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公開日:2022.10.11 更新日:2026.06.05

東京都の空き家活用・探し方のコツ!相場や補助金制度【2026】

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東京都の空き家数は、2023年時点で約90万戸(空き家率10.9%)と過去最多を更新しており、総数では引き続き全国1位です。人口が多く住宅需要も高い東京は、空き家探しに適したエリアといえます。

この記事では、東京都の空き家事情とあわせて、空き家活用・購入のコツや助成制度を解説します。

東京都における空き家問題の現状

東京都は日本の中心となる土地で、勤務先や日常的な買い物などでも便利です。

人口が全国の中でもいちばん多く、それだけに東京都は住宅の数が多く、最新の調査(2023年時点)で全国1位の約820万戸もの住宅があります。2位の大阪府の約493万戸を大きく引き離す数字です。
住宅の数が多いと、比例して空き家の数も多くなります。まずは東京都内の空き家に関する現状を見ていきましょう。

東京都における空き家数・空き家率の推移

※総務省「住宅・土地統計調査」の最新結果に基づき作成

2013年(平成25年)
空き家数: 81.7万戸 / 空き家率: 11.1%
2018年(平成30年)
空き家数: 81.3万戸 / 空き家率: 10.6%
【最新基準】2023年(令和5年)
空き家数: 89.7万戸 / 空き家率: 10.9%

一時的に微減傾向を見せていた東京都の空き家問題ですが、直近の調査では一転して過去最多の89万6,500戸(約90万戸)へと大きく増加しています。空き家率も10.9%に上昇しており、全国1位の空き家数を有する東京都において、適切な管理や早期の有効活用対策が一段と強く求められる状況となっています。

出典:空き家数及び空き家率の推移|東京都総務局統計部

令和5年住宅・土地統計調査によると、東京都の空き家数は89万6,500戸(約90万戸)に達し、空き家率は10.9%に上昇しています。平成30年(2018年)時点の約81万戸(空き家率10.6%)と比較しても、空き家数はさらに増加傾向にあります。

東京都の空き家率の推移と全国での立ち位置

総務省「住宅・土地統計調査」の最新データに基づく比較

東京都の空き家数・率の推移
2013年(平成25年) 81.7万戸 (11.1%)
2018年(平成30年) 81.3万戸 (10.6%)
2023年(令和5年)最新 89.7万戸 (10.9%)

過去数十年の長期推移において、東京都の空き家率は10%台の横ばい傾向が続いていましたが、直近の調査では一転して空き家数が過去最多の約90万戸近くまで急増しています。

空き家率の低い都道府県(最新)
1 沖縄県 9.3%
2 東京都 10.9%
3 神奈川県 11.0%

東京都の「空き家率(割合)」自体は全国で2番目に低い水準ですが、分母となる住宅総数が圧倒的に多いため、「空き家の総戸数」においては全国第1位という歪な市場構造になっています。

⚠️
【データ解釈の注意点】東京は住宅需要が高く空き家率の数字は低く見えますが、放置された一戸建てや買い手・借り手のつかない古いストック物件の絶対数は日本で最も多いため、隠れた優良空き家物件を見つけ出し、賢く活用するポテンシャルが非常に高いエリアと言えます。

出典:総務省統計局「平成25年住宅・土地統計調査」

東京都の空き家数 上位10市区町村(最新調査)

順位自治体名空き家数(戸)住宅総数(戸)
1世田谷区58,850541,000
2大田区48,880451,460
3足立区43,850402,630
4板橋区42,490363,490
5八王子市33,650303,470
6豊島区29,810213,800
7葛飾区29,420249,950
8新宿区29,180261,030
9中野区28,620236,250
10北区25,460213,930

東京都の空き家率 上位10市区町村(最新調査)

順位自治体名空き家率(%)放置空き家数(戸)
1豊島区13.94%1,830
2港区13.69%2,550
3清瀬市13.63%1,020
4国立市13.49%790
5府中市12.97%4,960
6荒川区12.90%5,230
7千代田区12.56%580
8瑞穂町12.30%790
9中野区12.11%1,920
10立川市12.04%2,070

