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公開日:2026.06.12 更新日:2026.06.12

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【賃貸】物件探しの方法・流れを徹底解説!失敗しないコツと注意点

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賃貸の物件探しは、やみくもに検索を始めるよりも、最初に条件整理と全体の流れを把握しておくことが大切です。特に、予算設定や条件の優先順位、内見時の確認ポイント、契約内容のチェックは、住み始めてからの後悔を左右しやすい部分です。

この記事では、物件探しを始める前の準備から、サイト検索、不動産会社への相談、内見、契約時の注意点までをご紹介します。ぜひ、失敗しない物件探しの参考にしてみてください。

物件探しを始める前に決めること(予算・希望条件)

物件探しは、検索を始める前の「予算設定」と「条件整理」が、その後の成否を分けるといっても過言ではありません。条件が曖昧なまま探し始めると、物件情報を見るたびに迷いやすくなり、なかなか決めきれない状態になってしまいます。

まず整理しておきたいのが、無理のない家賃設定と、希望条件の優先順位です。さらに、住みたいエリアは通勤・通学の利便性だけでなく、買い物環境や夜の雰囲気まで含めて考えておくと、住み始めてからのストレスを避けることができます。

家賃の目安を決める(手取り・初期費用込み)

家賃は、毎月の暮らしやすさを左右する大きな固定費です。一般的には「手取りの3割以内」が目安とされますが、奨学金や車のローン、趣味にかかる出費などがある場合は、少し余裕を持たせた方が安心です。家賃だけでなく、管理費や共益費も含めた総額で考えましょう。

物件探しでは初期費用も見落とせません。敷金・礼金・仲介手数料に加え、火災保険や保証料、引越し代、家具家電の購入まで重なると、想像以上にまとまった出費になることもあります。

さらに、更新料など将来的に発生する支出も確認しておきたいところ。“今なら払える”だけで決めないことも、失敗を防ぐポイントです。

希望条件に優先順位をつける(譲れない条件・妥協条件)

物件探しでは理想を並べるだけでなく、何を優先するかを整理しておくことが、スムーズに進めるためのコツです。

おすすめなのは、「絶対に譲れない条件」「できれば欲しい条件」「妥協できる条件」に分けて考える方法。家賃やエリア、駅距離、間取り、設備などを書き出し、特に譲れない条件は少数に絞っておくことで、候補も比較しやすくなります。

優先順位が整理できていると、人気物件が出た際も迷いにくくなり、結果として情報に振り回されることなく納得のいく物件探しができるようになります。

住みたいエリアを絞る(通勤通学・治安・周辺施設)

暮らしやすさに大きく影響するのがエリア選び。まずは通勤・通学時間や乗り換え回数、終電の時間など、毎日の移動を無理なく続けられる範囲から候補を絞っていきましょう。通勤ストレスは、住み始めてからじわじわ負担になりやすい部分です。

また、治安や夜の雰囲気も確認しておきたいポイント。昼間は静かでも、夜になると人通りが少なかったり、飲食店周辺が騒がしく感じたりすることもあります。駅から物件までの道の明るさや周辺環境まで見ておくと安心です。

さらに、スーパーやドラッグストア、病院など生活に必要な施設も重要です。地図だけで判断せず、実際に歩きながら街の雰囲気を確認してみることで、暮らし始めてからのイメージもしやすくなります。

【全体図】物件探しの流れとスケジュールを時系列で解説

一般的に賃貸の物件探しの方法(流れ)は、次のステップで進みます。

①情報収集(サイト検索)
②不動産会社への相談
③内見
④入居申込み・入居審査
⑤契約

賃貸物件は、迷っているうちに他の入居希望者で埋まってしまうことも珍しくありません。だからこそ、良い物件が出たら考えよう…ではなく、あらかじめ条件整理や必要書類の準備を進めておくことが大切です。

まずはポータルサイトで家賃相場や候補物件を比較し、不動産会社への相談で情報を補っていきます。その後、募集図面で候補を絞り込み、内見へと進みましょう。

不動産ポータルサイトで相場と候補を集める(SUUMO・HOME’Sなど)

