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公開日:2021.07.16 更新日:2023.10.20

【事例多数】空き家のリフォームは自己負担0円で賃貸!業者やDIYと徹底比較!

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空き家のリフォーム方法は、リフォーム後の使い道を見越して考える必要があります。特に、空き家を収入につなげたい場合は低予算で収めたい方が多いでしょう。そんな方におすすめなのが、空き家をリフォームして賃貸する方法です。

継続収入につながるうえ、空き家の資産価値も上がります。そこでこの記事では、空き家をリフォームして貸し出す方法を解説します。加えて、リフォームを自己負担0円で実現する方法も紹介していきます。

空き家リフォーム・リノベーションの3つの目的

空き家を賃貸用にリフォームする方法を解説する前に、リフォーム・リノベーションの目的を振り返ってみましょう。主な目的として下記の3パターンがあります。

・居住用
・売却
・賃貸

居住用は、自分で利用する目的なので、自分が必要な範囲でリフォーム・リノベーションをすればよいですが、売却と賃貸は買い手・借り手がいる話なのでそうはいきません。特に賃貸は、継続的に住み続けてもらうために住み心地の良い空間を提供する必要があります。

では、居住用、売却、賃貸を目的としたリフォーム・リノベーションはそれぞれどのような特徴があるのでしょうか。簡単に比較してみましょう。

1.居住用

居住用にリフォーム・リノベーションをする場合、予算や施工範囲は必要に応じて自由に決められます。「住めれば問題無い」という場合は、最低限の修繕や部品交換で済みますし、「使い心地を改善したい」という場合は、数百万円単位の予算がかかるケースもあるでしょう。

2.売却(中古戸建)

売却を目的にする場合、まず空き家が売れないと意味がありません。そのため、空き家が売れやすくなるように、水回りをきれいにしたり、壁や床を張り替える等の工事が必要になります。

ただ、物件価格が安い場合、リフォーム・リノベーションに費用をかけすぎると利益が少なくなってしまいます。物件価格と照らし合わせながら、効果的な工事をピンポイントで行っていく必要があります。

以下の記事で空き家の売却方法や気を付けたいポイントについて解説しています。売却も視野に入れている方はこちらもご一読ください。

3.賃貸

賃貸を目的にする場合、入居者が入りやすく、また、長期的な入居を実現するためのリフォーム・リノベーションが必要になります。賃貸は、うまくいけば長期的な定期収入をもたらしてくれる「資産」を獲得できる方法です。

ただ、借り手がつかなければただの空き家と変わりありません。どうしたら借り手がついてくれるか、リフォーム・リノベーションの方針を不動産会社としっかり話し合って決めましょう。お金をかける所はしっかりかけて、将来の収入に繋げましょう。

ちなみに、以下の記事では相続した実家を賃貸に出す方法を解説しています。ご実家の賃貸を検討されている方はこちらもご一読ください。

空き家リフォーム・リノベーションの3つの手段

ここからは、空き家のリフォーム・リノベーションの具体的な解説をしていきます。主な方法は、代表的なものとして以下の3つがあります。

1.リフォーム業者へ依頼
2.自分でDIY
3.「アキサポ」で自己負担0円で賃貸

これらの手段を選ぶときのポイントとしては、自身の時間やスキル、予算などの条件を考慮することです。どの方法がベストということはなく、より自分に合った方法を選ぶのが正解に近いといえます。

ちなみに、時間やスキル、予算の用意が難しい場合は、3の「アキサポ」を選ぶのがおすすめです。では、それぞれどのような場合に選ぶべきなのか見ていきましょう。

1.リフォーム業者へ依頼

リフォーム業者へ依頼する方法は、住宅メーカーや工務店といった、専門業者に依頼して施工してもらいます。空き家になった住宅を建てたメーカーや工務店に頼んでもよいですし、別の業者に依頼しても問題ありません。

業者によって施工スタイルや得意な物件が異なるほか、扱っている材料や技術も異なります。リフォーム・リノベーションにこだわりたい場合、自分の希望通りの仕上がりになる業者を選ぶことが重要です。

2.自分でDIY

材料や工具などの用意から施工まで自分で行う方法です。近年、中古住宅を安く購入してDIYを楽しむ方は増えており、空き家の問題解決だけでなく、レジャーとしての側面も持っています。

