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公開日:2022.07.27 更新日:2026.09.16

一戸建て売却前に確認すべき5つのポイントを解説|賃貸との比較も

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空き家になった実家などの一戸建ては、売却だけでなく賃貸に出して継続的な収入を得る「空き家活用」という選択肢もあるため、処分方法に迷っている場合は売却だけを最適と決めつけず両方を比較検討することが大切です。

本記事では、一戸建て売却の流れや相場、費用、高く売るコツを、賃貸との比較を交えながら解説します。

一戸建てを売却する前に必ず押さえておくべき5つのポイントとは

家と人の模型

不動産屋へ一戸建て売却の相談に行く前に、ある程度売却に関する知識を学んでおきましょう。最低限のポイントを知っているだけで、売却の妥当性が考えられるようになります。特に押さえておくべきポイントは下記の5つです。

No.確認すべきポイント
1一戸建ての売却メリット・デメリット
2一戸建ての売却の流れ、スケジュール
3一戸建て査定前の売却相場
4一戸建て売却に掛かる費用、手数料、税金
5一戸建てを高く売るためのコツ

これらの5点が分かっていれば、相談から契約まで、各ステップで要点を確認できるようになります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.一戸建ての売却メリット・デメリット

メリットとデメリット

一戸建て売却の最大のメリットはまとまった資金を一度に得られる点、デメリットは以後の継続収入がなくなる点です。維持費や税金の負担がなくなる一方、売却時には譲渡所得税や住民税が新たに発生します。

一方、空き家を貸し出す「空き家活用」なら、所有権を維持したまま継続的な収入を得られます。売却と賃貸、どちらが自分に合っているかは以下の表で比較してみましょう。

項目売却賃貸(空き家活用)
収入の入り方まとまった収入が一度に入る毎月継続的な収入が得られる
所有権手放す必要がある維持できる
発生する税金不動産取得税・譲渡所得税・住民税など譲渡所得税はかからないが、家賃収入に所得税・住民税がかかる
事前の対応特になし貸し出し前にリフォーム・リノベーションが必要な場合あり
将来的な心配手放すため不要になる所有権を維持する分、管理の負担は残る

一戸建ての賃貸経営・活用のご相談はアキサポにお任せください!

空き家活用でぜひ検討いただきたいのが、弊社の空き家活用サービス「アキサポ」です。

空き家のお悩みをワンストップで相談でき、リノベーションから利用希望者探し、契約手続きまで一貫して対応します。リノベーション費用などの諸経費もすべてアキサポが負担するため、所有者様にご負担いただくことはありません。ご相談いただき契約が成立すれば、毎月賃料の一部をお支払いします。

※建物の状況等によっては、一部費用のご負担をお願いする場合がございます。

アキサポに相談してみる

2.一戸建ての売却の流れ、スケジュール

一戸建て売却は、査定依頼から契約・引き渡しまで一般的に5つの工程で進みます(下記図解を参照)。特に最初の査定依頼で売却額の上限がほぼ決まるため、複数社に依頼して比較することが重要です。

🏠一戸建て売却の流れ・スケジュール
1
査定依頼
不動産会社に売却見込み額を調査してもらいます。
2
仲介会社の決定・媒介契約
査定額に納得した不動産会社と、売却手続きを依頼する契約を結びます。
3
売却価格の決定・売出し開始
近隣の類似事例を参考に、広告する価格を決めて売り出します。
4
買い手との交渉
購入希望者と具体的な価格や条件を交渉します。
5
契約・引き渡し
条件が合致したら売買契約を取り交わし、物件を引き渡します。

期間の目安は、査定依頼から売り出し開始までが2週間〜1カ月、売り出し開始から契約・引き渡しまでが3〜5カ月程度です。売却完了の希望時期がある場合は、この期間を踏まえて早めに動き出すと安心です。

複数社から一括で見積もりを集めたい場合は、空き家一括査定サービスを利用すると効率的です。

空き家を売却する方法|流れ・税金・費用・注意点を徹底解説

売却の事前準備物

売却手続きに入る前に、最低限下記の書類を揃えておきましょう。

分類必要な書類
権利関係土地・建物の登記簿、権利証(登記識別情報通知)
建物関連建物の図面、建築確認済通知書・検査済証、購入時の契約書類
税務関連固定資産税・都市計画税の納税通知書

住宅の査定には、建物の構造や土地の広さ、付与されている権利などの情報が必要です。また、購入希望者への引き渡し時には、建築確認や検査済証で適法性を確認するほか、納税通知書で税金の未納がないかも確認する必要があります。

3.一戸建て査定前の売却相場

ルーペに映る相場

一戸建ての売却相場は、建物の構造や築年数、立地などにより異なりますが、一般的に「健全な状態」で、「築浅」かつ「利便性が高い」立地にあるほど高く売れる傾向にあります。

