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2021.11.08

世田谷区(東京都)の空き家事情|街の特徴と空き家の探し方

空き家を探している皆さんは「世田谷区」と聞いてどんなイメージを持つでしょうか?恐らく高級住宅街をイメージする方が多いと思います。昔から世田谷区の成城といえば高級住宅街の代名詞。再開発が進む二子玉川の人気もあり、とても手が出せないと思っているのではないでしょうか。

しかし、世田谷区全体を見ると、地域ごとにさまざまな顔がある親しみやすい街であることに気が付きます。また、住宅の価格も条件によっては5,000万円を下回る場合もあります。

この記事では、世田谷区の地域の特徴や住宅相場、そして意外な空き家事情などを紹介します。

世田谷区はどんな所?街の特徴と交通事情

東京の街並み・航空写真

世田谷区は東京都の南西部に位置する、住宅が多く立ち並んでいる地域です。隣接する自治体は、南西に多摩川を挟んで川崎市、東側に目黒区・渋谷区・大田区、北側に杉並区、西側に三鷹市と調布市があります。

人口は東京都内で一番多い約94万人(2021年10月時点)で、多くの人が住むだけあって居住エリアも広く確保されています。区内には駒沢オリンピック公園や都立砧公園など広い公園も多く、駅周辺に幹線道路が少ないこともあり、歩行者に優しく余裕のある居住環境が広がっています。また、農地面積が東京23区内で2番目に多い区でもあります。

また交通面では、渋谷駅・原宿駅・川崎駅へ乗り換えなしでアクセスでき、区内に数多くの駅があるため、利便性がとても高くなっています。

いわば世田谷区は、住環境と交通アクセスのバランスが整った街。23区内にいながらゆとりのある生活ができる場所です。

世田谷区の交通事情|電車・高速道路の状況

世田谷区内には、電車が8路線と乗り入れ可能な高速道路が3路線が走っています。また、一般道では東西に走る甲州街道(国道20号線)、渋谷へアクセスする玉川通り(国道246号線)、さらに環状7号・8号線が走っており、電車・高速道路ともに快適な交通環境が整備されています。

また、区北東部の三軒茶屋駅から渋谷駅まで約5分、区南西部の自由が丘駅から川崎駅まで約25分など、主要駅へのアクセスも良好。通勤先に応じて居住エリアを選ぶことで、より快適な通勤環境を手に入れることも可能です。

世田谷区の電車路線と駅一覧

・京王線:代田橋駅、明大前駅、下高井戸駅、桜上水駅、上北沢駅、八幡山駅、芦花公園駅、千歳烏山駅
・井の頭線:池ノ上駅、下北沢駅、新代田駅、東松原駅、明大前駅
・世田谷線:三軒茶屋駅、西太子堂駅、若林駅、松陰神社前駅、世田谷駅、上町駅、宮の坂駅、山下駅、松原駅、下高井戸駅
・田園都市線:池尻大橋駅、三軒茶屋駅、駒沢大学駅、桜新町駅、用賀駅、二子玉川駅
・大井町線:九品仏駅、尾山台駅、等々力駅、上野毛駅、二子玉川駅
・目黒線:奥沢駅
・東横線:自由が丘駅(目黒区の駅だが世田谷区に近接)
・小田原線:東北沢駅、下北沢駅、世田谷代田駅、梅ヶ丘駅、豪徳寺駅、経堂駅、千歳船橋駅、祖師ヶ谷大蔵駅、成城学園前駅、喜多見駅

世田谷区の高速道路路線とインターチェンジ一覧

・東名高速道路:東京IC
・首都高速3号渋谷線:用賀出入口、三軒茶屋出入口、池尻出入口
・第三京浜:玉川IC

世田谷区の新築・中古の住宅相場|5つのエリア別に紹介

世田谷区の街並み

世田谷区が住みやすい街だと分かりましたが、住宅相場はどのくらいなのでしょうか?ここでは、世田谷区の新築住宅と空き家を除いた中古住宅の相場をエリア別に紹介します。

世田谷区は大きく5つのエリアに分けられており、それぞれ異なった雰囲気の街並みが広がっています。また、行政はエリアごとに異なる地域計画を定めており、画一的ではなく地域ごとの個性が光るまちづくりを推進しています。

世田谷区は全体的に住宅の価格が高めですが、エリアごとの個性が強い分、価格には地域差が出てきます。そのほか築年数や駅からの距離、敷地面積などによっても変わります。

世田谷エリア|三軒茶屋を有する区の中央エリア

世田谷エリアは区の中央付近に位置し、東急田園都市線や小田急小田原線、東急世田谷線が走っている地域です。渋谷へのハブ駅である三軒茶屋駅もこのエリアにあります。また、渋谷へ向かう玉川通りも走っており、都心へのアクセスは区内トップクラスに良好です。

