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公開日:2026.01.06 更新日:2026.01.07

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【買ってはいけない中古住宅】危険な物件・土地の特徴、再建築不可などリスク総まとめ

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中古住宅は新築に比べて価格が抑えられる一方、土地や建物、周辺環境などに見過ごせないリスクが潜む場合があります。本記事では、買ってはいけない中古住宅の特徴を総合的に解説し、安全な物件選びのポイントを解説。ぜひ参考にして、理想の中古住宅を手に入れましょう。

買ってはいけない中古住宅の全体像を把握しよう【土地・建物・法的なリスク】

まずは中古住宅特有のメリット・デメリットを把握すると同時に、なぜ危険な物件を選んでしまうのか、その要因を解説します。

中古住宅のメリット・デメリットを再確認

中古住宅の最大のメリットは、新築物件と比べて同じ予算でより広い物件や便利な立地を選びやすい点。初期費用が抑えられるのはもちろん、費用が安い分をリフォームに回し、自分好みの空間に作り変えることも可能です。また、完成した物件を見て選べるという点も、中古住宅ならではといえるでしょう。

一方で、建物や土地の状態が不明瞭であることが多く、修繕費用など思わぬ出費が生じる可能性があります。購入前に十分な情報収集を行わないと、築年数や構造の問題に気づかず、大規模なリフォームを余儀なくされるケースも珍しくありません。さらに土地の再建築の可否や接道義務の有無など、法的な側面を見落とすと将来的に資産価値が下がることもあるため注意が必要です。

なぜ危険な物件を選んでしまうのか

中古住宅を探す際、どうしても価格の安さや駅からの距離といった表面的な条件だけで判断しがちです。しかし、相場より安い物件の多くは何らかの見落としやリスクが潜んでいる可能性があります。特に建物の構造や土地の境界線などは専門的な知識がなければ分かりにくいため、冷静に物件全体を総合評価し、長期的な費用や将来の転売リスクを考慮することが大切です。

土地に潜むリスクを見抜くポイント

建物だけでなく、住宅の土台となる土地の状態も重要なチェックポイント。土地の特徴は一度購入すると変えられないため、将来的な安全性や再建築可否などを事前に確認しておく必要があります。

災害リスクが高い土地(ハザードマップなど)の特徴

一度洪水や土砂災害などの被害を受けた土地は繰り返す傾向があるため、保険料が高額になる可能性があります。さらに、大雨や地震などの自然災害では、地盤の弱さが原因で建物自体が傾く恐れもあります。実際に起きた災害事例や近隣の被害状況を調べ、日常の安全だけでなく将来的な維持コストにも目を向けながら検討しましょう。

傾斜地・擁壁付き物件の注意点

傾斜地や擁壁がある土地は景観が良い場合もありますが、地盤の安定性や補修コストを考慮する必要があります。特に大雨や地震が起きた際に土砂崩れのリスクが高まりやすく、安全性を確保するための定期的な点検や補修が必要となることも少なくありません。擁壁を補強する場合は専門業者による工事費用が高額になる可能性があるため、初期費用だけでなく将来の維持費も見越しておくことがポイントです。

再建築不可物件や接道義務違反を確認する

接道義務を満たさず再建築不可となっている物件は、原則として建物の建替えができません。大規模な増改築も認められないことが多いため注意が必要です。さらに、将来的に売却する際も使い勝手が悪く、買い手がつきにくいケースがほとんどです。長期的にみると資産価値が下がる恐れが高いため、契約前には必ず役所や専門家に確認し、再建築の可否と接道条件を明確にしておくとよいでしょう。

境界線不明や私道トラブルのリスク

隣地との境界がはっきりしていない土地は、将来トラブルが発生する原因となる可能性があります。測量図や境界杭が設置されていない場合は、買主が新たに調査費用を負担しなければならないことも。さらに私道を共有しているケースでは、維持管理や修繕費の負担が明確でないと費用分担のトラブルに発展しやすくなるため、土地の境界や権利関係をあらかじめ正確に把握しておくことが、安心した暮らしにつながります。

建物に潜むリスクを押さえよう

中古住宅では、見た目だけでは分からない建物の構造的な問題や違法建築の可能性も懸念されます。ここからは一般的によく見られるリスクを4つご紹介します。

建築基準法違反(違法増改築や建ぺい率・容積率オーバーなど)

