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公開日:2026.05.12 更新日:2026.07.22

不動産投資会社の選び方|おすすめ比較と悪質業者の見分け方

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不動産投資会社選びで最も大切なのは、知名度や利回りの見栄えではなく、自分の投資スタイルに合い、購入後の運用まで任せられる会社を見極めることです。不動産投資は物件を買って終わりではなく、融資・賃貸管理・修繕・売却と長く付き合っていくため、最初の会社選びがその後の収益性や手間を大きく左右します。

とはいえ、不動産投資会社は数が多く、それぞれ強みや提案スタイルも異なるため、「結局どこに相談すればいいのか」と迷いやすいものです。知名度や表面利回りだけで決めてしまうと、購入後に思ったほど利益が残らないケースも少なくありません。

そこで本記事では、不動産投資会社の種類(販売・仲介・管理・買取再販)と役割の違いから、会社選びで確認したい6つのポイント、悪質な会社を見分ける視点、そして代表的な不動産投資会社までを整理して解説します。自分に合う投資スタイルと、無理のない運用体制を見極めるための判断材料として、ぜひ参考にしてください。

不動産投資会社の4つの種類|販売・仲介・管理・再販の違いを比較

明るい室内でバインダーを手に笑顔で説明するスーツ姿の男性スタッフと、それを熱心に聞く夫婦

不動産投資会社にはいくつかのタイプがあり、どこに強みがあるかで役割が変わります。物件を売ることが中心の会社もあれば、購入後の管理や再販に強い会社もあるため、「何を任せたいのか」に応じて見分けることが大切です。ここでは、代表的な4種類を整理しておきます。

販売会社(新築・中古)

販売会社は、自社で扱う投資用物件を提案・販売する会社です。新築マンションを中心に展開する会社もあれば、中古ワンルームや中古一棟アパートを扱う会社もあります。商品設計や提案の型がある程度決まっているため、投資初心者でも話を進めやすいのが特徴です。

ただし、基本的には自社物件から提案する形になるため、選択肢が限られるケースがあります。このような場合は、提案された物件が自分の目的に合っているか、冷静に確認しましょう。

仲介会社

仲介会社は、売主と買主の間に入り、条件に合う投資物件を紹介する会社です。新築よりも中古物件で利用されることが多く、区分マンションから一棟アパート・一棟マンションまで、比較的幅広い選択肢を検討しやすい傾向があります。

仲介会社の強みは複数の物件を比較検討しやすいことです。ただし、会社によって得意エリアや得意な物件種別には差があります。また、主な役割は仲介なので、購入後のサポート範囲は事前に確認しておきましょう。

賃貸管理会社

賃貸管理会社は、入居者募集や家賃回収、契約更新、入居者対応、退去後の原状回復など、物件購入後の運用を担う会社です。自分で管理するのが難しい会社員投資家にとっては、日常の管理実務を任せる相手として重要な存在になります。

不動産投資は、購入時の条件だけでなく、保有中の運用で収支が大きく変わります。そのため、管理会社は「管理料が安いかどうか」だけで選ばないことが大切です。入居率の維持、対応の速さ、修繕費のコントロール、オーナーへの報告の分かりやすさまで含めて、運用を任せられる体制かを確認しておきましょう。

買取再販会社

買取再販会社は、中古物件を買い取り、修繕やリフォームを行ったうえで再販売する会社です。リフォーム済みの物件を販売しているので、すぐに使える物件を探しやすいです。

ただし、買取再販物件は、仕入れ価格に修繕費や販売経費、利益が上乗せされた価格で売り出される点は覚えておきましょう。特に投資用として考える場合は、賃料に対して価格が見合っているか、利回りが確保できるかまで確認する必要があります。

また、修繕済みといっても、どこまで手が入っているかは物件ごとに異なります。クロスや床、水回りなどの見える部分だけで判断せず、屋根や外壁、給排水管、共用部など、将来の修繕費に関わる部分まで確認しておきましょう。

不動産投資会社の選び方

重要なチェックポイントを指し示すイメージの、右を向いた黄色の矢印と『POINT』と書かれた黄色のプレート

不動産投資会社を選ぶときの主なチェックポイントは以下の6点です。

  • 実績の豊富さ
  • 物件の強み
  • 賃貸管理と購入後サポートの手厚さ
  • 担当者の提案力と説明の透明性
  • 運用手数料や諸費用
  • 会社の信頼性

