公開日:2024.01.30 更新日:2026.07.08
松戸市に空き家バンクはある?登録・相談先と自己負担0円活用法
「松戸市で空き家バンクに登録したい」「松戸に安く買える・借りられる空き家はある?」と調べている方へ。
結論から言うと、松戸市には物件を掲載する公式の空き家バンクはありません。代わりに、市と宅建協会が連携した相談制度が用意されています。
この記事では、松戸市のバンク事情と登録・相談先、そしてリフォーム費用を全額負担(自己負担0円)で確実に空き家を活用する方法まで、分かりやすく解説します。
目次
松戸市に空き家バンクはある?
松戸市には、他の自治体にあるような「物件を掲載する公式の空き家バンク」はありません。
代わりに、市の住宅政策課 空家活用推進室が宅地建物取引業協会(宅建協会)松戸支部と協定を結び、「空き家等活用相談員」を現地に派遣する相談制度を設けています。
原則として市内に空き家を所有する人が対象で、活用方法の提案、賃貸・売買・管理の動向、リフォームや解体の情報、専門業者の紹介などを無料で相談できます。なお、アットホームやハトマークなど民間ポータルの「空き家バンク」には松戸市の物件も掲載されますが、これは公式バンクではなく通常の売買物件です。
出典:松戸市「空き家に関すること/住宅政策課 空家活用推進室」
松戸市の空き家バンク(相談制度)の特徴と注意点
松戸市の仕組みは物件掲載型ではなく相談ベースのため、次の点に注意が必要です。
- 登録すれば買い手・借り手が見つかる仕組みではない
- 対象は原則、市内の空き家所有者。相談は簡易なもので、詳細な調査は別途契約が必要
- 活用の方向性は、相談を踏まえて自分で決めて進める必要がある
つまり、相談で方向性は見えても、収益化まで自動で進むわけではありません。
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アキサポは、空き家を借り受け、所有者様の自己負担0円(※)でリノベーションしたうえで一定期間転貸します。現地調査・プランニング・入居者募集まで一括で対応するため、知識や経験がなくても始められます。相談して終わりではなく、活用のプロが出口まで設計してくれるのが違いです。
※建物の状況等によっては、一部費用のご負担をお願いする場合がございます。
松戸市の空き家事情

松戸市は千葉県北西部に位置し、約49万人が暮らす県内第3位の都市です。江戸川を挟んで東京都に接し、東京都市圏のベッドタウンとして人気があります。
松戸市の空き家率は、令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で約14.0%と、全国平均の13.8%を上回っています。推移を見ると、空き家率は2013年に11.6%まで下がったものの、2018年は12.7%、令和5年には14.0%へと再び上昇しました。
平成30年時点では全国平均を下回っていましたが、最新調査では全国を超えており、松戸市でも空き家対策は他人事ではない状況です。
出典:総務省「令和5年住宅・土地統計調査」/松戸市空家等対策計画
松戸市で空き家活用する際に押さえておくポイント
松戸市の空き家率は上下動していますが、「空き家の種類」に注目すると、使い道の定まらない「その他の住宅」はむしろ年々減少しています。
松戸市の空き家を種類別に見ると、平成10〜30年(1998〜2018年)にかけて、放置されがちな「その他の住宅」は減少傾向にあります。一方で増えているのは主に「賃貸用の住宅」や「売却用の住宅」です。つまり松戸市では、空き家を利活用しようとする動きが活発化しているといえます。
空き家のリノベーションには費用がかかる
空き家のリノベーション費用は、施工する箇所と内容によって、数万円から1,000万円超まで大きく変わります。以下は国土交通省の資料をもとにまとめた、部位別の費用相場です。
空き家は築年数が経つほど傷みが増え、手を入れる箇所が多いほど費用はかさみます。かけすぎると回収が難しくなるため、まずは「ここだけはやっておきたい」という箇所に優先順位をつけて進めるのが賢明です。
松戸市で空き家リノベーション活用する場合の具体的なイメージ・事例
近年とりわけ注目を集めている「リノベーションして賃貸物件として活用する方法」ですが、具体的なイメージをつかんでいただくために、いくつかの事例をご紹介します。
ご紹介するのは実際にアキサポが手掛けてきた空き家活用事例です。ぜひ参考にしてみてください。
| 事例 | 建築年月 | 延床面積 | 構造 | 活用後 |
|---|---|---|---|---|
| 事例1(千葉県東金市油井) | 1983年6月 | 約127.54㎡ | 木造瓦葺平屋建 | 賃貸物件 |
| 事例2(東京都三鷹市井口) | 1967年8月 | 44.09㎡ | 木造2階建 | コリビング(co-living) |
| 事例3(神奈川県横浜市西区) | 不明 | 約114.5㎡ | 木造2階建 | 多用途(1階飲食店・2階賃貸) |
事例1:【千葉県東金市油井】ポイントを抑えたリノベーションを施し新たなご家族へ

| 項目 | 物件概要・活用内容 |
|---|---|
| 建築年月 | 1983年6月 |
| 延床面積 | 約127.54㎡ |
| 構造 | 木造瓦葺平屋建 |
| 活用事例 | 賃貸物件 |
事例2:【東京都三鷹市井口】車庫空間の面影を残し落ち着きのあるコリビング(co-living)へ

| 項目 | 物件概要・活用内容 |
|---|---|
| 建築年月 | 1967年8月 |
| 延床面積 | 44.09㎡ |
| 構造 | 木造2階建 |
| 活用事例 | コリビング(co-living) |
車庫空間の面影を残し落ち着きのあるコリビング(co-living)へ
事例3:【神奈川県横浜市西区】刃物店として使用されていた空き家は2つの用途に活用

