1. TOP
  2. コラム
  3. 空き家相続コラム
  4. 空き家の近隣トラブル実態調査|350人のアンケート結果

share

公開日:2026.07.08 更新日:2026.07.08

NEW

空き家の近隣トラブル実態調査|350人のアンケート結果

サムネイル
空き家のお悩みはアキサポにまるっとご相談! 空き家のお悩みはアキサポにまるっとご相談!

活用売却など、
最適なプランをご提案

相談無料!さっそく問い合わせる

空き家の相談窓口

まずはサービスについて知りたい

資料請求

空き家を放置すると、様々な問題が発生します。雑草やごみ放置による景観悪化、害虫の発生、老朽化による崩壊リスクにつながり、いつの間にか近隣トラブルの火種となってしまうことも。

空き家所有者350人への独自調査をもとに、リアルな近隣トラブルの実態と、その対策をご紹介します。

調査概要
・調査方法:WEB調査
・調査地域:全国
・調査対象:全国の30〜70歳の男女で、空き家を保有している個人
・調査期間:2025年7月9日(水)〜7月10日(木)

調査対象(n=350)
23.7% トラブルあり
約4人に1人(83人)
トラブル解決費用(経験者平均)
約18万円
費用発生者限定:約23.8万円
トラブルの内訳(n=83・複数回答)
苦情・関係悪化・無断立ち入り
隣人から手入れを求められた 外観が悪いと怒鳴られた 庭木の伐採を求められた 隣人が勝手に土地を使っていた 無断で空き家に入られた 近所の人に当事者とされた 隣家から近くに寄らないよう言われた 自治会費未納の指摘 植木が隣に伸びてしまうこと 隣人に窓を開けた時に外観が悪いと言われた 隣人が土地部分を使っていた 小動物対策で近所からの苦情
害虫・害獣・衛生環境の悪化
小動物が入り込み近所から苦情 野生生物が住み着いた 虫が湧いてクレームがきた 動物の侵入で衛生環境悪化 猫が集まる場所になった ハクビシンが家の中に入った シロアリの被害があった スズメバチが巣を作っていた 野良猫の住処になった 虫が湧いた
老朽化による損壊・管理責任
中越沖地震後の損壊で隣家に迷惑 台風で屋根が破損 壁が落ちてきた 窓枠が崩落して侵入できる状態に 台風で窓枠が破損 ガラスが割られた 雨漏りが発生 雨樋の詰まり 窓ガラスが割れ不法侵入で警察に連絡 宮柱が崩落し侵入できる状態
水回り・不法投棄・その他
水道の蛇口が詰まり業者に来てもらった 水道管の凍結 水道管の破裂 水漏れ 庭に電子レンジが不法投棄された ゴミが投げ込まれ放置 ゴミの不法投棄 不法侵入 不法駐車 近所から落書きなど 隣人に騒音だと怒鳴り散らされた 庭の雑草が道路に飛び出し苦情 庭の雑草が隣家に伸び迷惑 庭の木が隣家まで伸びクレームを受けた 泥棒が入った 掃除が追いつかない
出典:アキサポ独自調査(2025年7月9〜10日、WEB調査、全国30〜70歳空き家所有者350人)

アキサポでは、全国350人の空き家所有者を対象にアンケートを実施。空き家所有者350人へのアンケートで約24%(約4人に1人)がトラブルを経験しており、苦情・害虫・老朽化崩壊の3種類が主なトラブルで、解決費用の平均は約18万円にのぼります。

つまり、およそ4人に1人が実際に問題に直面していることになります。空き家所有者にとって、決して無視できない数字と言えるでしょう。

では、具体的にどのようなトラブルがあったのでしょうか。実際に「トラブルを経験した」と答えた83人の回答からは、隣人からの苦情・通報、害虫・害獣による、衛生環境の悪化など、空き家の管理不全が招くリアルな声が寄せられました。

