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公開日:2025.11.30 更新日:2025.11.14

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不動産投資とは?メリット・デメリットから始め方まで徹底解説

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「老後の資金づくりに不動産投資が良いと聞くけれど、何から始めればいいのかわからない」「失敗したくないけれど、どんなリスクがあるのか不安」不動産投資にそんな悩みを抱える人は少なくありません。

不動産投資は、堅実に資産を増やせる定番の手法ではありますが、もちろん万能ではありません。リスクを正しく理解していないと、思わぬ損失につながることもあります。

そこでこの記事では、不動産投資の基本的な仕組みから、利回りの見方、投資の種類、メリット・デメリットまでをわかりやすく整理して紹介します。リスクを抑えながら安定した資産形成を目指すための第一歩として、基礎知識をしっかり身につけていきましょう。

不動産投資とは?

不動産投資とは、マンションやアパートなどの物件を購入して、家賃収入(インカムゲイン)や売却益(キャピタルゲイン)を得る投資方法です。株式や投資信託に比べて価格変動が緩やかで、長期的な安定収益を得やすい特徴があります。

また、給与をもとにローンを組みやすく、長期的な返済計画を立てやすいのも大きな特徴です。安定した収入を持つ会社員や公務員などに選ばれる傾向があり、老後資金の準備や副収入の確保、将来への不安を減らしたいという目的で始める人も増えています。

特にインフレが続く近年は、実物資産ならではのインフレへの対応力が注目されており、長期的な資産の目減りを防ぐために始める人も増えています。

不動産投資の仕組みと2つの収益モデル

不動産投資の収益は、運用中に得られる家賃収入(インカムゲイン)と、売却時に得られる価格差益(キャピタルゲイン)の2種類に分かれます。前者は入居者から得る安定的な収入、後者は物件の価値が上昇したときに得られる利益です。どちらを重視するかによって、投資のスタイルやリスクの取り方が変わります。

ここでは、この2つの仕組みと特徴を整理しながら、どんな考え方で収益を構築していくのかを見ていきましょう。

家賃収入(インカムゲイン)とは?

家賃収入とは、物件を貸し出すことで得られる毎月の家賃収益のことです。株式でいえば配当金にあたるもので、入居者が住み続ける限り安定した収入を生み出せます。

長期的な資産形成や老後の生活資金づくりに向いている投資スタイルであり、特に初期費用を捻出するためのローンを返し終えたあとに大きな効果を発揮します。

ただし、家賃収入は必ずしも安定するわけではなく、つねに空室や家賃滞納といったリスクが付きまとう点は覚えておきましょう。このリスクに対応するには、なるべく不動産需要の高いエリアを選び、適正な家賃設定や入居者募集のスピードや対応力が高い管理会社の選択などの対策が必要です。

売却益(キャピタルゲイン)とは?

売却益とは、購入した物件を買値よりも高く売却したときに得られる差額の利益のことです。東京都心のように地価の上昇が続くエリアで不動産を購入し、資産価値が上昇してから売却を行うケースが一般的です。

ただし、株取引のように短期的に売買を繰り返すのではなく、ある程度中長期的に保有するのが一般的です。市場の状況を注視しながら、売却するタイミングを見極める投資スタイルといえるでしょう。

売却益を得るスタイルの注意点は、景気の悪化や需要の減少などの影響を大きく受ける可能性があることです。たとえば、景気の後退局面では企業の移転や人口の流出によって需要が減少し、売却価格が想定より下がってしまうことがあります。購入当初は順調に値上がりしていたとしても、売却タイミングを誤れば利益どころか損失につながるケースも少なくありません。

こうしたリスクを防ぐためには、金利動向や地価指数、再開発の進捗といった市場の変化を定期的にチェックし、将来を予測する力が欠かせません。さらに、急な売却を迫られないように余裕のある資金計画を立て、長期保有・タイミング売却・賃貸転用といった複数の出口パターンも想定しておきましょう。

不動産投資の「利回り」とは?

