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公開日:2026.01.27 更新日:2026.01.15

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セカンドハウスローンとは?別荘・二拠点生活での使い方と注意点を解説

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近年はテレワークの普及などを背景に、リゾート地や地方での生活を楽しみながら、本拠地とは違った環境を持つ「セカンドハウス」が注目を集めています。

そこでセカンドハウスの取得に有用なセカンドハウスローンについて、基本的な知識から具体的なプランの特徴、審査の流れなどを分かりやすく解説します。なお、セカンドハウスローンの取り扱い条件は金融機関によって異なり、利用目的(自用か賃貸か)によって申込み可否や条件が変わる場合があります。

セカンドハウスとは?注目される二拠点生活とその背景

都市と地方を行き来しながら、多様なライフスタイルを実現する二拠点生活が盛り上がりをみせています。その背景にはリモートワークの増加や新たな価値観の広がりなど、さまざまな要因があります。働き方の選択肢が増えたことで、「住まい」に求める価値も多様化している点が特徴です。

セカンドハウスとは、本拠点の住まいとは別に所有する住居のことで、週末や長期休暇などに過ごす別荘として利用されることが多いです。近年は仕事環境の柔軟化が広がりつつあり、都市部で働きながら地方で過ごすなど、二拠点生活を実践する人が増えています。リゾート地を拠点としたワークスタイルは、リフレッシュ効果の高さからも注目が集まっています。一方で、セカンドハウスは「投資用物件(賃貸収益を主目的とする不動産)」とは位置づけが異なることが多く、ローン商品も別枠で扱われるケースがあります。

こうした背景には、ITの進化や通信インフラの整備により、リモートでも仕事がしやすくなったことが大きく関わっています。かつては週末利用がメインだったセカンドハウスも、今では半ば恒常的に居住するケースも増え始めました。自宅とは異なる空間でリラックスしながら仕事や趣味に集中できることも、大きな魅力だといえます。

ただし、「主たる居住地」としての扱い(例:生活実態や各種手続き上の整理)は人によって異なるため、購入前に利用目的と滞在頻度を明確にしておくことが重要です。また、物件を取得する際は、購入費用だけでなく維持費(管理費・修繕費・固定資産税など)も継続的に発生する点を踏まえて資金計画を立てる必要があります。

セカンドハウスローンの種類と特徴

セカンドハウスを取得するためのローンはいくつかのタイプに分類され、一般的な住宅ローンと異なる条件や利率が設定される場合もあります。各プランの特徴を理解し、利用目的や資金計画に合ったローンを選びましょう。

セカンドハウスローンは、基本的には居住用でない物件の購入や建築に使用されるため、一般的な住宅ローンと比べて金利が高めに設定されることが多いです。金融機関によってはセカンドハウス専用の商品を設けている場合もありますが、賃貸目的には利用できないなど、条件に違いがあるケースも見られます。そのため、事前に金融機関ごとの取り扱い条件をしっかり確認することが大切です。利用限度額は多くの金融機関で数百万円から数億円単位まで幅広く、返済期間も最長35年程度が一般的となっています。

また、ローンの審査基準では生活費や既存借入などが包括的に判断されるほか、物件自体の担保価値や立地条件も重視されます。購入費用だけでなく、維持管理費や将来的な修繕費も想定したうえで、無理のない範囲で物件を検討することが必要です。テレワークや休日利用など具体的かつ現実的な使用目的を明らかにすると、ローン審査を円滑に進められるケースもあります。

一般的な住宅ローンとの違い

一般的な住宅ローンは申込人が主たる居住用として使用することを前提に設計されているため、比較的金利も低めで、審査基準も居住の安定性や継続的な返済能力を重視する傾向があります。

一方、セカンドハウスローンは利用目的が主たる生活空間ではないため、金融機関側が返済リスクを高めに評価しているケースが少なくありません。結果として、セカンドハウスローンは金利や保証料がやや上乗せされることが多いです。

さらに、一般的な住宅ローンでは住宅ローン控除などの税制優遇や各種制度を利用できる場合がありますが、セカンドハウスローンでは対象外となるケースもあります。税制優遇の有無も含め、どのような費用やリスクが発生するのかを総合的に把握したうえで、二拠点生活を含むライフプランを組み立てることが重要です。

フラット35や金融機関独自のプラン

近年では、フラット35でも一定の条件を満たす場合に限り、セカンドハウスを利用対象として認めているケースがあります。

住宅金融支援機構の定める条件を満たす必要がありますが、長期固定金利の安心感や比較的低い金利帯でセカンドハウスを取得できる可能性がある点は魅力的です。ただし、別荘としての利用や賃貸目的となる場合は適用外となることもあるため、利用条件をくわしく確認しましょう。

一方、各金融機関独自のセカンドハウスローンでは、金利の上乗せ幅や手数料の設定に差があります。中には、一定の条件を満たすことで住宅ローンと同等の金利水準が適用されるプランも見られますが、適用条件が細かく設定されている場合もあります。将来的な収入変動や維持費負担といったリスクも踏まえ、複数の金融機関を比較検討することが大事です。

セカンドハウスローンの金利タイプと手数料の考え方

セカンドハウスローンの返済負担を軽減するためには、適用される金利タイプや手数料の内訳を理解しておくことが重要です。金利や諸費用は返済総額に直結するため、事前の確認が欠かせません。

