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2022.04.01

不動産の売却相場を調べる方法

所有不動産がどのくらいの価値を持っていて、どのくらいの価格であれば買ってくれる人がいるのかは空き家の売却を考えた際に知っておきたい情報です。

基本的に不動産の売り出し価格は、不動産仲介会社が査定した売却査定価格を参考に売主が自分自身で最終的に決定します。不動産仲介会社は近隣の取引事例と比較したり取引時点による市場相場の変化などを考慮したりしたうえで売却査定価格を出してくれます。

今回は、自分自身で売り出し価格を決定するときのために、不動産の価格相場を調べる方法について解説します。

1.不動産価格を調べる主な2つの方法

前述したとおり、不動産価格の相場を把握することは適切な売り出し価格を最終的に売主が決定するときに指標となるため重要です。また、不動産を売却して新しく不動産を取得することを計画していたり、売却益で何か別のものの購入予定があったりする場合、資金計画が大切になります。

その際もやはり、計画が大幅にずれないように不動産価格の相場を調べることが重要になってきます。

また、不動産の価格相場を把握するために参考になる3種類の公的な価格指標というものがあります。ただし、これら3つの価格指標はマンションや戸建てなどの物件の価格ではなく、土地の価格なので注意しましょう。

・地価公示価格
・ネット環境:Wi-Fi環境を整備
・路線価
・基準地価格

地価公示価格は、国土交通省で毎年春に公表する1月1日時点での標準地1㎡あたりの価格指標のことを指します。何事にも目安になるものがないといけないので、不動産取引に一定の基準を与えることを目的として公示されています。全国で2万箇所以上の標準地があり、売却を検討している不動産の近くに位置する標準値の地価公示価格を見ることで、その土地周辺のおおまかな不動産価格相場を知ることができます。

路線価は、主要な道路に面した標準的な宅地1㎡あたりの評価額のことを指します。路線価には、固定資産税や都市計画税の算出の基礎となる各地方自治体で公表する固定資産税路線価と、相続税や贈与税などの国税の課税基準となる国税局が公表する相続税路線価の2種類があります。路線価は実際には地価公示価格の7~8割ほどの評価となることが多いです。

基準地価格は、各都道府県で毎年発表する7月1日時点での基準値1㎡あたりの価格指標のことを指します。役割としては地価公示価格と似ていますが、調査を実施するタイミングと調査を実施する地点も異なるために、お互いを補い合う役割をします。

これらの価格指標は知っておくべきですが、実際にはどのくらいの価格で売却されたのかという不動産取引価格や、現在売りに出ている売り出し価格なども参考になります。

不動産相場価格を調べる方法には主に2種類あります。

・売り出し価格から調べる方法
・売買取引価格から調べる方法

売り出し価格と売買取引価格について詳しく見ていきましょう。

2.「売り出し価格」から不動産相場を調べる方法

現在売り出し中の物件価格を知るためには、物件情報を不動産情報ポータルサイトなどで検索することで確認できます。

売却を検討している不動産が所在する地域の売り出し中の不動産価格情報が得られる不動産ポータルサイトで、売買物件情報を調べることができます。

地域で絞って検索をかけ、築年数や専有面積などの条件が似ている物件が見つかれば参考にできるでしょう。

ただし、売り出し価格を不動産相場の参考にする際には注意が必要です。

売り出し価格はあくまでも売主の希望の価格であって実際に取引された価格ではありません。周辺の物件に比べて価格が高く設定されていたり、数年スパンの長きにわたって売却中となって需要と供給がずれている場合であったりと、必ずしも相場がわかるわけではないので、あくまでも参考にする価格ということを念頭におきましょう。

3.「売買取引価格」から不動産相場を調べる方法

実際に取引された価格から不動産相場を調べるためには、「レインズ マーケット インフォメーション」を活用したり、土地総合情報システムを活用する方法があります。

それぞれについて詳しく解説します。

3-1.レインズ マーケット インフォメーションを活用する

レインズ マーケット インフォメーションは、実際に売買が行われた不動産売買取引価格などの情報が掲載されているサイトです。国土交通大臣指定の全国指定流通機構連絡協議会が運営していて、安心して参考にできるサイトです。

細かい物件情報や、特定の物件の情報までは分かりませんが、マンション・戸建て別に該当地域の指定で過去の実際に取引が成立した物件価格や成約時期、築年数や間取り、建物面積や土地面積まで把握できるようになっています。

実際の取引価格が確認できるのもあって、非常に精度が高く不動産価格の相場を把握できるでしょう。

レインズ マーケット インフォメーションについて詳しく知りたい方は、過去の記事「一般人がレインズマーケットインフォメーションで不動産情報を調べる方法」をご覧ください。

3-2.土地総合情報システムを活用する

土地総合情報システムは、国土交通省が不動産を購入した人に対して行うアンケート調査に基づいて、実際に取引された不動産の価格情報を掲載しているサイトです。

レインズ マーケット インフォメーションと同様に、特定の物件を調べることはできませんが、該当地域を指定することで取引時期や土地面積、取引総額、土地坪単価、建物延べ面積や建物の構造などの情報を確認できます。

4.まとめ

土地総合情報システムを活用する

不動産の価格相場を調べる方法には、

・公的な価格指標を参考にする(土地)
・売り出し価格を参考にする
・売買取引価格を参考にする

などが挙げられます。

ただ、上記の方法で調べる不動産の価格相場はあくまでも参考に過ぎないことを頭に入れておかなくてはなりません。

売却予定の不動産が所在する地域の似たような条件の売り出し価格や取引価格を参考にしたとしても、実際には土地の形状や道路との高低差、土地に接する道路の幅や方位など細かい不動産条件によっても価格は大きく変動するケースが考えられます。

とにかく急いで売却したい場合には売り出し価格を相場よりかなり低く設定するケースもありますし、逆にそこまで急いでいない場合には強気の価格設定にするケースなども考えられます。不動産の状態のみならず売主の都合でも大きく売り出し価格は変わることがあるということです。

空き家の売却を検討している方はぜひとも一度、空き家活用サービスのアキサポへご相談ください。売却だけではなく「活用」という手段でもサポートいたします。

空き家所有者の意向をくみ取ったうえで、物件の周辺環境や立地条件など現地調査を行った上で、リノベーション・活用プランをご提案いたします。

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