公開日:2025.10.14 更新日:2025.09.29
NEW【完全ガイド】仏壇処分の方法・費用・流れと注意点

仏壇の処分を考える際には、様々な理由や背景があります。しかし、単に不要になったから取り除くのではなく、供養の観点や宗教的手順を踏まえた上で、正しく進めることが大切です。
なお、自宅での焼却は廃棄物処理法等で原則禁止のため、自治体の粗大ごみ・寺院や専門業者など適法なルートを選びましょう。
この記事では、仏壇処分の流れや方法、費用相場から宗派ごとの違い、注意点まで網羅的に解説します。初めての方にもわかりやすいよう、手順やポイントを丁寧にまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
1. 仏壇処分を考える主なきっかけ

まずは、仏壇を手放す・処分を検討する理由やシーンについて見ていきましょう。
仏壇の処分を意識する瞬間には、空き家化した実家の片付けや家族の死亡をきっかけとした相続問題など、さまざまな事情が関わってきます。特に実家を売却または解体する場合は、仏壇を引き継ぐ人がいないケースが多く、処分を検討する必要に迫られるでしょう。こうした背景には、ライフスタイルの変化や核家族化など、現代社会ならではの要因も見逃せません。
また、仏壇を次の世代が受け継げない場合は、先祖供養を続けること自体が難しくなることもあります。大切なご先祖様への思いを尊重しながら進めるためにも、処分のタイミングや方法を慎重に検討することが大切です。単なる廃棄ではなく、閉眼供養(魂抜き)やお焚き上げなど宗教的手順を踏むことで、後々のトラブルや心配を最小限に抑えられるでしょう。
1-1. 空き家の整理や実家の売却・解体
実家が空き家になったまま放置されるケースが近年増えています。売却や解体をする際には、仏壇そのものを維持管理し続けることが困難となり、やむを得ず処分を検討する場面が出てくるでしょう。さらに、空き家を扱う業者や不動産会社との話し合いの中で、置き場所が確保できないとの理由から仏壇を撤去せざるを得ない場合もあります。
こうした時には、まず菩提寺や自治体、専門業者への相談を早めに行い、供養や処分の段取りを確認しておくと安心です。
1-2. 引っ越しやリフォームで置き場所がない
大きな仏壇があると、引っ越し先やリフォーム後の住居スペースに入りきらないことが珍しくありません。特に都市部のマンションなどでは、部屋の構造や間取りの都合で仏壇そのものを置くためのスペースが限られがちです。また、仏壇を運搬するのにも費用がかかることから、新居では小型化するか、思い切って処分するかを検討する方が増えています。
最近ではコンパクト仏壇や手元供養への切り替えを選ぶケースも増加しており、物理的なスペースだけでなく供養の形そのものを見直す流れも強まっています。
1-3. 後継者不在による供養の継続が難しい場合
近年の少子高齢化や単身世帯の増加により、仏壇を管理する家族がいなくなるケースも増えています。次世代へと受け継ぐことが難しくなった場合は、仏壇処分の選択肢が浮上します。
ただし、仏壇を処分する前には、親族や菩提寺への相談を行い、供養の方法や移設の可能性を慎重に検討することが重要です。後々のトラブルを避けるためにも、早めに周囲と話し合い、宗派や地域の習慣を踏まえた最適な方法を選ぶことがおすすめです。
2. 処分前に必須のステップ|閉眼供養(魂抜き)の重要性

仏壇を処分する前に必ず知っておきたいのが、閉眼供養(魂抜き)や御霊抜きと呼ばれる儀式の意味と手順です。
仏壇処分では、この閉眼供養が最も大切なステップになります。これは仏壇や位牌に宿っているご先祖様の魂をいったん引き取り、通常の物品として扱える状態に戻すための儀式です。閉眼供養を行わずにそのまま廃棄してしまうと、宗教的にも気持ちの上でも区切りがつきにくく、親族間の感情的トラブルや心残りにつながるリスクがあります。
実際には菩提寺やお寺、もしくは専門の僧侶に依頼して、読経や焼香などの手順を踏むのが一般的です。依頼する先がなければ、不用品回収事業者や仏壇店が提携するお寺に仲介してもらえる場合もあるので、まずは相談してみましょう。
閉眼供養を行うことで、不安なく仏壇を手放すことができ、残された家族の心理的負担も軽減されます。
2-1. 閉眼供養とは?