DIYは、自分の技術と時間、材料次第でどんな仕上がりにもできます。逆に言えば、これらが不十分だと思った仕上がりにならない可能性もあります。

また、業者に依頼するよりも時間がかかるため、ゆっくりと工期を定めずに施工する前提で考えるのがよいでしょう。

3.「アキサポ」で自己負担0円で賃貸

3つの方法の中で特におすすめなのが、「アキサポ」に相談することです。

「アキサポ」とは、空き家オーナーと利用希望者をマッチングする空き家活用サービスです。アキサポが両者の間に入り、活用プランのご提案や利用希望者の募集、必要なリノベーション工事などを行います。

このとき、オーナー様の自己負担は0円(※)でOK。利用者からの賃料の一部をオーナー様にも還元します。

※建物の状況等によっては、一部費用のご負担をお願いする場合がございます。

3つの手段のメリット・デメリット / 費用相場を徹底比較

お金や電卓、家の見取り図

ここからは、1.リフォーム業者へ依頼・2.自分でDIY・3.「アキサポ」で自己負担0円で賃貸のメリットデメリット及び費用相場を比較して紹介します。先の見出しで「アキサポ」が予算面で優れているのは分かりましたが、実際どれくらいの差があるのでしょうか?

また、アキサポは自己負担0円(※)でもしっかりプロの仕事による施工を受けられます。その面からも、アキサポの優位性をチェックしてみましょう。

※建物の状況等によっては、一部費用のご負担をお願いする場合がございます。

1.リフォーム業者へ依頼した場合のメリット・デメリットと費用相場

メリット・デメリット

リフォーム業者に依頼するメリットは、経験と知識を持ったプロに設計から材料、施工を任せられるため、質の高い仕上がりを期待できることです。

また、空き家が古い場合、耐震基準や老朽化した箇所の安全確認も依頼できるので、安全面においても安心です。

一方デメリットは、その分費用が高い傾向にあることです。特に、施工範囲が広い場合、見積もり額が1,000万円前後まで膨らむケースもあります。

費用相場

リフォーム会社に頼んだ場合の費用は、リフォーム範囲や材料のグレードによって変動しますが、ある程度幅のある相場が存在します。

施工箇所施工内容及び費用相場(万円)
屋根・スレート屋根の塗り替え(戸建て):20~80
・金属屋根の重ね葺き(戸建て):90~250
・瓦屋根の交換(戸建て):70~120
外壁・外壁材の重ね塗り(戸建て):50~150
・サイディングの上貼り(戸建て):80~200
・内窓の追加:6~12
・シャッター式雨戸への交換(戸建て):70~150
内壁・壁クロスの貼り換え:6~30
・壁クロスの珪藻土化:18~30
・畳の交換:6~12
・畳のフローリング化:15~60
・畳クロスの貼り換え:6~30
・段差の解消:8~20
トイレ・温水洗浄便座の設置:8~16
・トイレ全体の改装(タンク式):20~100
・タンクレストイレへの交換:30~50
浴室・バスタブの交換:14~20
・システムバスの交換(マンション):50~100
・システムバスの交換(戸建て):60~150
・高効率給湯システムの設置:55~100
洗面所・洗面化粧台の交換:20~50
・洗面所の改装:20~100
キッチン・IHコンロへの交換:18~80
・ガス給湯器の交換:20~50
・システムキッチン(I型)の交換:40~80
・システムキッチンの交換(壁付→対面):75~200
・キッチン全体のリフォーム:80~400
・アイランドキッチン:300~450
居室系内装・オール電化への改修:100~200
・床暖房の敷設:50~150
・リビングに収納棚を作る:40~90
・和室の洋室化:50~200
・和室の洋室化(バリアフリー仕様):70~300
・ダイニングの改修:100~200
・リビングの改修:200~400
・天然素材を用いた室内全体のエコリフォーム:300~1,000
・ホームシアター:300~500
その他内装・火災報知機の取り付け:4~10
・手すりの設置:1~20
・モニタ付きインターホンの設置:8~16
・廊下の改修:20~100
・階段の改修:20~100
・バルコニーの改修(マンション):20~100
・バルコニーの改修(戸建て)20~200
その他外装・雨どいの交換(戸建て):5~40
・シロアリ防止処理(戸建て):15~30
・耐震補強(金物仕様/戸建て):20~60
・玄関の改装(戸建て):20~150
・耐震補強(基礎から/戸建て)100~200
外構・ウッドデッキの新設(戸建て):10~80
・太陽光温水システム(戸建て):20~80
・太陽光発電システム(戸建て):200~300
間取りや建物全体に関すること・2室を1室にまとめる:50~80
・増築:300~2,000・躯体以外の部分を前面リフォーム:500~2,500
・建物の一部を賃貸部屋化:800~2,000
・二世帯住宅化:800~2,500
・減築:800~2,600
・古民家再生:1,200~3,000
・曳き家・移築:800~

