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公開日:2026.05.13 更新日:2026.04.27

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空き家をセカンドハウスに活用するには?税制メリットと失敗しない選び方

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空き家をセカンドハウスに活用する方法は、初期費用を抑えて二拠点生活を実現できる可能性がある、魅力的な選択肢です。しかし、修繕費や維持管理費、地域との相性まで見ておかないと、思ったより費用負担が重くなることもあります。

空き家のセカンドハウス化で大切なのは、安く取得できるかどうかだけではなく、継続して使える生活拠点になるかを見極めることです。そこで本記事では、空き家がセカンドハウスとして注目される背景から、メリット・デメリット、取得前に確認したい権利関係や周辺環境、リフォーム時の注意点、必要な費用までを分かりやすく整理して解説します。

空き家がセカンドハウスに注目される背景と需要

空き家がセカンドハウスとして活用されるケースが注目されている背景には、空き家を解消しようという社会的な動きや、空き家活用の一般化など、複数の要因が関わっています。そのなかで、テレワークの普及や働き方の変化などが進んでいることもあり、都市と地方を行き来する二拠点生活や、週末だけ別の住まいで過ごす暮らし方に関心を持つ人が増えてきました。

空き家は、新築や人気の別荘地の物件に比べて取得費を抑えやすく、相続した実家や地方の住宅を活用しやすい点が魅力です。週末の滞在先や在宅ワークの拠点、将来の移住を見据えたお試し居住先など、実用的な使い方を想定しやすいことも、選択肢として検討されやすい理由の一つでしょう。

また、空き家の増加が課題となる中で、所有者にとっては放置による老朽化や管理負担も無視しにくくなっています。そのため、売却や解体だけでなく、自分たちで使いながら維持する方法として、セカンドハウス化に関心が向くケースもあります。

セカンドハウスの定義と別荘の違い

セカンドハウスとは、生活の拠点となる自宅とは別に、通勤や仕事、週末滞在などの目的で継続的に使う住まいのことです。たまに遊びに行くための家というより、日常生活を補う実用的な住まいとして扱われる点に特徴があります。

一方、別荘は保養やレジャーを目的に所有するケースが中心です。使う頻度が低く、長期休暇や休日だけ滞在する前提になりやすいため、実生活の延長線上にあるセカンドハウスとは性格が異なります。

空き家をセカンドハウスとして所有するメリット

空き家をセカンドハウスとして持つメリットは、費用を抑えながら、第二の生活拠点を持てることです。また、将来的な移住を見据えて、地域との相性や暮らしやすさを実際に試せる点も魅力です。

では、具体的にどのようなメリットが見込まれるのか、より詳しく見ていきましょう。

都市と地方の暮らしを融合できる

地方にセカンドハウスを持つことの醍醐味は、生活の基盤を移さずに暮らしの幅を広げられる点にあります。都市部に生活の基盤を置くことで交通・仕事・教育の利便性を保ちつつ、好きなときに地方へ来て、静かな環境や広い住空間、家庭菜園やアウトドアを楽しむという、贅沢な生活が実現できるのです。

また、普段の生活と違うリズムを持てることで、気分転換や働き方の切り替えにもつながります。完全に移住するにはハードルが高い場合でも、都市と地方それぞれの良さを取り入れながら、自分たちに合った暮らし方を模索しやすくなります。

将来の移住や二拠点生活を試しやすい

将来的に地方への移住を考えているなら、地方での生活を試せる点が大きなメリットになるでしょう。都市部とのギャップは実際に住んでみないと分からない部分が多いため、通いながら、買い物や通院のしやすさや冬場の道路状況、近隣との距離感などをチェックしておきましょう。

セカンドハウスを利用していくなかで「この地域なら続けられそうか」「必要なリフォームはどこまでか」といった判断もしやすくなるため、移住後のミスマッチを減らすことにもつながります。

固定資産税の減税措置が受けられる場合がある

セカンドハウスは、利用実態や自治体の設けた基準によっては、固定資産税の減税措置が受けられる場合があります。一般的に、保養目的の別荘として利用している場合は対象になりにくいですが、居住用の家屋として継続的に使っていると認められれば、対象になりやすくなります。

住宅用地の特例が適用された場合は、土地のうち200㎡以下の部分は小規模住宅用地は課税標準額が6分の1、一般住宅用地(200㎡超)は3分の1に減額される特例措置が適用されます。さらに、新築住宅で要件を満たす場合には、建物にかかる固定資産税の軽減措置が使える可能性もあります。

減税措置を受けるための条件は、居住用の家屋であること、特定の人が継続して利用していること、一定頻度以上の滞在実績があることなどです。条件は自治体によって異なることがあるので、あらかじめ物件がある自治体に問い合わせておきましょう。