「理想の部屋を見つける」というより、まず家賃相場をつかむことを不動産ポータルサイトの活用目的にしましょう。希望エリアや家賃帯で検索し、どのくらいの築年数や広さの物件が多いのかを見ていくと、現実的な条件も整理しやすくなります。

この時点では、条件を細かく絞りすぎないのがコツです。同じ家賃でも、駅距離や日当たり、建物条件によって差が出るため、「なぜ安いのか」「なぜ高いのか」を比較しながら見ることで、相場感もつかみやすくなります。

気になる物件に出会ったら、比較しやすい形で保存しておくのがおすすめです。家賃や管理費、駅徒歩、築年数などを並べて見ることで、「どれを内見するか」も決めやすくなります。

不動産会社に相談する(来店・オンライン・予約のコツ)

不動産会社への相談は、物件紹介だけでなく、ネット検索では見えにくい情報(ハザードマップが示す水害リスクや、いわゆる事故物件などの「心理的瑕疵(告知事項)」の有無など)を補うための大切なステップです。

問い合わせ時は条件を詰め込みすぎず、家賃上限や希望エリア、間取り、入居時期などを簡潔に整理して伝えます。

来店する場合は、事前予約をしておくとスムーズです。待ち時間を減らしやすいうえ、そのまま内見予約まで進められるケースもあります。最近はオンライン相談やオンライン内見に対応している会社も増えているため、忙しい場合は活用してみるのもおすすめです。

また、不動産会社の担当者との相性も、失敗しない物件探し方において意外と見落としがちなポイントです。質問への返答が曖昧だったり、強引に契約を急かされたりする場合は、無理にその会社に絞らず比較しながら進めると安心です。

募集図面で確認するポイント(間取り・築年数・構造)

内見は意外と体力勝負。募集図面は、実際に内見に行く価値があるかを見極めるための大事な判断材料となります。間取り図は広さだけで判断せず、家具を置いたときの動線や収納の使いやすさまでイメージしてみましょう。例えば、ベッドを置くと通路が狭くなる、冷蔵庫スペースが足りないといった問題は、図面の段階でもある程度見えてきます。

また、築年数が新しければ安心というわけではありません。共用部の管理状態や、水回り設備が更新されているかなど、建物全体のメンテナンス状況もあわせて確認しておきたいところです。木造・鉄骨・RCなど構造によって、防音性や断熱性にも差があります。

さらに、駅徒歩や所在階、方角、更新料、解約条件などもチェックしておくと、内見する物件を絞り込みやすくなります。

賃貸用語の基礎(敷金・礼金・管理費・更新料)

賃貸は「家賃が安いからお得」とは限りません。実際には、毎月かかる費用、契約時の初期費用、更新時に発生する費用がそれぞれ分かれており、同じ家賃でも総額に差が出る場合があります。ここで賃貸用語とそれぞれの意味を理解しておきましょう。

費用項目費用の性質・意味退去時の返金有無注意点・チェックポイント
敷金債務不履行や原状回復費用を担保するために大家さんへ預ける担保金原則返金される(修繕費・滞納分を差し引いた残額)特約による「敷金償却(敷引き)」の有無を確認する
礼金大家さんに対する契約謝礼金(慣習的な費用)一切返金されない2026年現在、礼金なし(ゼロ)物件も増加傾向にある
管理費・共益費階段、エントランス等の共用部分の維持管理・水道光熱費返金なし(毎月払い)家賃が安くても、この費用との合計額(総月額)で比較する
更新料契約期間(一般的に2年)満了時に契約を更新するための費用返金なし(更新時)主に首都圏等の地域慣習。更新手数料(仲介会社分)

後悔しない物件探しの選び方・条件検索のコツ

物件検索は、条件を増やしすぎると候補が減り、広げすぎるとかえって比較が難しくなります。まずは譲れない条件から検索し、相場感をつかみながら少しずつ絞っていくのがコツです。

駅徒歩や築年数だけでなく、建物構造による防音性・断熱性の違いや、インターネット環境、ゴミ出しルール、駐輪場など、住み始めてから気になりやすい条件も見落とせません。ここからは、検索時に意識したいポイントを順番に見ていきます。