【最新データ比較】東京の空き家「数」と「率」のトップ3

※総数が最も多いエリアと、割合が最も高いエリアは異なります

空き家数(ボリューム)が多い区
1位 世田谷区 58,850戸
2位 大田区 48,880戸
3位 足立区 43,850戸

住宅総数そのものが多い大型のベッドタウンが上位を占めます。絶対数が多いため、多様な条件の空き家物件を見つけやすい特徴があります。

空き家率(割合)が高い市区
1位 豊島区 13.94%
2位 港区 13.69%
3位 清瀬市 13.63%

単身者向けの賃貸アパート・マンションの空室ストックが多い都心区や、高齢化と世代交代が進む一部の多摩地域エリアで比率が高くなる傾向にあります。

東京都の主要市区町村における空き家率と人口・世帯数増減動向(最新調査)

自治体名最新空き家率(%)最新空き家数(戸)人口増減率(%)世帯数増減率(%)主な地域特性・背景
豊島区13.94%29,810+3.91%+7.21%単身者向け賃貸アパートの空室ストックが多い
港区13.69%25,600+7.34%+9.15%新築マンション供給に伴う一時的な入居待ち空室
清瀬市13.63%4,920-0.52%+3.80%高齢化による一戸建ての相続・管理不全化
国立市13.49%5,110+1.12%+4.95%世帯数は微増するも古い学生向け物件の空室化
府中市12.97%16,800+1.35%+5.02%ファミリー層に人気だが旧耐震物件の流通が停滞
荒川区12.90%15,400+2.88%+5.94%下町の木造密集地域における相続時の放置問題
千代田区12.56%6,200+14.21%+13.50%人口急増の一方で高額賃貸の流動性による空室
中野区12.11%28,620+2.10%+4.82%23区有数の密集地で古い単身物件の空室が顕著
立川市12.04%11,900+1.54%+4.60%駅周辺の開発は盛んだが周辺部の一戸建てが空き家化
大田区11.20%48,880+1.48%+4.10%総数は都内2位だが旺盛な需要で率は過去より低下

※ 空き家率・空き家数は最新の「令和5年住宅・土地統計調査」、人口・世帯増減率は「国勢調査」および直近の動態推計データに基づきます。

東京都の人口は年々増加しており、最新の推計データ(2026年現在)では14,328,115人に達しています。2020年(令和2年)国勢調査時点の14,047,594人と比較しても約28万人増加。さらに世帯数においては773万世帯を突破しており、依然として住宅需要や新規建築件数が多いエリアとなっています。

東京都内で空き家問題が顕著なエリアを分析すると、多摩地域の奥多摩町や奥多摩周辺など、人口減少が進む一部の自治体で高い空き家率が記録されています。一方で、23区内でも豊島区や大田区のように人口や世帯数が増加しているにもかかわらず、単身者向け物件の流通や建て替えの停滞により空き家率が高止まりしている地域もあり、エリアごとに実態が大きく異なります。

一方で世帯増減はこの限りではなく増加しているケースも多いです。これは、1人・2人世帯の増加によるものだと考えられます。

なぜ人口が増える東京で「空き家」が高止まりするのか?

東京特有の「世帯増 ✕ 空き家増」の2大メカニズム

① 都心・23区型(流動性空室)
人口・世帯数は大幅に「増加」

単身者(1人世帯)や現役世代の流入が非常に激しいエリアです。新築マンションが大量供給される一方で、古い木造アパートや需要に合わない狭小物件、高額賃貸の「入居待ち(一時的な空室)」が統計上の空き家率を押し上げています。

② 周辺・多摩地域型(高齢化放置)
人口は「横ばい・微減」

昭和のニュータウン開発期に建てられた一戸建てエリアです。居住者の高齢化が進み、相続が発生した際に「実家が空き家」になるケースが増加。世帯の細分化(単身高齢者)が進む一方で、実家が放置されやすい構造です。

東京都の住宅価格相場

市区町村別 一戸建て売却価格相場(中央値)

