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2022.09.20

戸建て「買取」のメリット・デメリット!仲介とどちらを選ぶべき?

「戸建てを売却したくて買取を検討しているけど、仲介より売却価格が落ちると聞いたことがある…」

「戸建ての売却、買取と仲介のどちらが良いのか分からない…」

このような方は多いです。

そこでこの記事では、戸建て売却における買取相場や、買取のメリット・デメリットについて解説します。

また、仲介や買取などの売却だけではなく、「活用」という選択肢も紹介します。

1.戸建て売却における買取相場

お金と電卓と模型

戸建て売却における買取相場は、市場価格の7割といわれています。

7割ほどになってしまう理由は主に2つあります。

1つ目は、不動産会社が自社の利益を確保するため。2つ目は、不動産会社が買い取った家をリフォームをして付加価値をつけてから再販するためです。

以下の表は、戸建て売却における買取相場を表にしたものです。

買い取り相場の「価格」は、公益財団法人東日本不動産流通機構による不動産流通市場の動向調査(2021年)をもとに、成約価格の7割を表記しています。

価格(万円)土地面積(㎡)建物面積(㎡)
築0~5年3,190112.8997.35
築6~10年2,909118.1398.87
築11~15年2,769138.56103.32
築16~20年2,667137.61105.84
築21~25年2,395141.25111.37
築26~30年2,042159.59116.15
築31年~1,649171.48101.71

当然、築年数が経てば経つほど買取の相場は低くなっていきます。

戸建ての買取相場の調べ方と高く売るコツについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

2.戸建て売却における「買取」のメリット・デメリット

一軒家外観

戸建て売却をする際には、「買取」と「仲介」があります。

ここでは、買取のメリット・デメリットについて解説します。

2-1.戸建て買取のメリット

戸建て買取のメリットは以下の4つです。

1.短期間で売却できる
2.ご近所様や周囲に知られず売却できる
3.内覧の手間がかからない
4.契約不適合責任を負わなくて良い

それぞれ詳しく見ていきましょう。

2-1-1.①短期間で売却できる

戸建て買取のメリットのひとつに、短期間で売却できることが挙げられます。

仲介の場合、購入希望者がすぐに現れるとは限りません。また、購入希望者が出てきたら内見や住宅ローン申込み手続きなどの諸々の手続きを行う必要があります。そのため、どれだけ早くても2~3か月ほどは要します

反対に、不動産買取であれば、買取を行ってほしい不動産会社を検討し、手続きに入っていくので仲介ほど時間はかかりません。

2-1-2.②ご近所様や周囲に知られず売却できる

戸建て買取には、近所の方や周囲に知られることなく売却できるメリットがあります。

買取ではなく仲介で売り出す場合には、売物件であることをアピールしていかなければならないため、看板を出したりWebに情報を掲載したりするでしょう。そうなれば必然的に近所の方に「物件が売りに出されている」ことが筒抜けになります。

噂や「売りに出したの?」など聞かれることを避けたい方には、買取はおすすめの手段です。

2-1-3.③内覧の手間がかからない

戸建てを売却したい場合に、仲介だと購入希望者の方が当然、内覧を希望するでしょう。

外見は綺麗だから購入したいと考えても、中を見てみて購入先の候補から外すことも想定されます。そのような可能性があっても、内覧を希望する人がいれば内覧に立ち会ったり、掃除や整理整頓をしたりしなければなりません。

この手間がかからないのは、買取のいい点といえるでしょう。

2-1-4.④契約不適合責任を負わなくて良い

中古の戸建て物件の売買の場合、引っ越した後に欠損などが見つかってトラブルになることがあります。

不動産を売却する際には、事前に専門の業者に欠損がないか調査を依頼するのが一般的ですが、売却したあとにどこかしらが壊れていたなどが発覚する場合もあります。

そうなったときには責任を負わざるを得ない場合などもありますが、買取であればプロである不動産会社に買い取ってもらえるのでその心配がありません。

2-2.戸建て買取のデメリット

戸建て買取のデメリットは以下の2つです。

1.仲介と比較して売却価格が安くなる
2.対象となる不動産が限定的、買取会社が少ない

それぞれ見ていきましょう。

2-2-1.①仲介と比較して売却価格が安くなる

戸建て買取の最大のデメリットというと、仲介と比較して売却価格が安くなることが挙げられます。

不動産会社の利益を確保するため、買い取った戸建てを再販するためにリフォームやリノベーションを施すためなどの理由で、どうしても売却価格は安くなってしまいます。

ただ、売却価格が安くなってしまうデメリットを理解しつつ、メリットにも目を向けると買取が向いているかどうか判断できるでしょう。

2-2-2.②対象となる不動産が限定的、買取会社が少ない

買取を行ってくれる不動産会社は、仲介と比較すると一般的ではない方法のため、限定的で少ないのがデメリットとして挙げられます。

買取を専門に行う不動産会社もあるため、これまでの実績や買取査定金額などをチェックして買取業者の選定を行っていきましょう。

2-3.戸建て買取のメリット・デメリット表

前述した戸建て買取のメリット・デメリットを表にまとめると以下のとおりです。

メリットデメリット
戸建て買取①短期間で売却できる②ご近所様や周囲に知られず売却できる③内覧の手間がかからない④契約不適合責任を負わなくて良い①仲介と比較して売却価格が安くなる②対象となる不動産が限定的、買取会社が少ない