出典:部位別リフォーム費用一覧(国土交通省)

キッチンや風呂といった、高額な製品を導入する箇所や屋根や外壁のように施工面積が大きい部分が高額になりやすいです。

フルリノベーションでは、「1㎡あたり10万~20万円」に収まるケースが多いです。これは、施工面積が多い方が面積当たりの施工単価が下がる傾向にあるためです。

完了までの期間は、施工箇所が少ない場合でも最低1ヶ月前後見積もっておきましょう。仮に工事日数が1週間だとしても、着工までの事前準備や材料の調達に数週間かかることがあります。フルリノベーションをする場合は、設計と施工を合わせて3~6ヶ月程度かかるケースが多いです。

2.自分でDIYした場合のメリット・デメリットと費用相場

メリット・デメリット

自分でDIYをするメリットは、予算を抑えつつも自分の好みに合わせた空間を創り出せる点です。一方デメリットは、DIYに時間と労力が必要であり、同時に専門的な知識や技術が必要なことです。また、工具や材料を自分で揃える手間も忘れてはいけません。

ちなみに、壁や柱、屋根などの主要構造部に手を付ける場合、建築確認の許可が必要になる場合があります。自分で手を付ける前に、必ず市区町村役場の建築窓口に必要な手続きを確認しましょう。

費用相場・期間

DIYの費用相場は、業者が施工する場合にかかる「材料費」に近い額となります。ただ、業者と同じ材料を仕入れられない可能性があるというのは覚えておきましょう。

材料選びをする場合、安すぎる材料を選ぶと耐久性が低い場合があります。特に床のように荷重がかかる部分や水回りのように湿気がある部分は、耐久性を考慮した材料選びを心がけましょう。

また、DIYにかかる施工期間は、個人の技量やスケジュールに大きく左右されるため一概にこれくらいと言うのは難しいです。ただ、作業を続けているうちに技術も向上してくるため、長くやるほど手際は良くなる傾向にあります。

もし施工期間を短縮したいなら、電動工具を使うのがおすすめです。早く導入するほど時短効果が高まります。

3.「アキサポ」で自己負担0円で賃貸した場合のメリット・デメリットと費用相場

メリット・デメリット

アキサポのメリットは、なんといっても自己負担0円(※)で空き家のリノベーションを実現し、賃貸に出せることです。アキサポの費用負担でリノベーションをしてから貸し出すため、オーナー様は予算を用意する必要がありません。さらに、利用者からの賃料の一部をオーナー様に還元しますので、継続収入にも繋がります。

また、空き家を専門に取り扱ってきた実績がある点も、大きなメリットです。市場調査や工事内容の企画など、あなたの空き家に最適なプランをご提案します。

デメリットとしては、空家の賃料を全額自分のものにできない点があります。しかし、空き家の管理に関することはすべてアキサポが対応しますので、オーナー様は何もしなくても毎月一定額が得られるというのは魅力的ではないでしょうか。

※建物の状況等によっては、一部費用のご負担をお願いする場合がございます。

費用相場・期間

「アキサポ」に依頼する場合の費用相場は、自己負担0円(※)です。

自己負担0円(※)で実現できる理由は、アキサポのビジネスモデルにあります。アキサポの収益は、空き家を貸し出したあとに、月々の賃料から補てんされます。

リノベーション費用をあとから回収するわけですが、回収先は空き家の借主であり、オーナー様には請求しません。

つまりアキサポは、自己負担0円(※)で空き家賃貸を始めることができ、継続収入にも繋げられるサービスなのです。時間やスキル、予算の用意が難しい方はぜひご相談ください。

