅化リフォーム

これらの減税制度は、種類ごとに対象となる要件が細かく分かれているため、リノベーション・リフォームを実施する前に該当条件に該当するか確認しておくことが大切です。

空き家活用でお困りの所有者様、アキサポにご相談ください!

ここまででお伝えしてきたとおり、空き家のリノベーション・リフォームには多種多様なメリットがありますが、やはりまとまった費用がかかる点は無視できません。

確かに空き家関連の補助金や減税制度は用意されているものの、あくまで費用負担の一部を軽減するものであり、それだけでは十分なリノベーション・リフォームが難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。

私たちアキサポも、これまでさまざまな形で空き家の利活用に携わってきました。その中でも、やはり「リノベーション・リフォームに関する費用のお悩み」は大変多くの空き家所有者様から寄せられてきました。

そこでこの費用面のお悩みを解決するため、これまで培ったノウハウを活かして完成させたのが「0円ではじめられる空き家活用の仕組み」です。

大きなネックだったリノベーションはアキサポが全額負担。所有者様の自己負担0円でリノベーション工事を実施するだけでなく、空き家関連のノウハウを活かして、最適な空き家活用方法から利用者募集、管理までワンストップで対応する仕組みを実現しました。

アキサポの魅力

実際に、アキサポ独自のこの仕組みは多方面から評価をいただいており、外部機関による調査では空き家活用サービスとして3冠を達成しています。

アキサポ三冠図

空き家のリノベーション・リフォームでお悩みの方はもちろん、所有する空き家のベストな使い道が分からない方、空き家を貸したい・借りたい方など、空き家関連のお悩みを幅広くサポートしていますので、まずはお気軽にご相談ください。

空き家リノベーションまとめ

空き家は税金をはじめ、所有しているだけで管理・維持費が発生します。

さらに、管理の行き届いていない空き家は周辺環境への悪影響・倒壊・犯罪といったさまざまなリスクの原因となりますので、放置するのは得策ではありません。

いっぽうで効果的なリノベーションを実施すれば空き家活用の幅は広がり、リスクを軽減できるだけでなく資産価値を活かすことにもつながりますので、空き家を所有するメリットは大きくなるといえるでしょう。

もちろんそのために重要なリノベーションに関しては、今回ご紹介した「費用の問題」にくわえ、「効果的なリノベーションの難しさ」などを考慮すると、空き家活用の専門知識・ノウハウが豊富な専門家にまずは相談してみるのがベストでしょう。

アキサポでは「全額費用負担でのリノベーション工事」「賃借人・利用者の募集」など、「空き家活用」に必要なこと、面倒なことを広くカバーできるサービスを提供していますので、お気軽にお問い合わせください。