不動産投資の成否を左右する大きな指標が、投資した額に対する利益率を表す「利回り」です。利回りには「表面利回り」と「実質利回り」の2種類があり、それぞれ以下のように求められます。

  • 表面利回り=年間家賃収入 ÷ 物件価格 ×100
  • 実質利回り=(年間家賃収入 − 管理費・修繕費・租税公課など諸経費)÷ 物件価格 ×100

不動産の利回りをチェックする場合は、表面利回りと実質利回りのどちらを記載しているかを必ず確認しましょう。たとえば、表面利回りが7%の物件でも、実質利回りにすると4〜5%台程度まで下がるのが一般的です。

ここで覚えておきたいのが、利回りの目安は立地や建物規模によっても変化するということです。一般的に、都心の物件は価格が高いため利回りは低くなる傾向がありますが、空室リスクが低く安定性に優れています。逆に、郊外や地方物件は価格が安いため利回りが高くなりやすいですが、入居率が安定しなかった場合に期待値が出ない恐れがあります。

不動産投資の代表的な種類

不動産投資にはさまざまな種類がありますが、中でも以下の4種類がよく用いられています。

  • 区分マンション投資
  • 一棟投資
  • 戸建て投資
  • 不動産投資信託(REIT)

それぞれ必要となる資金の大きさや管理の手間、期待できる利回りやリスクの取り方が異なります。どの方法を選ぶかによって、投資スタイルや運用方針が大きく変わる点を押さえておきましょう。

ここでは、代表的な4つの投資手法の特徴とメリット・注意点を整理しながら、自分に合った投資スタイルを見つけるヒントを紹介していきます。

区分マンション投資(ワンルーム投資)

区分マンション投資は、マンションの一室を購入して貸し出す方法です。物件価格が比較的低く、ローンを活用すれば少ない自己資金からでも始めやすい点が魅力です。また、管理はマンション全体で行われるため、オーナーの負担が少なく、初めて不動産投資に挑戦する人にも取り組みやすいスタイルといえます。

ただし、運用する部屋数が少ない場合、部屋数の少なさがそのままリスクの高さになってしまいます。たとえば1部屋だけ運用する場合、空室になっている間はまったく収入が得られないことになります。

また、中古物件を購入するケースが多いため、購入前に築年数や管理状況、マンション全体の修繕計画などにも注意が必要です。堅実な資産形成を目指すなら、需要が高いエリアを選んだうえで、複数の部屋を運用して空室リスクを下げるリスクマネジメントが必要になります。

マンション・アパート一棟投資

一棟投資は、マンションやアパートを建物ごと購入して運用する方法です。複数の部屋から家賃収入を得られるため、空室が出ても収益が大きく落ちにくいメリットがあります。また、規模が大きい分、安定的なキャッシュフローを確保しやすく、長期的な資産運用に適しています。

その一方で、購入価格が高額になりやすく、初期費用や融資額が大きくなるデメリットがあります。さらに、将来的に屋根や外壁など建物全体の修繕が必要になるため、長期的な維持費を考慮した資金計画も立てておく必要があります。


安定した運営を実現するためには、入居者対応や清掃、集金などを安心して任せられる管理会社を見つけるのが近道です。実績とノウハウが豊富なパートナーを見つけ、現実的な収支シミュレーションを構築することが成功の鍵になります。

戸建て投資

戸建て投資は、一軒家を購入して貸し出す投資方法です。ファミリー層を中心に需要があり、マンションよりも入れ替わりが少ないため、長期入居が期待できる点が大きな魅力です。

ただし、一軒をまるごと貸し出すため、空室が出ると収入がゼロになる点には注意が必要です。また、外壁塗装や屋根補修といった大規模なメンテナンスが発生することも覚えておきましょう。

戸建て投資を安定させるためには、資金に余裕を持った長期計画を立てておくことが大切です。そのうえで、学校や商業施設、駅などの主要施設から近いエリアを選び、空室期間をなるべく短くするよう心がけましょう。

