2022.07.05
古民家のリノベーション費用を自己負担0円で!将来的に家賃収入を得る方法

持っている古民家をどう使えばいいかわからない。そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?古民家はブランドとして需要があるため、可能ならリノベーションをして活用したいですよね。
そんな方におすすめなのが「空き家活用サービス」というマッチングサービス。サービス提供元が古民家のリノベーション費用を負担してくれるケースが多く、自己負担0円での活用が可能なケースもあるのです。
そこでこの記事では、空き家活用サービスの仕組みを紹介。また、リノベーションに成功して継続収入を得ている事例も紹介します。
目次
古民家リノベーション物件の魅力とは

そもそも古民家にはどれほどの需要があるのでしょうか?
例えば、2015年に日本政策投資銀行が発表した古民家の活用に関するレポートによると、訪日外国人観光客のうち、古民家などに泊まりたい外国人の割合は29.2%、日本的な街並みを見たいと答えた割合は74%にものぼっており、外国人旅行者の古民家や昔ながらの建物に対する注目度がかなり高いことが分かります。
この古民家宿泊ニーズを満たすためだけでも、必要な古民家は7,390棟と試算されており、潜在市場規模は1.7兆円に上るとも考えられています。
また、国内からも田舎暮らし体験やリラックスできる場などとして需要があり、自分だけのお気に入りの古民家施設を持っている方も珍しくありません。
つまり古民家は昔ながらの日本を全身で体験できる場所。古き良き日本が持つ独特な心地よさを提供できることこそが、古民家リノベーションの魅力なのです。
古民家リノベーション・リフォーム後の活用方法

古民家リノベーションでよく選ばれている用途は、宿泊施設や農業体験施設、カフェ、ショップ、アトリエ、ギャラリーなどです。
昔ながらの日本を体験できる場として使われるのはもちろん、ショップやアトリエといった、空間の個性が求められる業態でも人気があります。
そのため「古民家と言えばコレ」という、決まった用途があるわけではなく、古民家を使いたい方のニーズごとに用途を決めていくイメージになります。古民家も物件ごとに個性が強いため、利用希望者との巡り合わせによるところは大きいのです。
古民家をそのまま放置することのリスク

ここで1点、古民家を放置するリスクを覚えておきましょう。
古民家を始め、全国には数多くの空き家があります。皆さんの近所にも長期間空き家になっている物件があるのではないでしょうか。
じつは長期間空き家にして放置すると、維持費や固定資産税などがかかるだけでなく、建物の劣化や雑草の繫茂などにより周囲に悪影響を及ぼす可能性もあります。
さらに、特に状態が悪い場合は、行政から「特定空き家」という「特に問題のある空き家」に指定されてしまう可能性があります。この場合、固定資産税の減税措置が解除され、税額が6倍になってしまう可能性や、最悪の場合代執行により取り壊される可能性もあります。
また、建物の破損によりケガをさせてしまったら、お金だけでなく信頼も失ってしまうことにも繋がります。古民家や空き家は必ず適切に管理しましょう。
古民家リノベーション費用を自己負担0円で、活用したい方へ!

古民家をリノベーションしようとしたときにネックになるのが費用です。古民家をフルリノベーションする場合、費用総額が1,000万円以上になることも珍しくありません。
部分的なリフォームの場合でも、100万円以上かかることはよくありますし、古民家に合う材料が手に入らない場合、さらに高額になる可能性もあります。
そこでおすすめしたいのが、弊社が提供する空き家活用サービス「アキサポ」です。
「アキサポ」はオーナー様の自己負担0円でリノベーションからマッチングまでを実現する空き家活用サービス。費用の心配をすることなく、すぐに空き家活用の検討を始められます。
アキサポとは?
「アキサポ」とは、弊社・ジェクトワンが提供する空き家活用サービスです。
空き家活用サービスの中では先駆け的存在で、2016年のサービス開始から数多くの空き家活用をお手伝いしてきました。2021年には 空き家活用サービスのブランドイメージ調査で3冠を達成しています。
「アキサポ」最大の特徴は、オーナー様の自己負担0円で空き家活用を実現できることです。オーナー様は「アキサポ」に相談するだけでOK。その後の利用希望者との交渉や設計、リノベーションなどは、すべて「アキサポ」が行い、費用も全額「アキサポ」が負担します。
利用希望者とのマッチングが成立したら、賃料の一部をオーナー様へ還元するため、継続収入にも繋がります。
アキサポで古民家をリノベーションし活用するメリット
古民家活用でアキサポを選ぶ主なメリットには下記のようなことが挙げられます。
・自己負担0円でリノベーション・活用ができる ・マッチングが成立すれば継続収入を得られる ・ワンストップで古民家活用を実現 ・古民家の劣化を防げる ・古民家を所有したまま収益化できる |
自己負担0円でリノベーションと活用を同時に実現でき、さらに継続収入にも繋がるため、古民家の維持費に悩んでいる方には特におすすめ。また、売却ではなく貸し出しのため、先祖代々受け継いできた家を手放す必要もありません。
古民家リノベーションの費用相場・事例
古民家をリノベーションする費用は個別具体性が強いため、一概に「これくらい」とは言えませんが、リビングやキッチンなど箇所別には大まかな相場があります。
ここでは、古民家リノベーションの費用相場を、箇所別、ケース別に紹介します。
一般的な古民家リノベーション・リフォームの費用相場
古民家をリノベーションする際の一般的な相場は下記のとおりです。いずれの箇所も材料のグレードや施工面積などによって変動するため、かなり幅があります。これらの費用相場は、最低必要な額や大まかな上限として考えておきましょう。
・台所(キッチン) ◎IHコンロへの交換 18万~80万円 ◎ガス給湯器の交換 20万~50万円 ◎システムキッチン(Ⅰ型)の交換 40万~80万円 ◎システムキッチンの交換(壁付け→対面型) 75万~200万円 ◎オール電化への改修(ほかの水回りも含む) 100万~200万円 ◎高効率給湯システムの設置(ほかの水回りも含む) 55万~100万円 ◎アイランドキッチンの設置 300万~450万円 |
・風呂(バス) ◎浴槽の交換 14万~20万円 ◎システムバスの交換 60万~150万円 ◎オール電化への改修(ほかの水回りも含む) 100万~200万円 ◎高効率給湯システムの設置(ほかの水回りも含む) 55万~100万円 ◎タイルや壁の張替え 面積単価×施工面積で算出 |
・トイレ ◎トイレ全体の改修(タンク式) 20万~100万円 ◎タンクレストイレへの交換 30万~50万円 ◎洗面所の改装 20万~100万円 ◎洗面化粧台の交換 20万~50万円 |
・屋根・壁 ◎外壁材の重ね塗り 50万~150万円 ◎雨どいの交換 5万~40万円 ◎サイディングの上塗り 80万~200万円 ◎スレート屋根の塗り替え 20万~80万円 ◎金属屋根の重ね葺き 90万~250万円 ◎瓦屋根の交換 70万~120万円 |
・耐震補強・シロアリ対策 ◎シロアリ防止処理 15万~30万円 ◎耐震補強(金物使用) 20万~60万円 ◎耐震補強(基礎からの工事) 100万~200万円 |
アキサポを利用した古民家リノベーション事例
実際にアキサポを利用してリノベーションを行った例を3つ紹介します。それぞれ、建物が持つ雰囲気を残しながら、利用希望者の要望に合わせてリノベーションを行っています。
もちろん、いずれも提案からマッチングまですべて「アキサポ」の負担で行っています。
事例1|築150年以上の京長屋を宿泊施設にリノベーションした例

