公開日:2023.12.01 更新日:2026.09.04
石川県の空き家活用|0円物件・補助金・リノベ費用を解説

石川県の空き家活用は、賃貸へのリノベーション、売却、無料譲渡(0円物件)、空き家バンクの利用など、方法が複数あります。
石川県は空き家率15.6%と全国平均を上回り、エリアによって地価・需要も大きく異なるため、自分の物件に合った方法を選ぶことが重要です。自己負担0円(※)でリノベーションして賃貸に出す方法もあり、費用面がネックで動けていない方にも選択肢があります。
目次
石川県の空き家事情

総務省「令和5年(2023年)住宅・土地統計調査」によると、石川県の空き家率は15.6%(前回調査比+1.1ポイント)で、全国平均13.8%を上回る水準です。総住宅数554,000戸のうち、空き家は87,000戸(前回調査比+9,200戸)と増加が続いています。
出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」、石川県宅地建物取引業協会
空き家の数・割合自体は全国的に見ても高い状況ではありませんが、1988年(昭和63年)からの推移を見てみると、右肩上がりとなっているのが分かります。
また石川県の場合、2013年/2018年比で「65歳以上の単身主世帯」が20.5%増加、「65歳以上の夫婦のみの主世帯」が10.8%増加しており、空き家が発生する主な原因である「世帯の高齢化」が加速している点も見逃せません。
石川県で空き家活用する際に押さえておくポイント
石川県で空き家活用を進める際は、エリアごとの不動産需要の違いを理解しておくことが大切です。
参考になるのが地価です。地価は「土地の利用価値」と「土地の供給量」の2つで変動し、利用価値が高い商業地・住宅地ほど、また需要に対して土地が少ないエリアほど高くなります。つまり地価を見れば、そのエリアでどのくらいの需要が見込めるかを把握できるため、空き家活用先を選ぶうえでも重要な指標です。
まずは、石川県の市町地価ランキングトップ5を見てみましょう。
| 順位 | 市町村 | 地価平均(円/m²) |
|---|---|---|
| 1位 | 金沢市 | 14万7,836円 |
| 2位 | 野々市市 | 8万7,318円 |
| 3位 | 津幡町 | 5万4,700円 |
| 4位 | 白山市 | 5万2,056円 |
| 5位 | 内灘町 | 4万5,450円 |
※金沢市は2026年(令和8年)公示地価、野々市市・津幡町・白山市・内灘町は直近公表の2025年(令和7年)公示地価(tochidai.info調べ)
石川県で空き家をリノベーションし賃貸物件として活用する方法
空き家は築年数が経過し、劣化や損傷が進んでいるケースが多いため、賃貸として活用する際はリノベーションしておくのが効果的です。ここでは費用相場と、自己負担を抑えて活用を始める方法を紹介します。
空き家のリノベーションには費用がかかる
箇所別の費用相場は次のとおりです。
このようにリノベーションでは工事をする箇所ごとに費用が設定されているため、事前に優先度を定めてから予算に収まる範囲内で必要な工事を選択することが大切です。
空き家のリノベーション費用の詳細や事例など、さらに詳しく知りたい方は以下の記事をチェックしてみましょう。
空き家リノベーション事例7選!費用相場と2026年最新の補助金
自己資金負担0円でリノベーションし活用する方法

魅力的な物件に仕上げるには、まとまったリノベーション費用がかかるのが実情です。
そこでアキサポは、所有者様から空き家を借り受けてリノベーション費用を負担し、プランニングから利用者募集、物件管理までをまとめてサポートする「自己負担0円(※)」の仕組みを実現しました。
売却・解体・建替など、活用以外の選択肢もご提案できますので、空き家の使い道にお困りの方はお気軽にアキサポへご相談ください。
※建物の状況等によっては、一部費用のご負担をお願いする場合がございます。
石川県の政府や自治体による空き家活用関連の補助金制度

