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公開日:2022.04.22 更新日:2023.09.30

アキサポ討論会 〜空き家活用派 vs 売却派〜

自己負担
空き家を活用
改修工事から入居者募集、
維持管理まで
にお任せ
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みなさん、こんにちは。

突然ですが、あなたは空き家を持っていたら、
活用しますか? それとも、売却しますか?
うまく活用すれば、長期的に家賃収入がありそう。でも、売ればすぐにお金が手に入る。
どちらもメリットがあり、空き家所有者さんはこの2つで迷うことがしばしばあるようです。

アキサポサービスでは、普段、空き家所有者さんに対して活用を提案していますが、運営会社である株式会社ジェクトワンでは不動産の売却事業も行っています。

そこで、日頃さまざまな所有者さんと接しているアキサポスタッフとジェクトワンのスタッフが、活用派と売却派に分かれて徹底討論!

プロの視点で、空き家の活用と売却それぞれのメリットを伝えていきます。

活用派

武井
・経歴:2018年度新卒入社 
・入社年月日:2018年4月1日
・担当業務(部署):空き家活用事業(地域コミュニティ事業部)
・最後に一言:お客様の想いに寄り添い、問題解決のきっかけとなる提案を心掛けています!ありがとうの笑顔を増やせるよう、励んでいきます。               

山下
・経歴:ハウスメーカーで施工管理、リフォーム営業を経験し、ジェクトワンに入社
・入社年月日:2018年8月1日
・担当業務(部署):空き家活用事業(地域コミュニティ事業部)
・最後に一言:お持ちの空き家を最大限に活かす提案を心掛けております。ジェクトワンに相談してよかったと思っていただけるよう誠心誠意ご対応させていただきます。

売却派

高橋
・経歴:2018年度新卒入社
・入社年月日:2018年4月1日
・担当業務(部署):不動産の仕入・売却(ソリューション事業部)
・最後に一言:地域や環境に適した不動産開発や既存物件の再生を念頭に、社会貢献をしていきたいです。

荒木
・経歴:2018年度入社
・入社年月日:2018年4月1日
・担当業務(部署):不動産の仕入・売却(ソリューション事業部)
・最後に一言:その土地、建物に住む人のことを考えて、満足してもらえるような不動産開発をしていきたいと思います。

売却派の主張:管理から解放されて、維持費・固定費がかからなくなる!

この勝負勝ったね!

そうだね!

ちょっと、始まる前からなに?

突然ですが、武井さんに質問があります!

え、何?

武井さん、めんどくさいこと好き?

え、嫌いだけど。

ですよね!? きっとめんどくさいことを好きな人って、そうそういないと思う。売却するとめんどくさいことが一瞬でなくなる! それにめんどくさいことに掛けるコストや時間が一気に削減される! はい、売却最高!!

最高ーー!

……ぐぬ。そんな先制攻撃はずるい。

活用するとなると、物件を借りてくれる人を探さないといけないし、その物件に問題が発生したら、自分で対応しなければならない。

俺、そんな時間あったら遊びたいなぁ。武井さんも、遊ぶ時間もっと欲しくない?

うん、欲しいけど……。

ちょっと待って。アキサポの活用は、基本的に専任スタッフがやるから所有者さんの手間はかからないんだ。

そうよ! (危うくのまれるところだった)それに、リノベーション費用はアキサポが負担するから、実質ゼロ円で空き家を蘇らせることができる。さらに、責任を持って募集・維持・管理までしていくのよ。所有者さんの負担を軽減してくれるなら、活用もアリじゃない?

そうかなぁ。でもやっぱり自分の所有物であることには変わりないし、いつかは武井さんにめんどくさいことが降りかかってくるかもよ?

それに郊外の物件だったら、離れていて見えないのはちょっと不安だなぁ。わざわざ足を運ぶのは大変だし、身近にないから気持ちが離れていかないかなぁ。もし武井さんが遠距離恋愛をしていて、彼氏のことが気になったとする。でも彼の姿が見えないのは不安じゃない?

それは……。

きっと見えないところで何かがある……。

私の恋愛は関係ないでしょ!!

武井さん、安心して。私たちアキサポが空き家の活用をするうえで、所有者さんとの繋がりはとても大切にしているんだ。管理では定期的に連絡をしながら物件の状況やメンテナンスの状況を共有するようにしているから。だから、物件が知らない間に様変わりすることはない。

そう! それに、活用のなかで維持・管理って私すごく大事だと思うの。日本でも100年前の建物がしっかり管理されてきたことで、キレイに残っていることがあるよね。人が手をかけながら受け継いでいくことで、魅力を増してくることもあるの。

人間だってそうだよね。辛いことも嬉しいことも、いろいろなことを経験しながら年を重ねていって、心と体をケアしながら自分自身に向き合っていくことで、その人の魅力が増していくんだ。

俺らはまだ20代だし、若さでいこうよ!

