公開日:2026.04.17 更新日:2026.04.10
NEW家を売りたいなら必見!失敗しない売却の流れと選び方を解説
家の売却を検討する理由は、住み替えや相続、転勤など人それぞれです。しかし、いざ売却に踏み出そうとしても「何から始めればいい?」「損をしないためには?」と、流れや相場、査定のタイミングなどに悩む方は少なくありません。
さらに、年数や住宅ローン残債、空き家の維持負担も気になるポイントです。家を売りたいと考えたときに知っておきたい基本の流れと、後悔しない選択の考え方を解説します。
目次
家を売りたいときの基本的な流れ

家を売りたいときには、複数の判断が求められます。相場の把握、査定の依頼、売却方法の選択と不安を感じる場面もあるでしょう。ここでは基本的な売却の流れを解説します。
①市場相場を調べる
まずは近隣の成約事例や競合物件をチェック。おおよその相場を知ることが出発点です。価格の目安が見えると設定価格の妥当性を判断しやすくなり、販売戦略にも自信が持てるでしょう。
②不動産会社の査定を受ける
相場を見ても「本当にこの価格で売れるのか」と不安が残ることもあります。そんなときは、不動産会社による「査定」を活用しましょう。机上査定と訪問査定を組み合わせることで価格の裏付けや提案内容が分かり、不動産会社の力量も見極められます。
③売却方法を選ぶ
「仲介」か「買取」か、どちらの売却方法を選ぶかは、最終的な手残り金額や売却期間を左右する重要なポイントです。売却期限や資金面、物件の状態を整理し、自分の状況に合った方法を選定しましょう。
④売買契約
売買価格、引き渡し時期、契約不適合責任の範囲、ローン特約の有無などを確認し、慎重に契約を結びます。宅地建物取引業法第35条に基づく「重要事項説明」を宅地建物取引士から受け、特に「契約不適合責任」の免責範囲や、心理的瑕疵の告知義務の内容を精査し、不明点を解消したうえで契約手続きを進めましょう。
⑤引き渡し
鍵の受け渡しや各種手続きを終えることで売却は完了します。司法書士による所有権移転登記の申請、住宅ローンがある場合は抵当権抹消手続き、さらに固定資産税・都市計画税の日割り精算などを、代金の受領と同時に行います。
なお、売却によって利益(譲渡所得)が出る場合は、確定申告が必要になります。「3,000万円特別控除」や、相続空き家特例、居住用財産の買換え特例等が検討可能です。ただし、相続登記の義務化(2024年4月施行)を怠っていると、売却手続き自体が頓挫する可能性がある点に厳重な注意が必要です。適用には一定の要件があるため、事前に税理士等へ確認することをおすすめします。
まずは相場を知ることが第一歩

家を売りたいと思ったら、いきなり契約や査定に進むのではなく、まず相場を把握することが重要です。売却価格は物件ごとの条件によって大きく変わるため、価格形成のポイントを整理しておきましょう。
①近隣の不動産成約価格
相場把握の基礎となるのが近隣の成約価格です。この時、販売価格ではなく実際の取引価格を参照することがポイント。市場で実際に取引された価格帯を参考に、立地や広さが似ている物件を複数比較することが重要です。
②築年数による建物評価
築浅物件は流動性が高く評価も維持されやすい傾向にあり、築年数が経過するほど資産価値は下落する傾向にあります。ただし、リフォーム履歴や維持管理状況により評価が補完されるケースもあります。
③駅距離や生活利便性などの立地条件
立地の良し悪しは、購入検討者の関心に直結します。駅までの距離や生活環境、子育てのしやすさなど、重視されるポイントはさまざまです。人気エリアでは価格が安定しやすい傾向があり、需要が限られる地域では価格調整が必要になることもあります。
家を売る方法は大きく2つ

売り方によって売却価格や期間、手間は大きく変わります。不動産会社に買主を探してもらう「仲介」と不動産会社が直接購入する「買取」。代表的な2つの方法を押さえておきましょう。
① 仲介で売る
仲介は、不動産会社が販売活動を行い、市場で買主を見つける売却手法。できるだけ高く売りたいと考える方にとって、まず検討される方法です。
<メリット>
・市場競争により高値成約が期待できる
・多くの購入希望者から選んでもらえる
・価格や条件を相談しながら進められる
<デメリット>
・販売期間が長期化する可能性がある
・内覧対応や販売活動への協力が発生する
・いつ売れるか見通しが立ちにくい
② 買取で売る
買取は、不動産会社が直接物件を取得する売却手法。手続きがシンプルで売却完了までの見通しが立てやすいのが特徴です。「とにかく急いで現金化したい」「古い家なので買い手がつくか不安」という方にとって、確実性の高い選択肢となります。
<メリット>
・短期間で売却でき、精神的な負担が少ない
・内覧不要かつ広告活動の手間がかからない
・現状のまま売れるケースが多い
<デメリット>
・市場売却より価格水準が低くなることが多い
・市場価格との比較が難しい
・買取基準が会社ごとに異なる
売れない家の特徴と対策