ここでは大まかな売却相場の決定方法について解説します。

売却相場はどのように決まるか

建物の査定価格を左右する要因はさまざまですが、代表的な例には下記のようなものがあります。

要因内容
建物の構造木造・鉄骨造など
建物の状況老朽化・破損の有無
築年数築浅ほど高評価になりやすい
周辺状況生活利便性など
敷地形状整形地か不整形地か
接する道路の幅員前面道路の広さ
インフラの状況上下水道・ガス等の整備状況

これらの状況を総合的に勘案し、市場の需要も踏まえて査定価格が算出されます。なお査定には、書類のみで行う「机上査定」と、現地調査も行う「現地査定」があり、周辺状況や建物の状態がより強く反映されるのは現地査定です。

売却相場を調べる方法は、不動産会社への相談とインターネットでの簡易査定の2通りが基本です。まずはインターネットでおおよその目安をつかみ、具体的な金額は不動産会社への相談で確認するのがおすすめです。

不動産情報サイトの中には、立地場所や築年数を入力するだけで大まかな査定額を提示してくれるものもあり、ざっくりとした目安を知りたいときに便利です。さらに詳しく知りたい場合は、個別に不動産会社へ相談するか、空き家一括査定サービスのような見積もりサービスを使って複数社にまとめて査定依頼するとよいでしょう。

4.一戸建て売却に掛かる費用、手数料、税金

家の模型とセール

一戸建てを売却する際に必要な費用・手数料・税金は下記のとおりです。

費用項目目安・計算方法
片づけ・解体費用物件の状態による
ローン繰り上げ返済費用金融機関の規定による
住所変更登記・相続登記費用未了の場合に発生
調査費用測量、ホームインスペクションなど
クリーニング費用物件規模による
リフォーム・リノベーション費用必要な場合のみ
仲介手数料(売却額×3%)+6万円+消費税(売買価格400万円超の場合)
登録免許税(土地売買)不動産価額の1,000分の20(軽減税率適用時は1,000分の15、2029年3月31日まで)
登録免許税(建物売買)不動産価額の1,000分の20
譲渡所得税・住民税所有期間5年以下:住民税9%/所有期間5年超:住民税5%(別途所得税・復興特別所得税がかかる)
印紙税1,000円〜6万円(売却金額により異なる)

これらの費用を少しでも安くしたい場合、税金を安くすることはできませんが、片付け費用やクリーニング費用は自分で対応することで節約できます。リフォーム・リノベーション・修繕費用も、DIYで対応できる部分を自ら行うことで節約できる場合があります。

譲渡所得税はやや複雑なため、詳しくは国税庁の解説ページをご確認ください。
No.1440 譲渡所得(土地や建物を譲渡したとき)

5.一戸建てを高く売るためのコツ

一戸建てを高く売るための最重要ポイントは、複数社から見積もりを集めることです。査定価格は不動産会社によって100万円単位で差が出ることもあり、1社だけの査定では適正価格を見誤るおそれがあります。

価格差が生まれる主な理由は、不動産会社ごとに得意とする物件のタイプや、持っている不動産ネットワーク、担当者のノウハウが異なるためです。複数の見積もりを比較すれば、思わぬ好条件が見つかることもあります。空き家を売却する際は、空き家の取引実績が豊富な会社を選ぶとよいでしょう。

🏠一戸建て売却前の確認事項に関するよくある質問
Q. 一戸建てを売却する前に何を確認すればいいですか?
A. 売却のメリット・デメリット、売却の流れ、売却相場、費用や税金、高く売るコツの5点を事前に押さえておくことで、契約までの各段階で判断がしやすくなります。
Q. 売却と賃貸(空き家活用)、どちらが良いか迷ったらどうすればいいですか?
A. 売却はまとまった収入を一度に得られ、賃貸は所有権を維持しながら継続収入を得られます。判断に迷う場合は、無料相談を利用して自分に合う選択肢を確認するのがおすすめです。
Q. 一戸建て売却にはどのくらいの費用がかかりますか?
A. 仲介手数料、登録免許税、譲渡所得税・住民税、印紙税などがかかります。物件の状態によって解体費用やリフォーム費用が加わる場合もあります。

実家売却の手続きや費用を知ることが高く売る第一歩

一戸建ての売却は、メリット・デメリット、流れ、相場、費用、高く売るコツの5点を押さえることで、後悔のない判断がしやすくなります。

とはいえ、売却と賃貸(空き家活用)のどちらが自分に合っているかは、物件の状態や希望条件によって変わるため、一人で判断しきれない部分も多いはずです。迷っている段階でも、まずはアキサポの空き家の相談窓口で状況を整理してみませんか。

この記事の監修者

宅建士 二級建築士 山下 航平

山下 航平 アキサポ 空き家プランナー

宅建士/二級建築士

ハウスメーカーにて戸建住宅の新築やリフォームの営業・施工管理を経験後、アキサポでは不動産の売買や空き家再生事業を担当してきました。
現在は、地方の空き家問題という社会課題の解決に向けて、日々尽力しております。

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