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公開日:2026.04.13 更新日:2026.08.04

空き家を売りたい方へ|後悔しない売却方法と進め方を解説

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「相続した実家を売りたいけれど、何から手をつければいいのかわからない」「古い空き家だから、そもそも売れるのか不安……」と悩んでいませんか?

使わなくなった住宅をそのまま放置していると、毎年の固定資産税の負担だけでなく、管理の手間や老朽化による特定空き家への指定リスクなど、多くのデメリットが生じます。焦って安値で手放したり、放置して損をしたりしないためには、正しい知識を持つことが大切です。

この記事では、空き家を売りたい方に向けて、売却方法の種類や「売れない」と言われる原因、そして早期売却を叶えるための新しい選択肢を分かりやすく解説します。

空き家を売りたい時の売却方法|「仲介」と「買取」の違い

空き家を売る方法は、大きく「仲介」と「買取」の2つに分かれます。仲介は不動産会社が買主を探す方法で、相場に近い価格で売れる可能性がある一方、時間がかかります。買取は不動産会社が直接買い取る方法で、価格は相場より下がりますが、早く確実に現金化できます。急ぐかどうかで選び分けるのが基本です。

仲介で売る(市場流通)

仲介とは、不動産会社に広告宣伝や買主との交渉を依頼し、一般の個人ユーザーに購入してもらう方法です。この方法の最大の魅力は、市場の相場に近い価格での売却を目指せるところ。特に人気のあるエリアや、建物の状態が良好な物件であれば、複数の検討者が現れることで、結果として手元に残る金額を最大化できる可能性が高まります。少しでも高く売りたいという希望がある場合には、まず検討すべき手法といえるでしょう。

しかし一方で、空き家特有のデメリットにも注意が必要です。

一般の買主を探すため、売却までに数ヶ月から1年以上かかることも珍しくなく、その間も固定資産税の支払いや庭木の剪定といった管理の手間・コストがつきまといます。また、築古の空き家の場合は、購入後の雨漏りや設備の故障に対して売主が責任を負う「契約不適合責任」を問われるリスクがあり、売却後のトラブルを避けるための事前の準備や補修が必要になるケースも少なくありません。

買取で売る(直接売却)

買取とは、不動産会社が自ら買主となり、あなたの空き家を直接買い取る方法を指します。この手法の何よりの強みは、圧倒的なスピード感と手離れの良さ。買主を探すプロセスを省略できるため、最短数日から数週間で売買を完結させることが可能で、「相続の手続き期限が迫っている」「遠方の空き家をすぐにでも手放したい」といった焦りや困りごとを抱えている方には非常に心強い選択肢となります。

さらに、売主にとって大きな安心材料となるのが、物件を「現状のまま」引き渡せるところ。室内に残置物がある状態や、老朽化が進んでボロボロになった築古住宅であっても、不動産会社がリフォームや解体を前提に買い取るため、売主側で多額の費用をかけてクリーニングや修繕を行う必要がありません。

ただし、不動産会社が再販に向けたコストやリスクをあらかじめ差し引くため、最終的な売却価格は仲介に比べて2割から3割ほど低くなる傾向があります。価格よりも「確実性と手間の省略」を優先したい方におすすめの方法です。

「空き家を売りたいのに売れない」主な理由と対策

家が立ち並ぶイメージ

空き家が売れない主な理由は、立地の需要不足、建物の老朽化、価格設定の高さ、再建築不可といった条件です。対策としては、相場に合わせた価格の見直し、必要なリフォームや解体(更地化)、買取の活用が有効です。売れない状態を放置すると維持費や税負担が続くため、早めに手を打つことが大切です。

  • 築年数が古すぎる: 耐震基準や断熱性能の不安から、中古住宅としての需要が低い。
  • 立地条件が弱い: 過疎化が進む地域や、駅から遠い、坂道が多いなどの不便さ。
  • 大規模な修繕が必要: 雨漏りやシロアリ被害などがあり、住むために多額のリフォーム費用がかかる。
  • 再建築不可: 法律上の制限で建て替えができず、活用方法が限られる。

ただし、これらは決して「絶対に売れない」というわけではありません。多くの場合、物件そのものに問題があるのではなく、「ターゲット設定」や「売り方」が市場のニーズと合っていないだけというケースも多いのです。

