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2021.12.29

吹田市(大阪府)の空き家事情|エリア別の特徴と空き家の探し方

吹田市は大阪市街や新大阪駅、大阪国際空港などへのアクセスが良い人気の居住エリア。2021年現在も人口が増え続けており、新しい住宅の建築も進んでいます。

しかし、住宅が多い分空き家の件数も多く、平成30年住宅・土地統計調査によると、吹田市の空き家は38,710件と、大阪府で一番多い結果となっています。

空き家が多いことは、空き家を探す側からすれば見つけるチャンスも多いということ。この記事では、大阪府吹田市の空き家事情と空き家の探し方を紹介します。

吹田市はどんな所?交通が充実した人気居住エリア

駐車場

吹田市は、大阪市の北側に隣接する人口約37万人の中核市です。日本万国博覧会の会場となった「万博記念公園」やガンバ大阪のホームスタジアムである「吹田サッカースタジアム」があることで知られ、古くからアサヒビールの工場があることから、かつては「ビールの町」とも呼ばれていました。

隣接する市は、南側の大阪市、北側の箕面市と茨木市、東側の摂津市、西側の豊中市の5市で、鉄道が大阪市に向かって走っていることから大阪市との関係が強いです。

また、吹田駅から大阪駅まで10分以内というアクセスの良さを持つ一方で街並みは落ち着いており、商業施設や病院の数も充実しています。

吹田市を6つの居住エリア別に解説

吹田市エリア情報

知れば知るほど人気の理由が分かる吹田市ですが、居住環境はどうなっているのか、エリア別に分けて見ていきましょう。

吹田市は生活エリアによって大きく以下の6エリアに分けられています。

1.JR以南地域
2.片山・岸部地域
3.千里山・佐井寺地域
4.豊津・江坂・南吹田地域
5.山田・千里丘地域
6.千里ニュータウン・万博・阪大地域

特に、大阪市にアクセスしやすい市南部のJR以南地域、片山・岸部地域、豊津・江坂・南吹田地域は人気が高いエリアで、多くの住宅が集まっています。それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。

JR以南地域

以南地域

JR以南地域は、JR京都線の南側に位置するエリアです。古くから交通の要所として発展してきた歴史を持ち、吹田発祥の地としても知られています。

JR吹田駅周辺は吹田市における商業の中心地であり、大正時代から続く旭通商店街もあります。利便性が高い一方で、護国寺や高浜神社といった由緒ある施設もあり、賑わいと歴史が同居するエリアとなっています。

また、大阪市との境を流れる神崎川のほとりには、市民プールやスポーツグラウンドなどを備える中の島公園もあり、市民の憩いの場として親しまれています。

片山・岸部地域

片山・岸部地域

片山・岸部地域は、JR京都線の北側に隣接するエリアです。JR吹田駅に加え、阪急千里線の豊津駅と吹田駅にも近く、大阪市内へのアクセスが特に優れています。

公共施設が多く集積しているエリアでもあり、エリア南部にある片山公園を中心として、保険センターや図書館、市民体育館、市民プールなどが立地しています。

また、古い街並みを今に残す「旧吉志部東村のまちなみ」を活かしたまちづくりが行われている、歴史や文化を大事にするエリアでもあります。

千里山・佐井寺地域

千里山・佐井寺地域

千里山・佐井寺地域は、中央自動車道西宮線の北側を中心としたエリアです。エリア内に関西大学があるほか、風致地区(※)にも指定されている緑豊かなエリア「千里山住宅」があることでも知られ、落ち着いた住環境が広がっています。

また、春日神社や佐井寺、旧集落の歴史的まちなみなど歴史資源も多く、歴史・文化・自然を活かしたまちづくりが進められています。

なお、鉄道は、阪急千里線の千里山駅と関大前駅があり、北大阪急行電鉄もエリア内を走っています

※風致地区とは都市の風致(良好な自然的景観)を維持するために指定される地区のことです

豊津・江坂・南吹田地域

豊津・江坂・南吹田地域

豊津・江坂・南吹田地域は、阪急千里線の南側を中心としたエリアです。新御堂筋線を中心に商業施設が多く集積しており、アミューズメント施設が多いことでも知られています。

しかし、駅から離れると旧集落の面影が残る市街地や、閑静な住宅街が広がっており、賑やかさと住みやすさのメリハリがハッキリしています。

また、エリアの東部には市役所や吹田郵便局、吹田警察署といった、行政・生活サービスの拠点も立地しています。

山田・千里丘地域

山田・千里丘地域

市の北東部に位置する山田・千里丘地域は、万博記念公園を囲むように位置するエリアです。マンションや住宅団地の建設と共に市街化が進んだ歴史があり、現在も居住者はファミリー世帯の比率が高くなっています。