近隣トラブル①「苦情・関係悪化や無断立ち入り」

・隣人から手入れをするように言われた
・隣人住人に窓を開けた時に外観が悪いので早く取り壊してほしいと怒鳴られた
・近隣から木の伐採を求められている
・隣人が勝手に土地部分を使っていた
・無断で空き家に入られた

空き家の管理不足によって、隣人との関係が悪化したという声が多数寄せられました。外観の悪化や庭木の越境など、日常的に目にするストレスが感情的な対立を生む要因になっています。

なかには私有地の無断使用といったケースも見られ、放置によって近隣との摩擦が起きている実態が浮き彫りになっています。

近隣トラブル②「害虫・害獣による被害や衛生環境の悪化」

・小動物が入り込み、獣害対策で近所の家から苦情が入った
・野生生物が住み着いた
・虫が湧いてたのでクレームがきた
・動物の侵入被害で衛生環境悪化
・猫が集まる場所になってしまった

空き家を放置すると、害虫や野生動物が住み着きやすくなり、衛生面や悪臭の問題から近隣住民の苦情に発展するケースが少なくありません。

害虫の大量発生でクレームを受けた例や野良猫が住み着いてしまった例もあり、管理不全が周囲の暮らしに直接的に影響を及ぼしている実態がうかがえます。

近隣トラブル③「老朽化による損壊リスクと管理責任」

・中越沖地震の後、損壊場所の片付け、修理が遅れ隣家に迷惑をかけた
・台風で屋根が破損した
・壁が落ちてきた
・窓枠が崩落して侵入できる状態

老朽化が進んだ空き家では、地震や台風などの自然災害を機に壁や屋根が崩れ、隣家に被害を与えたという報告も。破損箇所の放置が思わぬ二次被害につながり、所有者の管理責任が問われる結果となったケースもありました。

トラブル対応にかかった金額は?平均費用と高額ケースの実例

空き家トラブルの3大種類と費用の実態

1
苦情・関係悪化・無断立ち入り
外観悪化・庭木越境・私有地の無断使用など、日常的に目にするストレスが隣人との感情的対立に発展
2
害虫・害獣・衛生環境の悪化
野生動物の住み着き・害虫大量発生・野良猫の集まりなど、近隣の暮らしに直接的な衛生被害をもたらす
3
老朽化による損壊・管理責任
台風・地震などで屋根・壁が崩落し隣家に被害。修繕の遅れが二次被害を招き所有者の管理責任が問われる
トラブル経験者の平均費用
約18万円
費用発生者に限定した平均
約23.8万円
大規模修繕・解体が必要なケースでは 200〜300万円 の負担も

近隣トラブルの解決には、時間だけでなく金銭的負担も避けられません。

今回の調査では、空き家トラブルを経験した人の平均費用は約18万円にのぼり、実際に費用をかけた人に限定すると約23万8千円という結果に。なかには、老朽化による大規模な修繕や解体で、200〜300万円の費用がかかり、深刻な近隣トラブル解決に多額の負担を強いられたケースもありました。

空き家トラブルを未然に防ぐには?4つの対処法を解説

対処法主な効果向いているケース
自分で住む老朽化・害虫・防犯リスクを根本解消居住可能・移住を検討できる場合
管理代行サービスを活用する定期巡回・清掃・防犯確認をプロに委託遠方に住んでいて頻繁に通えない場合
賃貸・民泊などで収益化する人の目が入り防犯・劣化防止にもなる需要が見込めるエリアの場合
売却・譲渡する管理責任・維持費用から完全に解放される管理・活用が困難な場合

空き家の近隣トラブルを防ぐ主な方法は、①自分で住む②管理代行サービスの活用③賃貸・民泊などでの収益化④売却・譲渡の4つで、状況に応じた選択が重要です。

自分で住むことで近隣トラブルを防ぐ

最も確実に近隣トラブルを防ぐ方法は、自分自身が住むこと。人の出入りがあれば、老朽化の進行や害虫・害獣の発生も抑えられ、防犯面でも安心感があります。また定期的な手入れや近隣との関係維持もしやすく、結果的に維持コストの軽減にもつながります。

