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公開日:2023.12.26 更新日:2026.08.07

春日部市の空き家活用|空き家バンク・補助金・リノベ費用を解説

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春日部市は空き家率が全国でも低い、住宅需要のあるエリアです。ただし空き家は、立地や周辺ニーズによって相性の良い活用方法が変わるため、「誰でも簡単に活用できる」わけではありません。まずは自分の空き家に合った使い道を見極めることが、活用成功の第一歩です。

この記事では、春日部市の空き家事情や活用のポイント、リノベーション費用の相場、空き家バンクや補助金制度、実際の活用事例までをまとめて解説します。さらに、費用を抑えて空き家を活用し始める方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

春日部市の空き家事情

春日部市の空き家率は全国でも低い水準ですが、「その他の住宅」の急増という懸念材料も抱えています。まずはデータで現状を把握しておきましょう。

2013年時点の春日部市の空き家率は10.5%で、全国平均13.5%・埼玉県10.9%を下回り、全国でも4番目の低さでした(全国平均は最新の令和5年調査では13.8%に上昇)。ただし、春日部市の空き家率は5年ごとに上下動を繰り返しており、再び上昇する可能性は十分あります。

実際、利用目的のない「その他の住宅」は10年間で58.5%増と全国を上回るペースで増えており、管理不全の空き家が増える懸念があります。空き家率の低さに安心はできません。

出典:春日部市空家等対策計画

春日部市で空き家活用する際に抑えておくポイント

空き家活用を適切に進めるには、市内の空き家分布やニーズの把握が欠かせません。

春日部市の空き家分布を見ると、エリアごとの空き家数と、高齢化や世帯数の増減との間に明確な関係は見られませんでした。一方で、「古い建物が多い地区ほど空き家数が多い」という関係ははっきり表れています。

また、市の空き家所有者アンケートでは、最も多い回答が「売却」、2番目が「予定なし(現状のまま)」でした。利活用の予定がない所有者が一定数いることがわかります。「予定なし」と答えた人の多くは、その理由に「売却したいができない」「費用面で解体できない」「どうしたらよいか分からない」を挙げており、空き家をどうにかしたいが、解決策が分からず悩んでいる所有者が多いと読み取れます。

適切な使い道の見極めには専門的な知識や経験が必要です。判断に迷う場合は、空き家の利活用に精通した専門家に相談すると安心です。

春日部市で空き家をリノベーションし賃貸物件として活用する方法

空き家のリノベーションについて、施工箇所別の費用相場を以下の一覧表にまとめました。

🛠️部位別リフォーム費用の目安(価格帯別)

0〜20万円
温水洗浄便座 バスタブ交換 畳の交換 壁クロス貼り替え 手すりの設置 内窓の追加
20〜50万円
トイレ全体の改装 IHコンロへの交換 ガス給湯器の交換 洗面所の改装 シロアリ防止処理
50〜100万円
システムキッチン(Ⅰ型) システムバス(マンション) 床暖房の敷設 和室→洋室への改装 外壁材の重ね塗り 耐震補強(金物)
100〜300万円
システムキッチン(対面型) オール電化への改修 リビングの改修 瓦屋根の交換 耐震補強(基礎工事) 太陽光発電システム
300〜500万円
アイランドキッチン 室内全体のエコリフォーム ホームシアター 増築
500〜1,000万円
躯体以外の全面リフォーム 建物の一部を賃貸部屋に
1,000万円超
二世帯住宅化 減築 古民家再生 曳き家・移築

出典:部位別リフォーム費用一覧(国土交通省)

コストゼロでリノベーションし活用する方法

🔧アキサポ「自己負担0円」の仕組み

1
アキサポが空き家を借り受けます。
2
アキサポの負担でリノベーション工事を行い、一定期間転貸します。
3
オーナーは自己負担0円で活用を開始。利用料の一部が還元され、契約終了後は資産価値が向上した物件が戻ります。