エリア内に鉄道駅はありませんが、大阪モノレールの宇野辺駅とJR京都線の千里丘駅がエリア至近に位置しています。

一方自動車交通は名神高速道路・吹田インターチェンジがあるほか、中国自動車道・中国吹田インターチェンジも近く、車移動が多い方や、週末ドライブを楽しみたい家族層などにはおすすめ。エリア内に大型ホームセンターがあったり、近くにショッピングモールがあったりと、全体的に子育て世帯向けのエリアになっています。

千里ニュータウン・万博・阪大地域

千里ニュータウン・万博・阪大地域
千里ニュータウン・万博・阪大地域

市の北西部にある、万博記念公園を含むエリア。日本で初めてのニュータウンである「千里ニュータウン」があることで有名です。

ニュータウン開発と合わせて公園や道路が整備されたため、整然とした街並みが広がっているのが特徴ですが、開発前の竹林・雑木林の保全も行われており、緑豊かな住環境が保たれています。

高齢化率が高い課題はありますが、阪急千里線の始発駅である北千里駅もあり、大阪駅まで座って通勤しやすいメリットもあります。

吹田市の交通事情|鉄道・高速道路の状況

吹田市の交通は鉄道路線が南北に走っている様子が特徴的です。北大阪急行電鉄や阪急千里線、JR京都線などがそれぞれ大阪市の中心に向かって伸びており、鉄道駅の空白地帯も少ないです。

また、市を縦断するように名神高速道路が、横断するように中国自動車道と近畿自動車道が走り、さらには一般道の大阪中央環状線もあることから、自動車交通も充実しています。

市の南部は鉄道交通が充実しており、北部は自動車交通を利用しやすい状況にあります。鉄道と車のどちらを重視するかで、居住エリアを決めるのがおすすめです。

吹田市内で利用できる鉄道一覧

・JR京都線:吹田駅、岸辺駅
・おおさか東線:南吹田駅
・阪急千里線:吹田駅、豊津駅、関大前駅、千里山駅、南千里駅、山田駅、北千里駅
・阪急京都本線:正雀駅
・大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)
・御堂筋線:江坂駅
・南北線:江坂駅、桃山台駅
・大阪モノレール本線:万博記念公園駅、山田駅
・大阪モノレール彩都線:公園東口駅、万博記念公園駅

吹田市内を走っている高速道路一覧

・名神高速道路:吹田インターチェンジ
・中国自動車道:中国吹田インターチェンジ

吹田市の空き家事情|流通しない空き家が課題に

空き家外観

2021年現在も人口が増加傾向にある吹田市ですが、人口増に合わせて住宅数・空き家数も増加傾向が続いています。

住宅、土地統計調査

2018年時点の空き家数は、平成30年住宅・土地統計調査によれば38,710件と大阪府内1番の多さで、将来的な人口減少を危惧し、市も対策を行っています。

高齢者世帯の推移

市が特に注視しているのが「高齢者夫婦世帯」と「高齢者単身世帯」の数です。「吹田市空家等対策計画2020」によると、吹田市の空き家発生原因は約3割が相続によるもので、さらに空き家になってから10年以上経過しているケースも約3割あることが分かっており、近い将来起こりうる空き家の相続が問題視されています。

また、同計画によれば空き家所有者の7割以上が60歳以上で、所有者の約半数が「売ることも貸すこともしたくない」とも回答しており、今後も流通しない空き家が増えていくことが予測されます。

吹田市の空き家を流通させるためには

吹田市の空き家事情は、「空き家が流通しにくい」という悩みを抱えている状態ですが、空き家所有者はなぜ空き家を売ることも貸すことも考えていないのでしょうか?

「空き家を売ることも貸すこともしたくない」と答えた所有者を深掘りしてみると、大半がその理由を「取り壊す予定である」と回答しています。しかし、取り壊し時期は「未定」が多いことから、「いつか取り壊したいけど時期は未定」という方が多いと考えられます。

取り壊したいということは、土地を別の目的で利用したいと考えられます。しかし、何らかの原因があり、その目途が立っていないのではないでしょうか。

一般的に、空き家が流通しない原因には「取り壊し費用・リフォーム費用の不足」や「具体的な方法が分からない」といった項目が挙げられます。吹田市の流通していない空き家にも同じことが言えるのであれば、これらの原因を取り除いてあげることによって、流通への糸口が見えてくるのではないでしょうか。