管理代行サービスの活用で安心を確保する

遠方に住んでいたり、頻繁に通えなかったりする場合には、空き家管理代行サービスの利用も有効。定期的な巡回や清掃、草刈り、防犯確認などをプロに任せることで、見た目や安全性を保ちやすくなります。費用はかかりますが、トラブルの未然防止には効果的な手段といえるでしょう。

賃貸・民泊などで収益化を図る

空き家を賃貸や民泊、店舗などとして活用することで、トラブルの芽を摘むと同時に、収益を得ることも可能です。活用されている空き家は人目に触れる機会が増えるため、防犯や劣化防止の面でもプラスに働きます。需要に応じた活用方法を検討することが大切です。

売却・譲渡でトラブルと決別する

空き家の管理や活用が難しい場合は、思い切って売却や譲渡を検討するのも一つの方法です。誰かに引き継いでもらうことで、管理責任や維持費用から解放されるだけでなく、地域全体の防災・防犯にも貢献できます。早めの判断が、余計なトラブルを回避するカギとなります。

近隣トラブルを防ぐために空き家を放置しない選択を


空き家の管理を怠ると、景観悪化や雑草の繁茂、ごみ放置、騒音・悪臭トラブル、さらには違法駐車や防犯上の問題まで多岐にわたるトラブルの原因になり得ます。

空き家所有者は、放置せずに、早めに適切な対処を講じることが不可欠です。クレームを未然に防ぎ、安心して地域と共存していくための意識が求められます。

空き家の近隣トラブルに関するよくある質問
Q
空き家を放置すると近隣トラブルが起きやすくなりますか?
A
はい。アキサポが空き家所有者350人を対象に実施した調査では、約24%(約4人に1人)がトラブルを経験しています。主なトラブルは苦情・害虫害獣・老朽化による崩壊の3種類で、解決費用の平均は約18万円にのぼります。放置期間が長いほど状況が悪化する傾向があります。
Q
空き家が老朽化して近隣に損害を与えた場合、所有者は責任を負いますか?
A
負う可能性があります。民法717条(工作物責任)により、建物の管理が不十分で損害が生じた場合、所有者は損害賠償責任を負うことがあります。また2023年12月施行の改正空家法により、管理不全空家・特定空家と認定されると固定資産税の特例が解除され、さらに放置すると行政代執行(解体費用は所有者負担)の対象にもなります。
Q
遠方に住んでいて空き家の管理が難しい場合、どうすればいいですか?
A
空き家管理代行サービスへの委託や、賃貸・売却による活用が有効です。管理代行サービスでは定期巡回・清掃・防犯確認をプロに任せられます。アキサポでは、現地調査から活用プランの提案・リノベーション・入居者募集まで一貫してサポートしており、費用面のハードルを抑えながら空き家問題を解決できます。

空き家管理に不安がある方は、アキサポの無料相談で最適な一歩を


「自分では対応しきれない」「遠方に住んでいて管理が難しい」と感じている方には、空き家活用・管理の専門サービス【アキサポ】にぜひお問い合わせください。

近隣トラブルを防ぐための売却・活用方法など、状況に応じた柔軟なサポートをご提供いたします。

この記事の監修者

白崎 達也 アキサポ 空き家プランナー

一級建築士

中古住宅や使われなくなった建物の再活用に、20年以上携わってきました。
空き家には、建物や不動産の問題だけでなく、心の整理が難しいことも多くあります。あなたが前向きな一歩を踏み出せるよう、心を込めてサポートいたします。

コラム一覧

空き家のことならなんでも、改装・管理・取引まで
ワンストップでご対応します

空き家の相談窓口資料請求

空き家のことならなんでも、改装・管理・取引まで ワンストップでご対応します

空き家の相談窓口資料請求

関連記事

関連記事