空き家をセカンドハウスとして所有するデメリット

空き家には中古住宅だからこその問題点が隠れていることがあります。特に、長く使われていなかった家は傷みが表面化しにくく、住める状態に整えるまでの手間と費用がかかりやすい点に注意が必要です。

また、利用頻度が本宅より低くなりやすいため、持っているだけで管理負担が発生しやすいのも悩みどころです。

ここでは、これら2点のデメリットについて詳しく見ていきましょう。

修繕・リフォームの費用がかかりやすい

空き家は、そのままですぐ快適に使えるとは限りません。特に長く使われていなかった物件は、見た目がきれいでも、屋根や外壁、水回り、給湯器、配管などに傷みが隠れていることがあります。シロアリ被害や雨漏り、床下の腐食のように、住み始める前に直しておきたい不具合が見つかるケースも少なくありません。

セカンドハウスは毎日住む家ではないぶん「最低限使えればいい」と考えやすいですが、必要な整備を後回しにすると、使い勝手が悪いままになり「安かろう悪かろう」になる恐れがあります。

たとえば、断熱性が低いままだと季節によって滞在がつらくなりますし、防犯面が弱いと留守中の不安も残ります。寒冷地では、水道の凍結対策まで見ておかないと、久しぶりに行ったときに設備が使えないこともあります。

そのため、購入時には物件価格だけで判断せず、修繕やリフォームを含めた総額で考えることが大切です。

維持費・メンテナンスコストがかかる

空き家を所有するということは、使っていない期間も固定資産税、火災保険料、光熱費の基本料金、庭木の管理、換気や通水などの維持コストがかかるということです。遠方にある物件の場合は、現地までの交通費や管理を外注する費用も無視できません。

さらに、人が住まない期間が長い家は傷みやすく、雨漏り、湿気、害虫、設備不良などが起きやすくなります。本宅とは別にもう一軒を管理する形になるため「買った後もお金と手間が続く」という前提意識を持っておきましょう。使う目的が曖昧なまま取得すると、負担だけが残りやすくなります。

空き家をセカンドハウス化する際の事前準備

空き家をセカンドハウスとして活用するなら、物件の物理的状態だけではなく、権利や周辺環境の状況にも目を向けておきましょう。物件の見た目や価格だけで判断すると、取得後に名義や地域事情でつまずくことがあります。

ここでは、権利と周辺環境について、それぞれ確認しておきたいポイントを紹介します。

相続問題・所有権の確認

権利面で確認したいのは、誰が正式な所有者なのかです。相続した実家や親族名義の空き家では、登記が古いままになっていたり、相続人が複数いて話がまとまっていなかったりすることがあります。この状態では、売買や贈与、工事請負契約(建設業法の適用あり)を進めようとしても手続きが止まりやすくなります。

特に注意したいのは、固定資産税を払っている人と登記上の所有者が一致しないケースです。管理している人がそのまま自由に使えるとは限らないため、登記簿や相続関係を早めに確認し、必要なら相続登記や共有者間の合意を先に済ませておきましょう。

地域コミュニティや周辺環境の下調べ

周辺環境面では、生活スタイルとの相性を確認しておきましょう。通いやすさ、買い物や病院までの距離、冬場の積雪や道路状況、浄化槽や井戸の有無などは、短期滞在でも負担になりやすいポイントです。物件の見学は、建物のきれいさだけでなく、生活インフラまで確認する意識で臨むことが大切です。

また、地方の空き家では、自治会や近隣との付き合いが想像以上に重要になることがあります。草木の管理、ゴミ出しのルール、除雪や地域行事への関わり方などを知らずに使い始めると、住みにくさやトラブルにつながりかねません。長く気持ちよく使うためにも、物件そのものだけでなく、その地域でどう暮らすことになるのかまで事前に把握しておくと安心です。

空き家をリフォームする際の注意点

物件が決まって、実際にリフォームをする際には、物件のダメージを把握して、安全に使える状態に戻すことが最優先になります。費用を抑えたい場合でも、表面的な改修から入ると、あとで床下や配管の不具合が見つかってやり直しになりやすいため、ここを避けて通るのはリスクが高いです。

また、セカンドハウスは毎日住む家ではないからこそ、使う頻度に合った改修範囲を見極める必要があります。過剰にお金をかけすぎると負担が重くなりますし、逆に必要な工事を削りすぎると「寒い」「水回りが使いにくい」「すぐ不具合が出る」といった状態に陥る恐れがあります。

ここでは、特に重要な2つのポイントを説明します。

専門家選びと見積もりチェックのポイント

空き家リフォームの会社を選ぶ際は、古い住宅の改修に慣れているかを重視したいところです。築古住宅や中古住宅の補修経験が豊富な会社であれば、見た目では分かりにくい劣化が出やすい箇所や、後から追加工事になりやすいポイントを踏まえたうえで、優先順位のついた提案を受けやすくなります。限られた予算の中で、どこにお金をかけるべきかを整理しやすいのも強みです。

