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2021.07.16

空き家リフォームは業者かDIYか|費用と時間を比較して解説

空き家をリフォームして活用したいと考えている方は多いと思います。売却や賃貸目的でも、住む目的でも、空き家を使い始めるには何かしらのリフォームが付きものです。

しかし、心配なのがリフォーム費用です。内装に加えて水回りや外構などもリフォームする場合、100万円単位の費用がかかってしまうため、少しでも安く抑えたいと思うはずです。

そこで候補に上がってくるのがDIY(セルフリノベーション)です。材料費だけでできるリフォームとして最近注目を集めており、メディアでも多く取り上げられています。

そこでこの記事では、業者リフォームとDIYの費用と時間を比較して紹介します。DIYでどれだけ節約できるのか、メリットとデメリットは何か、気になるポイントを解説します。

空き家をリフォームして活用・資産化しよう

全国には、簡易な手入れで活用可能な空き家が多くあります。

国土交通省の資料「空家等の現状について」によると、2013年の時点で、耐震性があり、腐朽や破損の無い住宅約103万戸のうち、48万戸(約46%)が「駅から1km以内で、簡易な手入れにより活用可能」だと報告されています

つまり、多くの空き家に活用の可能性があるということ。空き家は人が住んでいる住宅に比べて劣化が早いため、建物が健全なうちに活用することをおすすめします。

居住・賃貸・売却|空き家リフォームの目的は?

まずリフォームを始める前に、リフォームの目的を明確化しましょう。

主な目的は下記の3パターンが多いと思います。

  • 自己または親族の居住用
  • 賃貸による利活用
  • 売却

リフォームの目的が違うと、リフォーム箇所や求められるクオリティが変わってきます。

自己または親族の居住用なら、壁紙の張替えや簡単な修繕程度でもOKですが、賃貸による利活用の場合は、デザイン性やバリアフリー仕様などを必要とするケースも出てきます。

また、売却を目的とする場合でも、リフォームを済ませておくと買い手が見つかり安くなることが期待できます。

アキサポ」ならリフォーム費用0円で利活用可能

賃貸による利活用を目的とする場合、ぜひ検討していただきたのが弊社の空き家マッチングサービス「アキサポ」です。

アキサポ」は、空き家所有者様の持ち出し0円でご相談からマッチングまでを対応可能です。しかも、マッチングの条件としてリフォームが発生した場合でも、リフォーム費用は全額「アキサポ」が負担します。

つまり、空き家所有者様がすることは物件を貸すことだけ。マッチングが成立すれば月々賃料の一部を受け取ることもできますのでぜひご検討ください。

リフォーム前、バイク

リフォーム前

リフォーム後、バイク

リフォーム後

お金をかけてリフォーム会社に頼むか時間をかけてDIYするか

両手に家を持ち悩む男性

リフォームを考えたときに、リフォーム会社に頼むか、自分でDIYするかの2択が頭をよぎる方は多いと思います。最近ではDIYをする方も増えてきましたが、改めて両方のメリットとデメリットを見比べてみましょう。

  • リフォーム会社に頼む場合
    • メリット:仕上がりがきれい、施工が早い、自分の時間を使わなくていい
    • デメリット:費用が高額
  • 自分でDIYする場合
    • メリット:費用が安い、自由にできる、愛着がわく
    • デメリット:時間がかかる、仕上がりは個人の技量による

つまり、お金をかけてリフォーム会社に頼むか、時間をかけて自分でDIYするのかという選択となります。リフォームの目的や予算から、最適な方を選びましょう。

賃貸・売却目的の場合はリフォーム業者に頼もう

賃貸・売却を目的として空き家をリフォームする場合はリフォーム業者に頼むのが安心です。空き家を商品として扱うため、借り手・買い手が見つかりやすくなるためのリフォームをする必要があるからです。

また、不動産を売却した場合、その物件に後から問題が見つかることがあります。

この場合「契約不適合責任」という制度が適用され、引き渡された売買の目的物が種類・品質・数量に関して契約の内容に適合しない場合は、売主が買主に対して責任を負うこととなります。