閉眼供養とは、仏壇の本尊や位牌に宿るご先祖様の魂を抜いて、本来の「物」へと戻す正式な儀式です。宗派や地域によって呼び方や手順は「閉眼供養」「魂抜き」「御霊抜き」などと異なる場合があります。
閉眼供養を怠ると、ご先祖様に対する礼を失するばかりでなく、家庭内での心情的なわだかまりを生む原因になることが多いため、処分前の最重要ステップとして認識しておくべきでしょう。
2-2. 位牌や本尊など仏具に関する注意点
仏壇だけでなく、内部に納められた位牌や本尊、お札なども同様に閉眼供養が必要とされるのが一般的です。特に位牌には個人の戒名など特別な情報が記されている場合があり、それらを処分する際にも供養を通して敬意を払う意味合いが大きいと考えられています。
また、仏具を処分する際は、金箔・漆・金属パーツなど素材に応じた適切な処理が必要です。焼却や粗大ごみとしてそのまま出すのは不適切なケースもあるため、寺院や専門業者に依頼し、正しく処理してもらうと安心です。
3. 仏壇処分の代表的な5つの方法

仏壇の処分には様々な手段があります。それぞれの特徴と注意点を把握して、最適な方法を選びましょう。
仏壇の処分方法は多様であり、菩提寺やお寺に依頼する場合から、専門業者を活用する方法まで幅広く存在します。自分や家族の負担、費用負担、宗派の意向など総合的に考慮して決めることが大切です。特に閉眼供養については、方法ごとに対応が異なるため、事前にしっかり確認しておきましょう。
また、仏壇の状態やサイズによっては買い取りやリサイクルの可能性もあります。ただし、魂抜きが済んでいない仏壇をそのまま売却することは一般的ではなく、相手側の都合によって断られるケースもありますので注意が必要です。
自分に合った方法を見つけるためにも、まずは以下の代表的な5つの手段を一通り押さえておきましょう。
3-1. 菩提寺やお寺に依頼する
菩提寺や近隣のお寺によっては、閉眼供養と合わせて仏壇を引き取ってくれることがあります。
ただし、対応の可否はお寺ごとに異なるため、事前の問い合わせは必須です。仏壇を引き取ってもらえた場合、閉眼供養から処分まで一括で任せられるので安心感が高い反面、読経料や処分費用などが高めになる場合もあります。
お寺としても管理や保管が難しいケースがあるため、早めに相談しスケジュールを確認しておくことが重要です。
3-2. 仏壇・仏具店に相談する
仏壇・仏具店の多くは、仏壇に関する専門知識を豊富に持ち合わせています。新しい仏壇への買い替えを検討している場合、処分と買い替えをセットで相談できるメリットがあります。店舗によっては閉眼供養を提携するお寺と連携して行ってくれるため、一連の流れをスムーズに終えやすいでしょう。
ただし、引き取り条件やサービス内容は店舗によって差があるため、複数の仏壇店で見積もりや比較を行うのがおすすめです。
3-3. 不用品回収・リサイクル業者を利用する
不用品回収業者やリサイクルショップに仏壇の引き取りを依頼する方法は、短時間で処分を完了させやすいメリットがあります。ただし、業者側で閉眼供養を代行できるかどうかは事前の確認が必要です。多くの場合、「閉眼供養は自分で済ませたうえで回収を依頼する」という流れになるでしょう。
古物商許可や産業廃棄物処理の資格を持たない業者は違法回収のリスクがあるため、必ず信頼できる事業者を選ぶことが大切です。
3-4. 自治体の粗大ごみや自己搬入を活用する
費用を抑えたい場合や、お寺や業者とのスケジュールが合わない場合には、自治体の粗大ごみとして出す方法も考えられます。自治体によっては自己搬入が可能な施設もあり、直接持ち込みをすることで費用を安く済ませることができます。
ただし、いずれにしても閉眼供養を済ませてから行わないと、精神的にも不安が残りやすい点には注意しましょう。また、廃棄物処理法に基づき自治体ごとに処分ルールが異なるため、事前確認は必須です。
3-5. 買取やオークション出品で再利用を検討する
仏壇の状態が良好で、装飾や材質に高い価値がある場合は、専門のリサイクルショップで買い取ってもらえる可能性があります。最近ではインターネットオークションやフリマアプリなどでの売買事例も増えていますが、閉眼供養を施していない仏壇を求める人は少ないため、現実的には限られた選択肢といえるでしょう。
供養済みであることを明記すれば、購入希望者の安心感につながります。廃棄よりも環境負荷が少なく、誰かに再利用してもらえるという点で意義を感じる人もいるでしょう。
4. 仏壇処分にかかる費用相場と料金表の目安

実際にかかる費用の目安と、その内訳を知っておくと安心です。
仏壇処分にかかる費用は、
①閉眼供養(魂抜き)
②自宅からの搬出・運搬
③処分そのものの費用に大きく分けられます。
