公開日:2026.02.14 更新日:2026.02.16
NEW「不労所得で月5万円」を実現するには?年60万を得るために覚えておきたい稼ぎ方の基本
「不労所得で月5万円(年間60万円)」という目標は、決して夢物語ではありません。
必要な元本・想定利回り・毎月の積立額を逆算し、資産形成のフェーズに合わせた手法を選択すれば、着実に実現可能なラインです。
とはいえ、不労所得は最初に仕組みを作り、状況に合わせて見直しながら育てていくタイプの収入なので、手段の特徴を知らないまま始めると、思ったより増えない・手間が重い・リスクだけ高い、といったズレが起きやすいのが実際のところです。
そこで本記事では、不労所得の基本と誤解を整理したうえで、不動産・配当・投資信託・ブログなど代表的な手段の特徴、月5万円を現実的に作る組み合わせ例、そして達成までの4ステップを解説します。
目次
不労所得とは?メリットと誤解

不労所得とは、働いて得る収入ではなく、仕組みや資産が生み出す収入のことを指します。代表例は家賃収入や配当金、預金利息などで、最初に「元手」や「仕組み」を用意し、その後は運用と調整で収益を積み上げていくという特徴があります。
とはいえ、不労所得は「何もしなくても永遠に増えるお金」ではありません。多くの場合、初期の準備に時間や資金を投入し、運用段階でも定期的なメンテナンスが発生します。
不動産なら物件選び・購入・管理体制の整備が必要ですし、株式なら銘柄選定や分散、相場環境に応じた見直しが欠かせません。不労所得の本質は「無労働」ではなく「労働力の投下ポイントをフロー(日々)からストック(仕組み)へシフトさせること」にあります。
不労所得の誤解されやすいポイント
不労所得は「完全放置でOK」「働かなくていい」と思われがちですが、実際はそう単純ではありません。特に投資ジャンルは、相場変動や制度変更、金利環境などで前提が変わるため、最低限の情報収集とリスク管理が必要になります。
また、自分が作業をしていない時間でも稼いでくれるブログやアフィリエイトも、公開した記事が勝手に伸び続けるケースは一部で、検索順位の変動や競合の増加に合わせて、リライトや導線改善が求められます。
言い換えると、不労所得で重要なのは「手間をゼロにする」ことではなく、手間をコントロール可能な形にすることです。毎月の労働時間を増やさなくても収入が積み上がる状態を目指す、と考えると現実的になります。
月5万円の不労所得がもたらすメリット
月5万円の不労所得は、金額以上に家計の安心感をもたらしてくれます。たとえば、光熱費や通信費、保険料、食費の一部など「固定費・準固定費」をまかなえれば、給与だけに依存する状態から一歩抜け出せますし、さらに、その5万円を貯蓄ではなく再投資に回せるようになれば、収益が収益を生むサイクルが回り始め、将来の伸びしろも作れます。
もう一つ大きいのは精神面の余裕です。副収入があると、転職・独立・働き方の調整を考えるときに「今の給与から1円も減らせない」という縛りが弱くなります。収入の土台が少し厚くなることで、新しい学びやスキル習得に投資しやすくなり、結果としてキャリアの選択肢が増えるきっかけにもなるでしょう。
月5万円の不労所得を得るポートフォリオの例

月5万円の不労所得は、単体の手段で一気に達成するよりも、複数の収入源を組み合わせて作るほうが現実的です。
そこでここでは、月5万円を目指すときのイメージが掴めるように、代表的な組み合わせ例をいくつか紹介します。
例1:配当+債券で手間を抑えたい人向け
- 配当金:月3.5〜4万円
- 債券・定期などの利息:月5,000〜1万円
- 合計:月4〜5万円
値動きのある投資が中心でも、生活の中で得られる還元や利息を組み合わせると、月5万円に届きやすくなります。大きく増やすというより、家計の固定費をじわっと削っていく発想に近い構成です。運用の手間は少なめですが、配当狙いは銘柄選定と分散が重要になります。