エリア一戸建て売却価格相場建物面積土地面積築年数
世田谷区8,480万円100㎡96㎡17年
新宿区7,778万円91㎡62㎡14年
豊島区6,880万円91㎡61㎡21年
中野区6,480万円94㎡76㎡21年
大田区5,680万円88㎡69㎡17年
葛飾区3,680万円86㎡68㎡18年
足立区3,600万円89㎡80㎡14年
八王子市2,590万円99㎡147㎡21年

東京都の不動産種別 売却価格相場(中央値)

物件種別売却価格相場面積築年数
マンション4,380万円59㎡(専有面積)25年
一戸建て4,600万円建物:93㎡ / 土地:91㎡19年
土地(更地)5,380万円112㎡(土地面積)
※平米単価:53.1万円/㎡

東京都 全体における不動産種別相場(中央値)

※不動産情報サイト・SUUMO掲載データを基に算出

マンション
4,380万円
  • • 専有面積:59㎡
  • • 築年数:25年
一戸建て
4,600万円
  • • 建物面積:93㎡
  • • 土地面積:91㎡
  • • 築年数:19年
土地(更地)
5,380万円
  • • 土地面積:112㎡
  • • 平米単価:53.1万円/㎡

【エリアによる価格の二極化傾向】

東京23区(特に港区、千代田区、中央区など)の特別区は相場が突出して高い傾向にあります。一方で、特別区以外の市町村エリアでは、ファミリー層向けの一戸建て(建売・分譲住宅など)の流通が多く、価格に対してゆとりのある広さが確保できるため、「価格と建物の広さのバランス」が取れた空き家・中古戸建て物件を探しやすいという地域特性があります。

東京都 主要市区町村の戸建て賃貸家賃相場(間取り別)

エリアワンルーム1K / 1DK1LDK / 2K / 2DK2LDK / 3K / 3DK3LDK / 4K ~
新宿区7.9万円9.5万円15.5万円23.2万円29.4万円
豊島区7.2万円8.2万円12.9万円18.4万円22.0万円
世田谷区7.1万円8.5万円13.2万円16.5万円22.0万円
大田区7.0万円8.0万円11.6万円14.2万円17.8万円
中野区6.9万円8.3万円12.7万円15.8万円18.5万円
足立区6.3万円7.0万円8.2万円10.0万円12.5万円
葛飾区5.6万円7.0万円8.3万円10.6万円12.9万円
八王子市3.7万円5.2万円7.0万円8.0万円9.7万円

東京都新宿区

一日あたりの乗降客数が300万人を超える世界屈指のターミナル・新宿駅を擁するエリアです。百貨店や飲食店が立ち並び、ショッピング環境が極めて充実した東口側と、都庁をはじめとする超高層ビル群が立ち並ぶビジネス街の西口側に分かれています。駅から少し離れると閑静な住宅街が形成されています。住宅価格は都内でもトップクラスに高く、家賃相場も2LDK以上になると20万円を超えるなど家賃負担は大きめです。

東京都豊島区

東京23区の西北部に位置するエリアで、中心となるのがビッグターミナルの池袋駅です。西武百貨店、東武百貨店、飲食店や大型家電量販店など多くの商業施設が集まり、非常に賑わいのある地域です。住宅価格は都内でも比較的高額な部類に入り、家賃相場はワンルームからファミリー向けの間取りまで幅が広い特徴があります。

東京都世田谷区

東京都の南西部に位置し、広大な住宅街が広がる人気のエリアです。人口は東京都内の市区町村で最も多く、約94万人が暮らしています。駒沢オリンピック公園や都立砧公園など緑豊かな公園が多く、駅周辺の幹線道路が少ないため、歩行者に優しくゆとりのある居住環境が整っています。渋谷や原宿へ乗り換えなしでアクセスできるなど交通利便性も抜群で、人気に伴い住宅価格・家賃相場ともに高額です。

東京都大田区

23区の南端に位置し、多摩川を越えると神奈川県川崎市に隣接します。23区の中で最も面積が大きく、田園調布や久が原などの閑静な高級住宅街から、かつて工場の街として栄えた蒲田エリアまで、さまざまな表情を持っています。住宅価格相場は高めですが、築年数の中央値は17年と比較的築浅な物件が多いのが特徴です。

