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2021.12.13

宇都宮市(栃木県)の空き家事情|エリア別の特徴と空き家の探し方

栃木県宇都宮市は、東洋経済新報社が公表している「住みよさランキング」上位常連の人気の市。宇都宮駅周辺に商業施設が集積する一方、日光や鬼怒川などの観光地にも近い、にぎわいと自然のバランスが取れた街です。

そんな宇都宮市でも空き家は増加傾向にあり、2018年には4.4万件を超えています。これは一見ネガティブな情報に思えますが、裏を返せば安く住むチャンスとも言えます。

では、宇都宮市で空き家を探すにはどうすれば良いのか?この記事では宇都宮市の空き家事情や空き家の探し方を解説します。

宇都宮市はどんな所?50万人以上が暮らす地方都市

宇都宮市・地域図

宇都宮市は栃木県の県庁所在地であり、人口50万人以上を抱える地方都市です。栃木県のほぼ中央に位置し、北側を日光市・塩谷町・さくら市、西側を鹿沼市、南側を壬生町・下野市・上三川町・真岡市、東側をさくら市・高根沢町・芳賀町に接しています。

市内は中央地域・南部地域・東部地域・北西部地域・北東部地域の5エリアに分けられており、宇都宮駅や栃木県庁などを有する中央地域を中心に、主要道路や公共交通で繋がる「ネットワーク型コンパクトシティ」を形成しています。

また、「カクテルの街」や「餃子の街」としても有名で、中心市街地にはバーや餃子店を始め、多くの商業施設が集積しています。

宇都宮市を5つのエリア別に解説

中央地域(本庁・宝木・豊郷)

中央地域は宇都宮駅を中心とした市街地が広がるエリアです。宇都宮市の中心であるのはもちろん、栃木県における経済や文化、行政などの中心地でもあり、多くの商業施設や行政施設などが集積しています

宇都宮駅の周辺は商業系用途地域が設定されているため住宅は少なく、駅から10分ほど歩くと住宅が増えてきます。

また、大半が市街地のエリアではありますが、エリア北部に田園風景が広がっていたり、田川沿いに遊歩道が整備されていたりと、自然と触れ合える一面も有しています。

南部地域(姿川・陽南・横川・雀宮)

南部地域は、宇都宮駅から南側に位置し、南側を壬生町や下野市などに接しているエリアです。鶴田駅や雀宮駅などの周辺に市街地が広がり、市街地を囲むように田畑が広がっています。

宇都宮駅までのアクセスが良く、雀宮駅・鶴田駅は宇都宮駅まで10分以内の距離にあります。道路においても、南北方向に国道4号線、東西方向に国道121号線が走っているほか、北関東自動車道の宇都宮上三川インターチェンジを有しており、総じて交通の便が良いエリアとなっています。

東部地域(清原・平石・瑞穂野)

東部地域は、宇都宮駅から東方向にある、鬼怒川を中心とした田園の多いエリアです。居住エリアは、鬼怒川の東側に広がる大規模な住宅団地がメインで、スーパーやホームセンター、飲食店なども揃っています。

また、大規模な工業団地も有しており、本田技研工業(株)やキャノン(株)などの有名企業が多数立地しています。

鉄道は走っていないため自動車での移動が基本となりますが、エリア内に複数の国県道が走っているため、快適な道路環境が整っています。

北西部地域(篠井・富屋・城山・国本)

北西部地域は、宇都宮駅から北西側に広がる、山林や田畑を中心としたエリアです。エリアの約48%が山林、田畑が約28%、住宅用地は7%の比率になっています。

自然環境を活かした景観の美しさが魅力で、榛名山を望む田園地帯や大谷景観公園周辺に存する岩肌の風景、農林公園ろまんちっく村など、自然の魅力が体験できるスポットが充実しています。

北東部地域(上河内・河内)

北東部地域は、宇都宮駅から北東側に広がる、鬼怒川周辺に田園風景の広がるエリアです。田園がエリアの37%を占めており、山林が28%、畑が5%、住宅用地が7%の比率になっています。