そうそう。そんな先のこと考えるより、今を楽しもうよ!

しっかり先を考えなさい(笑)! それに、今は暮らしや仕事が多拠点になってきていて、離れた場所に自分の場所があることはとてもポジティブなことだと思うの。

そう、人生の幅が広がるよね。

遠くに自分の居場所がありながら、めんどくさいことを任せられて維持できるって良くない? 

たしかに2拠点生活も夢じゃないなぁ。それはかっこいいかも。

おい、こっちに戻ってこい(笑)!
でも、空き家を所有していれば、固定資産税、都市計画税(東京都の場合)がかかるし、マンションであれば管理費、積立金、修繕費とか、たくさんの維持管理費がかかってくる。これはどう?

ん……。

売ったら、身軽になるよ!?

そう、体が軽くなる!

んん……。

武井さん、安心して。固定資産税は賃料で還元しているから※、所有者さんの負担は軽減される。アキサポのサービスは、初期費用は弊社が負担するから、実質ゼロ円で空き家が蘇る。その後、契約期間内で追加費用がかかることはないし、契約が終了した後は経年変化はしているけれど、かつてよりは綺麗なリノベーションされた状態で物件が戻ってくるから、そのまま大家さん業を始めることもできるんだ。
※賃料による還元は条件などにより異なります。

活用派の主張:資産価値を維持・向上できるし、放置リスクを軽減できる!

ここまで、維持・管理の点で売却の話を聞いてきたけれど、そもそもすべての空き家に資産価値があるわけじゃないからね。正直、アキサポで相談を受ける空き家の中にも売ろうと思っても売れないケースがあるけれど、私たちなら活用を含めたいろいろな提案ができるんだ。

そう! それに、すぐに売れるかわからないし、ずっと所有していると空き家が負の遺産になっていく。

今はWebやSNSで販売方法も広がっているし、すぐ売れるっしょ!?

リノベーションされているような物件ならね。

私たちアキサポで活用させてもらえれば、資産価値を高めることができるのよ! 私たちが数百万〜1千万円単位の費用を負担して、物件ごとに最適なリノベーション・改修をさせていただくから、資産価値が向上する。それに定期的に維持・管理をしていって、契約期間が終わった後には資産価値が向上したまま所有者さんの手元に戻るの!

でも資産価値って、ずっと維持できるとは限らないし、世の中の状況に応じて下がることもある。特に直近のコロナで、地域によって上がり下がりがあったみたいだし。

地域差による上がり下がりは売却も同じよ。資産価値が上下するなかで、見極めながら活用することも大切なの。社会の状況によって変化することはあるものの、それが良い方向へ進むきっかけにもなる。下がり始めてきた時に、別の活用法を考えて新たな価値を見出していくこともできるのよ。

そんな状況だと、常にハラハラしちゃうよ!

そもそも、多くの所有者さんは空き家をどうにかしようと心の中で思い続けながら放置している傾向があるの。めんどくささを感じていたりね。でも、いざ売却しようとした時に、放置されてきた空き家の価値は通常よりも低く評価されるのよ。

それに、放置していると、もっと恐ろしいリスクがある。

リスク? 例えば?

空き家に知らない人が住みつくこともあるのよ。

え、どういうこと?

前にあった話だけど、ある空き家の調査に、時間を空けて複数回行ったことがあって。その時に、明らかに人がいた形跡があったの。所有者さんも知らない、他の誰かが頻繁に出入りしているだろう雰囲気が漂っていた。

こわっ!

でしょ? めったにないけれど、何か起こってからでは遅いからね。

それに、空き家の放置は今に始まったことじゃなくて、これからが特に問題になっていく。日本は新築市場だから、市場を回すためにどんどん新しい建物を建ててきたんだ。新築の数は増えていったけれど、同時に少子高齢化で人口減少が大きな問題になっている。結果、空き家が生まれ、今もどんどん増えている。

山下さん、めっちゃ詳しいな。

その空き家の放置が今、問題になっている。それは売買では本質的な解決にはならないケースもあるんだ。そこで、その空き家問題を解決する最も有効的な方法が……武井さん!?

活用!!

息ぴったりだな……。

継続的な収入をとるか、即現金を手に入れるか?

