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2021.08.10

空き家の生前整理に関する疑問をまとめて解決!必要な作業や注意点、費用まとめ

自分のためだけでなく、残された家族の負担を少しでも軽減するため「生前整理」に注目する人は年々増え続けています。


そこで今回は、生前整理の基礎知識、遺品整理との違い、必要な作業や注意点、生前整理にかかる費用、業者のサービス内容などに加え、多くの人が悩む「残された空き家の使い道」について、空き家のさまざまなお悩み・疑問に応えてきたアキサポが分かりやすく解説します。

生前整理とは?遺品整理との違い

和風の食器

生前整理とは、当事者が存命中に財産関係や相続関係の整理をしておくことを意味する言葉です。

一方、遺品整理は故人の遺品を整理することを指し、両者ともに「財産や身の回りの物を整理する」という意味では同じです。

・遺品整理=当事者が亡くなった後に自分以外の誰かが整理する
・生前整理=当事者が存命中に自分たちで整理する

つまり、両者の違いは「誰が・どのタイミングで整理する」が最も大きな違いとなります。

親が倒れたら何をすれば良い?実家の片付けや整理について

では、当事者が存命中に自分たちで整理することを表す生前整理にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

生前整理のメリット

生前整理では、当事者が存命中に身の回りを整理を行う形となるため、持ち主本人の意思を確認しながら整理を進められるのが最大のメリットです。

より具体的なメリットの例を以下に紹介しますのでご覧ください。

・遺言書やエンディングノートを用意しておくことで、相続問題のトラブルを回避しやすい
・当事者が亡くなった後の物の取り扱い方法や連絡先を事前に把握できるため、残された側の負担が少なくなる
・不要なものを処分して物の在処を明確にしておくことで、何がどこにあるかを把握しやすくなる
・当事者の意思を確認しながら整理を進められるため、思い出の品などを誤って捨てることがない

以上のように、生前整理では当事者が存命中に物や相続関係の整理を済ませておくことにより、当事者・残される人両方の不安を軽減するとともに、亡くなった際の負担を軽くするメリットがあるのです。

具体的に生前整理では何をする?必要な作業と注意点

遺言書

生前整理で行われる作業は、主に「財産関係の整理」と「生活空間の整理」の2つに分類することができます。

ここでは、生前整理で具体的には何をすれば良いのか?を、上記2つの分類ごとに解説するとともに、生前整理の注意点をまとめていきます。

生前整理①:財産関係の整理

財産関係の整理は、相続に関するトラブル防止、また財産の可視化などを目的に行われます。

あらかじめ当事者主導のもとで財産関係を可視化しておけば、亡くなった後に遺族が財産を調べる手間を軽減できますし、財産の割り振りをはじめとした相続の分配などを事前に行うことにより、相続問題のトラブル回避にも役立つでしょう。

では、具体的に財産関係の整理ではどのような作業が必要なのでしょうか?

ポイントとなるのは、以下の2点です。

①財産目録の作成
②遺言者(エンディングノート)の作成

まず、財産目録とは「どのような財産を所有しているのかをまとめた目録」のことを指し、あらかじめ財産を可視化しておくことにより、財産の割り振りや生前贈与、税金対策などに役立てることができます。

次に遺言者についてですが、こちらは「亡くなった時に備えて自身の希望を書き留めておく」エンディングノートという選択肢もありますが、エンディングノートには法的効力がないため、当事者の希望通りに財産の分配などを確実に実行したいならやはり遺言書が安心です。

ちなみにもっとも認知度が高く、多くの人に利用されているのは「公正証書遺言」です。

こちらは公証人役場で、公証人のチェックが入ったものを作成できるため、ほぼ確実に有効な遺言書を残せるのが最大のメリットでしょう。

ただし、効力が強い代わりに2人以上の証人が必要となるなど、手続きが複雑ではあるため、公正証書遺言を作成したいのであれば、早め早めに余裕を持って動いておくことをおすすめします。

生前整理①:生活空間の整理

生活空間の整理とは、分かりやすく言えば「身の回りの物」の整理・片付けです。

・不要なものと必要なものを仕分ける
・不要なもの処分して断捨離する
・万が一を考慮し、大切な書類や連絡先などの情報をまとめておく

生活空間の整理で最も大きな作業は、不要なものと必要なものの仕分け、さらには不要品の処分です。

当事者が存命中になるべく不要品を処分して家の中をすっきり片付けておけば、遺品整理の際の手間や時間は大きく軽減できます。

また、不要品の処分についてですが、単純に「捨てる」だけでなく、知人に譲る・売却することにより、処分費を抑えるとともに物を無駄にせず、有効活用できるでしょう。

生前整理の注意点

生前整理では主に、「財産関係の整理」と「生活空間の整理」の2つの整理が必要となりますが、身の回りの物を整理するには予想以上に時間や体力が必要となります。

特に不要品の処分については、捨てるべきかの判断に悩むものも多いでしょうし、捨てる・あげる・売る、どの方法で処分するかの判断にも時間がかかるため、生前整理は少しずつ、時間をかけながら早めに取り組むのがおすすめです。

また、特に注意したいのが建物や土地をはじめとした不動産の取り扱いについてです。

当事者が亡くなった後の不動産は空き家になるケースも多々ありますが、他の不要品と異なり、不動産は使い道や活用方法をすぐに決められるものではないですし、専門家のサポートがなければベストな使い道を見極めること自体難しいでしょう。

そのため、親が亡くなった後に実家が空き家となる見込みが高い場合などは、なるべく早い段階で専門家に相談して、空き家の査定やベストな使い道についての検討を進めておくことをおすすめします。

スムーズな生前整理の進め方についてさらに詳しく知りたい

生前整理にかかる費用・業者のサービス内容について

ゴミ捨て場

生前整理には、時間や手間がかかるだけでなく、さまざまな部分でお金がかかるのも事実です。

そこでここからは、生前整理関連の気になるお金の話をまとめるために、生前整理にかかる費用や業者のサービス内容について詳しく紹介します。

生前整理ではどんな費用がかかる?