不動産投資信託(REIT)

REIT(リート)とは、多くの投資家から集めた資金でオフィスビルや商業施設、マンションなどの不動産を運用し、その利益を分配金として受け取る投資モデルです。投資家は物件を直接所有するのではなく、REITを通じて間接的に不動産事業に参加します。

REITを始めるには、物件そのものを購入するのではなく、証券会社を通じてREITの投資口(投資信託の一種)を購入する必要があります。購入した「口数」に応じて分配金を受け取る仕組みで、株式と同じように証券取引所で売買が可能です。

少額から始められ、管理の手間がかからない点が大きな魅力ですが、一方で株式市場の影響を受けやすく、価格変動リスクがある点には注意が必要です。安定した運用を目指すなら、長期的な視点で運用し、リスク分散のために複数のREITへの分散投資を行うとよいでしょう。

不動産投資のメリット

不動産投資によって得られるメリットの中で、特に注目すべき点として、以下の3点が挙げられます。

  • 家賃収入による安定したキャッシュフロー
  • 生命保険・相続税対策としての効果
  • インフレへの強さとレバレッジによる資産拡大

これらの特徴は、株式や投資信託などの金融商品では得られない、「実物資産としての安定性」と「活用の柔軟さ」を兼ね備えた不動産ならではの強みといえます。

価格が急変しても家賃収入に支えられるため、相場変動の影響が緩和されますし、生活基盤としての価値も失われません。さらに、所有する物件をリフォームして価値を高めたり、将来的に売却して資金を回収したりと、自らの判断で運用戦略を変えられる柔軟性も、不動産投資ならではの魅力といえます。

安定した家賃収入と長期運用の魅力

不動産投資の最大の魅力は、家賃という安定収入を得ながら資産を育てられることです。入居者がいる限り毎月収入が発生するため、景気変動の影響を受けにくく、長期的な資産形成に適しています。短期的な値上がり益を狙う投資と異なり、家賃の積み重ねによって収益の土台を築ける、数少ない投資方法といえるでしょう。

もちろん空室リスクは避けられませんが、需要の高い立地や人気設備を備えた物件を選び、定期的なメンテナンスを行えば安定した入居を維持できます。家賃収入をコツコツ積み上げることで、ローン完済後には純粋な収益が残り、老後資金としての安心感も得られます。

生命保険・相続税対策にもなる

ローンを利用して物件を購入する場合、多くのケースで団体信用生命保険(団信)が付帯されます。これはオーナーに万一のことがあっても、保険金でローンが完済され、担保物件の所有権は家族に残り、個人で加入する生命保険の代わりとして活用できます。

また、不動産は相続評価額が現金よりも低くなる傾向があるため、相続税対策としても活用できます。特に賃貸物件の場合は、土地が「貸家建付地」として評価され、借地権割合や借家権割合が差し引かれることで、敷地の評価額が2〜3割ほど下がるケースもあります。

インフレに強い現物資産

不動産の「現物資産」という特徴は、物価上昇時に資産価値が上がりやすく、インフレに強いというメリットにつながります。現金はインフレによって相対的な価値が下がりますが、不動産であれば家賃や地価の上昇によってインフレに対応できます。

レバレッジ効果で効率的な投資ができる

レバレッジ効果とは、ローンを活用して手元資金以上の投資を行うことで、効率的に資産を拡大していく効果のことです。たとえば自己資金500万円に対して2,000万円の融資を受けて物件を購入すれば、少ない元手で2,500万円規模の不動産を運用できるため、自分の資力を拡大させる効果が得られるのです。

この効果を活用すれば効果的に資金を増やし、2棟目、3棟目と物件を増やしていくことも可能です。それぞれの物件にレバレッジ効果が働くため、棟数が増えるほど効果も大きくなります。