DIYでリフォームをした場合、住宅の安全性に関する部分まで担保できない可能性があります。

安心・安全な取引をするためにも、賃貸・売却を目的とするリフォームは、専門のリフォーム業者に頼みましょう。

居住目的の場合はのんびりDIYもあり

自己または親族の居住を目的とする場合は、自分で好きにDIYするのもいいでしょう。自分でDIYをすると、自分のスケジュールに合わせてのんびりできますし、自分好みのデザインを取り入れることも可能です。

また、DIYなら材料や工具の購入費用だけで施工できるため、費用の大幅な節約も期待できます。

しかし、DIY初心者だと思ったように工事が進まなかったり、リフォームを完了させたい時期に間に合わない可能性もあるため、すべてのケースでおすすめできるわけではありません。

ただ、自分でDIYをすると愛着がわくため、リフォーム業者に頼む場合もあえて一部をDIYするのもいいかもしれませんね。

空き家リフォームの費用と期間

電卓とお金

空き家のリフォーム費用を、リフォーム会社に頼んだ場合とDIYした場合で比べてみましょう。リフォームは物件によって費用・期間にかなり差があるため、参考としてご覧ください。

リフォーム会社に頼んだ場合の費用と期間

リフォーム会社に頼んだ場合の費用は、リフォーム範囲や材料のグレードによって変動しますが、ある程度幅のある相場が存在します。

施工部分・施工内容費用相場
間仕切りの撤去7万~35万円
キッチン50万~150万円
トイレ20万~50万円
浴室50万~150万円
洗面所15万~50万円
リビング15万~150万円
ダイニング90万~120万円
フローリング/床60万~90万円
壁付けクローゼット設置10万~50万円
屋根30万~200万円
外壁50万~200万円
断熱25万~200万円
耐震50万~250万円

やはりキッチンや風呂といった、高額な製品を導入する箇所は高額になりやすく、また、屋根や外壁のように施工面積が大きい部分も高額になる傾向にあります。

フルリノベーションをする場合は多くの場合「1平方メートルあたり10万~20万円」に収まります。単価は施工面積が多い方が面積当たりの施工単価が下がる傾向にあります。これは、キッチンや風呂などに使う製品の価格が面積に占める割合が減るためです。

具体的な費用相場はこちらの記事をご覧ください。

空き家リノベーションの費用・事例・秘訣まとめ!活用のために知っておくべきこと

完了までの期間は、施工箇所が少ない場合でも最低1ヶ月前後見積もっておきましょう。仮に工事日数が1週間だとしても、着工までの事前準備や材料の調達に数週間かかることがあります。フルリノベーションをする場合は、設計と施工を合わせて3~6ヶ月ほどかかるケースが多いです。

自分でDIYした場合の費用と期間

DIYの費用相場は、業者が施工する場合にかかる「材料費」に近い額となります。ただ、業者と同じ材料を仕入れられない可能性があるというのは覚えておきましょう。

材料選びをする場合、安すぎる材料を選ぶと耐久性が低い場合があります。特に床のような荷重がかかる部分や水回りのような湿気がある部分は、耐久性を考慮した材料選びを心がけましょう。

また、DIYにかかる施工期間は、個人の技量やスケジュールに大きく左右されるため一概にこれくらいと言うのは難しいです。ただ、作業を続けているうちに技術も向上してくるため、長くやるほど手際は良くなる傾向にあります。

もし施工期間を短縮したいなら、電動工具を使うのがおすすめです。早く導入するほど時短効果が高まります。

リフォーム会社に頼む場合のポイント3つ

相談するリフォーム会社社員

リフォーム会社に頼む場合、費用や施工期間の主導権は業者側にあります。「安くしてほしい」「急いでほしい」と言っても限度があります。

そこで大事になってくるのが、提示された条件を精査することです。一見妥当な内容でも、内容をひも解いてみると改善点やおかしい点が見つかることがあります。

ここでは、業者から提示された条件を精査するためのポイントを3つ紹介します。

見積もりは複数の業者から取る

見積もりは必ず2社以上から、できれば3社以上から取りましょう。

工事にかかる人件費や材料費が異なるのはもちろん、工法から違うケースもあるため、業者間で見積もり金額が大きく異なる可能性があります。

また、業者はそれぞれ得意なジャンルがあったり、独自商品を持っていたりします。A社でできた工事がB社ではできなかったり、B社で取り扱っていた商品がA社では無かったりといったことはよくあることです。