※建物の状況等によっては、一部費用のご負担をお願いする場合がございます。

アキサポに相談してみる

3つの手段を一括比較

先の見出しで解説した3つの手法を、1つの表にまとめました。見比べてみると、アキサポで自己負担0円(※)で賃貸する方法が、メリットと費用相場の面で突出しているのが分かります。

※建物の状況等によっては、一部費用のご負担をお願いする場合がございます。

方法メリットデメリット費用相場施工期間
リフォーム業者へ依頼・質の高い仕上がりが期待できる・安全面も安心・費用が高い・施工箇所の範囲や部材のグレードによる・フルリノベーションの場合、1㎡あたり10万~20万円・3~6カ月
自分でDIY・自分好みに作れる・予算を抑えられる・時間や労力、専門的知識・技術が必要・工具や材料を自分で揃える必要がある・施工に必要な材料費に近い額・自分のスケジュールや技術などによる
アキサポで自己負担0円で賃貸・自己負担0円でリノベーションができる・継続収入が得られる・賃料を全額自分のものにできない・0円(※)・案件によって異なる

ほか2つの方法は、費用とクオリティの面で対比的な存在になっています。クオリティを優先するのであればリフォーム業者を、費用を優先するのであればDIYが適しているといえます。

ただ、予算や希望工期もあると思いますので、施工条件を踏まえてから選ぶ必要があります。

空き家リフォームの目的に応じたおすすめ手段を解説

空き家の使用例フローチャート

前見出しで解説した3つの手法をまとめると、上図のようになります。居住用・売却・賃貸の3つの目的から、リフォーム・リノベーションに求める2つの条件で絞り込んでいくと、DIY・業者に依頼、「アキサポ」の中でどれが適しているかが分かります。

もちろん、費用をかけて品質にこだわった方が良い仕上がりになりますが、費用が高くなればそれだけ費用回収のリスクも高くなるため、大きく稼ぐ必要がない方は、安全性と収益性を兼ね備えた「アキサポ」がおすすめと言えるでしょう。

また、DIYという選択肢は、あくまで個人で楽しむための選択肢として考えておいた方がよいでしょう。売却や賃貸を目的とする場合、安全性や快適性を担保することが、オーナーの責任として求められます。

リフォーム会社に頼む場合のポイント

話をする男女

リフォーム会社に頼む場合、費用や施工期間の主導権は業者側にあります。「安くしてほしい」「急いでほしい」と言っても限度があります。

そこで大事になってくるのが、提示された条件を精査することです。一見妥当な内容でも、内容をひも解いてみると改善点やおかしい点が見つかることがあります。

ここでは、業者から提示された条件を精査するためのポイントを3つ紹介します。

1.見積もりは複数の業者から取る

見積もりは必ず2社以上から、できれば3社以上から取りましょう。

工事にかかる人件費や材料費が異なるのはもちろん、工法から違うケースもあるため、業者間で見積もり金額が大きく異なる可能性があります。

また、業者はそれぞれ得意なジャンルがあったり、独自商品を持っていたりします。A社でできた工事がB社ではできなかったり、B社で取り扱っていた商品がA社では無かったりといったことはよくあることです。

複数の業者から見積もりを取り、価格・工法・商品のバランスを見ながら契約する業者を決定しましょう。

2.不要な工事が含まれていないか確認する

費用を抑えるには、不要な工事を排除することも大切です。まだ使える部分が工事範囲に含まれていたり、不要な付帯工事が含まれていたりしないかよく確認しましょう。

例えば、便器を交換する際に、配管の交換や周辺のタイル交換が必要になるケースがあります。ただ、合わせて壁紙も交換が必要かと言ったら必ず必要なわけではありません。

合わせて交換すれば仕上がりはよくなりますが、なるべく費用を抑えたいなら壁紙交換は無しにする選択肢も上がってきます。

もしくは、壁紙だけDIYで対応するというのもいいかもしれませんね。

3.材料のグレードは妥当か確認する

壁紙や床材、屋根材、壁材など、ほとんどの材料にはグレードがあります。グレードが高いと耐久性が高かったり、汚れが付きにくかったりといろいろなメリットがありますが、それだけ価格も高くなります。

そのため、材料のグレードは目的に合わせて最適なものを選択する必要があります。

例えば、向こう30年を見越してリフォームをするならグレードの高い材料を使うのもアリです。最近では30年保証をうたった外壁材も存在し、将来発生する修繕費用を節約するために導入する人も増えています。