※建物の状況等によっては、一部費用のご負担をお願いする場合がございます。

アキサポの流れ

アキサポは、空き家を借り受け、アキサポの負担でリノベーションしてから一定期間転貸する空き家活用サービスです。所有者様は自己負担0円(※)で活用を始められるため、初期費用を抑えて空き家活用に踏み出したい方から好評をいただいています。

活用物件に利用者が見つかった後は、利用料の一部が所有者様に還元されます。契約期間終了後には、資産価値が向上した物件がお手元に戻ります。

空き家に関する面倒なことやお悩みに幅広く対応できる体制を整えていますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。

※建物の状況等によっては、一部費用のご負担をお願いする場合がございます。

アキサポの空き家活用事例

空き家活用のスタイルは多彩なため、具体的なイメージが湧きにくいかもしれません。そこで、私たちアキサポが手がけた活用事例をいくつかご紹介します。

事例1:【神奈川県横須賀市】60年間続いたクリーニング店は横須賀市内初の空き家を活用したシェアキッチンへ再生

60年にわたり営業を続けてきたクリーニング店を活用した事例
項目内容
建築年月不明
延床面積約81.18㎡
構造木造亜鉛メッキ鉄板板葺2階建
活用事例シェアキッチン

60年にわたり営業を続けてきたクリーニング店を活用した事例です。

活用時には、長年地元住民から親しまれた店舗であったことを踏まえ、「上町」の町おこしとなるコンセプトをご提案。リノベーション時には、既存部分を活かし商店街と調和するよう心がけるとともに、店内への入りやすさを重視しました。

結果的に、1階はシェアキッチン、2階は起業する会社向けの事務所として再生を果たしています。

事例2:【埼玉県所沢市上新井】長年放置されていた空き家は土地を最大限利用した駐車場へ

土地を最大限利用した駐車場へ
項目内容
建築年月1967年10月
延床面積約50.5㎡
構造木造2階建
活用事例駐車場

約10年間放置された空き家の活用事例です。所有者様はかねてより、建物内の片付けや敷地内の草木の手入れに手間がかかることに悩まれていました。

そこで現状を踏まえ、土地を最大限有効活用できるような使い道を模索し、駐車場としての活用を行いました。

事例3:【神奈川県厚木市上荻野】無垢材で建築したこだわりの家は大反響の賃貸住宅へ

4年間空き家状態となっていた注文住宅の活用事例
項目内容
建築年月2004年3月
延床面積約93.56㎡
構造木造2階建
活用事例賃貸住宅

4年間空き家状態となっていた注文住宅の活用事例です。こちらの物件は「大人の秘密基地」をテーマにボルダリングスペースやシアタールーム、ペット用の屋内シャワースペースなどを所有者が注文住宅として建築した個性的な物件でした。

そこで、無垢材を用いて建築したこだわりの家の魅力を最大限残しながら一部修繕を施し、賃貸物件としての活用を決定。募集開始からわずか2週間で何組ものお申し込みをいただくなど、人気の物件へと生まれ変わりました。

春日部市の政府や自治体による空き家活用関連の補助金制度

空き家は、リノベーションや解体など手をかけることで活用しやすくなりますが、ネックになるのがコストです。

そこで役立つのが、各自治体の空き家関連の補助金です。うまく使えば自己負担を抑えて利活用を進められます。春日部市で用意されている主な補助金は、以下のとおりです。

補助の区分内容補助上限
空き家バンク利用 × リノベーションバンクで取引した空き家を改修最大60万円
空き家バンク利用 × 解体後の建替えバンクで取引した空き家を解体し建て替え最大60万円
空き家バンク未利用 × リノベーション(居住用)バンクを使わず取引した空き家を居住用に改修最大30万円
老朽空き家の除却除却費50万円以上の空き家の解体20万円(市内業者利用で+5万円)

「春日部市空き家リノベーションまちづくり事業」による補助です(個人所有・1物件1回限り等の要件あり)。令和6年7月1日の改正で除却補助が追加されました。名称・要件・募集状況は年度で変わるため、春日部市公式でご確認ください。