複数の業者から見積もりを取り、価格・工法・商品のバランスを見ながら契約する業者を決定しましょう。

不要な工事が含まれていないか確認する

費用を抑えるには、不要な工事を排除することも大切です。まだ使える部分が工事範囲に含まれていたり、不要な付帯工事が含まれていたりしないかよく確認しましょう。

例えば、便器を交換する際に、配管の交換や周辺のタイル交換が必要になるケースがあります。ただ、合わせて壁紙も交換が必要かと言ったら必ず必要なわけではありません。

合わせて交換すれば仕上がりはよくなりますが、なるべく費用を抑えたいなら壁紙交換は無しにする選択肢も上がってきます。

もしくは、壁紙だけDIYで対応するというのもいいかもしれませんね。

材料のグレードは妥当か確認する

壁紙や床材、屋根材、壁材など、ほとんどの材料にはグレードがあります。グレードが高いと耐久性が高かったり、汚れが付きにくかったりといろいろなメリットがありますが、それだけ価格も高くなります。

そのため、材料のグレードは目的に合わせて最適なものを選択する必要があります。

例えば、向こう30年を見越してリフォームをするならグレードの高い材料を使うのもアリです。最近では30年保証をうたった外壁材も存在し、将来発生する修繕費用を節約するために導入する人も増えています。

しかし、使用期間が短期的になる可能性があるリフォームなら、必要以上に性能の良い材料を入れる必要はありません。将来的に建替えを検討している場合や賃貸に出すことを検討している場合、最低限のグレードを選択するのもありでしょう。

自分でDIYをしてリフォームする際のポイント3つ

設計図作成中

自分でDIYをする場合は、便利な物や知識は積極的に取り入れることと、個人でできる範囲には限度があることを意識しましょう。

DIYは自由とは言え、思いつきで工事をしてはなかなかリフォームも終わりません。下準備をしっかりして、急がば回れを頭に入れて工事に取り掛かりましょう。

工具は最初にある程度揃えておく

工具を持っていない場合、先々のことを考えてある程度工具は揃えておきましょう。

用意しておきたい工具は下記のとおりです。

  • 必須
    • 作業台
  • 手動工具
    • ハンマー
    • バール
    • ハンドソー
    • クランプ
    • ノギス
    • メジャー
    • 水平器
    • 丸ノコ定規
    • 差し金
    • スケールペンチ
    • ドライバーセット
  • 電動工具
    • 丸ノコ
    • 電動ジグソー
    • セイバーソー
    • 電動ヤスリ(オービットサンダー)
    • 電動ドライバ(インパクトドライバ)
    • フィニッシュネイラ
    • レーザー距離計
  • 清掃用品
    • 吸引力の強いコードレスクリーナー

電動工具は長期的に工事をすることを考えると、早めに導入しておきたいアイテムです。手動よりもかなり時短になるため、工期の短縮にも繋がります。

一通りそろえるだけでかなり費用が掛かってしまいますので、リフォーム範囲が狭い場合は、業者に依頼した方が安く上がることもありえます。

設計・仕様を決めてから工事に取り掛かる

工事をはじめるときは、必ず設計図を引き、材料の仕様を決めてから取り掛かりましょう。

行き当たりばったりで工事を始めると、後から何かしらの不具合が生じることが多いです。

例えば、材料の規格を調べずに工事を行ったことで材料がフィットしなかったり、材料同士の規格が合わず組立てられなかったりといったことがよくあります。

住宅にはほとんどの場合、建築確認を取得したときの設計図があります。そこに住宅の間取りや材料の企画も記載されていますので、まずは昔の図面をベースに設計・仕様を決定するところから始めましょう。