たとえば、お寺で閉眼供養をお願いする場合はお布施として1万~5万円程度が相場という声がよく聞かれますが、これは地域やお寺との関係、儀式の内容によって変動します。業者への処分依頼でも、仏壇の大きさや付属する仏具の量によって基本料金が変わることが多いため、詳細な見積もりをとることが大切です。
料金表の一例として、小型サイズであれば1~2万円程度、中型サイズなら2~4万円、大型サイズでは5万円以上かかるケースも一般的です。ただし、あくまで参考相場であり、実際には追加料金や交通費が発生する場合があります。特に階段での搬出が必要な物件やエレベーターが使えない環境では、人手の追加などでコストが上がることもあるため、早めに業者と相談しておくのが賢明でしょう。
4-1. 閉眼供養(魂抜き)の費用
閉眼供養の費用は、お寺にお渡しするお礼やお布施として1万円台から5万円ほどが目安とされています。僧侶を自宅に呼ぶ場合は、交通費やお車代、御膳料などが別途必要になることも少なくありません。
また、菩提寺との付き合いが深い場合は、その関係性を考慮して金額を決めることになります。過不足のないお礼を伝えたいところですが、「地域の慣習」「菩提寺の方針」「家族の意向」を踏まえつつ、相場を把握してお寺とコミュニケーションを図るのが良いでしょう。
4-2. 運搬・処分料と追加費用のポイント
自治体の粗大ごみとして出す場合は数百円から数千円で済むことがありますが、専門業者に依頼する場合は人件費や車両費がかかるため、1~5万円程度まで変動します。仏壇が大きいほど運び出しに人手が必要となり、結果として料金が高くなる傾向にあります。
また、立地条件や階段作業の有無による追加料金も見逃せません。特に都市部のマンションでは搬出条件が料金に直結するため注意が必要です。費用を削減したい場合は、少しでも自分で搬出作業を手伝えるかどうかなど、事前に業者と相談しておくと良いでしょう。
5. 宗派ごとの仏壇処分の違い
宗派によって供養や仏壇の位置づけは異なります。代表的な例を見てみましょう。
日本には数多くの仏教宗派が存在し、それぞれに考え方や作法が異なります。基本的には閉眼供養を行う点は共通ですが、儀式の細部や扱うお札・位牌の扱い方に違いがある場合があります。とはいえ、共通して言えるのは、仏壇をただの道具として処分するのではなく、宗派や菩提寺の慣習に沿って、きちんと供養のステップを踏むことが大切だという点です。
もし自分の宗派がわからない場合や、改宗しているケースなどがあるのであれば、まずは自分や先祖の菩提寺に相談して指示を仰ぐのがおすすめです。菩提寺が遠方にある場合や不明な場合でも、お寺全般に相談すると近隣で対応してくれる僧侶を紹介してもらえることもあります。宗派ごとの違いにこだわるよりも、ご先祖様への尊厳を持った供養姿勢が最も大切なのです。
5-1. 創価学会の仏壇処分
創価学会の仏壇は学会専用の意匠になっていることが多いため、処分の際にも学会員が慣れ親しんだ専門業者やルートを利用するケースが見られます。御本尊(曼荼羅)を学会へ返却したうえで処分する必要がある場合も多く、担当者や会館に連絡して具体的な手続きを確認するのが確実です。
学会専用仏壇は一般的な仏具店では扱い方が異なることが多いため、独自の規定や慣習を確認したうえで処分方法を選ぶことが重要です。
5-2. 浄土真宗や曹洞宗など他宗派の場合
浄土真宗や曹洞宗の場合も、基本は菩提寺に閉眼供養を頼むスタイルが中心です。浄土真宗では本尊として阿弥陀如来の木像や掛軸を安置している場合が多く、曹洞宗では釈迦如来を祀っているなどの違いがあります。
処分の際に重要なのは、魂抜きを正しく行い、位牌や本尊を菩提寺の僧侶に供養してもらうことです。宗派ごとに細かい作法や考え方は異なるため、迷ったときは菩提寺に直接問い合わせるのがおすすめです。
6. 仏壇処分の流れ|事前準備から搬出まで
実際にどのような流れで処分が進むのか、事前準備から引き渡しまでの大まかなステップを整理します。
仏壇処分の際には、最初にどこへ依頼するかを決め、見積もりを確認することが重要です。続いて閉眼供養のスケジュールを調整し、位牌や本尊などを取り外します。供養が完了したら、仏壇の搬出や引き取りが行われ、費用を支払って正式に手元を離れるという流れです。
このプロセスでは、仏壇のサイズや故人との関係などによって必要となる手間や費用が変わってきます。後から追加費用が発生しないように、事前に見積もり内容を明確化し、疑問点は必ず依頼先に確認することがポイントです。順序立てて進めることで、スムーズかつ安心して仏壇を手放すことができます。
6-1. 処分方法の選定と見積もり依頼