建築基準法を違反したままの建物は、法律上の問題だけでなく将来的な改築や売却が困難になる可能性が高いです。特に建ぺい率や容積率を超過している物件は役所から許可が下りず、価値が下がりやすくなります。違法増改築が行われている場合は、耐震性を損なっているケースも考えられるため、専門家の意見も参考にしながら、初期段階で法的観点をクリアしているかどうかを入念に確認しましょう。

旧耐震基準のまま放置されている建物の危険性

1981年に耐震基準が改正される以前に建築された建物に関しては、地震に対する強度が不十分なケースが多く見られます。旧耐震基準の住宅をリフォームする際には、大幅な補強工事が必要になる場合が多く、費用も高額になりがちです。住んでいる途中に大きな地震が起きれば、家屋崩壊など命に関わる被害が起こるリスクもあるため、旧耐震物件を検討する際には、耐震診断や改修費用の見積もりを行い、総合的な安全性を慎重に評価することが求められます。

シロアリ・雨漏り・ひび割れなど劣化症状を見逃さない

シロアリによる柱や土台の劣化は建物の強度を大幅に低下させるため、修繕には多額の費用がかかります。雨漏りやひび割れが放置されている場合も、内部の腐食やカビの発生につながり、健康面や維持費用に影響を及ぼすでしょう。特に木造住宅では、見えない部分の劣化が進んでいることも多く、早期発見が難しいことも。定期的な点検履歴や専門の調査報告書をチェックして、劣化リスクが低いかどうかを確認するようにしましょう。

家の傾きや柱の歪みが引き起こすトラブル

床が傾いていたり柱が歪んでいたりしている物件は、既に建物の土台部分で問題が進行している可能性が高いため要注意。家の傾きはドアの開閉不良や床鳴りだけでなく、配管トラブルなど二次的な設備不良をもたらすケースも多く見られます。リフォームで改善しようとしても、根本的な地盤補強が必要となる場合は大規模工事が避けられず費用も膨大になるため、傾きの有無や原因も必ずチェックしておくことが大切です。

周辺環境リスクを正しく把握する

中古住宅を購入して生活していくとなると、単に建物や土地だけでなく、周辺環境の安全性や利便性を把握しておくことも重要なポイント。快適な新居ライフを送るためにも、物件とあわせて騒音や日当たり、周辺施設、治安などはしっかり確認しておくと安心です。

騒音や振動、日当たりの問題

鉄道沿いや大きな幹線道路に面した物件は、深夜や早朝に騒音被害を受けやすい傾向があります。また、高層建築物が近接している地域では、日照時間が短くなり光熱費が増えるケースも考えられます。こうした環境的ストレスは住み続けるうちに大きな負担となり、精神面の疲労にもつながる場合もあるため、内覧時だけでなく、朝・昼・夜と時間帯を変えて周辺状況をチェックするのがおすすめです。

学校・病院・商業施設など利便性の確認

日常の買い物や通勤・通学のしやすさは、生活を続ける上で大きなポイントとなります。特に子育て世帯の場合、学校や病院までの距離や安全性を把握しておくことはとても重要。商業施設が近くにあると利便性は高まりますが、その分人の出入りが多く治安も変化しやすいため、地域の雰囲気をよく確かめておくとよいでしょう。

治安と街の将来性を見極めるポイント

街の雰囲気や治安を知るには、犯罪件数や住民の口コミ、自治体の取り組みをチェックするのがおすすめ。再開発や公共施設の新設計画があれば、将来的に街全体の利便性や資産価値が上がることも期待できます。逆に活気が失われつつある地域は、商店や施設が撤退し、住環境がさらに悪化していく悪循環に陥る可能性が懸念されます。将来の暮らしやすさを長期的に見極めるには、データと地元のリアルな情報の両面から検討することが大切です。

契約・手続き時のリスクと注意点

契約を結ぶ前には、物件の合法性や支払い条件をはじめ、重要書類の内容をしっかり確認することが必須です。法的な観点も含めたリスクを避けるためにも、必要な情報は専門家へ積極的に相談しながら手続きを行うことをおすすめします。