DIYできる部分とできない部分を明確化する

配管や電気などの危険な場所や、柱や壁といった建物の安全性に関わる部分など、DIYでできない部分はあらかじめ明確にしておきましょう。

一般的にDIYできない部分は下記のとおりです。

  • 電気配線
  • 給水設備
  • 排水設備
  • ガス工事
  • キッチンやバスの製品交換
  • 柱や壁など建物の構造に関する部分
  • 家の間取りを変える工事
  • 増改築に該当する工事

電気・給排水設備・ガスの工事は素人が行うと大変危険なため、かならず業者に依頼しましょう。

また、キッチンやバスに使う製品交換は難易度が高く給排水工事も関係するため、DIYでやるのは困難です。

建物の構造に関する工事・間取りを変更する工事・増改築に該当する工事は、建築基準法に関係する工事です。建物の種類や規模によっては、構造計算が必要だったり、建築確認申請が必要だったりするため、業者に依頼しましょう。

「DIY面白そうだな…」という方、なんと弊社の空き家マッチングサービス「アキサポ」には、自らDIYした物件に住んでいる担当者もいます。実際にDIY物件に住んでいるからこその生の声を聞けるのも「アキサポ」ならではですね。

DIYで生まれる新たな価値―自らもDIY物件に住む担当者が語る、DIYの魅力

空き家のリフォームに使える助成金

空き家に限らず、住宅をリフォームする場合は目的別に給付金が支給されます。リフォームの方法を決めたら、該当する補助金が無いか忘れずにチェックしましょう。

リフォームに使える主な給付金は下記の4種類です。

  • 「介護保険における住宅改修」補助金
    • 支給対象:手すりやスロープの設置などバリアフリー化工事
    • 支給額:支給限度基準額20万円の9割(18万円)を上限に支給

介護保険における住宅改修(厚生労働省)

バリアフリー改修に係る所得税額の特別控除(国土交通省)

  • 「耐震診断・耐震改修」補助金
    • 支給対象:耐震診断及び耐震改修のための工事
    • 支給額:自治体による

住宅・建築物耐震改修補助事業(国土交通省)

耐震改修に係る所得税の特別控除(国土交通省)

  • 長期優良住宅化リフォーム補助金
    • 支給対象:住宅を「長期優良住宅」にするための工事
    • 支給額:評価基準型100万円(150万円)、認定長期優良住宅型200万円(250万円)、高度省エネルギー型250万円(300万円)

※( )内の金額は別途条件を満たした場合

長期優良住宅化リフォーム推進事業(国立研究開発法人 建築研究所)

  • その他自治体のリフォーム補助金
    • 支給対象:自治体に居住する住民のリフォーム工事
    • 支給額:自治体による

「介護保険における住宅改修」補助金、「耐震診断・耐震改修」補助金、長期優良住宅化リフォーム補助金は、特定の目的がある補助金ですが、自治体によるリフォーム補助金は、リフォームを目的としていれば特別な条件無しにもらえるケースがほとんどです。

アキサポ」ならお金も時間もかからず空き家を資産化

空き家のリフォームは、リフォーム会社に頼んでも自分でDIYをしても一長一短。お金と時間のどちらを優先するかによって選択肢が変わってきます。

しかし、お金と時間のどちらもかからない空き家リフォームの方法が存在します。それは弊社の空き家マッチングサービス「アキサポ」です。

アキサポ」は空き家所有者様の持ち出し0円で利活用のマッチングができるサービスです。窓口もワンストップで完結しますので、お金も時間もかけることなく利活用が可能です。

一見うますぎる話にも思えますが、弊社は空き家所有者様と空き家利用者様を繋ぐお手伝いをしているにすぎません。元々空き家には利活用可能な価値があり、需要を見つけさえすれば、マッチングは成立するのです。

少しの手入れで資産家できる空き家はたくさんあります。空き家のリフォームを考えたら、まず「アキサポ」に一度ご相談ください。