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公開日:2023.02.03 更新日:2026.06.12

【実例】コストゼロ!空き家活用のアイデア・実例13選

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空き家活用アイデアとは、放置された古い実家や空きビルを、賃貸住宅、シェアオフィス、店舗などへ転用して収益化・地域活性化を図る仕組みのことです。

適切なアイデアを選ぶことで、固定資産税の増税リスクや特定空き家(および管理不全空き家)指定によるペナルティを回避し、所有権を維持したまま資産価値を高めることが可能になります。

空き家活用ビジネスの全体像とこの記事の使い方

空き家を収益を生む資産に変えるには、住む・売る・活用するの3つの選択肢から状況に合った方法を選ぶことが第一歩です。

■空き家の3つの基本選択肢

・住む:自ら住宅として居住する
・売却:不動産会社を通じ、建物付きまたは更地にして売却する
・活用する:賃貸やビジネス拠点として転用し、継続的な収益を得る

■用途別の主な活用方法

物件の立地や需要に応じて、以下のような活用方法が考えられます。

・住宅・宿泊:戸建て賃貸、シェアハウス、民泊
・商用:飲食店、シェアキッチン、貸倉庫、駐車場
・ワークスペース:シェアオフィス、コワーキングスペース、サテライトオフィス

■立地と建物状態から考える向き不向き

成功のポイントは地域ニーズの正確な把握です。建物が古くても趣を活かした古民家再生なら民泊やカフェに最適ですし、駅から遠い物件でも周辺に住宅が多いなら貸倉庫やバイクガレージとしての需要が見込めます。

■収益性と初期費用の目安

リフォームなどの初期費用は数百万円単位かかるのが一般的です。自治体の補助金制度(2025年度も継続中)やアキサポのような費用面の負担を抑えて始められるサービスを組み合わせることで、活用のハードルを下げることができます。

アキサポとは?

アキサポによる空き家活用の仕組み(4つのステップ)
1 空き家の借り受け

「手放したくない」という所有者様から、アキサポが空き家を一定期間大切にお預かり(借り受け)します。

2 リノベーション(自己負担0円ベース)

地域のニーズに合わせた最適な活用アイデアを企画。アキサポ全額負担(※条件あり)でリノベーション工事を行います。

3 転貸・運用と賃料還元

利用者を募集して一定期間転貸。運営が始まると、毎月の賃料の一部が所有者様へ還元され、管理の手間もなくなります。

4 資産価値が向上した物件の返却

契約期間満了後、綺麗にリノベーションされ、資産価値が大幅に向上した状態の物件がそのまま所有者様の手元に戻ります。

コストゼロで開始した空き家活用の実例13選!

ここからは、アキサポで手掛けた空き家活用の事例を紹介します。

一言で「空き家活用」といっても物件の特徴や活用の仕方はさまざまですので、幅広いバリエーションの活用事例を厳選しました。

事例1:シェアキッチン|長年愛されてきた履物屋を飲食起業の拠点となるシェアキッチンへ

かめやキッチン

【基本情報】

建物スペックの項目詳細データ
建築年月不明
駅徒歩東武東上線「大山」駅 徒歩4分
延床面積74.37㎡
構造木造

東京都板橋区大山町のハッピーロード大山商店街内に位置するこちらの物件は、履物屋として80年余り営業してきた歴史を持ちます。

ご相談時には商店街という立地も踏まえ、所有者様から「空き家にするより、地域活性化に役立ててほしい」との要望を受けました。

そこで商店街の近隣店舗や周辺住民の方々の声を参考にしながら、ハッピーロード大山商店街振興組合の100%出資会社・まちづくり大山みらい株式会社とも協議を重ねた結果、幅広い用途に活用できるシェアキッチンへ再生することとなりました。