重要事項説明やホームインスペクションの活用方法

不動産会社から渡される重要事項説明は、物件の構造や法的規制の有無などを把握する上で必要不可欠です。内容を理解しないまま署名・押印すると後から契約解除が難しくなるため、疑問点は必ず質問し、納得のいくまで説明を受けるようにしましょう。さらにホームインスペクションを活用することで、専門家による客観的な調査結果を得られ、リフォームや補修の必要箇所を明確にすることが可能です。インスペクションの結果は、売買契約書における「契約不適合責任」の範囲を定めるための重要な根拠資料となります。

手付金や仮登記、契約書でチェックすべきポイント

手付金は契約の証として支払うお金ですが、契約解除の際に返金されるかどうかは契約書に明確に記載されているかを確認しましょう。仮登記は物件の売買契約が確実に履行されるまでの保全策となるため、できるだけ利用を検討するのが安心です。契約書には解約条件や契約不履行時の取り扱いなど、重要な要素が詳細に記載されているため、一文一文を丁寧に読み合わせる必要があります。弁護士や宅地建物取引士などの専門家に内容をチェックしてもらうと、後々のトラブル回避に繋がりやすくなるでしょう。

買ってはいけない中古住宅を避けるための対策

中古住宅には魅力も多くありますが、思わぬ落とし穴は確かに存在します。物件ごとのリスクを徹底的に検証せずに購入を決めると、後から多額の修繕費に悩まされることも多いです。主観的な好みだけでなく、第三者の視点や客観的データを参考にし、複数の物件を比較しながら自分に合った物件を購入するようにしましょう。

チェックリストを作って物件を徹底比較する

土地の状態や周辺環境、建物の構造やリフォーム履歴など、あらかじめ細かいチェックリストを用意しておきましょう。複数の物件を内覧する際に同じ項目で比較すれば、リスクや魅力を客観的に把握しやすくなります。価格だけでなく維持費や将来的な転売可能性なども含めて総合評価を行うことがポイント。時間と手間はかかりますが、適切な物件選びには最終的に大幅なコスト削減と安心感が得られるでしょう。

専門家や信頼できる不動産会社に相談しよう

物件の法的リスクや構造的な不備を素人が全てチェックするのは困難です。例えば、地元の治安や災害履歴など、書面には出てこない情報が潜んでいることも。そんな見落としを減らすためにも、必要に応じて宅地建物取引士や建築士などの専門家、そして地域に詳しい不動産会社のアドバイスを受けながら検討することをおすすめします。

リフォーム・リノベーションの可否も重視する

中古住宅を購入後に、リフォームやリノベーションを検討する際に大きくかかわってくるのが、建物の構造や法的規制です。改装を前提にしていても、接道義務や建ぺい率オーバー、旧耐震基準などの問題で想定していた工事が実施できないことがあります。さらにリフォーム費用がかさみ、初期の購入費用との合計で予想以上に負担が増えるケースもあるため、購入前にリフォームの可能性と費用を徹底的に確認しておきましょう。

まとめ・総括|安全な中古住宅を選ぶために大切なこと

買ってはいけない中古住宅を回避するポイントになるのが、土地や建物、周辺環境、そして契約手続きのすべてにわたって丁寧なリサーチと慎重な判断です。特に災害リスクや違法増改築の有無、旧耐震物件の状態などは、後からの対処が難しく資産価値を大きく左右する要素になるため、周辺環境や将来の街の発展状況にも目を向け、長期的に住み続けられるかどうかを見極めることがポイントになります。

一方で、専門的な知識がないと判断がつかない部分も多く、購入可否の見極めに悩む方も多いはず。そんな時は、ぜひアキサポへご相談ください。豊富な知識と経験を持つスタッフが、一人ひとりのご希望や懸念点を丁寧にヒアリング。中古住宅による快適な新生活が手に入るよう、しっかりサポートいたします。

この記事の監修者

白崎 達也 アキサポ 空き家プランナー

一級建築士

中古住宅や使われなくなった建物の再活用に、20年以上携わってきました。
空き家には、建物や不動産の問題だけでなく、心の整理が難しいことも多くあります。あなたが前向きな一歩を踏み出せるよう、心を込めてサポートいたします。

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