例2:配当+投資信託を組み合わせた例
- 配当金:月2万円
- 投資信託分配金:月1万円
- ブログ・アフィリエイト:月1〜2万円
- 合計:月4〜5万円
金融商品だけで月5万円を目指すと、まとまった元本が必要になりがちです。そこで、少額から伸ばせる可能性があるブログやアフィリエイトを組み合わせると、現実味が増します。ブログは不確実性がある一方、伸びると加速しやすいので、投資の安定感と、権利収入の伸びしろを混ぜる形になります。
例3:不動産(実物資産)× 株式配当のハイブリッド運用
- 家賃収入(利益):月3〜4万円
- 配当金:月1〜2万円
- 合計:月5万円前後
不動産は家賃が入る限りキャッシュフローが読みやすいので、長期的に月5万円を作りやすい手段です。ただし「家賃=利益」ではなく、管理費・修繕・空室・税金などを差し引いた額で考える必要があります。ポイントは、最初から満額を狙うのではなく、家賃収入で土台を作って不足分を配当で埋める形にすることです。
例4:ブログ/YouTube+配当の事業型
- ブログ・YouTubeなど:月3万円
- 配当金:月1〜2万円
- 合計:月4〜5万円
最初は労力が必要ですが、積み上がると伸びやすいのがコンテンツ系の特徴です。収益が安定するまで時間がかかるので、配当などで基盤を作っておくと精神的にラクになります。
不労所得月5万円を作る5つの投資手法|リスクと利回り

まずは不労所得を得るための代表的な方法を知りましょう。ここでは、月5万円の不労所得を目指すにあたり「キャピタルゲイン(売却益)」ではなく「インカムゲイン(継続収入)」に焦点を当てた、以下の5つの手法を解説します。
- 不動産投資
- 株式投資・投資信託
- 高配当ETF
- DX・仮想通貨などの自動売買
- クラウドファンディング
給与所得者の場合、給与以外の所得が年間20万円を超えると確定申告が必要になるのが原則です。特にブログ収益などは規模や継続性によって「雑所得」または「事業所得」に区分されます。不動産収入は「不動産所得」となり、所得の種類によって損益通算の可否が異なる点に注意しましょう。
不動産投資
不動産投資とは、マンションやアパートなどの物件を購入し、入居者からの家賃収入を得る投資方法です。
不動産投資の特徴は、家賃という形で毎月の収入が入るため、キャッシュフローの見通しが立てやすい点にあります。株式のように日々の値動きで収益が大きく変わるものではないので、収入が長期的に安定しやすいです。
特に、自己資金を抑えたい場合は「空き家活用」が有効です。アキサポのように、オーナー負担ゼロで空き家を再生し、収益化する仕組みを利用すれば、リスクを最小限に抑えて月5万円の土台を作れます。
ただし、家賃=利益ではない点には注意が必要です。実際の利益は、管理費・修繕費・固定資産税・火災保険などの維持コストを差し引いた額になります。さらに空室が出た場合は家賃が入らない期間が生まれるため、想定よりも収益が減る恐れがあります。
- 向いている人:毎月の収入を読みやすくしたい/借入も含めて大きめの金額を動かせる
- メリット:うまく回れば収益が安定しやすい/融資でレバレッジを効かせられる
- 注意点:空室・修繕・災害・金利上昇の影響を受ける/管理会社選びで成否が変わる
株式投資・投資信託
株式は配当、投資信託は分散運用の仕組みを借りて増やす方法です。月5万円を配当だけで作るには元本が大きくなりやすいので、配当を土台として、増やす部分は値上がりも含めて長期的に考えるのが現実的です。
- 向いている人:積立でコツコツ増やしたい/大きな管理を背負いたくない
- メリット:少額から始めやすい/分散が効くとブレを抑えやすい
- 注意点:相場環境で評価額が上下する/配当や分配は変動・減配もあり得る
なお、初めて購入する場合は非課税枠が拡大された新NISAの成長投資枠・つみたて投資枠を活用するのがおすすめです。
高配当ETF