事例2:賃貸住宅|7年以上借り手が見つからなかった空き家を新たな賃貸住宅へ

新たな賃貸住宅
建物スペックの項目詳細データ
建築年月1963年11月
駅徒歩京王線「上北沢」駅 徒歩7分
延床面積79.33㎡
構造木造2階建

7年以上借り手がつかなかったこの物件は、老朽化した水回りが大きな課題でした。キッチン・浴室・トイレを一新することで清潔感と使いやすさを取り戻し、室内全体に明るさが戻りました。

さらに、長年管理に悩まされていた庭の植木を伐採。すっきりとした外観になっただけでなく、駐輪スペースとしても活用できる余裕が生まれました。所有者様からは「家が息を吹き返しただけでなく、管理の重荷も軽くなった」とのお声をいただいています。

事例3:賃貸住宅|空き家になった大切な自宅は新たな賃貸住居へ

建物スペックの項目詳細データ
建築年月1986年4月
駅徒歩小田急電鉄「本厚木」駅 車30分
延床面積1階 40.56㎡ / 2階 28.16㎡ / 延床 68.72㎡
構造木造瓦葺2階建

空き家になってからも、建物が傷まないようにと10年間欠かさず換気と掃除に通い続けたオーナーご夫婦。その丁寧なお手入れのおかげで、10年の空白を感じさせない良好な状態が保たれていました。

「家の雰囲気はなるべく残してほしい」というご要望を受け、リノベーションは水回りなど必要最低限の箇所のみに絞って施工しました。思い入れのある空き家でも、希望する箇所だけ手を入れながら活用できる点はアキサポの強みのひとつです。

入居した新しいご家族からは、「ご夫婦が長年かけて築いてきたご近所付き合いのおかげで、すぐに地域に溶け込めた。この時代にとても貴重な経験をさせてもらった」という嬉しいお声も届いています。

事例4:多用途|刃物店として利用されていた空き家を3つの用途に活用

和室からオフィスへ
建物スペックの項目詳細データ
建築年月不明
駅徒歩京急本線「戸部」駅 徒歩6分
延床面積約114.5㎡
構造木造2階建

長年刃物店として使用されていたこちらの物件は、建物の老朽化に伴い、利用するためには大掛かりな改修工事が必要な状態でした。

一方で好立地かつ特徴的な間取りである点を活かして改修を行った結果、路上に面している側の1階をブリトー専門店、2階を賃貸住宅、奥側をオフィスにするという3つの用途への活用に成功しています。

事例5:健康増進施設|パン屋兼美容室を高齢者支援のための健康増進施設へ

スペースを生かした健康増進施設へ
建物スペックの項目詳細データ
建築年月2005年9月
駅徒歩JR中央線「三鷹」駅よりバス16分+徒歩6分 / 京王相模原線 京王線「調布」駅よりバス16分+徒歩5分
延床面積約72.26㎡
構造鉄骨造2階建

こちらの物件は以前、1階で所有者様がパン屋を、2階で所有者のお母様が美容室を経営していました。

しかし、ご家族の事情により2021年4月に廃業。廃業の数か月後にご相談をいただき、調布市のデジタル機器を活用した高齢者健康増進事業の一環で「デジタルリビングラボ」へと生まれ変わりました。

事例6:駐車場|長年放置されていた空き家を駐車場へ

長年放置された家を駐車場へ
建物スペックの項目詳細データ
建築年月1967年10月
駅徒歩西武池袋線「西所沢」駅 徒歩7分
延床面積約50.5㎡
構造木造2階建

こちらの物件は空き家として10年間放置された状態でした。

所有者様の大きな悩みは、建物内の片付けに加え、草木の手入れに手間がかかる点。

そこで現状をふまえながら、駅からの距離が離れていても収益をあげられることも加味して、土地を最大限有効活用できるよう駐車場としての活用を行いました。

事例7:娯楽施設|地域活性化を目指したエンターテインメント性の高い拠点を創出

立地を生かし若者向け施設へ
建物スペックの項目詳細データ
建築年月1991年7月
駅徒歩JR「大久保駅」徒歩5分 / 「新大久保駅」徒歩8分
延床面積約206.36㎡
構造鉄骨造2階建