| 項目 | 物件概要・活用内容 |
|---|---|
| 建築年月 | 不明 |
| 延床面積 | 約114.5㎡ |
| 構造 | 木造2階建 |
| 活用事例 | 多用途 |
松戸市の政府や自治体による空き家活用関連の補助金制度
松戸市では、放置された空き家による生活環境の悪化を防ぎ、地域の活性化や安全確保を図るため、空き家の解体(除却)やリフォーム等に対する独自の助成・補助金制度を設けています。
| 制度 | 概要 |
|---|---|
| 松戸市老朽空家等除却費用補助金 | 危険な老朽空き家の除却(解体)費用の一部を補助 |
| 危険コンクリートブロック塀等対策事業補助金 | 危険なブロック塀等の除却費用の一部を補助 |
| 商店街商業事業者誘致促進事業補助金 | 市内の空き店舗に出店する事業者へ、賃借料・改修費の一部を補助 |
| 松戸市木造住宅耐震診断費補助金 | 木造住宅の耐震診断費の一部を補助 |
| 木造住宅の耐震改修に伴うリフォーム事業費助成 | 耐震改修と併せて行うリフォーム工事費の一部を助成 |
松戸市の空き家を活用するその他の方法・手段
空き家には以下のような多種多様な使い道が用意されています。
| 活用方法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| リノベーションして賃貸活用 | 手放さず定期収入・資産価値向上・維持管理やリスクも軽減 | 初期費用が高い(アキサポ等で0円から始める手も) |
| 建物ごと売却 | 解体費が不要・手続きを不動産会社がサポート | 希望額で売れるとは限らず時間がかかる傾向 |
| 解体して土地を売却 | 更地の方が売れやすい場合がある | 解体・整地費がかかる・住宅用地特例が外れ税負担増 |
| 不動産会社に買取 | 売却成立までスピーディ | 売却価格は仲介の約7割が相場 |
| 無料譲渡 | 維持・管理の負担や税負担から解放される | 収入は得られない |
| 自分で住む | 劣化・犯罪リスクを防げる | 要リノベの場合が多い |
①リノベーションして賃貸物件として活用
リノベーションして賃貸に出す方法は、空き家を手放さずに定期収入を得られ、建物の資産価値も高められるのが大きなメリットです。
活用すれば維持管理の負担が軽くなり、倒壊や犯罪のリスクもケアできます。初期費用がネックなら、アキサポのようなサービスを使えば自己負担を抑えて始められます。
②建物ごと売却する
建物にニーズが見込める場合は、建物付きで売却するのも選択肢です。
解体費がかからず、手続きも不動産会社がサポートしてくれるため、負担を抑えて現金収入を得られます。ただし買い手が見つかって初めて成立するため、希望額で売れるとは限らず、時間がかかる点には留意しましょう。
③建物を解体して土地を売却する
買い手が新築や土地活用を望む場合は、更地の方が売却しやすくなることがあります。
ただし解体・整地には費用がかかり、更地にすると住宅用地に対する固定資産税・都市計画税の減額措置が外れて税負担が増えます。専門家と相談しながら慎重に判断しましょう。
④不動産会社に買取してもらう
不動産会社による買取の最大のメリットは、売却成立までがスピーディな点です。
仲介と違い買い手を探す必要がないためです。ただし買取価格は仲介の約7割が相場なので、価格とスピードのどちらを優先するかを決めてから判断しましょう。
⑤無料譲渡する
無料譲渡は、土地・建物を0円で譲り渡す方法で、売却も賃貸も難しい空き家に選ばれることがあります。
収入は得られませんが、維持・管理の負担や税金がもったいないと感じている場合には、負担から解放される有効な手段になります。
⑥自分で住む
自分で住む場合も、あらかじめリノベーションしておくのがおすすめです。多くの空き家は老朽化が進み、間取りや設備が現代の暮らしに合わないためです。将来の利活用も見据えて計画すれば、無駄のないリノベーションにつながります。
松戸市の空き家バンク・活用に関するよくある質問
松戸市の空き家リノベーション・活用のまとめ
松戸市には物件掲載型の公式空き家バンクはなく、市と宅建協会による相談制度が中心です。相談で方向性は見えても、収益化まで自動で進むわけではありません。東京都市圏のベッドタウンとして人気の松戸市は空き家の利活用が進むエリアだけに、活用は早いほど有利です。
とはいえ、空き家の使い道は活用・売却・解体・買取など幅広く、どれが最適かを一人で見極めるのは簡単ではありません。
「バンクに登録しても進まない」「費用をかけずに確実に活用したい」なら、アキサポにご相談ください。現地調査から活用プランの提案、リノベーションまでを、所有者様の自己負担0円(※)で対応します。売却・解体・建替なども含め、あなたの空き家に合った出口を一緒に設計します。まずはお気軽にどうぞ。
※建物の状況等によっては、一部費用のご負担をお願いする場合がございます。
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現地調査から活用プランの提案、リノベーションまで、所有者様の自己負担0円で対応します。
空き家活用サービスを見るこの記事の監修者
岡崎 千尋 アキサポ 空き家プランナー
宅建士/二級建築士
都市計画コンサルタントとしてまちづくりを経験後、アキサポでは不動産の活用から売買まで幅広く担当してきました。
お客様のお悩みに寄り添い、所有者様・入居者様・地域の皆様にとって「三方良し」となる解決策を追及いたします。