空き家活用時には、リフォーム・リノベーションを対象とした補助金を使える可能性があります。補助金は大きく「解体」「改修」「取得」の3タイプがあります。
- 1. 解体に関する補助金:石川県では「金沢市危険空き家等除却費補助金」「加賀市の危険空家等解体費用助成」「空家等除去支援補助金(かほく市)」などが用意されています。
- 2. 改修に関する補助金:「ようこそ金沢空き家リフォーム費補助金(金沢市)」「小松市空き家有効活用奨励金」などが用意されています。
- 3. 取得に関する補助金:「珠洲市空き家購入費補助金」「志賀町移住定住促進空家リフォーム再生等助成金」などが用意されています。
補助金の種類や適用条件は各市町によって異なるため、詳細は相談窓口に直接確認しましょう。
石川県の空き家を活用するその他の方法・手段
空き家はリノベーションして賃貸物件として活用する以外にも、さまざまな使い道があります。以下7つの活用方法・手段を順に見ていきましょう。
- 1. リノベーションして賃貸物件として活用
- 2. 建物ごと売却する
- 3. 建物を解体して土地を売却する
- 4. 不動産会社に買取してもらう
- 5. 無料譲渡する
- 6. 自分で住む
- 7. 空き家バンクの利用
①リノベーションして賃貸物件として活用
資産価値の向上、多様な用途への転用、手放さず将来の使い道を変えられる点がメリットです。「アキサポ」のように自己負担0円(※)で始められるサービスを使えば、費用面の壁もクリアできます。
※建物の状況等によっては、一部費用のご負担をお願いする場合がございます。
②建物ごと売却する
手間や解体費用をかけずに売却できるのが利点です。建物に一定の価値があるケースに向いています。査定は複数社(最低3社以上)から取り、比較して判断しましょう。
③建物を解体して土地を売却する
倒壊・防犯リスクがある、建物の価値が低い、新築需要が見込めるといったケースで有効な選択肢です。ただし解体費用(数十万〜数百万円)に加え、解体後は固定資産税・都市計画税の減税措置が受けられなくなり税負担が増える点に注意が必要です。
空き家解体のメリット・デメリット|判断基準と後悔しない選び方
④不動産会社に買取してもらう
買い手を探す必要がなくスピーディーに手放せる一方、買取価格は仲介の7割程度に下がります。早く手放したい方向けの選択肢です。
⑤石川県の0円物件(無償譲渡)を探す・活用する
| 0円物件(無償譲渡)のポイント | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 建物・土地の価格は0円だが、登記費用・維持費・修繕費は取得者負担 |
| 見つけ方 | 空き家バンク(いしかわ空き家情報ナビ)、自治体窓口、無償譲渡専門サイト |
| 注意点 | 老朽化が進んでいるケースが多く、事前のリノベーション費用も想定しておく |
| 手放す側のメリット | 維持費・税金・管理の手間から解放される |
維持費・税金・管理の手間から解放されたい所有者と、費用を抑えて物件を得たい取得者、双方のニーズから成り立つ選択肢です。
⑥自分で住む
売却・活用に回さず、自分で住む選択肢もあります。劣化や使い勝手の悪さが多いため、事前のリノベーションがおすすめです。あらかじめ整えておけば、将来売却・賃貸へ切り替える際もスムーズです。
⑦空き家バンクの利用
空き家を「貸したい・売りたい人」と「借りたい・買いたい人」をマッチングする仕組みです。石川県では各市町の空き家バンク情報をまとめた「いしかわ空き家情報ナビ」も利用できます。
空き家バンクとは?仕組み、メリット・デメリットなどの基礎知識を徹底解説!
【借りたい方向け】石川県での空き家の探し方
石川県で空き家を借りたい方向けに、探し方を4つ紹介します。
①空き家マッチングサービスの利用
所有者・利用希望者双方の要望をヒアリングしてマッチングする方法です。条件を絞り込むだけのポータルサイトと違い、細かな要望を相談しながら探せるのが利点。「アキサポ」のような空き家専門業者なら、地域の物件情報やノウハウにも詳しく、こだわりのある物件探しに向いています。
②地域の不動産屋を利用する
エリアが決まっているなら、地元の不動産屋に直接相談するのも手です。ネットに出回っていない物件や、利便性・治安などの詳細情報を得やすい一方、遠方の場合は時間・費用がかかるため、ネットである程度エリアを絞ってから訪ねるのがおすすめです。
③賃貸・不動産ポータルサイトを利用する
SUUMO、HOME’S、at homeなどは手軽に物件を探せるのが利点。条件を絞り込むだけで相場感がつかめるため、まず市場感を知りたい段階に向いています。
④空き家バンクで探す
石川県内の多くの自治体が空き家バンクを設置しており、割安な物件や補助金制度を利用できる場合があります。ただしエリアによって掲載数にばらつきがあるため、他の方法と併用するのが安心です。
自分で複数の窓口を回って比較するのは手間がかかるものです。「アキサポ」なら、これら空き家バンクやポータルサイトの情報も踏まえながら、希望条件に合う空き家探しから契約後の相談まで一括でサポートします。石川県で空き家をお探しの方は、まずはお気軽にご相談ください。
石川県の空き家リノベーション・活用のまとめ
石川県の空き家率は15.6%と全国平均を上回り、南部と北部で地価・需要が大きく異なるのが特徴です。空き家の使い道は、賃貸活用、売却、解体、無料譲渡、空き家バンクの利用など複数あるため、エリアや物件の状況に合った方法を検討することが大切です。
「アキサポ」なら自己負担0円(※)で空き家活用をはじめられるだけでなく、売却・解体・建替など他の選択肢も含めてご提案できます。活用すべきか手放すべきか迷っている段階でも構いませんので、まずはお気軽にご相談ください。
※建物の状況等によっては、一部費用のご負担をお願いする場合がございます。
この記事の監修者
岡崎 千尋 アキサポ 空き家プランナー
宅建士/二級建築士
都市計画コンサルタントとしてまちづくりを経験後、アキサポでは不動産の活用から売買まで幅広く担当してきました。
お客様のお悩みに寄り添い、所有者様・入居者様・地域の皆様にとって「三方良し」となる解決策を追及いたします。