市街地は、エリアの南部にある岡本駅を中心に線路に沿うように広がっており、住宅を中心に数多くの建物が立ち並んでいます。

交通利便性は岡本駅周辺が良好で、岡本駅から宇都宮駅まで10分以内でアクセスできるうえ、近くに国道4号線と国道119号線も走っています。

宇都宮市の交通事情|鉄道・高速道路の状況

宇都宮市の交通は、宇都宮駅を中心とした鉄道網と中心市街地を環状に囲む国県道、そしてそこから放射状にのびる国道から形成されています。

鉄道は東北新幹線を利用できる点が最大の特徴で、東京まで1時間以内でアクセスが可能です。また、東北本線を利用すれば、埼玉県大宮市まで1時間30分以内、東武宇都宮では、栃木駅まで50分以内でアクセス可能となっています。

一方高速道路は3路線が利用可能で、東北自動車道で南北方向への移動が、北関東自動車道では東西方向の移動が可能となっています。また、日光宇都宮道路を利用すれば日光エリアへも快適にアクセスできます。

宇都宮市内で利用できる鉄道一覧

・東北新幹線:宇都宮駅
・東北本線(宇都宮線):宇都宮駅、雀宮駅、岡本駅
・日光線:鶴田駅
・東武宇都宮線:東武宇都宮駅、南宇都宮駅、西川田駅、江曽島駅

宇都宮市を走っている高速道路一覧

・東北自動車道:宇都宮IC
・北関東自動車道:宇都宮上三川IC
・日光宇都宮道路:宇都宮IC、徳次郎IC、篠井IC

宇都宮市の空き家事情

宇都宮市では空き家数・空き家率共に年々増加しており、2018年には4.4万件以上にものぼっています。しかも、4.4万件のうち、「その他の住宅」(※)の件数が1.2万件を占めており、市場に出回っていない状態の空き家が多く存在する状態になってしまっています。

※空き家の「その他の住宅」とは、「賃貸用の住宅」「売却用の住宅」「二次的住宅」以外の住宅で、たとえば、転勤・入院などのため居住世帯が長期にわたって不在の住宅や建て替えなどのために取り壊すことになっている住宅のほか、空き家の区分の判断が困難な住宅などを含みます。

空き家率の推移

この傾向は1998年(平成10年)以降に顕著で、2003年(平成15年)以降になると一気に空き家数が増えています。ただ、これは全国における空き家増加と似た傾向になっているため、全国的な人口減少や高齢化などが背景にあると考えられます。

人口・世帯数の推移

しかし、宇都宮市の人口に焦点を当てると、2021年12月現在で51.7万人で、大幅な人口減少は発生していない状況になっています。では、なぜ空き家が増え続けているのでしょうか?

単身高齢者数割合

原因の一つに考えられるのが、単身高齢者数の増加です。単身高齢者が老人ホームに長期入居した場合や死亡してしまった場合、残された家が空き家となるケースがあるのです。

なお、空き家を相続した場合でも、相続人が遠方にいたり、資産価値が低かったりすると市場に流通しない場合もあります。相続に伴う空き家化は空き家全体で課題となっている問題であり、宇都宮市においても同様の問題が起こっていると考えられます。

宇都宮市で空き家を探す方法は?

間取りと虫眼鏡、家の模型

市場に流通しない空き家が1.2万件もあるということは、それだけの空き家が街中に埋もれているということでもあります。これらの空き家は一般的な不動産検索手法で見つけることができないため、空き家オーナーへ直接アプローチできれば、ライバルがいない状態での交渉が可能となります。

しかし、空き家を抱えているオーナーを個人で見つけることはほぼ無理です。地域に縁があったり知り合いがいたりすれば可能性は出てきますが、居住先としてゼロから見つけることは至難の業と言えるでしょう。

そこでポイントとなってくるのが、宇都宮市にネットワークを持つ会社の活用です。宇都宮市の空き家事情に詳しい不動産会社を見つけられれば、埋もれた空き家探しが一気に現実味を帯びてきます。

空き家活用サービス

アキサポサイクル図

最初におすすめしたいのが「空き家活用サービス」の利用です。

空き家活用サービスは、空き家オーナーと空き家の利用希望者を直接マッチングするサービスで、マッチングは双方の希望条件に基づいて行われます。

利用希望者からすれば、希望に合った空き家を見繕ってもらえたり、不動産ポータルサイトよりライバルが少なかったりとメリットが多く、また、空き家の専門家が仲介を行うため安心感もあります。