しかし、使用期間が短期的になる可能性があるリフォームなら、必要以上に性能の良い材料を入れる必要はありません。将来的に建替えを検討している場合や賃貸に出すことを検討している場合、最低限のグレードを選択するのもありでしょう。

自分でDIYをしてリフォームする際のポイント

家の間取り図を確認する様子

自分でDIYをする場合は、便利な物や知識は積極的に取り入れることと、個人でできる範囲には限度があることを意識しましょう。

DIYは自由とは言え、思いつきで工事をしてはなかなかリフォームも終わりません。下準備をしっかりして、急がば回れを頭に入れて工事に取り掛かりましょう。

工具は最初にある程度揃えておく

工具を持っていない場合、先々のことを考えてある程度工具は揃えておきましょう。

用意しておきたい工具は下記のとおりです。

・必須
〇作業台
・手動工具
〇ハンマー
〇バール
〇ハンドソー
〇クランプ
〇ノギス
〇メジャー
〇水平器
〇丸ノコ定規
〇差し金
〇スケールペンチ
〇ドライバーセット
・電動工具
〇丸ノコ
〇電動ジグソー
〇セイバーソー
〇電動ヤスリ(オービットサンダー)
〇電動ドライバ(インパクトドライバ)
〇フィニッシュネイラ
〇レーザー距離計
・清掃用品
〇吸引力の強いコードレスクリーナー

電動工具は長期的に工事をすることを考えると、早めに導入しておきたいアイテムです。手動よりもかなり時短になるため、工期の短縮にも繋がります。

一通りそろえるだけでかなり費用が掛かってしまいますので、リフォーム範囲が狭い場合は、業者に依頼した方が安く上がることもありえます。

設計・仕様を決めてから工事に取り掛かる

工事をはじめるときは、必ず設計図を引き、材料の仕様を決めてから取り掛かりましょう。

行き当たりばったりで工事を始めると、後から何かしらの不具合が生じることが多いです。

例えば、材料の規格を調べずに工事を行ったことで材料がフィットしなかったり、材料同士の規格が合わず組み立てられなかったりといったことがよくあります。

住宅にはほとんどの場合、建築確認を取得したときの設計図があります。そこに住宅の間取りや材料の企画も記載されていますので、まずは昔の図面をベースに設計・仕様を決定するところから始めましょう。

DIYできる部分とできない部分を明確化する

配管や電気などの危険な場所や、柱や壁といった建物の安全性に関わる部分など、DIYできない部分はあらかじめ明確にしておきましょう。

一般的にDIYできない部分は下記のとおりです。

・電気配線
・給水設備
・排水設備
・ガス工事
・キッチンやバスの製品交換
・柱や壁など建物の構造に関する部分
・家の間取りを変える工事
・増改築に該当する工事

電気・給排水設備・ガスの工事は素人が行うと大変危険なため、かならず業者に依頼しましょう

また、キッチンやバスに使う製品交換は難易度が高く給排水工事も関係するため、DIYでやるのは困難です。

建物の構造に関する工事・間取りを変更する工事・増改築に該当する工事は、建築基準法に関係する工事です。建物の種類や規模によっては、構造計算が必要だったり、建築確認申請が必要だったりするため、業者に依頼しましょう。

「DIY面白そうだな…」という方、なんと弊社の空き家マッチングサービス「アキサポ」には、自らDIYした物件に住んでいる担当者もいます。実際にDIY物件に住んでいるからこその生の声を聞けるのも「アキサポ」ならではですね。

空き家のリフォームに使える補助金、助成金制度

空き家に限らず、住宅をリフォームする場合は目的別に給付金が支給されます。リフォームの方法を決めたら、該当する補助金が無いか忘れずにチェックしましょう。

リフォームに使える主な給付金を一部ご紹介します。

・「介護保険における住宅改修」補助金
〇支給対象:手すりやスロープの設置などバリアフリー化工事
〇支給額:支給限度基準額20万円の9割(18万円)を上限に支給

介護保険における住宅改修(厚生労働省)

バリアフリー改修に係る所得税額の特別控除(国土交通省)

・「耐震診断・耐震改修」補助金
〇支給対象:耐震診断及び耐震改修のための工事
〇支給額:自治体による

住宅・建築物耐震改修補助事業(国土交通省)