東京都中野区

杉並区と新宿区の間に位置するエリアです。中野駅から新宿駅までは電車でわずか5分ほどと副都心に極めて近く、交通の便が大変良い街です。駅前には「中野ブロードウェイ」や「中野サンモール商店街」など買い物スポットが凝縮されており、高い生活利便性と独特のカルチャーが融合した人気の地域です。住宅需要が高いため、価格・家賃ともに全体的に高額な相場となっています。

東京都足立区

東京都の北東部に位置し、北側は埼玉県と隣接しています。北千住駅は巨大なターミナル駅として抜群の利便性を誇ります。都心へのアクセスが良好な一方で、昔ながらの商店街が多く親しみやすさもある地域です。23区内でありながら価格相場は比較的控えめで、築年数の中央値も14年と浅めです。広めの間取りでも家賃が抑えめなため、ファミリー層からも高い人気を集めています。

東京都葛飾区

東京都の北東端に位置し、千葉県松戸市や埼玉県八潮市・三郷市などと隣接しています。日本の都市公園100選にも選ばれた自然豊かな都立水元公園や江戸川の河川敷など、身近に自然を感じられるスポットが多くあります。賑やかな商店街や大型商業施設もあり、暮らしやすい環境です。23区の中央エリアから外れているため、住宅価格・家賃相場ともに比較的抑えめになっています。

東京都八王子市

東京都の南部に位置し、市内面積の約半分を森林が占めています。標高599mの高尾山があり、四季折々の景色を見ようと多くの登山客で賑わいます。市内や周辺には20を超える大学・短期大学があり、多くの学生が勉学に励む街でもあります。中央線、横浜線、京王線や多摩都市モノレールなどが乗り入れ交通アクセスも良好です。一戸建ての価格相場は安めで、築年数の中央値は21年とそこそこの築年数が経っています。広い間取りでも家賃相場が比較的控えめなのが特徴です。

【間取り別】東京主要エリアの家賃水準二極化マップ

※3LDK・4K以上のファミリー向け間取りにおける家賃相場比較

都心・人気ブランドエリア
新宿区 29.4万円
豊島区 22.0万円
世田谷区 22.0万円
中野区 18.5万円

利便性やステータス性が極めて高い反面、ファミリー向けの広い間取りは家賃負担が非常に重くなります。築古の空き家を安く見つけてリノベーションする価値が最も高いエリアです。

城東・多摩の注目エリア
大田区 17.8万円
葛飾区 12.9万円
足立区 12.5万円
八王子市 9.7万円

23区東部や特別区外の多摩地域は、広い間取りであっても家賃相場が非常にリーズナブル。価格と広さのバランスが取れており、ファミリー層向けの空き家ビジネスや移住に最適です。

東京都の空き家に関する補助金や助成金支援制度

東京都で空き家を活用・購入する際に使える補助金・助成金などは、主に以下の3種類があります。

東京都内の空き家補助金・助成金 3大区分の一覧比較

補助金の種類概要補助金額の相場主な支給条件・自治体の例
① 解体に関する補助金老朽化して危険な空き家の取り壊し(除去)費用の一部を補填する制度数十万〜200万円程度老朽度の基準を満たす物件、数年間の区への無償貸与が条件となる場合あり(例:墨田区、杉並区など)
② 改修に関する補助金リフォーム、リノベーション、修繕にかかる費用の一部をサポートする制度20万〜50万円程度空き家バンクへの登録、または地域活性化事業(コミュニティスペース等)への利用が条件(例:日野市など)
③ 取得に関する補助金移住や定住促進を目的とした、空き家の購入(取得)費用を支援する制度自治体により異なる子育て世帯・若年夫婦限定、または一定期間以上の定住や空き家バンク登録物件が対象(例:檜原村、新島村など)

【早見図解】東京の空き家補助金 3つの柱と注意点

※工事着手前・購入前の事前申請が原則ルールです

① 解体(除去) 相場:数十万〜200万円
老朽化して倒壊の危険がある建物の取り壊しが対象。自治体によっては、解体後に土地を一定期間無償で地域に貸し出すことが条件になるケースもあります。
② 改修(リフォーム) 相場:20万〜50万円
リノベーションや耐震・省エネ修繕が対象。「空き家バンク」への登録や、地域のコミュニティスペース・交流施設としての活用が要件となる場合があります。
③ 取得(購入支援) 多摩地域の市町村中心
山間部や島しょ部など一部の自治体が実施する移住対策。「定住促進事業」等の名称が多く、子育て世帯であることや、5〜10年以上の定住義務が課されます。