金利には大きく分けて固定金利と変動金利がありますが、セカンドハウスローンでは一般的に変動金利より固定金利のほうが高い傾向にあります。とはいえ、変動金利で長期返済を行うと、将来の金利上昇リスクを自分で負うことになります。返済期間が長くなるほど金利変動の影響を受けやすくなるため、自分の資金繰りや長期的な金利環境を見据えて、安心感を優先するか、低金利を狙うか検討しましょう。

また、セカンドハウスでは維持費やメンテナンスコストもかかるため、毎月のローン返済とは別に固定資産税や光熱費などの予算組みが必要です。金利タイプや返済期間をよく考慮し、取得後に発生する継続的な支出も含めて物件全体のコストをトータルで把握した上でローンを組むことが、後々の負担を軽減するポイントとなります。

固定金利・変動金利の比較

固定金利は借入時点の金利が返済終了まで変わらないため、支払額を予測しやすいメリットがあります。物件のメンテナンス費用や将来的なライフスタイルの変化を想定しやすいため、長期的な支出管理を重視したい人には向いています。

変動金利は市場金利に応じて適用金利が変動するため、その分だけ低金利でスタートできる可能性があります。しかし、将来大きく金利が上がる可能性がある点は留意が必要です。特にセカンドハウスの場合、本拠地の住居とは別に返済が発生するため、予期せぬタイミングで負担が増えるリスクを考慮しながら選択することが重要です。

各種手数料・保証料の内訳

セカンドハウスローンを利用する際は、事務手数料や保証料などの諸費用もあらかじめ計算に入れておく必要があります。

一部の金融機関では、繰り上げ返済手数料が無料となるプランを掲げている場合がありますが、全額繰り上げ返済時や完済時には固定額の手数料がかかるなど、細かな部分で費用差が生じやすい点に注意してください。

また、団体信用生命保険がローンに自動付帯されるケースもありますが、セカンドハウス向けの場合は補償内容や加入条件が住宅ローンと異なることもあります。各種手数料や保障内容を総合的にチェックし、返済負担を軽減できるプランを選ぶことが、長期的なコスト削減に大きく寄与します。

申し込みの流れと審査基準

申し込み手続きに必要な書類や担保などをあらかじめ準備し、金融機関の審査基準に適合するかを確認しましょう。

セカンドハウスローンを申し込む際は、本人確認書類や収入証明、物件関連の書類などが必要とされます。特に担保設定が必須となる場合、物件に対して第一順位の抵当権を設定することが求められるケースが多いです。自分の収入や他の借入状況をあらかじめ整理しておくことで、審査をスムーズに進めやすくなります。

また、審査では毎月の返済額が無理なく支払えるかどうかが重視されます。別荘やセカンドハウスの場合は本拠地と合わせた負担を金融機関がチェックするため、十分な自己資金や安定収入があると判断されれば、より有利な条件で融資を受けやすくなる可能性があります。

必要書類や担保の準備

利用者本人の運転免許証やパスポートなどの身分証明書に加え、源泉徴収票や確定申告書などの収入証明書は必須です。物件情報としては売買契約書や建物の図面、土地の登記簿謄本などが求められることがあります。ローン審査に時間がかかる場合もあるため、早めに必要書類をそろえておくと安心です。

担保評価は金融機関によって異なるものの、物件そのものの価値だけでなく立地や周辺環境も重視されることがあります。都市部の近郊や観光地など需要があるエリアであれば担保評価が高くなる可能性もあるため、ローンの審査を通過しやすくなる傾向があります。

申込み前の注意点と返済に関するポイント

返済シミュレーションを行い、将来的なライフプランを見据えながら無理のない返済計画を立てておくことが大切です。セカンドハウスは想定外の出費が発生しがちなため、金利上昇リスクや修繕費などを考慮して余裕を持った予算組みを行いましょう。

また、セカンドハウスを購入する目的によっては、フラット35や特定の優遇金利プランを利用できる可能性があります。より好条件を得られるよう、複数の金融機関のプランを比較検討し、必要に応じて専門家のアドバイスを受けることもおすすめです。

まとめ・総括

セカンドハウスローンを活用することで、自分らしい暮らしや趣味の充実、リモートワーク環境の整備といった選択肢が広がります。ライフスタイルや予算、将来設計に合わせて、無理のない返済計画を前提に最適なローンプランを検討してみましょう。

セカンドハウスは、都市と地方をまたいだ柔軟な生活スタイルを実現するうえで有力な選択肢の一つです。住宅ローンと比べて金利や審査基準に差が出ることが多いものの、事前に情報をしっかり収集し、物件やローンの条件を比較検討することで、リスクを把握したうえでセカンドハウスの取得を検討しやすくなります。

将来的に二拠点生活を続けながらリモートワークを行ったり、家族や趣味のための別荘を活用したりと、セカンドハウスにはさまざまな可能性が広がっています。維持費や将来のライフスタイル変化も見据えつつ、自分にとって最適なローンを選び、豊かなライフスタイルを実現するための一歩を踏み出してみてください。

この記事の監修者

白崎 達也 アキサポ 空き家プランナー

一級建築士

中古住宅や使われなくなった建物の再活用に、20年以上携わってきました。
空き家には、建物や不動産の問題だけでなく、心の整理が難しいことも多くあります。あなたが前向きな一歩を踏み出せるよう、心を込めてサポートいたします。

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