吹田市で空き家を探す方法は?プロのサポートがカギ

ルーペ

吹田市内に流通していない空き家が多い現状を考えると、吹田市の空き家を探すには「空き家のプロによるサポート」が必要だと考えられます。

空き家は放置されて時間が経つほど問題点が増えていくもので、取り壊しやリフォームが必要になるレベルになってしまうと、所有者も手を付けにくくなってしまいます。

そこでここでは、吹田市で空き家所有者のサポートをしつつ空き家探しもできる方法を中心に、空き家の探し方を紹介していきます。

空き家活用サービス|空き家のプロが空き家探しをサポート

アキサポサイクル図

吹田市の空き家が抱える問題に一番マッチする方法が「空き家活用サービス」ではないでしょうか。空き家活用サービスとは、空き家を専門に取り扱う会社が、空き家オーナーと利用希望者をマッチングし、お互いにWin-Winとなる提案を行うサービスです。

空き家のプロならではの目線で活用方法から活用手順までをアドバイスできますし、空き家探しのネットワークも持っています。

中でもおすすめのサービスが、弊社が手掛ける「アキサポ」です。「アキサポ」は上記の特徴を持っているのはもちろん、マッチング時に発生する修繕やリフォーム費用を「アキサポ」が負担するため、空き家オーナー・利用希望者の両方に金銭的負担が発生しない強みを持っています。

また、2021年6月に、空き家活用サービス分野においてのインターネット調査で「資産価値向上が期待できる空き家活用サービス No.1」「空き家活用サービス支持率 No.1」「不動産オーナーがお勧めする空き家活用サービス No.1」の3冠を獲得している、空き家活用サービスの第一人者でもあります。

深い問題にこそプロのサポートが必要です。吹田市の空き家探しをお考えなら、ぜひ「アキサポ」に一度相談してみてください。

アキサポに相談してみる

地域の不動産屋

昔からその地域で不動産屋を営んでいる方を頼るのもおすすめの方法です。

空き家を売りたくない、貸したくないと考えている方の中には、見ず知らずの人に空き家を売ったり貸したりすることに抵抗を持っている方も少なくなく、相手が信頼できる人なら話に乗ってくれる場合も有ります。

吹田市に縁があれば話は別ですが、そういった事例はまれだと思います。

そこで頼りになるのが、地域の不動産屋です。

地域の不動産屋は、その地域の人たちとコミュニケーションを取っていることが多く、地域住民の相談役のようなポジションになっているケースもあります。

そのため、不動産屋さんが抱えている相談案件とこちらが希望する条件が合致すれば、空き家オーナーを紹介してくれる可能性も出てきます。

何度か足を運ぶことで、空き家を探してくれる可能性もあるため、頼れる不動産屋さんが見つかったら、具体的に相談をしてみましょう。

空き家バンク

空き家バンクは、特に簡単に空き家探しができる方法です。

空き家バンクとは行政が手掛ける空き家マッチングサービスで、吹田市でも空き家を売りたい・貸したい人と、買いたい・借りたい人をつなぐプラットフォームを用意しています。

物件数は多くありませんが、登録されている空き家は売る、または貸すことを前提に掲載されているため、利用条件が合えばマッチングはしやすいです。

また、吹田市では耐震性が不十分な住宅を対象とした、耐震診断や耐震改修補助金も用意されているため、耐震化工事を合わせて検討する場合はチェックしておきましょう。

不動産ポータルサイト

すぐに住める住宅を見つけたいなら、不動産ポータルサイトで探すのがおすすめです。掲載されている空き家の多くが賃貸用の住宅であり状態も良いため、ほとんどの場合リフォームや修繕をしなくても住むことができます。

逆に、リフォームはできないことが多いため、DIYをしながら自分好みの住宅に住みたいと思っているような場合には不向きです。

吹田市の空き家探しはプロのサポートを活かして

居住エリアとして人気が高い吹田市ですが、吹田市で空き家を探そうとすると、空き家が流通しにくい問題に直面する可能性があります。

空き家オーナーにとって空き家を売ったり貸したりすることは、利用希望者が思っている以上にハードルが高いもので、金銭的・心理的課題によって長期間放置されてしまうこともよくあるのです。

そんなときに頼りになるのが空き家のプロである空き家活用サービスです。

弊社の「アキサポ」もそうですが、空き家活用サービスは街中に眠っている空き家を流通させ、空き家問題を解決することを目的として始まったものです。

空き家のノウハウとネットワークを積み重ねて来たのもそのため。皆さんの空き家探しを成功させるため、空き家探しのサポートは是非「アキサポ」にお任せください。

アキサポに相談してみる