築年数 | 不明(明治38年以前) |
延床面積(2棟) | 53.31㎡ |
構造 | 木造瓦葺2階建て |
活用事例 | 宿泊施設 |
京都白川にある築150年以上の京町屋を1日1組限定のラグジュアリーな宿泊施設にリノベーション。建物の個性を活かしつつ、白川という立地に合うように設計しています。
事例2|大切にしてきた住宅を貸し出すためにリノベーションした例

築年数 | 昭和61年築 |
延床面積 | 68.72㎡ |
構造 | 木造瓦葺2階建 |
活用事例 | 住居 |
10年間空き家になっていた自宅をリノベーションして貸し出した例です。状態が良好だったため、施工範囲は水回りや屏風・畳などの最低限のみ。大切にしてきた家の雰囲気を残しつつ施工しています。
事例3|築46年の一軒家をシェアカフェに

築年数 | 46年 |
延床面積(2棟) | 66.24㎡ |
構造 | 木造亜鉛メッキ鋼板葺2階建 |
活用事例 | シェアカフェ |
築46年の一軒家を、曜日別に異なる店舗が出店できるシェアカフェにリノベーションした例です。シェアカフェの運営実績がある「omusubi不動産」と協力して設計・施工を行っています。
古民家リノベーション物件をお探しの方へ!
「アキサポ」では、利用者募集中の古民家情報を掲載しています。物件情報は随時更新されるため、随時チェックしてみてください。
ここでは、現在登録されている古民家物件を紹介します。
古民家リノベーション賃貸物件1:新潟県加茂市・旧料亭の文化財

築年数 | 不明 |
延床面積(2棟) | 約1,200㎡ |
構造 | 木造瓦葺2階建て |
賃料 | 月額20万円(現況渡しであれば相談可能) |
新潟県加茂市、信越本線「加茂駅」から徒歩16分に立地する旧料亭です。
料亭として使われていただけあり、純和風の趣ある作りになっており、庭も和風で統一されています。また、文化財に登録されており、市が管理しているためきれいな状態に維持されています。
建物面積は約1,200㎡と広く、中には117畳の大広間や長い渡り廊下なども。和風建築を使って事業を行いたい方におすすめです。
古民家リノベーション賃貸物件2:東金市油井 倉庫、庭付き 一部リノベーション戸建物件

築年数 | 築39年 |
延床面積(2棟) | 約127.54㎡ |
構造 | 木造平屋建 |
賃料 | 月額5.5万円 |
千葉県東金市の、「東金IC」から車で5分、高速バス:東金~東京線シーサイドライナー「丘山小学校駅」から徒歩8分に立地する物件です。
2022年6月にリフォーム・クリーニングを完了しており、中はきれいな状態に。6DKの広々した間取りに加え、庭と倉庫も付いています。
ちなみに、「丘山小学校駅」から乗れる高速バスは東京駅直通。約1時間で都心にアクセス可能となっています。
古民家利用で悩んだら「アキサポ」に相談を
古民家にはブランドとしての価値はあるものの、自分で利用希望者を探すのは容易ではありません。そのため、早くどうにかしたいのに、どうしたらいいのか分からないという悩みを抱えてしまいがちなのです。
そんなときこそ、空き家の専門家である「アキサポ」にご相談を。「アキサポ」なら古民家活用の実績も豊富。空き家活用で培ったノウハウとネットワークで、それぞれの古民家に最適な提案をいたします。
しかも、サービス利用に係る費用は一切かかりません。オーナー様が気にしがちな、リノベーション費用も「アキサポ」が負担するため、オーナー様の負担0円でマッチングを実現できます。
古民家利用で悩んだら、とりあえず「アキサポ」に相談を。早ければ早いほど負担も少なくて済みますむので、ぜひお気軽にお声がけください。