また、見積もりを見るときは、工事内容が細かく分かれているかを確認しましょう。「一式」とまとめられている項目が多いと、何にいくらかかるのか分かりにくく、他社との比較もしづらくなります。解体、下地補修、設備交換、断熱改修などが分けて記載されていれば、不要な工事や優先度の低い工事も見直しやすくなります。

あわせて確認したいのが、追加工事が出た場合の説明方法です。空き家は着工後に傷みが見つかることもあるため、追加費用が発生する条件や、どの段階で相談してもらえるのかを事前に確認しておくと安心です。価格の安さだけで決めるのではなく、建物の状態をきちんと見たうえで、必要な工事を過不足なく提案してくれる会社を選ぶことが大切です。

耐震・断熱・水回りのリフォーム優先度

リフォームを優先したい箇所は、まず安全性に直結する耐震面です。旧耐震基準の家や、傾き・ひび割れが見られる家は、内装より先に建物の強度を確認したほうが安心です。長く使う前提なら、最低限どこまで補強が必要かを把握しておくことで、予算の組み方も変わってきます。

次に考えたいのが断熱です。セカンドハウスは滞在日数が限られるぶん、行ったときに寒すぎる・暑すぎると使う気持ちが続きにくくなります。窓や床、天井まわりの断熱性を上げると、短期滞在でも過ごしやすさが大きく変わります。

水回りも優先度の高い部分です。キッチン、トイレ、浴室、給湯器は、古いままだと故障や漏水の原因になりやすく、使い勝手にも直結します。見た目の印象を変える内装より、まずは耐震・断熱・水回りの順に整えたほうが、実際に使える家になりやすいでしょう。

空き家のセカンドハウス化に必要な主な費用

最後に、空き家をセカンドハウスにするために必要な費用を確認しておきましょう。以下の表に、主な費用項目と内容、注意点をまとめました。

費用項目主な内容注意点
購入費用物件価格、仲介手数料、登記費用、印紙税、不動産取得税など物件価格が安くても、諸費用を含めると初期費用は想像より膨らみやすい。相続物件や古家では、境界確認や残置物処分が追加で発生することもある
リフォーム費用内装補修、設備交換、雨漏り補修、シロアリ対策、配管交換、耐震補強、断熱改修など築年数が古い物件ほど、見えない部分の補修費が出やすくなる。見た目よりも、安全性や快適性に関わる工事を優先して考えることが大切
維持管理費・光熱費・修繕費電気・水道の基本料金、通水、換気、清掃、庭木の管理、害虫対策、交通費、管理代行費など使っていない期間も費用が発生する。空き家は小さな不具合が大きな修繕につながりやすいため、年間の維持費とは別に予備費も見ておくと安心
固定資産税・保険料固定資産税、都市計画税、火災保険、地震保険など税額や保険料は、立地や建物の構造、利用実態によって変わる。セカンドハウスとしての扱いが税負担に影響することもあるため、自治体や保険会社への確認が欠かせない

特に注意したいのは、購入費よりも取得後に続く費用です。空き家は「安く買えるか」だけで判断すると、維持管理や修繕の負担で計画が破綻してしまう可能性があります。そのため、取得前に、初期費用や整備費、年間維持費などを分けて見積もっておき、長期的な資金計画を立てましょう。

まとめ・総括:空き家のセカンドハウス化を成功させる秘訣

空き家をセカンドハウスとして活用するなら、非日常を楽しめるかどうかより先に、無理なく通えて、無理なく維持できるかを確認することが大切です。使う目的がはっきりしていれば、物件選びもリフォームの優先順位もぶれにくくなり、取得後に「思っていた使い方ができない」と感じるリスクも減らしやすくなります。

特に、修繕や管理、税金、保険料などの負担はあとから効いてきやすいものです。気になる物件が見つかったら、建物の状態だけでなく、所有権や相続関係、周辺環境、年間維持費まで含めて整理してみてください。最初にそこまで見ておくと、セカンドハウスが憧れで終わらず、実際に使い続けられる拠点になりやすくなります。

なお、リフォーム費用が気になる場合は空き家活用の専門家である「アキサポ」にご相談ください。「アキサポ」なら、あなたにぴったりな物件を希望条件から丁寧に探せます。

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この記事の監修者

白崎 達也 アキサポ 空き家プランナー

一級建築士

中古住宅や使われなくなった建物の再活用に、20年以上携わってきました。
空き家には、建物や不動産の問題だけでなく、心の整理が難しいことも多くあります。あなたが前向きな一歩を踏み出せるよう、心を込めてサポートいたします。

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