街並みの雰囲気は、三軒茶屋駅や玉川通り周辺を中心に賑やかな街並みが広がり、商業施設が数多く立ち並んでいます。しかし、駅や通りから少し離れると住宅街が広がっており、静かな住環境が整っています。

住宅価格は高めで、新築・中古両方で基本は6,000万円からといったところ。ただ、三軒茶屋駅近くでも築年数が長い物件に絞れば5,000万円以下で出回っていることもあります。

  • 世田谷エリアにおける住宅の価格帯
・新築:6,000万~2億円
・中古:6,000万~3億円

北沢エリア|サブカルの中心地下北沢のあるエリア

サブカルチャーの発信地として有名な下北沢を有するエリアです。下北沢駅の周辺にはファッションから飲食まで多くの商店が立ち並び、街歩きを楽しむにはもってこいです。

また、下北沢駅は渋谷駅から井の頭線で約3分の好立地にあるため、交通面も抜群。駅から少し離れれば住宅街も広がっているため、立地を重視する方にもおすすめのエリアです。

住宅の価格は、新築・中古両方とも幅広い価格帯で売り出されています。特に中古では、駅周辺でも築年数の長い住宅や敷地の狭い住宅が点在しているため、5,000万円以下の物件に出会えることもあります。

  • 北沢エリアにおける住宅の価格帯
・新築:6,000万~1億5,000万円
・中古:3,000万~1億5,000万円

烏山エリア

京王線の千歳烏山駅や芦花公園を含む地域です。京王線でアクセスできる主要駅は新宿駅で、千歳烏山から約15分です。

街中に大きい繁華街は無く、街並みは住宅中心の落ち着いた雰囲気。静かな住環境を手に入れたい方におすすめのエリアです。

住宅の価格は、都心部から少し距離がある分ほかのエリアより安め。新築住宅でも5,000万円前後で販売されることがあり、中古なら3,000万円前後で販売されていることも。世田谷区の穴場エリアです。

  • 鳥山エリアにおける住宅の価格帯
・新築:3,500万~8,000万円
・中古:2,500万~7,000万円

砧エリア|成城地域のある閑静な住宅街エリア

高級住宅街の代名詞である成城地域を有するエリアです。主要駅は成城地域の入口である小田急小田原線・成城学園前駅で、周辺には街路樹が美しい道路が走り、敷地が広めに取られた閑静な住宅街が広がっています。

成城はやはり住宅の価格が高く、1億円を超える場合も珍しくありません。しかし、昔から続く「街を良く保とう」という意識はほかのエリアよりかなり高く、街を愛する気持ちが地域に深く根差しています。そのため、本当に良い街に住みたいという方にはおすすめのエリアです。

住宅価格は、街中に高級住宅が多く存在することから、新築より中古の方が高額なケースが多くなっています。中古だと1億円以上が多いですが、新築は5,000万~1億円くらいの買い手がつきやすい価格帯が中心になっています。

  • 砧エリアにおける住宅の価格帯
・新築:5,000万~1億円(7,000~9,000万円の物件が多い)
・中古:7,000万~10億円(1億円以上の物件が多い)

玉川エリア|多摩川沿いの景観が美しいエリア

再開発が進む二子玉川駅を有するエリアです。エリア南西には多摩川が流れており、川を超えると川崎市という立地のため、神奈川方面へ通勤する方に人気があります。

また、多摩川はエリア住民の憩いの場になっており、川沿いにはサッカー場や野球場、ピクニックもできる兵庫島公園、公園内にカフェのある二子玉川公園など、多くの公園施設が連なっています。

街並みは再開発によって区画が整えられており、世田谷区の中で随一の整備された道路網を有しています。住環境に景観を重視する方におすすめのエリアです。

  • 玉川エリアにおける住宅の価格帯
・新築:5,000万~1億円(5,000万円前後の物件が多い)
・中古:5,000万~1億円

世田谷区の空き家事情|じつは空き家を見付けやすい場所

世田谷区の道路風景

どこのエリアも個性的で魅力いっぱいの世田谷区ですが、じつは都内一空き家が多く、空き家が見つけやすいことを知っているでしょうか?

世田谷区内の空き家数はなんと「約5万戸」。空き家の中には市場に出回っていない物件も多く、隠れた物件が多く存在している状態になっています。

空き家と聞くと修繕無しでは住めないイメージがあるかもしれませんが、中には軽微な修繕で済む物件や、そのまま使用できる物件もあります。

つまり、世田谷区は探し方次第で知られていない物件に出会える可能性のある「夢のあるエリア」とも言えます。「世田谷区は高いから」と諦めず、継続的に物件を探すことで穴場物件に出会える可能性もあるのです。

世田谷区で空き家を探す方法は?