出典:春日部市

春日部市の空き家を活用するその他の方法・手段

ここでは、以下7つの空き家活用方法・手段について、概要や特徴を解説します。

No.活用・手放し方法
1リノベーションして賃貸物件として活用
2建物ごと売却する
3建物を解体して土地を売却する
4不動産会社に買取してもらう
5無料譲渡する
6自分で住む
7空き家バンクの利用

それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、相性の良い活用方法の検討に役立ててください。

①リノベーションして賃貸物件として活用

リノベーション賃貸は、手放さず継続収入を得たい人に向いています。所有権を保ったまま家賃収入を得られ、維持管理の手間も減らせます。ネックのリノベーション費用は、施工箇所を絞る、または自己負担0円(※)から始められる「アキサポ」を使うことで抑えられます。

※建物の状況等によっては、一部費用のご負担をお願いする場合がございます。

② 建物ごと売却する

建物ごとの売却は、建物に資産価値があり、まとまった現金が欲しい人に向いています。立地が良い、築浅、リフォーム済みなどの物件なら、そのままの状態で売れる可能性があります。ただし成約まで時間がかかることや、希望価格で売れる保証がない点には注意しましょう。

③ 建物を解体して土地を売却する

解体して土地として売る方法は、更地のほうが売れやすい立地に向いています。ただし解体費がかかるうえ、更地にすると住宅用地の特例(固定資産税は最大6分の1、都市計画税は最大3分の1の減額)が外れ、税負担が増える点に注意が必要です。

④ 不動産会社に買取してもらう

買取は、とにかく早く手放したい人に向いています。買い手を探す必要がなくスピーディに売れる一方、買取価格は売却相場の約7割になりやすいため、複数社の見積もりで適正価格を見極めましょう。

⑤ 無料譲渡する

無料譲渡は、賃貸も売却も難しい空き家を手放したい場合の選択肢です。維持管理の負担から解放されますが、無料でも所有権の移転には登録免許税や司法書士報酬などがかかるため、完全に無料にはできません。

⑥ 自分で住む

自分で住むのも立派な活用方法です。人が住むことで換気や清掃が行われ、老朽化の進行や放火・不法侵入といったリスクを抑えられます。買い手・借り手が見つかるまでの期間限定で住むという使い方も有効です。

⑦ 空き家バンクの利用

空き家バンクは、お得に貸したい・売りたい相手を広く探したい人に向いた、無料で使える制度です。春日部市でも設置されていますが、不動産会社が関わる取引と異なり、利用希望者とは当事者間で直接交渉するのが中心です。トラブル防止策を事前に用意しておくと安心です。

🏠春日部市空き家バンクの仕組み

1
市に登録を申し込む
所有者が登録申込書・登録カードを、春日部市の住宅政策課へ提出します。
2
空き家バンクで公開
登録された空き家は、at home版・LIFULL HOME’S版の春日部市空き家バンクで無料で公開されます。
3
利用希望者とマッチング
掲載を見た利用希望者とつながります。取引は当事者間で進めるのが中心のため、トラブル防止策を事前に確認しておくと安心です。

出典:春日部市「春日部市空き家バンク」(2026年時点)をもとに作成

春日部市での空き家の探し方

ここからは、「空き家を借りたい方向け」に春日部市での空き家の探し方をご紹介します。

探し方には複数の方法があり、特徴やメリット・デメリットは異なりますので、あらかじめ概要を把握した上でうまく使い分けましょう。

探し方特徴
空き家マッチングサービス条件を細かく相談でき、未公開物件も紹介
地域の不動産屋治安・利便性など地元のリアルな情報が得られる
賃貸・不動産ポータルサイト条件を絞って効率的に物件を探せる
春日部市空き家バンク市運営で無料。ただし掲載・成約数は少なめ

① 空き家マッチングサービスの利用

空き家マッチングサービスは、条件をじっくり相談しながら探したい人に向いています。所有者・利用希望者の双方から条件をヒアリングしたうえでマッチングするため、細かい条件で探したい方に特におすすめです。アキサポでは、空き家に特化した独自ネットワークを活かし、市場に出回っていない物件をご紹介することもできます。「掘り出し物を探したい」「こだわりの条件で探したい」方は、お気軽にお問い合わせください。