不動産投資は購入後に空室対策や修繕対応、家賃設定の見直しなどが続くため「どの会社から買うか」で運用のしやすさが変わります。表面利回りや営業トークだけで判断すると、購入後に想定とのズレが出やすくなるため、会社そのものの体制まで含めて見ておくことが大切です。

実績の豊富さ(販売実績・入居率・管理戸数など)

実績が豊富な会社は、それだけ多くの取引や運用を積み重ねてきた可能性があります。販売実績が多い会社は提案や融資の流れに慣れている傾向があり、管理戸数が多い会社は購入後の運用ノウハウを持っているケースが多いです。

ただし、数字だけを見れば安心というわけではありません。たとえば入居率は、一時的な満室状態だけを示していることもありますし、販売実績もどのエリア・どの価格帯の物件で積み上げた数字なのかで意味が変わります。数字の大きさだけでなく、その中身まで確認することが重要です。

物件の強み(エリア・築年数・種類など)

不動産投資会社には、それぞれ得意分野があります。都心の新築区分マンションに強い会社もあれば、地方の一棟アパートや中古物件に強い会社もあるため、自分が検討したい投資スタイルと会社の強みが合っているかを見ておきましょう。

ここがずれていると、会社にとって売りやすい物件を勧められやすくなるリスクが出てきます。たとえば中古高利回り物件を探しているのに、新築区分しか扱わない会社に相談しても、比較検討の幅はどうしても狭くなります。まずは「この会社は何が得意なのか」を把握し、そのうえで自分の目的と合っているかを判断したいところです。

賃貸管理と購入後サポートの手厚さ

不動産投資は、買って終わりではなく、買ったあとからが本番です。入居者募集、家賃回収、更新対応、退去時の原状回復、設備トラブルへの対応など、運用中には細かな実務が継続的に発生します。そのため、賃貸管理や購入後サポートがどこまで整っているかは、かなり重要な比較ポイントです。

特に会社員大家のように自分で現場対応しにくい人ほど、管理体制の差が収益に直結しやすくなります。空室が出たときの募集力、修繕提案の分かりやすさ、トラブル時の連絡体制などを事前に確認しておくと、買ったあとに「思ったより任せられない」と感じるリスクを減らせます。

担当者の提案力と説明の透明性

担当者の質は、会社選びの中でも見落としにくいポイントです。良い担当者は、物件のメリットだけでなく、空室リスクや修繕リスク、出口戦略まで含めて説明してくれます。反対に、都合の良い数字だけを強調し、デメリットや前提条件を曖昧にする担当者には注意が必要です。

特に見るべきなのは、話し方のうまさよりも説明の中身です。なぜその物件を勧めるのか、家賃下落や空室をどう見込んでいるのか、売却時にどんな出口を考えているのかまで答えられる担当者なら、提案の解像度は高いといえます。質問への返答が曖昧だったり、急いで契約を迫ったりする場合は、慎重に接したほうがよいでしょう。

運用手数料や諸費用

表面利回りが良く見えても、手数料や諸費用を入れると収支が大きく変わることがあります。購入時の仲介手数料や登記費用、融資関連費用だけでなく、購入後の管理委託手数料、集客費、原状回復費、設備交換費なども含めて見ておく必要があります。

ここで大切なのは「全部でいくらかかるか」を総額で把握することです。月々の管理料が安くても、退去時の費用負担が重い場合もあります。また、サブリース(一括借り上げ)契約については、賃貸住宅管理業法に基づき、将来の家賃減額リスクや解約制限等の「重要事項説明」が義務付けられています。

収支表を見るときは、家賃収入だけでなく、継続的に差し引かれる費用まで確認しておきましょう。

会社の信頼性(上場・免許・行政処分歴など)

会社の信頼性も最低限チェックしておきたい項目です。会社の概要はもちろん、資金力や設立年、管理戸数、寄せられている口コミなどは基本情報として確認しておきたいところです。

あわせて見ておきたいのが、国土交通省の「ネガティブ情報等検索システム」等を利用した、過去の宅地建物取引業法に基づく行政処分歴の確認です。強引な勧誘や不透明な契約説明が問題になっていた会社は、物件そのもの以前に取引面で不安が残ります。見栄えのよい広告や営業資料だけで安心せず、会社そのものの信頼性を確かめてから判断することが大切です。

悪質な不動産投資会社の特徴は?