あと、見逃せないのは、お金だよね。初期費用をかけずに、毎月固定資産税相当額の賃料を得ることもできるんだ。空き家だった時はお金を生み出さなかったけれど、活用することで継続的にお金を生み出してくれる。それってとても大きなことだと思う。そのお金を運用したり、新たな活用の資金としても貯められる。

相場の家賃収入が得られるの?

アキサポとの契約期間はどうしても相場からは家賃が下がってしまう。でも、契約期間が終われば資産価値が向上していることもあるから、結果的に相場の家賃収入が得られる。それに、契約期間中の途中で入居者が退去になっても、所有者さんに固定の賃料を支払っているんだ。

いざ、突然自分で空き家を貸し出して管理していきます!ってなると、初めての場合はわからないことや不安もあると思う。でも、アキサポとの契約を準備期間だと思えば、後々の管理・運用に対する知見を広げる機会にもなるのよ。

そうだよね。活用をすることで、また新しい出会いや発見に繋がるって考えればプラスの要素が高まるよね。

ちょっと質問! 武井さん、今すぐ100万円欲しい? それとも約4年かけて毎月2万円づつ(約100万円)欲しい?

ちょっと今月クレジットの支払いがやばいからなぁ。すぐにまとまったお金が欲しいかも……。

山下さんはどう?

……。

ちょっと、ちょっと! こっちに向き合って!

やっぱり人間だし、すぐに大きなお金が目の前にあるって考えると、それを手に入れたいと思うのは自然だと思う。売却した後に、そのお金で別の資産運用をすることができるし、その売却で得たお金が新たなお金を生み出すきっかけになるんだ。

貯金1000万は難しいけれど、ぽんっと入ってきたら嬉しいよね! 僕は貯金ができないから、売却してそんな大金が入ってきたらすぐ使っちゃう!

売却薦める前に、自分の金銭感覚見直そうね。

でも、売却をすることで経済が回るんだ。売り手、仲介者、買い手がみんなハッピーになって、循環を生み出せるし。

そうそう、売却で経済回してこうぜ!

ちょっと待って!

お!?

活用も経済を回していくことができるし、さらに身近な繋がりを生むことができるのよ。
最近は、活用を通じて地域貢献をしたいっていう目的の人たちが多くなっているの。例えば、空き家を飲食店や商業施設、シェアオフィスやシェアキッチンなどにリノベーションして、地域の人々が集まる場を作りたいという所有者さんが増えている。結果、売却では手に入らない特別な繋がりを生むことができるし、地域経済の活性化にも繋がるのよ。

そうだよね。
それに、売却をするともう手元に不動産は戻ってこなくなる。空き家とはいえ、大きな資産だし手放すことは、かなり大きな決断をしなきゃいけない。感情が追いつかない時もある。

そういえば、荒木さん。先日、長い間付き合っていた彼女と別れたみたいね?

そうだけど……。(なんで知ってるの?)

彼女と別れてかなり落ち込んでて、仕事中も辛そうだったわね。

ほっといてくれ!

いや、その気持ちが大切なの。別れてから感じる大切な気持ちってどんなものにもあるの。彼女と別れないように話し合いをしたと思うけど、物件と別れないためにうまく活用の方法を探っていくことが大切なのよ! 活用は、空き家と向き合う時間でもあるから。

ぐぬ。

そーだ、そーだ。

じゃあ、こういう考えはどう?
例えば、自分の幼少期に身近にあった物件が空き家になったとする。今、自分は別の場所で家族と一緒に住んでいるから、思い切ってその物件を売ってしまったとする。

でも、そこに新しい家族が住んで、また光が灯る。
親子の楽しそうな声がワイワイ聞こえて、暖かい家庭が生まれる。他者の幸せな家族との時間が、自分の思い出の場所から生まれているんだ。

うん、売却してよかったってなる。

高橋さん、めっちゃいいこと言うよね。

そう考えるとお金のことも大切だけれど、この先、「空き家からどんなストーリーが生まれていくか」を考えて活用や売却をしていくと所有者の気持ちも変わっていくと思う。

そうよね。すぐに売却がゴールじゃないし、緊急でお金が必要な場合はしょうがないけれど、活用の先に売却があってもいいと思う。

賃貸か売却かで考えている人も多いけれど、そこに活用が入ることで、可能性が大きく広がっていく。活用して貸すか、活用して売却するか。選択肢が広がるよね。

あれ、なんでそっち寄りになってるの?

うん、なんか話してみたら、活用もいいかなって。

ちょっと、俺を置いていかないでーーー!

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