こちらは、所有者である毎日新聞社との協業事業第二弾として実現した活用事例です。

若者が多く集まる立地を考慮し、エンターテイメント性の高い拠点を目指した提案を行った結果、秋葉原で人気の脱出ゲーム「東京密室」の2号店へと生まれ変わりました。

事例8:シェアキッチン|起業家向けイートイン付きシェアキッチンを開設

綺麗なシェアキッチンへ
建物スペックの項目詳細データ
建築年月1978年6月
駅徒歩徒歩8分
延床面積40.29㎡
構造鉄骨造陸屋根4階建

こちらの物件は、「2018年度豊島区創業チャレンジ支援施設開設事業補助金プロジェクト採択事業」として、豊島区と相談の上でシェアキッチンへと生まれ変わった事例です。

2つの業務用キッチンが並び、同時間帯に複数の事業者を受け入れることができる施設となっており、現在では地元住民の応援を頂きながら多くの起業家に利用していただいています。

事例9:シェアオフィス|築52年の旧社宅をクリエイター向けのシェアオフィスへ

朽ちた社宅が綺麗なオフィスへ
建物スペックの項目詳細データ
建築年月1967年7月
駅徒歩徒歩5分
延床面積(2棟)601.50㎡(改修部分のみ)
構造鉄筋コンクリート造陸屋根4階建

地上4階建のこちらの物件は以前、東京電力パワーグリットの旧社宅として用いられていました。なお、1.2階は変電所であったことから社宅として用いられなくなった後も売却が困難な状態が続きご相談いただきました。

手つかずの状態で10年以上が経過していたため大規模な改修が必要でしたが、渋谷という立地を活かし、現在ではクリエイター向けの貸しオフィスへと生まれ変わっています。

事例10:貸倉庫|長年テナントがつかなかった店舗を個人向けの貸倉庫へ

レンタル倉庫へ大変身
建物スペックの項目詳細データ
建築年月1975年11月
駅徒歩徒歩12分
延床面積103.08㎡
構造鉄骨造陸屋根3階建

こちらの物件は投資目的で購入したものの、テナントが付かないことから10年間放置されたままの状態でした。

ご相談を受けてプランニングを進めていくと、物件が駅からも遠く、人通りが少ないことが分かり、飲食店などの店舗は難しいと判断。一方で住宅街が近かったことから、地域住民が利用できるレンタル倉庫での活用を選択し、大手貸倉庫業者と協業の上で貸倉庫としてオープンすることとなりました。

オープン後は稼働直後から問い合わせが相次ぐなど、定期収入が得られる収益物件としての再生に成功しています。

事例11:バイクガレージ|不法投棄が続く空き家をバイクガレージへ

荒れた場所がバイクガレージに
建物スペックの項目詳細データ
建築年月1990年10月
駅徒歩徒歩7分
延床面積(2棟)48.60㎡ / 37.76㎡(2F事務所:43.43)
構造木造平屋倉庫 / 鉄骨造陸屋根2階建

こちらの物件はシャッターもなく長年雨風に晒されているだけでなく、不法投棄物が散乱していた状態でご相談をいただきました。

そこで「見えづらい」「車が入りづらい細い道」といった視認性の悪さを逆手に取り、大型バイクガレージへの再生を実施。

以前は周辺住民からも不安視されてきた物件でしたが、バイクガレージへと生まれ変わった結果「人通りも増えて安心して生活できる」と好評をいただいています。

事例12:ブックカフェ|マンガの街・南長崎の時計修理店をブックカフェ

ブックカフェへ変身
建物スペックの項目詳細データ
建築年月1990年9月
駅徒歩都営大江戸線「落合南長崎」駅 徒歩5分
延床面積約35.41㎡
構造鉄骨造4階建

こちらの物件は「トキワ荘マンガミュージアム」があることなどで知られる、マンガの街・南長崎にあります。ご相談時の「商店街を盛り上げたい」という所有者様からの熱い想いに加え、マンガ好きの来街者が多いことも踏まえて改修を実施。