⚠️ 申請時の見落とし注意ポイント

空き家取得に関する補助金は、名称が「定住化対策事業」や「若者世帯定住促進支援」などになっていることが多く、一見すると空き家購入に関する制度だと認識しにくい場合があるため注意が必要です。また、多くの自治体で「予算上限に達し次第、年度の途中で受付終了」となるため、工事契約や購入手続きの前に、必ず最新の受付状況を窓口へ確認しましょう。

東京都内における各自治体の空き家に関する補助金・助成金制度の調べ方

補助金
調べ方メリット注意点・効率的に進めるコツ
① 自治体窓口への直接問い合わせ物件ごとの個別要件(老朽度や名義)に適合するか、その場で確実な判断がもらえる登記事項証明書(登記簿謄本)や建築確認済証など、物件情報がわかる資料を持参するとスムーズ
② 公式サイトでのWeb検索検索いつでも手軽に、年度ごとの募集要項、補助金額、対象となる工事範囲の下調べができる「自治体名 + 空き家 + 解体(または改修・取得) + 補助金」のキーワードでピンポイント検索する

【失敗を防ぐ】空き家補助金を調べる2つのアプローチ

※ネットでの情報収集と窓口での実務確認を組み合わせましょう

ステップ1:ネットで下調べ
ホームページ・Webでの検索

🔍 推奨検索キーワード例:

「〇〇区 空き家 改修 補助金」
「〇〇市 空き家 解体 助成金」

まずは対象の自治体で今年度の予算枠や制度が動いているか、大まかな支給金額の目安や募集要項に目星をつけます。

ステップ2:窓口で確定確認
自治体窓口への直接相談

📋 相談時の持参推奨資料:

• 登記事項証明書(土地・建物)
• 建築確認済証、図面など

物件独自の状況に応じて本当に要件をクリアできるか、担当者に直接確認します。パンフレットや必要書類一式もその場で入手可能です。

初期投資を抑えて活用可能な「アキサポ」

古びた部屋内観

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東京都の空き家対策に関するよくある質問

Q.

東京都内で特に空き家が多いエリアはどこですか?

A.

最新の統計調査によると、東京都区部では世田谷区、大田区、足立区の順に空き家の総数が多くなっています。また、総住宅数に占める空き家の割合(空き家率)で見ると、豊島区や港区、荒川区などが上位に位置しています。23区から離れた多摩地域でも空き家問題は進んでおり、エリアごとに価格や物件の特徴が大きく異なります。

Q.

東京都の空き家に関する補助金制度はどうやって調べればよいですか?

A.

東京都や各区市町村の公式ホームページを活用するのが効率的です。「民間空き家対策東京モデル支援事業」のように都が主導する広域的な制度のほか、各自治体が個別に解体補助(墨田区・杉並区など)や改修補助(日野市など)を設けています。条件は年度ごとに更新されるため、登記簿謄本などの資料を持って自治体の担当窓口へ直接問い合わせるのが最も確実です。

Q.

放置された空き家に対する法的なペナルティやリスクはありますか?

A.

2023年12月に施行された改正空家法により、適切な管理が行われていない空き家は「管理不全空家」に指定されるリスクがあります。自治体からの指導に従わずに勧告を受けると、土地にかかる固定資産税の優遇措置(住宅用地特例)が解除され、税負担が最大6倍に跳ね上がる可能性があります。特定空家に指定される前段階での早期の管理や活用が強く求められています。

この記事の監修者

白崎 達也 アキサポ 空き家プランナー

一級建築士

中古住宅や使われなくなった建物の再活用に、20年以上携わってきました。
空き家には、建物や不動産の問題だけでなく、心の整理が難しいことも多くあります。あなたが前向きな一歩を踏み出せるよう、心を込めてサポートいたします。

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