オフィスでノートパソコンを前に手を組み、真剣に考え込むスーツ姿のビジネスパーソン

悪質な不動産投資会社かどうかを見分けるときは、「儲かる話をしているか」よりも、「不利な情報まできちんと出しているか」を見ることが大切です。不動産投資は空室や修繕、家賃下落、売却時の価格変動などのリスクがあるため、それを十分に説明しない会社は避けたほうがよいでしょう。

高利回りを過度に強調する勧誘

高利回りを前面に出して勧誘してくる会社には注意が必要です。利回りの数字自体は判断材料として重要ですが、表面利回りだけを強調して「これだけ儲かります」と見せるやり方では、実際の手残りが見えてきません。

特に、空室率や管理費、修繕費、原状回復費、固定資産税などを織り込まずに話を進める会社は要注意です。見た目の数字は良くても、経費を差し引くと想定ほど利益が残らないケースは珍しくありません。利回りを見るときは、その数字がどの前提で出ているのかまで確認する必要があります。

契約を急がせる・強引な営業

「今日決めないと他の人に取られます」「この条件で出せるのは今だけです」などと契約を急がせる会社も、慎重に見たほうがよいでしょう。良い物件はたしかに早く動くことがありますが、だからといって十分な確認をさせないまま判断を迫るのは健全ではありません。

不動産投資は、購入後に長く付き合う商品です。融資条件、管理体制、収支計画、出口戦略まで確認せずに契約すると、後になって問題が発生する恐れがあります。質問にじっくり答えず、面談や電話で圧力をかけるような営業姿勢が見えた場合は、一度距離を置いたほうが安全です。

リスクやデメリットを説明しない

信頼できる会社ほど、物件の弱点や投資上の注意点も説明します。反対に、家賃が下がる可能性、空室リスク、修繕負担、売却しにくさなどに触れず、メリットだけで話をまとめようとする会社は危険です。

たとえば「節税になります」「年金代わりになります」といった言い方だけで話を進める場合、その前提条件が抜けていることがあります。不動産投資は、誰にとっても同じように有利な商品ではありません。自分の年収、借入状況、投資目的に合うかどうかまで踏み込んで説明しない会社は、売ることが優先になっている可能性があります。

おとり広告や根拠のない実績表示

広告に出ていた好条件の物件を問い合わせたら「それはもう決まりました」と言われ、別の物件ばかり勧められる場合は、おとり広告の可能性があります。集客のためだけに目を引く物件を見せているとすれば、提案全体の信頼性にも疑問が残ります。

また「入居率99%」「利用者満足度No.1」などの実績表示も、根拠が曖昧なまま使われていることがあります。どの時点の数字なのか、対象物件は何か、自社調査なのか第三者調査なのかが分からない場合、その実績は判断材料として使いにくいでしょう。数字や実績は、見栄えの良さではなく、裏付けの有無で見ることが大切です。

おすすめの不動産投資会社一覧

水色の背景に置かれた紙製のビルと住宅の模型、それらを取り囲む複数の吹き出し型プレート

不動産投資会社を比較するときは、会社名の知名度だけで判断するのではなく、「どの投資スタイルに強いか」を見ながら選ぶことが大切です。そこでここでは、知名度や実績のある不動産投資会社を一覧で紹介します。

RENOSY(GAテクノロジーズ)

RENOSYは、GA technologiesが運営する不動産投資サービスです。マンション・アパート・戸建てなど幅広いラインナップを扱い、契約手続きをオンラインで進められるため、忙しい人でも取り組みやすい仕組みが整っています。AIと人の目視を組み合わせた物件選定も特徴です。

J.P.リターンズ

J.P.リターンズは、中古区分マンションを軸に展開する不動産投資会社です。売主物件を中心に、仲介手数料をかけずに購入できる物件を扱っている点が特徴です。低価格高利回り物件から都心のハイスペック物件まで、ニーズ別に複数のラインナップを用意しています。

プロパティエージェント

プロパティエージェントは、東京都とその周辺エリアで投資用マンションを中心に扱う会社です。入居者募集から賃貸契約、集金代行、家賃保証まで一貫して対応しています。資産価値の高い都市部に物件を絞り、中長期の視点で立地を厳選している点が特徴です。