ただし、借入額が増えるほど返済リスクも高まるため、金利上昇や空室リスクを想定した余裕ある資金計画を立てておきましょう。

備えておきたい不動産投資のリスク

不動産投資には安定した収益や節税効果といった多くのメリットがあることが分かりましたが、その一方で以下のようなリスクが存在することも忘れてはいけません。

  • 初期費用・運営コストの負担
  • 空室や家賃滞納リスク
  • 金利上昇リスク

これらのリスクは、入居者や社会情勢といった自分以外によってもたらされることもあるため、理解していてもコントロールがしにくいという特徴があります。

では、いつさらされるか分からないリスクに、どのように備えればよいのでしょうか。それぞれ対処法を見ていきましょう。

運営コストのリスク

不動産投資には思った以上に多くのコストがかかります。まず、物件の購入時は、購入費用以外にも仲介手数料や登記費用(登録免許税・司法書士報酬)、不動産取得税などの初期費用が発生しますし、購入後は管理費や修繕積立金、固定資産税、保険料といった支出が定期的に発生します。


さらに築年数の古い物件では、建物の劣化によって給排水設備や外壁、屋根などが破損する恐れがあります。突発的に発生して、予期せず大きな出費が必要になることもあり得ます。

これらのリスクに対応するには、まず毎年発生する費用を正確に把握し、長期的なキャッシュフローを見通しておくことが大切です。物件選定の段階で維持費の目安を把握し、5年・10年単位の修繕計画を立てておきましょう。

そのうえで、突発的な修繕リスクに対応するために、しっかり修繕積立金を用意しておくことです。イレギュラーは起こるものと考えて、余裕のある不動産運営を心がけましょう。

空室や家賃滞納リスク

空室状態が続いたり、家賃滞納が多かったりすると家賃収入は得られず、ローン返済や維持費だけがかさんでしまいます。どちらも絶対に避けたいリスクですが、入居者の経済状況によって可能性が変わる家賃滞納リスクの方がコントロールが難しいです。

これらの対策としては、まず需要の高いエリアを選ぶことが重要です。駅近や商業施設・大学の近くなど、安定した需要が見込める地域を選定すれば、空室期間を短く抑えられます。

さらに、相場に合った家賃設定や、物件の魅力を高めるリフォーム・設備更新、家賃保証サービスの利用や保証会社の導入、賃貸借契約における入居審査の適正化も効果的です。

空室・滞納リスクは完全には防げませんが、エリア選定・管理体制・家賃設定の3点を整えることで、安定経営に近づけることができます。

金利上昇リスク

長期的なリスクとして気を付けたいのが、ローンの金利上昇による返済負担の増加です。特に変動金利型のローンを利用している場合、金利が上昇すると返済額が増え、キャッシュフローを圧迫するリスクがあります。

この影響を最小限に抑えるには、まず金利上昇を想定した返済シミュレーションを行うことが重要です。目安として、返済額を家賃収入の50〜60%以内に抑えておけば、多少の金利上昇でも余裕を持って対応できるでしょう。

また、すでに将来的な金利上昇が見込まれる場合には、固定金利への切り替えや繰り上げ返済を検討するのも効果的です。

まとめ・総括

不動産投資は、長期的に安定した収益を得られる魅力的な手法ですが、決して「始めれば儲かる」ものではありません。市場や金利の変化、空室や修繕などのリスクを把握していなければ、大きな負債を背負うことにもなりかねません。

だからこそ、今回紹介したような基礎知識をしっかり学び、資金計画や管理体制、自分の生活や将来設計に合った運用を考えていかねばならないのです。

また、信頼できるパートナーを見つけることも重要です。確かな知識やノウハウを持った不動産会社が見つかれば、理想的な不動産投資の実現を手助けしてくれる力強い味方になってくれるでしょう。

この記事の監修者

白崎 達也 アキサポ 空き家プランナー

一級建築士

中古住宅や使われなくなった建物の再活用に、20年以上携わってきました。
空き家には、建物や不動産の問題だけでなく、心の整理が難しいことも多くあります。あなたが前向きな一歩を踏み出せるよう、心を込めてサポートいたします。

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