高配当ETFは、高配当株をまとめて保有できる「配当重視のパッケージ」のようなものです。個別株より分散しやすく、投資信託よりコストが低めな商品もあるため、配当を狙う入口として選ばれやすいジャンルです。
- 向いている人:配当を得たいが銘柄選びに時間をかけるのが難しい
- メリット:1商品で分散しやすい/定期的に配当が入りやすい設計が多い
- 注意点:相場下落の影響は受ける/為替やセクター偏りなどの中身のリスクは残る
ブログ・アフィリエイト
ブログは、ウェブサイトに投稿した記事に広告を出稿してもらって収益を得る方法です。また、アフィリエイトはウェブサイトやSNSなどで商品を紹介して、そこから購入された場合に報酬を得る方法です。これらは月5万円に届くまで時間がかかりやすい一方で、軌道に乗ると大きく伸びる可能性もあります。
- 向いている人:文章や発信が苦ではない/積み上げ型で成果を作りたい
- メリット:初期費用が小さい/当たると収益が加速しやすい
- 注意点:成果が出るまで数か月〜年単位の継続が必要/検索順位や媒体ルールの影響を受ける
FX・仮想通貨などの自動売買
自動売買は、設定したルールで売買を繰り返し、値動きから利益を狙う方法です。ただし「自動=放置」ではなく、相場環境が変われば想定外の損失が出ることもあります。
- 向いている人:短期の値動きリスクを理解したうえで管理できる
- メリット:仕組みがハマる局面ではリターンが出やすい
- 注意点:急変動で損失が膨らむ/レバレッジ取引で想定以上の損失が出る/資金管理・停止判断・調整が必須
生活費を支える収入源としては不安定になりやすいので、この方法を選ぶ場合は、余剰資金の範囲に収めるのが無難です。
なお、FXや仮想通貨の自動売買は、金融商品取引法に基づく登録業者を利用しているか必ず確認してください。無登録業者によるトラブルが多発しており「月5万円の安定収益」としてはリスクが高い手段です。
クラウドファンディング
クラウドファンディングは、不動産や事業案件に小口で出資し、分配金を受け取る仕組みです。少額から分散できるのが魅力ですが、案件ごとの条件差が大きい点は押さえておきたいところです。
- 向いている人:少額から分散して回したい/案件選定を丁寧にできる
- メリット:小口投資がしやすい/運用の手間は比較的少なめ
- 注意点:途中解約しにくい案件もある/元本保証ではない/案件の良し悪しが露骨に出る/償還遅延もあり得る
「どれか1案件に寄せる」のではなく、複数に分けてリスクをならすのが基本になります。
月5万円を達成するまでの4ステップ

月5万円の不労所得は、勢いで投資や副業を始めるよりも、目標金額から逆算して「何を・どれだけ・いつまでに」積み上げるかを決めたほうが再現性が上がります。
そこでここでは、リスクを抑えつつ計画的に不労所得を作る方法を4ステップに分けて見ていきましょう。
Step1. 月5万円に必要な「投資元本」を逆算する
最初にやるべきことは「いつまでに月5万円を作るのか」を決め、そこから必要な資金と利回りを逆算することです。月5万円は年にすると60万円なので、たとえば配当や分配で年2%を目標にするなら、単純計算で元本は約3,000万円が必要になりますし、年4%なら約1,500万円、年6%なら約1,000万円となります(※)。
ここで重要なのは、数字を出して現実感を掴んだうえで、元手をどう作るかまで落とし込むことです。生活費や固定費を見直して投資に回せる金額を把握し、積立額・ボーナス投入・臨時収入の扱いなど、キャッシュフロー全体の設計図を作っていきましょう。
※ 実際は利回りが高いほど価格変動や減配・元本割れのリスクも増えやすいため、利回りだけで決めない前提で設計しましょう
Step2. 最初の投資先の選定
次に、最初の一手をどこに置くかを決めます。投資先を選ぶ基準は、利回りの高さではなく、予算規模・リスク許容度・自分が割ける手間の3点です。
