公開日:2024.06.20 更新日:2026.06.17
空き家サブスクとは?メリット・デメリットを【2026年最新】解説
空き家サブスク(定額住み放題サービス)とは、月々一定額で各地の空き家に住めるサービスです。
近年人気の空き家サブスクには、さまざまなメリットがある反面、デメリットもあります。空き家サブスクでいろいろな場所に暮らしてみたいという方は、メリット・デメリットをそれぞれ把握しておきましょう。
ここでは、空き家サブスクが広がっている理由と、空き家サブスクを利用するメリット・デメリットについて解説します。
目次
空き家サブスクとは、定額住み放題サービスのこと
空き家サブスク vs 一般賃貸 主な違い
✅ 水道光熱費・ネット込み(例外あり)
✅ 家具・家電付きが多い
✅ 最短1ヶ月から契約可
✅ 全国複数拠点を利用可
❌ 事前予約が必要
❌ 移動コストが別途かかる
❌ 光熱費・ネットは別途
❌ 家具・家電は自前が多い
❌ 契約期間の縛りあり
✅ 好きなときに在宅可能
✅ 長期安定した住まいを確保
✅ 地震保険等に加入しやすい
空き家サブスクとは、月額定額料金を支払うことで全国各地の空き家に自由に住める定額住み放題サービスです。敷金・礼金不要で、プランによっては水道光熱費が含まれる場合もあります。リモートワーカーや二拠点生活を検討している方、働く場所を問わないフリーランスなどに向いているサービスです。
入居できる物件はサービスによって異なります。各サービスのウェブサイトで掲載物件を確認してみましょう。
空き家サブスクが人気の背景

空き家サブスクが注目される背景には、コロナ禍以降のリモートワーク浸透と、地方移住への関心の高まりという2つの社会的変化があります。
リモートワークの浸透
コロナ禍をきっかけにリモートワークを導入する企業が増加し、現在も一定数の企業・働き手に定着しています。場所を問わず働ける環境が広がったことで、全国各地の空き家を転々としながら暮らせる空き家サブスクへの注目が高まりました。
職場でも自宅でもない場所で気分を変えて働くことで、新しいアイデアが生まれやすくなる、集中力が高まる、リフレッシュできるといったメリットも期待できます。
地方移住への関心の高まり
地方移住への関心も、空き家サブスク人気を後押しする要因のひとつです。内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局が20〜30代を対象に実施した調査(2020年)によると、東京圏在住者のうち地方での暮らしに関心があると回答した割合は48.2%で、関心がないとした28.9%を大きく上回りました。
地方暮らしの魅力として最も多く挙げられたのは「山・川・海などの自然にあふれた環境」(55.8%)で、「空間的・時間的な余裕のある生活」「生活コストの安さ」がそれぞれ49.4%で続いています。
空き家サブスクは、移住前に地方での暮らしを体験できるサービスとして、地方移住を検討している方に特に向いています。
家サブスクのおすすめ5選を比較!料金や仕組み・選び方のガイド
空き家サブスクを利用するメリット
空き家サブスクの利用で得られる主なメリットには、下記のようなものが挙げられます。
| メリット | 概要 |
|---|---|
| さまざまな場所で暮らせる | 全国の空き家を気軽に体験・住み替えられる |
| 初期費用が抑えられる | 敷金・礼金・更新料不要。水道光熱費・ネット代込みが多い |
| 二拠点生活ができる | 宿泊数の少ないプランで、週末だけ別の場所に住む使い方も可能 |
| 好きな期間だけ契約できる | 最短1ヶ月から。原状回復費用なし。休会できるサービスも |
さまざまな場所で暮らせる
全国各地の空き家を気軽に体験できるのが空き家サブスクの魅力です。マンネリを感じている方、自分に合う住環境を探している方、新しい刺激が欲しい方に向いています。
初期費用が抑えられる
敷金・礼金・更新料が不要なため、通常の賃貸契約と比べて初期費用を大幅に抑えられます。プランによっては水道光熱費やインターネット回線費用が含まれる場合もあり、家具・家電が備え付けのケースも多いため、トータルコストを抑えやすい点もメリットです。
二拠点生活ができる
現在の住まいを維持しながら、別の拠点を持ちたい方にも活用できます。宿泊数が少ないプランを選べば「月に1〜2週間だけ別の場所で暮らしたい」「週末は自然の中でリフレッシュしたい」といった使い方が可能です。出張が多い方がホテルの代わりに活用するケースも考えられます。
好きな期間だけ契約できる
多くのサービスでは契約期間の縛りがなく、1ヵ月単位から利用できます。合わなければ解約するだけで、原状回復費用も発生しません。使わない時期だけ休会できるサービスもあり、ライフスタイルに合わせて柔軟に活用できます。
空き家サブスクを利用するデメリット
空き家サブスクの利用には、いくつかのデメリットもあります。期待外れだったと思うことがないように、難点も踏まえてサービスの利用を検討しましょう。
| デメリット | 概要 |
|---|---|
| 事前予約が必要 | 自宅のように自由に使えない。希望日が取れないこともある |
| プライバシーが確保しづらい場合がある | 個室なし・トイレ風呂共同の物件も。事前確認が重要 |
| 移動コストがかかる | 住居費以外に交通費が別途発生。遠方ほど負担大 |
事前予約が必要
空き家サブスクは事前予約制が基本です。
自宅のように好きなタイミングで立ち寄れるわけではありません。月額制のサービスが多いため、入会直後に希望の物件・日程を複数押さえようとしても、予約が取りにくい場合もあります。
プライバシーが確保しづらいことがある
物件ごとに設備や間取りは異なります。
個室がない物件やトイレ・浴室が共用の物件もあるため、プライバシーを重視する方には向かないケースもあります。登録前に入居可能な物件の詳細を確認しておきましょう。個室で絞り込み検索ができるサービスを選ぶと、条件に合う物件を探しやすくなります。
移動コストが別途かかる
住居費は月額定額でも、移動費は別途かかります。
遠方の物件を利用するほど交通費の負担は大きくなるため、住居コストだけで判断すると想定より総費用が高くなるケースがあります。利用前に移動コストも含めたトータルの費用感を試算しておくと安心です。
空き家サブスクで自由な暮らしを実現しよう
空き家サブスクは、自由な暮らしを実現する利用者にとってのサービスであると同時に、空き家を抱える所有者にとっての活用手段でもあります。
ただし、空き家サブスクへの物件登録には審査や内装工事が必要なケースが多く、手間や費用の面でハードルを感じる方も少なくありません。
「空き家をどうにかしたいけれど、何から始めればいいかわからない」という方は、まずアキサポにご相談ください。売却・賃貸活用・リノベーション活用など、物件の状況に合わせた最適なプランをご提案します。
アキサポの空き家活用サービスでは、リノベーション費用はアキサポが負担し、アキサポが空き家を借り受けて所有者様に毎月賃料をお支払いします。入居者探しや工事の手配も不要で、費用面のハードルを抑えながら空き家を資産として活かせます。
(※建物の状況等によっては、一部費用のご負担をお願いする場合があります)。
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この記事の監修者
白崎 達也 アキサポ 空き家プランナー
一級建築士
中古住宅や使われなくなった建物の再活用に、20年以上携わってきました。
空き家には、建物や不動産の問題だけでなく、心の整理が難しいことも多くあります。あなたが前向きな一歩を踏み出せるよう、心を込めてサポートいたします。