建物構造で変わること(防音・耐震・断熱)

建物構造は、防音性や断熱性、揺れやすさなど、住み心地に関わる部分へ大きく影響します。一般的には、木造は生活音が伝わりやすく、RC造やSRC造は遮音性が高い傾向がありますが、実際は部屋の位置や窓の性能によっても体感は変わります。構造名のイメージで判断せず、それぞれのメリット・デメリットを理解しておきましょう。

断熱性は毎日の快適さに直結します。夏の暑さや冬の寒さ、結露の起きやすさは、住み始めてからじわじわ気になりやすい部分。在宅時間が長い人ほど、エアコン効率や窓性能も確認しておくと、暮らしやすさが変わってきます。

物件探しで見落としがちな条件(インターネット・ゴミ出し・駐輪場)

間取りや家賃に意識が向きやすい物件探しですが、細かな条件ほど毎日の快適さに影響してきます。

特にインターネット環境は、「無料Wi-Fiあり」だけで安心できるとは限りません。回線速度が遅かったり、個別回線の工事ができなかったりするケースもあるため、テレワークや動画視聴が多い人ほど事前確認は必須です。

また、ゴミ出しルールやゴミ置き場の管理状態も、暮らしやすさにつながります。ゴミ出し時間が決まっていたり、分別ルールが厳しかったりする場合、実際に住み始めると意外と負担になりやすいことも。

さらに、自転車を使う人は駐輪場も要チェック。空き状況だけでなく、屋根の有無や台数制限、防犯面まで確認しましょう。

内見で確認すべきポイント

内見は部屋の広さや設備だけでなく、採光や風通し、水回りの状態、収納の使いやすさなど、毎日の暮らしに関わる部分まで細かくチェックします。

また、住み心地は室内だけで決まるわけではありません。共用部の管理状態や防犯面、周辺の騒音、夜の雰囲気なども、住み始めてから気になりやすいポイントです。

内見時に確認しておきたいチェック項目を押さえておきましょう。

室内チェック(採光・風通し・水回り・収納・コンセント)

採光は方角だけでなく、窓の位置や周辺建物との距離によっても印象が変わります。日当たりに加えて、風通しや湿気、カビ臭さがないかまで見ておくと安心です。昼は明るく見えても、夕方以降に一気に暗く感じる部屋もあるため、時間帯による違いも意識しておきましょう。

水回りは住み始めてから不満につながりやすい部分。換気状態や排水のにおい、カビの有無なども確認しておきましょう。洗濯機置き場はサイズによって置ける機種が変わるため、幅や奥行きも要チェックです。

収納は広さだけでなく、使いやすい形かどうかも重要。さらに、コンセントの位置や数も見落とせません。ベッドやデスク、家電を置いたときの配置までイメージしておくと、住み始めてからの不便を避けることができます。

共用部・周辺環境チェック(騒音・防犯・管理状態)

建物の管理状態や住民マナーが見えやすいのが共用部です。エントランスや廊下、掲示板、ポスト周り、ゴミ置き場などが整理されているかを見ることで、管理会社がしっかり機能しているかも判断しやすくなります。共用部が荒れている物件は、騒音トラブルやルール違反が起きた際に対応が弱い傾向があります。

防犯面では、オートロックや防犯カメラの有無だけでなく、建物周辺の暗さや人目の少なさも確認しておきたいところ。玄関前が暗い、外階段が道路から見えやすいなど、部屋の位置によって安心感が変わることもあります。

また、周辺環境は昼と夜で印象が変わりやすい部分です。駅から物件まで実際に歩きながら、街灯や人通り、騒音につながりそうな飲食店や幹線道路なども確認しておきましょう。

内見時は、窓を閉めた状態で外の音がどれくらい入るか、共用廊下や隣室の生活音が響かないかもチェックしておきましょう。時間帯によって周辺環境の印象が変わることもあるため、可能なら昼と夜で比較してみるのもおすすめです。

契約前後に注意すること(トラブル回避)