まずは菩提寺、お寺、不用品回収業者、仏壇店などの候補を比較し、費用やスケジュール、アフターサポートなどを確認しましょう。大型仏壇の場合は搬出に特殊な道具や複数の作業員を手配する必要があるため、見積もりを複数社からとって総合的に判断すると安心です。
また、宗派によっては独自の作法を求められることもあるので、見積もり時に宗派や供養の希望を必ず伝えるとスムーズでしょう。
6-2. 閉眼供養(魂抜き)と仏具の仕分け
依頼先が決まったら、仏壇内部に納められている位牌や本尊を仕分けしておきましょう。閉眼供養の当日に僧侶が訪問して儀式を行う場合、荷物をまとめておくことでスムーズに進められます。
特に位牌や大切な仏具には故人の戒名や思い出が詰まっていることも多いため、取り扱いには十分注意しましょう。必要に応じて、位牌は菩提寺に預けて永代供養をお願いし、仏壇本体のみを処分する方法もあります。
6-3. 仏壇の搬出・引き取りとお支払い
閉眼供養が完了した仏壇は、単なる物品として扱える状態に戻っています。業者やお寺が手配したトラックなどで仏壇を搬出し、処分または保管の場所へと運ばれます。最後に費用を支払い、処分完了の確認を取ることで正式に手続きを終える形です。
最後に費用を支払い、処分完了の確認を取ることで正式に手続きを終える形です。大型の仏壇を搬出する際は壁や床を傷つけないよう注意が必要で、作業立ち会い時には搬出経路や作業手順を確認しておくと安心です。
7. 仏壇処分に関するよくある質問(FAQ)

仏壇処分にまつわる疑問や不安に対して、代表的な質問と回答をまとめました。
仏壇処分は普段あまりなじみのない手続きゆえ、多くの人が疑問を抱くものです。ここでは、よくある質問に対しての回答を簡潔に示していきます。
実際の対応は宗派・菩提寺の方針によって異なるため、あくまで目安として参考にしてください。
Q1. 位牌やお札は一緒に処分できる?
位牌やお札も閉眼供養を済ませれば一緒に処分することが可能です。
ただし、菩提寺やお寺によっては、位牌をそのまま別途預かって供養する場合もあります。戒名や先祖代々の記録が刻まれているため、単純に廃棄せず、事前に菩提寺へ相談するのが安心です。処分方法を依頼する段階で、位牌だけを残すかどうかを含めて確認しておきましょう。
Q2. 閉眼供養をしないまま処分しても問題ない?
宗教的な観点からは閉眼供養を行うことが望まれています。
供養なしで処分することを避ける理由には、心情的な不安の解消や親族間トラブルの防止が含まれます。あとから「バチあたりではないか」と気になってしまうケースも多いため、なるべく早い段階で魂抜きを実施したほうが良いでしょう。
Q3. 宗派によって供養の手順はどれくらい違うの?
宗派やお寺によって読経の内容や作法の順番、使うお札など細かな違いはあります。ただし、共通しているのは、仏壇や位牌に宿るご先祖様の魂を抜くという主旨です。
閉眼供養という儀式そのものの意義は変わらないため、細部が不明な場合は菩提寺や僧侶に確認するのが確実です。
Q4. 処分せずに小型仏壇やリビング仏壇に買い替えたい場合の注意点は?
家のスペースやライフスタイルに合わせて小型タイプの仏壇やモダンなリビング仏壇へ買い替える人も増えています。
その場合でも、古い仏壇の閉眼供養(魂抜き)は必須です。また、新しい仏壇の設置についても、適切な場所を確保し、宗派ごとの作法に合った形で祀ることが大切になります。買い替え時には仏壇店や菩提寺に相談し、処分と新設をワンストップで対応してもらうのも安心な方法です。
8. まとめ|納得のいく仏壇処分を行うために
仏壇処分は家族や先祖の思いを大切にしながら行う必要があるため、正確な情報収集と事前準備が欠かせません。
仏壇を処分する理由は空き家の整理や家庭事情の変化など人それぞれですが、いずれの場合も大切なのは、ご先祖様への敬意を忘れずに手続きを進めることです。閉眼供養という儀式をきちんと行い、位牌や本尊を正しく扱うことで、後悔やトラブルを未然に防げます。費用や方法は多岐にわたるため、家族の状況や宗派に合った最適な選択肢を見つけることが鍵となるでしょう。
さらに、宗派による違いや費用相場、業者との取り決めなど、知っておくべきことは多いかもしれません。しかし、ポイントを押さえていれば、初めての方でも難しく感じる必要はありません。
納得いく仏壇処分を行うためにも、今回紹介した情報を参考に、菩提寺・仏壇店・専門業者といった信頼できる相談先を活用してみてください。
この記事の監修者
白崎 達也 アキサポ 空き家プランナー
一級建築士
中古住宅や使われなくなった建物の再活用に、20年以上携わってきました。
空き家には、建物や不動産の問題だけでなく、心の整理が難しいことも多くあります。あなたが前向きな一歩を踏み出せるよう、心を込めてサポートいたします。