弊社の提供するサービス「アキサポ」もその一つで、自社独自の空き家ネットワークと長年空き家に携わってきた専門知識で、空き家オーナー様と利用希望者様にWin-Winの関係になるマッチングを多数手掛けてきました。

また、入居時に必要なリフォーム・修繕費用は「アキサポ」が全額負担するため、気軽に相談できる点もウリです。空き家探しにお困りの方はぜひ一度「アキサポ」にご相談ください。

アキサポに相談してみる

地域の不動産屋

地域に隠れた空き家情報は、大手不動産会社よりも地域の不動産屋の方が把握しているケースが多いです。地域の不動産屋は、事務所周辺の情報に詳しい強みを持っているため、住みたいエリアがあったら、その近くの不動産屋を探してみましょう。

特に、そのエリアで古くから営んでいる不動産屋は地域活動や日常のコミュニケーションから地域ネットワークを持っていることが多いためおすすめ。空き家オーナーから世間話程度に相談された案件を抱えていることもあり、具体的な話となれば空き家オーナーにつないでくれる可能性もあります。

空き家バンク

宇都宮市の空き家バンクでは、賃貸物件・売却物件両方を掲載しています。

掲載されている物件は、8万円以下の戸建て賃貸物件または1,000万円以下の売却物件に限定。空き家ごとに問い合わせ先の不動産屋が決まっているため、一般的な空き家バンクにありがちな、行政から不動産屋へ引き継ぐ手間がありません。

また、空き家バンクの運営に、官民連携組織である「宇都宮空き家会議」が協力しているため動きが柔軟。希望する物件が無い場合は、「協力事業者紹介制度」を利用して、空き家バンクに掲載されていない空き家を探してくれる、利用希望者に寄り添った制度になっています。

宇都宮市の空き家対策補助制度など

宇都宮市では、空き家の取得やリフォームに関する補助制度として下記の制度を用意しています。ここでは各制度の概要を記載しますので、補助対象となる空き家や工事内容などは宇都宮市のWebサイトをご覧ください。

・グリーン住宅ポイント制度
空き家バンクに登録されている住宅を購入した場合、国が実施しているグリーン住宅ポイントを付与する。

・空き家再生支援事業補助金
空き家を交流施設、体験学習施設、創作活動施設、文化施設など地域の活性化に関する用途に改修する工事を行う場合に、改修工事費最大300万円、耐震補強工事費最大140万円の補助金を支給する。

不動産ポータルサイト

探しやすさで選ぶなら不動産ポータルサイトがおすすめです。エリアや条件から検索できるため、効率的に空き家探しができます。

不動産ポータルサイトで注意する点は、掲載されている賃貸住宅に、元々賃貸を目的に建てられた物件も含まれているため、空き家だけを検索することです。

ただ、不動産ポータルサイトに掲載されている空き家は比較的状態が良い傾向があるため、すぐに住める空き家を探すのにはおすすめです。

宇都宮市の空き家を探すには会社やサービス選びが重要

宇都宮市に数多くの空き家が隠れているとはいえ、地域に縁が無い状態から空き家を探すのは大変です。そのため、宇都宮市の空き家事情に詳しい不動産会社を探したり、空き家オーナーとマッチングしてくれるサービスを選んだりといったことが重要になってきます。

中でも、空き家のプロが運営する空き家活用サービスは専門性が高くおすすめ。空き家について知識が無い状態からでも、親身に相談に乗ってくれます。

弊社の空き家活用サービス「アキサポ」も空き家の専門性が高いことが特徴で、お客様に寄り添ったご提案を信条にサービスを提供し続けています。

そのおかげで、2021年6月には、空き家活用サービス分野においてのインターネット調査で「資産価値向上が期待できる空き家活用サービス No.1」「空き家活用サービス支持率 No.1」「不動産オーナーがお勧めする空き家活用サービス No.1」の3冠を獲得している、皆様から信頼を寄せていただいているサービスとなっています。

空き家探しの際には是非一度「アキサポ」にご相談を。確かな知識と丁寧な対応で、希望に合う空き家をご提案いたします。

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