賃貸契約は、部屋を借りる手続きであると同時に、住み始めてからのルールを確認する大切な工程です。内容を十分に理解しないまま契約してしまうと、退去費用や更新料、中途解約時の違約金などで後から困るケースもあります。

ここからは、契約前後で確認しておきたい注意点を整理していきます。

契約形態と特約の確認(普通借家契約・定期借家契約の違い)

長く住みたい人ほど確認しておきたいのが契約形態です。 一般的な「普通借家契約」は借主が希望すれば原則更新されますが、「定期借家契約」は期間満了によって契約が厳格に終了します(貸主・借主双方の合意があれば『再契約』は可能)。定期借家の場合、貸主から期間満了の6カ月前までに「期間満了による終了の通知」を行う必要があるなど、法的なルールが異なります。長く住む予定がある場合は、契約形態を必ず確認しましょう。

契約時の特約内容確認も大切です。特に、原状回復の範囲やハウスクリーニング費用、短期解約違約金、解約予告期間などは、退去時トラブルにつながりやすい部分。退去時にどこまで費用負担が発生するのかをイメージしながら読むことが重要です。

なお、原状回復は“入居時の状態に完全に戻す”という意味ではありません。経年劣化や通常損耗(普通に暮らしていて自然にできる傷や汚れ)の修繕費用は、原則として大家さん(貸主)の負担となります。

ただし、契約書に「退去時のハウスクリーニング費用は借主負担とする」といった賃貸借契約の『特約』が明記されている場合、判例上、金額が明確で暴利でない限りその特約は有効とみなされ、借主負担となるケースがほとんどです。特約の金額や負担範囲は、契約前に必ず確認しておきましょう。

禁止事項・退去予告・連絡先を確認する

禁止事項は、知らなかったでは済まない箇所です。ペット飼育や楽器演奏、喫煙、DIY、同居人追加などは、物件ごとにルールが異なります。気になる条件は事前に書面で確認しておきましょう。

また、退去予告の期限も確認しておきたいポイントです。一般的には「1カ月前まで」など期限が決められ、連絡が遅れると余分な家賃が発生するケースもあります。電話のみで受け付けているのか、あるいは書面の提出が必要なのかなど、具体的な解約申し入れの方法まで確認しておくと安心です。

さらに、設備故障や水漏れなど、入居後トラブル時の連絡先も整理しておきましょう。管理会社・大家さん・緊急連絡先の役割が分かっていると、万が一の際でも落ち着いて対応しやすくなります。

まとめ|正しい物件探しの方法をマスターして理想の部屋を見つけよう

物件探しは最初が肝心。予算や希望条件を整理しておくだけで、その後の判断疲れを避けることができます。家賃上限のほか、ここだけは譲れないという条件が決まっていると、物件の比較はぐっとしやすくなります。

また、実際に住み始めてから、音やにおいなどがストレスになった…ということもよくあるパターンです。内見では室内のきれいさだけでなく、共用部の管理状態や周辺の雰囲気まで確認しておきましょう。

契約前には、宅地建物取引士から交付される「重要事項説明書(35条書面)」の説明内容を完全に理解し、その後に交わす「賃貸借契約書(37条書面)」に記載された更新条件や退去費用、特約内容と齟齬がないかまでしっかり確認しましょう。事前にチェックポイントを整理しておくだけでも、後悔しにくい部屋探しにつながります。

物件探しや住まい選びに迷ったら「アキサポ」へ

物件探しは、周辺環境・契約条件・将来的な住みやすさまで含めると、判断材料は思ったより多くなります。

「アキサポ」では、物件探しから購入・リフォーム・活用相談まで幅広くサポートしています。条件は絞れたけど、これで合っているか自信がない…という方も、お気軽にご相談ください。

この記事の監修者

白崎 達也 アキサポ 空き家プランナー

一級建築士

中古住宅や使われなくなった建物の再活用に、20年以上携わってきました。
空き家には、建物や不動産の問題だけでなく、心の整理が難しいことも多くあります。あなたが前向きな一歩を踏み出せるよう、心を込めてサポートいたします。

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