3.戸建て売却における「仲介」のメリット・デメリット

家の模型受け渡し

戸建て売却において、「仲介」は「買取」の裏ともいえる存在です。

仲介と買取のいちばんの違いは買主です。買取の買主は不動産会社、仲介は買主が個人になります。

仲介のメリットは、買取に比べて売却価格が高くなりやすいことや、取引条件の調整などの手続きを仲介業者に依頼することで販売活動の手間を省けることが挙げられます。

仲介のデメリットは、仲介手数料がかかることや、売却期間が長くなりやすいこと、築年数が浅かったり住環境が良かったりなど条件がいい物件でなければ買い手がつきにくいなどの点があります。

4.戸建て売却における「買取」vs「仲介」の比較

家の模型とペンなど

戸建て売却において、買取と仲介のどちらにしようか迷うこともあるでしょう。

それぞれのメリットとデメリットを把握したうえで、どちらが向いているのかを判断することをおすすめします。

メリット、デメリットを考慮したうえで、買取に向いているのは、以下に当てはまる人です。

・できるだけ早く不動産を売って手放したい人
・すぐに現金化したい人
・戸建てを確実に売却したい人
・近所や周囲の人に売却を知られたくない人

また反対に、仲介に向いている人は、以下にあてはまる人です。

・時間がかかっても少しでも高く売りたい人
・売却を急いでいない人
・住宅ローンの残債が多い人
・物件の状態、条件がよい人

5.戸建て売却の流れや必要書類

不動産契約書

買取の場合の戸建て売却の流れは、大まかに以下のとおりです。

1.売却の相談、査定依頼
2.不動産買取業者による査定価格の提示
3.契約条件の打合せ
4.不動産売買契約の締結
5.物件の引き渡し&現金化

仲介の場合と大きく違うのは、買主を見つけるための宣伝期間が省略できる点です。

そのため、はやく売買ができるのです。

また、売却の際に必要となる書類には以下のものがあります。

・土地・建物登記済証、もしくは、登記識別情報
・印鑑証明書
・実印
・固定資産税、都市計画税納税通知書
・建築確認通知書、検査済証
・物件状況等報告書
・測量図、建築図面
・建築協定書
・設備表
・本人確認書類
・印紙

これらの書類は一度に集めるのは非常に大変なので、売却が決まったら少しずつ準備していきましょう。

また、戸建て売却を検討している人は、ぜひこちらの記事も合わせてご覧ください。

6.戸建て売却で後悔する前に知っておくべきこと

売り出し中の家の模型

戸建ての売却は慎重に行わなければ後悔するかもしれません。

後悔しないために、知っておくべきポイントとしては、以下のものがあります。

・必ず複数の買取業者に査定依頼を出す
・本当に売却以外の方法はないのかを再検討してみる

複数の業者に依頼をせずに、ひとつだけで決めてしまうと相場も分かりませんし、もっと高く買取をしてくれるところもあるかもしれません。

また、売却しようと考えていて、買取か仲介かを悩むだけでなくそもそも売却以外の選択肢でも納得できる選択があるのではないかということもあります。

7.戸建ての売却ではなく、自己負担0円で賃貸活用する方法

家内観

戸建てを売却しようと考えていたかもしれませんが、査定金額に満足できなかったり、なかなかいい買取業者に巡り合えなかったりなどする場合もあります。そのような場合には、賃貸物件として活用する方法もあります。

アキサポでは、物件の所有者様の自己負担は0円でリノベーションをさせていただき、賃貸として貸し出すサービスを行っております。

アキサポについて

「無料でリノベーションしてくれるなら、売却ではなく賃貸もいいかもしれない…」

という方はぜひ一度アキサポへお気軽にお問い合わせください。

8.まとめ

家の模型と間取り図

戸建ての売却を検討している場合、買取か仲介か悩むことと思います。

戸建て買取のメリットは、以下のとおりです。

・短期間で売却できる
・ご近所様や周囲に知られず売却できる
・内覧の手間がかからない
・契約不適合責任を負わなくて良い

また、デメリットは以下の2つです。

・仲介と比較して売却価格が安くなる
・対象となる不動産が限定的、買取会社が少ない

仲介のメリットは以下のとおりです。

・買取に比べて売却価格が高くなりやすい
・取引条件の調整などの手続きを仲介業者に依頼することで販売活動の手間を省ける

また、デメリットは以下のとおりです。

・仲介手数料がかかる
・売却期間が長くなりやすい
・築年数が浅かったり住環境が良かったりなど条件がいい物件でなければ買い手がつきにくい

戸建て買取はすぐに現金化したい人や、近所の人にあまり知られたくない人には向くなど、買取と仲介にはそれぞれメリット、デメリットがあり、向き、不向きがあります。

ひとつずつ確認し、納得できる形で売却ができるようにしていきたいですよね。

また、売却だけでなく、賃貸活用をするのもひとつの手段としてぜひ検討してみてください。