売却が進まないときは、築年数や立地、物件状態、エリア需要など複数の要因が影響している場合もあります。「売れない」のではなく、売り方が合っていないだけのケースもあります。まずは売れにくい特徴を整理し、自宅の状況を確認してみましょう。
築年数が古い
築年数が経過した住宅は、設備の老朽化や耐震面の不安から購入検討者が限られることもあります。とはいえ、価格の見直しや買取の活用により売却成立するケースも多く、築年数は絶対的な障壁ではないと言えます。
立地条件が弱い
駅から遠い、周辺施設が少ないなど、立地条件が弱い場合は買い手が見つかるまで時間がかかることがあります。 ただし、売却できないわけではありません。価格を見直したり、購入対象となる人の層を広げたりすることで売却につながるケースもあります。
修繕が必要
修繕負担が想定される物件は、購入後の費用を気にする人が多く、内覧評価にも影響します。しかし、現状のまま売る前提で価格を調整したり、簡単な補修で印象を整えたりすることで売却につながるケースもあります。
需要が少ないエリア
人口が少ない地域や住宅需要が限られるエリアでは、購入希望者が集まりにくく、売却まで時間がかかることがあります。 一方で、投資目的や二拠点生活など、別のニーズを持つ人に目を向けることで売却につながるケースもあり、ターゲットを広げる視点が重要です。
まずは“売却方法別の価格”を確認する
家を売りたいときは、売却方法によって価格水準が変わることを理解しておきましょう。価格目安を把握しないまま進めてしまうと、適正価格を見失う可能性があります。
「仲介ならいくらか」「買取ならいくらか」という、それぞれの価格目安を把握することで、スピード感と売却価格のバランスを踏まえた判断がしやすくなります。
売却方法別の価格目安がわかる「空き家のコタエ」

家を売りたいと考えたとき、「いくらで売れるのか」は最も気になるポイント。売却方法によって価格水準は大きく変わるため、事前に目安を把握しておくことが大切です。そこで役立つのが「空き家のコタエ」です。
「空き家のコタエ」では、個人売買価格・三為取引価格・業者買取価格といった売却方法別の価格目安を確認できます。
個人売買価格
親族や知人間などで、不動産会社を介さず直接取引する場合の目安です。仲介手数料はかかりませんが、売買契約書の作成、境界確認、登記手続きなどをすべて自己責任で行う必要があり、将来的な法的トラブル(契約不適合責任など)のリスクが非常に高い点に十分な注意が必要です。
三為取引(第三者のためにする契約)価格
仲介と買取の中間的な立ち位置で、一定の価格水準とスピード感の両立が期待できます。
業者買取価格
市場価格より低くなることは多いものの、売却までの見通しが立つ点は大きな魅力です。
迷いを減らし、納得感のある判断へ。まずは「空き家のコタエ」で価格を確認することから始めてみるのもおすすめです。
早く・確実に売りたいなら「アキサポ空き家買取サービス」
「アキサポ空き家買取サービス」は不動産会社が直接買取を行うため、買主探しや内覧対応が不要です。現状のまま買取が可能で、リフォームや修繕の手間もかかりません。スピーディーな査定と対応により、売却までの見通しが立ちやすいのも魅力です。
空き家の管理負担や固定資産税の悩みを早めに解消したい方に、ぜひチェックしてほしいサービスです。
まとめ|家を売りたいときの判断ステップ
家を売りたい場合は、まずは市場データを基に相場を知り、想定売却価格のレンジを把握しましょう。そのうえで仲介や買取といった売却方法の特性を理解し、価格やスピードのバランスを考えて選択しましょう。
さらに方法別の価格を比較することで、納得感のある判断がしやすくなります。価格目安を知りたいなら「空き家のコタエ」、早期売却を検討するなら「アキサポ空き家買取サービス」なども活用しながら、自分に合った売却を進めていきましょう。
この記事の監修者
山下 航平 アキサポ 空き家プランナー
宅建士/二級建築士
ハウスメーカーにて戸建住宅の新築やリフォームの営業・施工管理を経験後、アキサポでは不動産の売買や空き家再生事業を担当してきました。
現在は、地方の空き家問題という社会課題の解決に向けて、日々尽力しております。