耐震改修に係る所得税の特別控除(国土交通省)

・長期優良住宅化リフォーム補助金
〇支給対象:住宅を「長期優良住宅」にするための工事
〇支給額:評価基準型100万円(150万円)、認定長期優良住宅型200万円(250万円)、高度省エネルギー型250万円(300万円)

※( )内の金額は別途条件を満たした場合

長期優良住宅化リフォーム推進事業(国立研究開発法人 建築研究所)

・その他自治体のリフォーム補助金
〇支給対象:自治体に居住する住民のリフォーム工事
〇支給額:自治体による

「介護保険における住宅改修」補助金、「耐震診断・耐震改修」補助金、長期優良住宅化リフォーム補助金は、特定の目的がある補助金ですが、自治体によるリフォーム補助金は、リフォームを目的としていれば特別な条件無しにもらえるケースがほとんどです。

【事例】アキサポを利用した空き家リフォームの成功事例

アキサポでは数多くの空き家リフォームの実績があります。

少しでも無料での空き家リフォームに関心がありましたら、ぜひ一度弊社の空き家活用事例一覧をご覧いただければと思います。

ここでは事例を3つご紹介します。

事例1:7年以上借り手が見つからなかった空き家は現況を活かした新たな賃貸住宅へ

新たな賃貸住宅への変身
建築年月1963年11月
延床面積79.33㎡
構造木造2階建
活用事例賃貸住宅

築58年の木造2階建の空き家物件は7年以上借り手が見つかっていませんでした。

キッチンや浴室等の水回りを中心とした古い設備の交換、間取り変更など、使い勝手を意識し、現況を活かしたまま内装全体をリノベーションしています。

所有者様の悩みの種となっていた庭の植木を伐採し、駐輪場としても使えるスペースを確保しました。その結果、所有者様には、家が息を吹き返し管理の負担も大幅に軽減したと喜んでいただけました。

事例の詳細はこちら

事例2:空き家になった大切な自宅は新たな賃貸住居へ

綺麗な和室への変身
築年数昭和61年築
延床面積68.72㎡
構造木造瓦葺2階建
活用事例住居

昭和61年築の木造瓦葺2階建の物件。

空き家になった大切な自宅が劣化しないよう、10年間欠かさず換気や掃除をしに通った所有者ご夫婦。 ご夫婦のお手入れのおかげで10年間空き家だったとは思えないほど建物の状態が良く、大切にしてきた家の雰囲気は残してほしいと いう要望もいただいていたため、水廻りなど必要最低限のみリフォームを行いました。

入居していただいた新しいご家族の方々からは、所有者ご夫婦が⾧年かけて造りあげたご近所付き合いのおかげですぐにご近所の方と打ち解けることができ、とても貴重な経験をさせてもらっていると嬉しいお声もいただいています。

事例の詳細はこちら

事例3:無垢材で建築したこだわりの家は大反響の賃貸住宅へ

大反響の賃貸住宅へ変身
建築年月2004年3月
延床面積約93.56㎡
構造木造2階建
活用事例賃貸住宅

築18年の木造2階建の空き家になって4年が経過したこだわりの無垢材の注文住宅。

「大人の秘密基地」をテーマにして、ボルダリングスペースやシアタールーム、ペット用の屋内シャワースペースなどを設けていたお家を一部修繕し賃貸住宅として募集したところ、なんと2週間で何組ものお申し込みをいただきました。

現在は、愛犬家のご家族にご入居いただいています。

事例の詳細はこちら

まとめ

空き家のリフォーム・リノベーションは、目的や予算に応じて方法を選ぶのがおすすめです。特に、予算面の課題に関して、「アキサポ」を活用して自己負担0円(※)で実現する方法は、メリットが大きいといえるでしょう。

業者に依頼したり、自分でDIYしたりする方法も、それぞれクオリティや費用面のメリットがありますが、どうしても初期費用や時間などを用意できる前提条件が求められます。

空き家のリフォーム・リノベーションをご検討の方は、、自己負担0円(※)から始められる「アキサポ」にぜひご相談ください。空き家を専門に取り扱ってきたノウハウから、最適なプランをご提案します。

※建物の状況等によっては、一部費用のご負担をお願いする場合がございます。

アキサポに相談してみる