空き家売却にかかる費用と税金の基礎知識

家のミニチュアと電卓

空き家の売却には、売却価格のほかに費用と税金がかかります。主なものは、仲介手数料、印紙税、登記費用(抵当権抹消など)、そして売却益が出た場合の譲渡所得税です。ただし、一定の要件を満たせば「空き家の3,000万円特別控除」で税負担を大きく抑えられる場合があります。

まず、主な諸費用として挙げられるのが以下の項目です。

  • 仲介手数料: 仲介で売却した場合に不動産会社へ支払う成功報酬(上限は「売却価格の3%+6万円+消費税」が一般的)
  • 印紙税: 売買契約書に貼付する印紙代
  • 登記費用: 抵当権抹消(1件1,000円の登録免許税+司法書士報酬)や相続登記の費用。※2024年4月の義務化により、正当な理由なく相続登記を怠ると10万円以下の過料の対象となるため注意が必要
  • 譲渡所得税: 売却して利益(譲渡益)が出た場合に課される税金

特に注目したいのが、空き家特有の税制優遇措置である「空き家の発生を抑制するための特例(3,000万円特別控除)」です。これは、相続した空き家を売却した際、一定の要件(昭和56年5月31日以前の旧耐震基準で建築されていること、売却代金が1億円以下であることなど)を満たせば、譲渡所得から最大3,000万円まで控除できるというものです。

もし、ご自身で「解体してから売るべきか、現状のまま売るべきか」を迷っているなら、こうした税金の控除額を含めたシミュレーションが不可欠。買取の場合は仲介手数料がかからないといったメリットもあるため、諸費用を含めたトータルバランスで売却方法を検討することが、最終的な「手残り」を増やすポイントとなります。

まずは相場を知ることが第一歩

電球マークと人のミニチュア

空き家の売却では、まず相場を把握することが第一歩です。相場を知らないまま売り出すと、高すぎて売れ残ったり、安すぎて損をしたりします。近隣の成約事例や不動産ポータルの売り出し価格、複数社の査定、路線価などを参考に、適正な価格帯をつかんでから売却を進めましょう。

特に空き家の場合、土地の価格は安定していても、建物の評価が不動産会社によって大きく分かれる傾向があります。また、仲介で一般の方に売る場合の価格と、業者が直接買い取る場合の価格では、その性質が根本的に異なります。仲介ならいくら、買取ならいくらというように、それぞれの売却方法における「相場の差」を事前に把握しておくことが、売却後の後悔を防ぐための重要なステップとなります。

さらに、あらかじめ相場を把握していれば、強引な営業を受けた際にも「自分の調べた相場感と違う」と冷静に対応できるようになります。まずは複数の視点から自分の空き家の価値を確認し、無理のない売却計画を立てることから始めましょう。

売却方法別の価格を確認できる『空き家のコタエ』

空き家を売りたいけれど、どの方法が自分にとって最善なのか判断がつかない。そんな悩みを解消するために誕生したのが、空き家解決プラットフォーム『空き家のコタエ』です。

従来の不動産査定は、一つの「査定価格」を提示されるのが一般的でした。しかし、本サービスではAIによる高度な自動査定により、売却方法ごとに異なる「3つの想定価格」を同時に算出します。これにより、自分の空き家がどのような売り方をすれば、最終的にいくら手元に残るのかをその場でシミュレーションすることが可能です。

提示される3つの価格には、それぞれ次のような意味があります。

  • 個人売買価格(仲介目安): 不動産会社が間に入り、市場で一般の買主を探す場合の想定価格。時間はかかりますが、最も高い金額での売却を目指したい場合の指標に。
  • 三為取引価格(実需目安): 不動産会社が転売先(最終的な買主)を見つけた上で買い取る「第三者のためにする契約」を用いた場合の価格。仲介と買取の中間的な立ち位置として、現実的な成約見込みを確認することが可能。
  • 業者買取価格(早期売却目安): 不動産会社が直接買い取る場合の価格。即時の現金化が可能で、仲介よりも価格は抑えられますが、手間をかけずに確実に手放したい場合の基準に。

このように、方法別の価格差を可視化することで、「仲介で粘って高値を狙うか、それとも買取でスピーディーに片付けるか」という難しい判断が驚くほどスムーズになります。また、賃貸活用時の収益シミュレーションや解体費用の概算も提示されるため、売却以外の選択肢も含めてトータルで検討できるのが大きな強みです。