生前整理でかかる費用には主に以下のようなものがあります。

・不要品の処分費用
・遺言書の作成にかかわる費用

生前整理では、不要なものと必要なものの仕分け、さらには不要品の処分が最も大きな作業と言えるため、やは発生する費用の大半は不要品の処分費用となる場合がほとんどです。

※不要品の処分費用については次の項目で紹介

また、遺言書の中でも最も認知度の高い「公正証書遺言」の作成には以下の費用がかかります。

・印鑑証明(1通300円)や住民票(1通300円)の発行手数料
・登記簿謄本(500~600円)や固定資産評価証明書(350~400円)の取得費用(不動産関連の遺産がある場合)
・公証人に対しての手数料(公正証書遺言作成手数料)
・証人手数料

まず、公正証書遺言を作成するには、公証人に対して手数料を支払う必要があります。基本手数料は1万1,000円となっており、遺言書に記載する財産の価額をもとにして以下のように手数料が加算されます。

遺言書に記載する財産の価額加算額
100万円以下5,000円
100万円超~200万円以下7,000円
200万円超~500万円以下1万1,000円
500万円超~1,000万円以下1万7,000円
1,000万円超~3,000万円以下2万3,000円
3,000万円超~5,000万円以下2万9,000円
5,000万円超~1億円以下4万3000円

※1億円以降の金額は、5,000万円刻みで手数料が加算

また証人手数料について、公正証書遺言作成時には証人2人以上の立ち合いが必要となっており、公証役場で証人を紹介してもらった場合は1人当たり6,000円程度、2人紹介してもらった場合は2人分の計1万2,000円程度の手数料がかかります。

ただし、家族や知人を証人として自分で手配した場合、手数料は必要ありません。(謝礼として支払うケースもあり)

ちなみに遺言書の作成を弁護士に依頼した場合は、1時間当たりの相談料が1万円程度、遺言書作成費用が20万~30万円程度など、計数十万円の費用がかかることが多いため、覚えておくと良いでしょう。

業者の提供サービス・費用を確認

生前整理では大量の不要品が出ることが多く、それら不要品を処分するために専門業者を利用する人は多く存在します。

空き家の整理や生前整理に対応した代表的な業者は「不要品回収業者」「空き家整理業者」の主に2つで、提供サービスとして「不要品の処分」に加え、「家具や家電の搬出」を行ってくれます。

次に、気になる費用についてですが、業者に依頼する場合には主に以下のような費用が発生します。

・人件費
・出張料
・処分料
・リサイクル料(冷蔵庫・洗濯機など)
・備品実費(作業に必要な用具や備品)

具体的な費用相場については、間取り別の相場(※基本料金の相場)を以下の一覧表にまとめましたので参考にしてみてください。

間取り費用相場
1R・1K4~10万円
1LDK7~15万円
2DK・2LDK11~20万円
3DK・3LDK15~25万円
4DK・4LDK20~40万円

ただし、業者に依頼場合の料金は「処分する不要品の量」「処分する不要品の内容」「作業内容」「清掃の有無」「立地」などにより、費用が大きく変わることを覚えておきましょう。

適正な費用を求めるためには、複数の業者から見積もりを取ったうえで、価格比較することをおすすめします。

空き家整理業者に関してさらに詳しく知りたい方はこちら

空き家の使い道も決めておこう!お得な有効活用のススメ

古びた空き家

生前整理では、家の中にある物の整理に目が行きがちですが、建物や土地をはじめとした「不動産をどうするか?」も重要なポイントです。

特に不動産は所有しているだけで固定資産税をはじめとした税金がかかりますし、建物が空き家になった場合は適切に管理しなければ思わぬトラブルを招くリスクが高まるため注意が必要です。

空き家問題やリスクについて詳しくはこちら

したがって、生前整理を行う当事者が所有する建物が空き家になる見込み、もしくはすでに空き家となっている場合には、なるべく早い段階で空き家の使い道や効果的な活用方法を模索しておくことをおすすめします。

ただし、空き家は立地や建物の特性、物件に対して見込めるニーズなどによってベストな使い道が異なり、素人だけで適切な判断を下すのは難しいでしょう。

そこで私たちアキサポは、より多くの空き家を有効活用するために以下のような独自の仕組みをご用意しました。

アキサポでは、物件の周辺環境や立地条件など現地調査を行った上で最適なプランを立案。さらに全額アキサポの費用負担でリノベーションを施すことにより、初期費用0円で空き家活用を始められる仕組みを提供しています。

現地調査~分析、活用プランの提案、リノベーション、入居者の募集に至るまで、空き家活用に必要なことを幅広くカバーできる体制を整えていますので、空き家の使い道でお悩みの方はまずは一度、お気軽にご相談ください。

空き家になった実家をどうにかしたい人に!

空き家の生前整理まとめ

生前整理は、持ち主が存命のうちに立ち会いながら実家や空き家の片付けや清掃を進められるため、整理がスムーズに進みやすいだけでなく、残された家族の負担も減らせるなどさまざまなメリットがあります。

ただし、生前整理には時間も手間もかかるため、早め早めに取り掛かることが大切。

また、物の整理だけでなく、空き家をはじめとした不動産の使い道について早めに決めておくことも、資産を有効活用する大切なポイントです。

アキサポでは、0円ではじめられる空き家活用サービスをはじめとして、空き家関連のお悩みに幅広くお応えしていますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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