トーシンパートナーズ

トーシンパートナーズは、首都圏の単身者需要が見込めるエリアに絞って投資用マンションを展開する会社です。主要ターミナルにアクセスしやすく、駅から徒歩圏内の立地を重視しています。デザインや設備、セキュリティにこだわったマンションシリーズを展開している点が強みです。

シノケンハーモニー

シノケンハーモニーは、シノケングループに属し、投資用デザイナーズマンションの企画開発から提案までを手がける会社です。自社で企画・開発したデザイナーズマンションを扱い、中古物件についても好立地エリアに絞って厳選している点が特徴です。

日本財託

日本財託は、東京23区の中古ワンルームマンション投資に強みを持つ会社です。販売だけでなく管理面にも強く、東京23区内の賃貸実績レポートを定期的に公開しています。幅広い商品を並べるより、東京23区の中古ワンルーム市場を深く見て提案するタイプの会社です。

FJネクスト

FJネクストは、首都圏の需要が見込まれるエリアで資産運用型マンションの企画・分譲を行う会社です。物件の供給だけでなく、管理や運用支援までグループでまとめて対応している点が特徴で、有資格者による物件選びのサポートも行っています。

武蔵コーポレーション

武蔵コーポレーションは、収益不動産の購入から賃貸管理、出口戦略までを一貫して支援する会社です。新築アパートと中古収益物件の両方を扱い、投資目的や資産状況に合わせた提案を行います。購入後の賃貸運用や売却まで含めた長期的なサポート体制が強みです。

グローバル・リンク・マネジメント

グローバル・リンク・マネジメントは、東京の新築コンパクトマンションを活用した不動産投資を提案する会社です。都心立地のコンパクトマンションに軸足を置き、自社ブランドを掲げて街並みとの調和や資産性を意識したマンション開発を行っている点が特徴です。

ランドネット

ランドネットは、中古マンション投資を中心に、仕入れ・販売・賃貸管理まで対応する会社です。自社の不動産データベースを活用した直接買取・直接販売を展開しています。購入後のサポートとして提携ローンの紹介や契約不適合責任の保証、賃貸管理にも対応している点が特徴です。

「投資用マンション」以外の選択肢|空き家投資という道

ここまで不動産投資会社を紹介してきましたが、不動産投資は、投資用の新築・中古マンションを購入する方法だけではありません。近年、比較的少ない初期投資から始められる選択肢として注目されているのが「空き家投資」です。

空き家投資とは、価格の手頃な空き家を購入し、リノベーションして賃貸に出したり、活用して収益化したりする投資手法です。一般的な投資用マンションと比べて、次のような違いがあります。

投資用マンションと空き家投資の違い

比較項目投資用マンション空き家投資
初期費用数千万円規模になりやすい物件価格が手頃で抑えやすい
物件の供給新築・中古とも比較的豊富立地・状態の見極めが重要
収益の作り方家賃収入が中心賃貸・活用・売却など選択肢が広い
向いている人管理を任せて手堅く運用したい人工夫して収益や資産価値を高めたい人

投資用マンションは、管理を任せて手堅く運用しやすい一方、初期投資が大きくなりやすい傾向があります。

対して空き家投資は、物件を安く取得できれば、リノベーションや活用の工夫次第で高い利回りを狙える点が魅力です。ただし、立地や建物の状態の見極め、活用方法の設計が成否を左右するため、空き家に精通したパートナー選びが重要になります。

空き家投資・空き家活用ならアキサポへ

「空き家投資に興味はあるが、どんな物件を選べばいいのか」「相続した実家や所有している空き家を活用したい」という方は、私たち「アキサポ」にご相談ください。

株式会社ジェクトワンが運営するアキサポは、空き家の活用・買取に力を入れており、これから空き家投資を始めたい方への物件のご相談から、すでにお持ちの空き家の活用・リノベーション・賃貸・売却まで、一貫してサポートしています。投資用マンションとは異なる「空き家を活かした資産形成」という選択肢について、物件の状態や立地に合わせた現実的なプランをご提案します。

空き家投資・活用を相談する

この記事の監修者

一級建築士 白崎 達也

白崎 達也 アキサポ 空き家プランナー

一級建築士

中古住宅や使われなくなった建物の再活用に、20年以上携わってきました。
空き家には、建物や不動産の問題だけでなく、心の整理が難しいことも多くあります。あなたが前向きな一歩を踏み出せるよう、心を込めてサポートいたします。

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