公開日:2025.06.04 更新日:2025.05.30
NEW不動産売却はどこがいい?後悔しない会社の選び方と仲介・買取の違いを解説

不動産売却を成功させるためには、依頼先となる不動産会社の選び方がポイントとなります。大手か中小かといった会社の規模によって、得意とする分野や対応にも違いがあるため、特徴を理解することが大切です。さらに、売却方法には「売買仲介」と「不動産買取」があり、それぞれの違いを踏まえて、選択する必要があります。
この記事では、不動産会社選びのポイントや大手と中小それぞれの特徴に加え、売却方法の選び方について解説します。
目次
不動産売却はどんな会社に頼むべき?

「不動産売却はどこにお願いしたらいいのか」と悩む方にとって、まずはどのような不動産会社が信頼できるのかを知ることが第一歩です。ここでは、不動産会社選びに失敗しないためのポイントを見ていきましょう。
売却実績を確認する
不動産会社の信頼性を見極める上で、売却実績は重要な指標となります。特に、戸建てやマンション、土地など、売却する物件と同じジャンルの不動産で実績がある会社は、特性を理解しており、売却成功のノウハウを持っている可能性が高いといえます。
不動産会社のウェブサイトを見たり直接問い合わせたりして、実績や事例を確認するのがおすすめです。実績が豊富な会社は、販売戦略や価格交渉にも強みを持っていることが多いため、安心して依頼できるでしょう。
地域密着型かどうかを確認する
不動産市場は地域によって大きく異なるため、売却したい物件のエリアに強い不動産会社を選ぶことも大切です。地域に精通している会社であれば、周辺環境や施設、交通アクセスなどの特性を踏まえた的確な売買活動ができるため、早期売却や高値での成約につながることもあります。
担当者の対応・信頼性を見る
実際に売却を進める上で、不動産会社の担当者との信頼関係もポイントになります。不動産会社を選ぶ際は、問い合わせや相談時にレスポンスが速いか、質問に対する説明は丁寧かなど、対応の誠実さにも注目しましょう。
対応がスムーズで親身な担当者であれば、不安や疑問にもきちんと向き合ってくれるため、安心して売却を任せやすくなります。
査定価格の根拠が明確か確認する
査定価格を提示された際は、根拠が明確かどうか、確認することが大切です。信頼のおける不動産会社なら、周辺の取引事例や市場動向、物件の特徴などをもとに、具体的な査定根拠を提示してくれます。
説明があいまいな場合や、極端に高い査定を出してくる会社には注意しなければなりません。根拠のない高額査定に惹かれて契約してしまうと、売れ残って結果的に値下げを繰り返すことになり、相場より安く売ることになってしまうケースも考えられます。
なお、査定額と併せて仲介手数料の有無や売却後の手残りの金額も確認しておくと安心です。不動産会社によっては、諸費用が総額いくらかかるかを事前に明示してくれる場合もあります。
不動産会社は大手または中小どちらがいい?それぞれのメリット・デメリット

不動産会社には、全国に拠点を持つ大手企業と、地域密着型の中小企業があります。それぞれに特徴があり、物件の種類や売主の希望によって適した会社は異なります。
大手・中小それぞれのメリット・デメリットを確認していきましょう。
大手不動産会社のメリット・デメリット
大手不動産会社のメリットは、全国規模のネットワークと知名度を活かして、広範囲にわたる広告展開が可能なことです。集客力が高く、スピーディーに買主が見つかる可能性も高くなります。
一方で、担当者ごとに知識や経験に差が生じやすい点は、大手ならではのデメリットといえます。担当者によっては、売主の希望や物件の状況に合った提案を受けられないケースも考えられるでしょう。
中小不動産会社のメリット・デメリット
中小規模の多くの不動産会社は、地域に根ざした営業で、地元の相場や買主のニーズに精通しています。営業担当者が地域に強いネットワークを持っている場合、ピンポイントで買主を紹介してもらえることもあるでしょう。また、手数料の交渉や売却プランのカスタマイズに柔軟に対応してくれる場合があることも、中小ならではのメリットです。売主の事情に合わせてスピーディーに査定を行ったり、急ぎの売却に応じて短期間で契約を締結できたりする柔軟性も期待できます。
ただし、会社ごとに実力や実績に差があるため、過去の売却事例や対応エリアの実績のほか、口コミなどを確認し、信頼できる会社かどうかを見極める必要があります。情報発信力や広告展開力では大手に劣ることもあり、買主が見つかるまでに時間を要する点はデメリットです。
不動産仲介と不動産買取どちらにするか選ぶときのポイント

不動産の売却方法には、売買仲介と不動産買取があります。それぞれの特徴を理解し、物件や自身の状況に合った方法を選ぶことで、満足のいく売却が実現するでしょう。
まず、売買仲介とは、不動産仲介会社が買主を探し、売主と買主の間に立って契約成立までをサポートする方法です。売却まで時間がかかる可能性もありますが、市場価格で売却できたり、交渉次第では価格アップも期待できたりするため、「条件の良い物件」「時間がかかってもより高く売却したい人」に適した方法といえます。
一方、不動産買取は、不動産会社が物件を直接買い取る方法です。不動産会社は買い取った物件にリフォームやリノベーション、修繕などを施し、より売れやすい状態に整えて再販売します。そのため、現況のまま買取してくれるケースが多く、室内の状況は不問となることから、売主側でのリフォームや荷物の処分の手間を省いて売却することが可能です。
さらに、不動産買取は、不動産仲介のような売買活動の期間がなく現金買取のため、引渡し時期や売買代金の受け取り条件も売主側の希望を最大限考慮してもらえます。また、売買仲介の場合、契約不適合責任があるケースが大半であるため、売却後に売主側へ更なる費用負担が発生する可能性があります。しかし、不動産買取であれば、契約不適合責任を特約によって免責としているケースがあるため、売却後の売主側のリスクを回避できます。
不動産買取は、「条件の悪い物件」「売却までのスピードを重視したい人」におすすめの方法です。
不動産売却はどこに依頼するべきか?選び方のまとめ

不動産売却を成功させるためには、「どこに依頼するか」が重要なポイントです。不動産会社を選ぶ際は、売却実績や査定価格の根拠などを確認し、自分に合った会社を見極めましょう。また、大手と中小の不動産会社それぞれのメリット・デメリットや、売買仲介と不動産買取の特徴を知り、売却する物件に合った方法を選択する必要があります。
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