結果的に、人と人との「つながり」「体験」を目的としたイベントやサービスの提供、既存の古本市場と連動する新たな展開拠点など、さまざまな形で活用されるブックカフェへと生まれ変わりました。

事例13:宿泊施設|築115年超の京町家を一棟貸し宿泊施設

趣を生かした宿泊施設への変身
建物スペックの項目詳細データ
建築年月不明(明治38年以前)
駅徒歩京都市営地下鉄東西線「東山」駅 徒歩3分(210m)
延床面積53.31㎡
構造木造瓦葺2階建

こちらの物件は「歴史ある京町家を後世に残したい」をテーマに、地域の「空き家対策」および文化・街並みの象徴である京町家の「保存・再生」の2つの観点から活用を行った事例です。

京都白川の風情を国内外の多方面に発信できるような利活用を大切にしてリノベーションを実施し、1日1組限定のラグジュアリーな宿泊施設へと生まれ変わりました。

あなたの空き家に最適な活用アイデアをご提案いたします!

今回はアキサポが手掛けてきた多種多様な空き家活用事例を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

もちろん今回紹介した事例以外にも、アキサポではさまざまな空き家の利活用をサポートしてきた実績があります。

物件の周辺環境や立地条件など現地調査を行った上での最適なプランをご提案するだけでなく、賃借人・利用者の募集までアキサポがワンストップでサポートしていますので、空き家に関するお困りごとやお悩みがある方はお気軽にお問い合わせください。

よくあるご質問

空き家活用アイデアに関するよくある質問

Q

空き家を放置するリスクや、活用が必要なケースは?

A

空き家を放置すると建物の老朽化が進むだけでなく、害虫発生や治安悪化の原因となり、法律に基づく特定空き家等に指定されるリスクが生じます。指定されると固定資産税の優遇措置が解除され、税負担が最大6倍になるため、資産を維持したい場合ほど早期の活用が必要です。

Q

空き家の活用アイデアにはどのようなものがありますか?

A

定番の戸建て賃貸やシェアハウスに加え、立地や建物の特性に合わせてシェアキッチン、シェアオフィス、貸倉庫、バイクガレージ、民泊施設、駐車場など多種多様な選択肢があります。地域のニーズに合致した用途を選ぶことが成功の鍵となります。

Q

リノベーション費用を抑えるために補助金は使えますか?

A

多くの自治体で「空き家改修補助金」や「耐震改修補助」などの公的支援制度が設けられており、要件を満たせば費用負担を大幅に軽減できます。また、アキサポのように運営会社がリノベーション費用を負担して転貸する民間サービスを活用するのも有効な手段です。

まとめ|空き家を「負の遺産」から「地域に愛される資産」へ

空き家問題は、放置すればするほど固定資産税の負担や特定空き家指定のリスクが増大し、所有者様にとって大きな精神的・経済的負担となります。しかし、適切な活用方法を見出すことができれば、その物件は再び輝きを取り戻し、継続的な利益を生む資産へと生まれ変わります。

今回ご紹介した13の成功事例が示すように、空き家活用の可能性は無限大です。

  • 地域のニーズを捉えた飲食店や施設への再生
  • 初期費用を抑えた戸建て賃貸や駐車場としての土地活用
  • 自治体の補助金や民間サービスを賢く利用したリスクの最小化

「何から手をつければいいか分からない」「リフォーム費用が捻出できない」とお悩みの方は、まずは専門家へ相談することから始めてください。

アキサポは、所有者様のコスト負担を抑えながら、物件のポテンシャルを最大限に引き出すプランをご提案します。空き家を放置という選択肢で終わらせず、次世代へつながる価値ある一歩を一緒に踏み出しましょう。

この記事の監修者

岡崎 千尋 アキサポ 空き家プランナー

宅建士/二級建築士

都市計画コンサルタントとしてまちづくりを経験後、アキサポでは不動産の活用から売買まで幅広く担当してきました。
お客様のお悩みに寄り添い、所有者様・入居者様・地域の皆様にとって「三方良し」となる解決策を追及いたします。

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