② 地域の不動産屋を利用する

地域の不動産屋は、希望エリアが絞り込めている人に向いています。周辺の利便性・治安・風習といった、ポータルサイトではわからない地元のリアルな情報を聞けるのが強みです。エリアが決まっているなら、地域の不動産屋で詳しい情報を得るのも有効です。

③ 賃貸・不動産のポータルサイトを利用する

SUUMOやHOME’Sなどのポータルサイトは、効率的に情報を集めたい人に向いています。築年数・間取り・最寄り駅・設備などの条件で物件を絞り込め、希望エリアにどんな物件があるかを手早く把握できます。ただし掲載情報は限られるため、気になる物件が見つかったら、地元の不動産屋や不動産会社への問い合わせに切り替えて進めるのがおすすめです。

④ 空き家バンクで探す

春日部市の空き家バンクも物件探しに使えますが、掲載物件は多くありません。実際に成約件数は売買・賃貸とも延べ5件と少なく、空き家バンクだけで探すのは難しいのが実情です。他の方法と併用しながら進めるとよいでしょう。

春日部市の空き家活用に関するよくある質問

Q.春日部市に空き家バンクはありますか?
あります。春日部市(住宅政策課)が運営する「春日部市空き家バンク」で、登録された空き家がat home版・LIFULL HOME’S版のサイトで無料で公開されます。仲介手数料がかからない一方、不動産会社が関わる取引と異なり、取引は当事者間で進めるのが中心です。掲載・成約数は多くないため、他の探し方と併用するのがおすすめです。
Q.春日部市の空き家リノベーションに使える補助金はありますか?
「春日部市空き家リノベーションまちづくり事業」があります。空き家バンクを利用して取引した空き家のリノベーションや解体後の建替えは最大60万円、バンクを使わず取引した空き家の居住用リノベーションは最大30万円が補助されます。令和6年7月からは、老朽空き家の除却補助(20万円、市内業者利用で+5万円)も加わりました。要件・募集状況は春日部市公式でご確認ください。
Q.リノベーション費用を抑えて空き家活用を始める方法はありますか?
アキサポの空き家活用サービスなら、借り受けた空き家をアキサポの負担でリノベーションしてから一定期間転貸するため、オーナーの自己負担0円で活用を始められます。契約期間終了後は、資産価値が向上した物件がお手元に戻ります。※建物の状況等によっては、一部費用のご負担をお願いする場合がございます。

春日部市の空き家リノベーション・活用のまとめ

春日部市の空き家率は全国でも低い水準ですが、利用目的のない「その他の住宅」が10年で58.5%増と急増しており、今後も継続的な空き家の利活用が求められます。ただし、最適な使い道の見極めには専門的なノウハウが必要で、自力で進めるのは簡単ではありません。春日部市には市が運営する空き家バンクや、最大60万円のリノベーション補助金もあるので、あわせて確認しておきましょう。

活用の壁になりやすいのが、リノベーションの初期費用です。アキサポなら、空き家を借り受けてリノベーションから入居者募集までを担い、オーナーの自己負担0円(※)で活用を始められます。活用・売却・解体・建替まで幅広くご提案できるので、どうすべきか迷っている段階でも大丈夫です。まずはお気軽に無料相談をご利用ください。

※建物の状況等によっては、一部費用のご負担をお願いする場合がございます。

春日部市で空き家をお持ちなら、費用を抑えて賃貸活用をはじめられます。
活用か売却か、迷っている段階でも大丈夫です。

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この記事の監修者

宅建士 二級建築士 岡崎 千尋

岡崎 千尋 アキサポ 空き家プランナー

宅建士/二級建築士

都市計画コンサルタントとしてまちづくりを経験後、アキサポでは不動産の活用から売買まで幅広く担当してきました。
お客様のお悩みに寄り添い、所有者様・入居者様・地域の皆様にとって「三方良し」となる解決策を追及いたします。

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