空き家の「次の一歩」に迷っているなら、まずはここで客観的なデータを確認することから始めてみましょう。

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早く・確実に売りたいなら『アキサポ空き家買取サービス』

「空き家のコタエ」で相場を把握した結果、あるいは日々の管理負担から、「とにかく早く、確実に手放したい」と考える方も多いでしょう。特に、相続した実家が遠方にあったり、建物が老朽化して一般の方には売れにくい状態だったりする場合、仲介による売却は長期化し、精神的・経済的なストレスになりかねません。

そのようなお悩みを抱える方におすすめなのが、『アキサポの空き家買取サービス』です。

このサービスは、空き家活用のパイオニアである『アキサポ』が、物件を直接買い取る仕組みです。最大の特徴は、一般的な不動産会社では敬遠されがちな「築古物件」や「訳あり物件」であっても、積極的に買取を行っている点にあります。『アキサポ』には買い取った物件を自社でリノベーションし、新たな価値を与えて再生させるノウハウがあるため、他社で断られた物件でも価値を見出すことが可能です。

また、売主様にとって大きなメリットとなるのが、「現状のままでOK」という柔軟さです。室内の残置物の撤去や清掃、庭木の伐採、さらには雨漏りや傾きの修繕などを売主様が行う必要はありません。そのままの状態で引き渡しができるため、売却に向けた準備の手間と費用を大幅にカットできます。

「できるだけ早く売りたい」「築古で本当に売れるか不安」「近隣に迷惑をかける前に手放したい」という方は、『アキサポ』の買取サービスを選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。査定から現金化までがスピーディーに進むため、空き家に関する不安を最短距離で解消できます。

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🏠空き家の売却に関するよくある質問

Q.空き家をできるだけ早く売りたいときは、どうすればよいですか?

A.早く確実に売りたい場合は、不動産会社が直接買い取る「買取」が向いています。買主を探す必要がないため、仲介より短期間で現金化でき、契約不適合責任を免除できるケースもあります。ただし価格は相場より下がる傾向があるため、まずは複数社に査定を依頼し、仲介と買取の条件を比べて判断しましょう。

Q.売りたいのに売れない空き家は、どうすればよいですか?

A.まずは売れない原因を特定することが大切です。価格が高すぎる場合は相場に合わせて見直し、老朽化が原因なら必要なリフォームや解体(更地化)を検討します。それでも動かない場合は、買取業者への売却や、活用(賃貸・貸地)への切り替えが有効です。放置は維持費と税負担が続くため、早めの対応をおすすめします。

Q.空き家の売却で使える税金の特例はありますか?

A.相続した空き家を売却する場合、一定の要件を満たせば譲渡所得から最大3,000万円を控除できる「空き家の3,000万円特別控除」を利用できる可能性があります。適用には、耐震改修または解体、売却期限などの条件があります。要件は変更される場合があるため、売却前に最新の内容を確認しておきましょう。

まとめ

空き家を売りたいと考えたとき、焦りや不安から「どこでもいいから早く手放したい」と考えてしまいがちですが、まずは一呼吸おいて手順を整理することが大切です。空き家の状態や立地、そして「価格を優先するのか、スピードを優先するのか」というご自身の希望によって、選ぶべき売却ルートは自ずと決まってきます。

後悔のない売却を実現するためには、以下の3つのステップを意識しましょう。

  • 1. 売却方法(仲介・買取)のそれぞれの特徴を理解し、整理する
  • 2. 「空き家のコタエ」などのツールを使い、客観的な価格目安を確認する
  • 3. 自分の状況に合わせて、信頼できるパートナーに具体的な査定を依頼する

まずは「自分の物件がいくらで売れそうか」を把握することが、全ての判断の土台となります。価格のイメージが固まっていない状態なら、まずは『空き家のコタエ』で複数パターンのシミュレーションを確認してみるのがおすすめです。

また、すでに「管理が限界で早く手放したい」「古い建物なので仲介では売れる気がしない」と明確な課題を抱えているのであれば、早期・確実に売却ができる『アキサポ空き家買取サービス』に相談するのが最短ルートとなります。

空き家は放置すればするほど価値が下がり、リスクが増えていく資産です。ご自身の状況にぴったりの方法を選んで、前向きな解決への第一歩を踏み出しましょう。

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この記事の監修者

山下 航平 アキサポ 空き家プランナー

宅建士/二級建築士

ハウスメーカーにて戸建住宅の新築やリフォームの営業・施工管理を経験後、アキサポでは不動産の売買や空き家再生事業を担当してきました。
現在は、地方の空き家問題という社会課題の解決に向けて、日々尽力しております。

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