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2021.07.02

空き家買取の基本を解説|メリットデメリットや買取がおすすめな物件についても

「空き家を所有していて不動産業者へ買取してもらうか一般の方に売却するか悩んでいる」

「できるだけ手を煩わせることなくスムーズに取引がしたい」

空き家を手放すことを考え始めたら、買取も選択肢に入ってきていることでしょう。できるだけ損をしないように高く売りたいですよね。

そこで今回は買取のメリットデメリットや、売却ではなく買取に向いている空き家物件について解説します。また、買取の他に完全に手放してしまうのではなく「活用」という選択肢もご紹介します。

空き家買取のメリット

青空に家2件

空き家買取とは、不動産業者に直接空き家を買い取ってもらう仕組みを指します。

新しい買主を探す際に間に入ってもらう不動産仲介とは異なり、買い手が見つかるまでに時間がかかることはありません。

そんな空き家買取のメリットは以下の2つです。

・売却までの期間が短く済む

・トラブルが発生しにくい

それぞれ詳しく見ていきましょう。

売却までの期間が短く済む

一般的に不動産を売却するとなると、不動産業者が仲介して新しい買主を探すケースが多いですが、業者買取は不動産業者が買主になります。

つまり、新しい買い手を見つける時間がかからないので、売るまでの時間がスピーディーなのが特徴です。

空き家を所有してから時間が経ったり、適切な維持管理をしていなかったりするとあっという間に価値が下落してしまいます。

ただ、古い物件だとしても一般の方への売却よりも売れやすい傾向にあるので、売ると決断したら不動産業者に見積もりを出してもらうとよいでしょう。

トラブルが発生しにくい

一般の方との契約の場合、購入を検討する方も大きい買い物になるので契約直前でキャンセルになってしまうのは珍しくありません。

そうなるとまた一から新しい買主を探すことになります。

せっかく見つかった買主で、すぐに見つかればよいですがなかなかそうもいかないもの。

買取であればそういったトラブルが一切ありません。

また、仲介手数料がかからないのもメリットのうちのひとつです。

空き家買取のデメリット

お金の背景に家

メリットも多くある買取ですが、「売却金額の低さ」が最大かつ唯一のデメリットです。一般の方への売却と比べて買取は売却金額が低いですが、それでも買取を選択する人がいるのも事実。

そもそもなぜ売却金額が落ちてしまうのかというと、買い取られた空き家は買主のニーズに合うよう解体作業やリフォームを行ってから売り出すことが多いので、その作業分安く買い取るという考え方をするからです。

一般的には空き家の買取価格の相場は、市場相場の5~8割ほどと言われています。

仲介売却するよりも2~5割ほど安く手放すのが一般的ということになり、たとえば市場価格が2000万円だとすると、1,000~1,600万円ほどで買取になるケースが多いということになります。

買取がおすすめの空き家とは

空き家、見下ろす構図

「買取のメリットは分かったけど、やっぱり売るときに金額が安くなってしまうと勿体ない気がする…」どうしてもそう考えてしまいますよね。

では、それでも買取を選択するのにおすすめな状況や、空き家の状態について紹介します。

以下の4つのケースだと、売却金額が安くても買取を考えてみる余地があるでしょう。

・できるだけ早く現金化したい

・できるだけ早く肩の荷をおろしたい

・仲介売却でなかなか売れない

・田舎にある

ひとつずつ見ていきましょう。

できるだけ早く現金化したい

業者買取のメリットは、スピーディーに売却が決まることです。

一般の方に売却する場合、どうしても買主を見つけるまでに時間がかかるケースが多いので、すぐに手元に現金は入ってきません。買い手のローンが組めずローン特約で解約される場合や、契約時に特約の取り決めなどに時間を有する場合があります。