世田谷区に隠れた空き家が多いことは分かりましたが、どうやって穴場物件を掘り当てればいいのでしょうか?

やはり、一般的な不動産情報サイトに出回ることは少なく、物件が載ったとしてもすぐ売れてしまうことが考えられます。また、空き家は現況のまま引き渡されることがほとんどですので、実際に住むにあたっては水回りや床の張り替えといったリフォームが別途必要になってくることも気をつけなければなりません。

そこでここでは、世田谷区の隠れた空き家を見つける4つの方法を紹介します。

アキサポ|東京の物件に強い空き家マッチングサービス

まず一番におすすめしたいのが、弊社の空き家活用サービス「アキサポ」です。

アキサポ」は空き家オーナーと空き家の利用希望者をマッチングするサービスで、賃貸マッチングをメインに、空き家の解決策として売買の提案も行っています。

アキサポ」には、ほかには無い2つの強みがあります。

一つは、物件が基本的にクローズドなこと。「アキサポ」を利用する方は、何かしら空き家問題を抱えている方がほとんど。そのため一般に出回らない物件に出会える可能性があるのです。

もう一つは、東京の物件に強いこと。「アキサポ」の運営主体は東京に拠点を置く「ジェクトワン」であり、「令和3年度東京都空き家利活用等普及啓発・相談事業」にも採択されている事業者のため、強力な空き家情報ネットワークを持っています。もちろん、世田谷区での活用実績もあります。

活用事例1:世田谷の築60年の空き家を“飲食店×シェアハウス×α”の地域活性化拠点へ

活用事例2:築46年の空き家を曜日がわりのシェアカフェへ

世田谷区の隠れた空き家を探すなら、ぜひ「アキサポ」に相談してみてください。

アキサポのサービスの流れ

その他の空き家活用サービス

空き家活用サービスは「アキサポ」以外にも存在します。例えば、築30年以上の空き家に特化した「カリアゲ」やNPO法人空き家・空き地管理センターが運営する「AKARI」などです。

空き家活用サービスによって取り扱い物件や対応エリアなどが異なるため、より多くの空き家をチェックしたいなら複数の空き家活用サービスを使ってみましょう。

地域の不動産屋

不動産屋の取り扱っている物件は地域性が強く出るもので、特に昔から地域の不動産屋として営んでいる不動産屋は、地域の物件情報に強い傾向があります。

最近の物件探しは、不動産屋でもポータルサイトを利用することが多く、WEBサイトで事前に情報を見てから、不動産屋経由で内見だけするというケースも珍しくありません。

しかし、地域の不動産屋は個別で取り扱っている物件もあるため、情報の出回らない空き家を見つけられる可能性があるのです。空き家を見つけるコツは、希望条件をなるべく具体的に伝えておくことと、何度か不動産屋に通うことです。

希望条件を伝えておくことで、不動産屋もアンテナを張るようになりますし、何度も訪ねれば不動産屋の本気度も上がります。

せたがや空き家活用ナビ

自治体が行っている空き家対策といえば空き家バンクが有名ですが、世田谷区は不動産価値が高いため空き家バンクを設置していません。

その代わりに設置が予定されているのが「せたがや空き家活用ナビ」です。空き家オーナーやその関係者が空き家問題全般を相談できる制度で、相談員が悩みを聞き、解決策を提案します。

空き家の売買・賃貸に限らず、幅広い悩みに対応する予定のため、空き家活用にとって門戸の開かれた存在になることが期待できます。

なお、制度のスタートは令和3年11月中旬の予定となっています。

世田谷区の空き家探しは「隠れた物件探し」がポイント

高級住宅街のイメージが強い世田谷区ですが、ふたを開けてみるとエリアごとにいろいろな顔がある、個性豊かな街であることが分かりました。

住宅の価格が比較的高い地域ではありますが、エリアを考慮して探すことで価格を抑えることも可能です。

そして、世田谷区は都内一空き家が多い場所でもあります。流通していない空き家もあるため、中にはいわゆる穴場物件も見つかるかもしれません。

そんな隠れた物件を探すには「アキサポ」のような地域にネットワークのあるサービスを活用するのがおすすめ。WEB上だけでなく、地域の専門家に相談することで思いもよらない物件に出会える可能性もあります。

アキサポ」には、これまで都内の物件を数多くマッチングしてきた実績があります。世田谷区で空き家を探すなら、ネットワークと実績のある「アキサポ」にぜひ相談してみてください。

アキサポに相談してみる。