まず予算規模は「いくらまでなら失っても生活が崩れないか」を考えるのが基本です。数万円〜数十万円の範囲なら投資信託の積立や少額の株式投資から始めやすいですし、まとまった自己資金や借入枠を確保できるなら不動産のようにキャッシュフローを作りやすい選択肢も視野に入ります。
次にリスク許容度は、損失の金額だけでなく、評価額が上下する「ブレ」にどれだけ耐えられるかも考えます。たとえば、100万円を投資して一時的に90万円まで下がったときに冷静に持ち続けられる人もいれば、怖くなって売ってしまう人もいます。特に投資を始めたばかりだと焦って売りがちなので、リスクの少ない商品から選ぶとよいでしょう。
そして自分が割ける手間は、見落とされがちですが成果に影響しやすいポイントです。手間がかかる投資方法を選ぶと、確認や調整が追いつかずにトラブルや損失を放置してしまう可能性があります。逆に、手間が最小で回る方法なら、忙しい時期でも継続しやすいでしょう。
Step3. 複数の収入源を組み合わせる
月5万円を安定させたいなら、収入源は1本に絞らないほうが安全です。ひとつに集中すると、相場の下落や空室、ルール変更など、外部要因で一気に計画が崩れる可能性があります。
そこで有効なのが、性質の違う収入を組み合わせる考え方です。たとえば、配当で土台を作り、ブログで伸びしろを狙う方法や、不動産収入を中心にして、不足分を配当で埋める方法などが考えられます。どれかが不調でも他が支えになってくれれば、月5万円を達成・安定させられる可能性が高まります。
Step4. リスク管理と資金の分散
不労所得が得られるようになったら、次はその状態を長く維持するために、リスク管理と資産の分散を意識しましょう。月5万円に近づくほど「増やす」よりも「崩さない」ほうが重要になってきます。
たとえば株式中心であれば、特定の業種や国に偏らないように分散し、ひとつのニュースで資産全体がダメージを受けない形にしておくのが基本です。また、不動産であれば、地価変動や災害の影響を分散するために、立地やターゲット層が違う物件を組み合わせるとよいでしょう。
不労所得作りを始める際の注意点
最後に、不労所得づくりを始める前に、最低限の注意点を確認しておきましょう。ここを曖昧にしたまま進めると、せっかく積み上げた収益が「ルール違反」「想定外の損失」「税務トラブル」で一気に崩れることがあります。
- 就業規則・副業規定を確認する
会社員の場合、就業規則で副業禁止になっていないか、許可は必要かを確認する - 詐欺や過度にリスクの高い投資に注意する
「元本保証で高利回り」「必ず儲かる」などの甘い話には要注意。収益の仕組みや手数料が不透明なものほど危険 - 税金と確定申告の手続きを欠かさない
不労所得を得た方法ごとの課税方法と確定申告が必要になるケースを確認しておく
まとめ
月5万円の不労所得を継続させる鍵は、「表面上の収益率」に惑わされず、税引き後の「手残り(キャッシュフロー)」を重視したシミュレーションを行うことにあります。年60万円をどの利回りで、どのくらいの元本・積立で積み上げるのかを数字で把握すると、やるべきことが根性論から手順へと変わります。
また、月5万円は単体で一気に到達するより、性質の違う収入源を組み合わせたほうが安定しやすいラインです。値動きのある資産だけに寄せず、配当で土台を作りつつ、ブログのような伸びしろ枠を混ぜる、あるいは不動産でキャッシュフローを作り不足分を配当で埋めるなど、崩れにくい形を意識すると再現性が上がります。まずは「いつまでに」「月いくら積み立てられるか」を数字で決め、最初の一手を小さく始めて育てていきましょう。
この記事の監修者
白崎 達也 アキサポ 空き家プランナー
一級建築士
中古住宅や使われなくなった建物の再活用に、20年以上携わってきました。
空き家には、建物や不動産の問題だけでなく、心の整理が難しいことも多くあります。あなたが前向きな一歩を踏み出せるよう、心を込めてサポートいたします。