しかし、業者の場合は取引に慣れているため諸条件を詰めていくのに短い時間で進めていくことができます。

反対に、時間がかかってもいいからできるだけ高く売りたい場合には、仲介売却を考えましょう。

できるだけ早く肩の荷をおろしたい

自分の家庭や生活があるにも関わらず、空き家を相続した場合にはもう一つの家のことも考えなければなりません。

「そろそろ空き家の様子を見に行かないといけないな…」

「放火や不法投棄の可能性はないだろうか…」

そんなふうにいつも気がかりになってしまいます。

売ると決めているのであれば、できるだけ早く自分の手から放したいですよね。

そんな場合には一般の方への売却よりも早く売れる業者買取のほうがおすすめです。

仲介売却でなかなか売れない

古い建物だったり、立地が悪かったりとなかなか売れない場合があります。

ただでさえ日本の空き家の数は増加している状況にあり、平成30年住宅・土地統計調査によると全国の空き家数はおよそ846万戸で、過去最高を記録しています。

そんな場合には、売れないリスクをとるのではなく、多少売却金額が低くなってしまったとしても買取をおすすめします。

田舎にある

空き家が遠方にあったり、田舎にあったりする場合も買取がおすすめです。

一般の方向けの売却に出す際には、査定をしてもらったり打ち合わせをしたり、内見に立ち会ったり不動産と媒介契約を結んだり何度も足繁く通う必要が出てきます。

そうなった場合に交通費の負担も重くのしかかりますし、時間の融通も利かせなければなりません。

買取であれば、査定をしてもらって買い取ってもらうだけなので、仲介売却のようにたくさん通わなければならないということがありません。

買取ではなく「活用」という選択肢も

花と木の間から空き家を見下ろす

ここまで一般の方への売却や業者買取について見てきましたが、実は空き家を手放さずに「活用」するという選択肢もあります。

大きな金額が一度に入る売却も良いですが、定期的に家賃収入が入るのも長い目で見ると良いのではないでしょうか。

「活用といっても具体的に何をするの?」と不安になりますよね。

具体的な空き家の活用方法としては、リノベーションをして他者へ貸し出すという方法があります。

「リノベーションする費用なんてない」と思うかもしれませんが、リノベーション費用はアキサポが持つので安心。空き家を手放すには売るだけでなく、活用して収益物件に生まれ変わらせることもできます。

具体的なアキサポでの空き家リノベーション活用事例として以下のようなものが挙げられます。

アキサポでの空き家リノベーション活用事例

アキサポではリノベーションにかかる費用を全額負担し、貸し出しを支援する事業を行っています。

築年数100年超の空き家で実際に行った事例として、一棟貸し宿泊施設をご紹介します。

事例.築115年超の京町家をラグジュアリーな1日1組限定一棟貸し宿泊施設に

ビフォーアフター内観
ビフォーアフター外観

空き家になっていた築115年超の京町家を宿泊施設に生まれ変わらせた事例です。

老朽化が進んでいた建造物でしたが、京町家のこだわりと伝統を残したままリノベーションをしました。

京町家の街並を保全し、宿泊者に地域文化の本質を伝えることで地域全体の価値を向上することにも寄与しています。

このようにかなり古い建造物でもリノベーション次第で活用の余地があります。

大切な家を手放すのは心もとない方にも、「活用」という選択肢は一度検討してみる価値があると考えています。

まとめ

家の内観

今回は空き家の買取について見てきました。

業者買取のメリットは空き家が早く売れることと、買主とのトラブルが発生しにくいことが挙げられます。

逆にデメリットとしては、売却金額が一般の方への売却と比べるとどうしても劣ってしまうことが挙げられます。

メリットとデメリットを押さえたうえで、売却より業者買取が向いている状況は以下のようなケースでした。

・できるだけ早い現金化を希望している方

・できるだけ早く肩の荷を降ろしたい方

・仲介売却でなかなか売れない方

・所有空き家が田舎にある

実際にもし決めきれないのであれば、一般の方向けの売却も業者買取も両方検討してみましょう。ただ、もし不動産にあまり詳しくない売主様の場合には、仲介業者に売却相談をすることをおすすめします。

どちらかひとつ、どこの会社かひとつと決めてしまうのではなく、両方検討してみましょう。

また、一般の方への売却にしろ業者買取にしろ売ってしまうことに変わりはないですが、活用という手段であれば、定期的に決まった金額が支払われます。

手放すことなく形を変えて誰かの新しい場所になる「活用」を視野に入れてみるのも手です。その際にはぜひアキサポへお問い合わせください。