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2021.05.10

古民家リノベーションについて|費用や魅力など知っておきたいことまとめ

新築物件ではなく、伝統ある古き良き家を自分好みに手を加えて住まう古民家リノベーション。

「住」への価値観が多様化し、オリジナリティのある快適な空間を求めて古民家を購入・リノベーションする人が増えています。

「憧れからいざ古民家を買ってみたはいいけれど失敗した…」となるのは避けたいですよね。

そこで今回は、築年数が経って人が住んでいない古民家の活用に携わってきた「アキサポ」が古民家リノベーションの基本について徹底解説していきます!

古民家をリノベーションする際に実際どのくらい費用がかかるものなのか、メリットやデメリットはあるのか、実際にどのようなリノベーション事例があるのか、まとめました。

実は「住」だけでない、古民家リノベーションの多様さをぜひご覧ください。

古民家リノベーションの費用相場

古民家 リノベーション 費用相場

ここで、古民家リノベーションについての説明に入っていく前に、そもそも「古民家」が具体的にどういった条件の建物を指すか説明させてください。

一般社団法人全国古民家再生協会によると「古民家」とは、

”一般的に古民家とは建築後50年経過した建物とされるが、一般社団法人全国古民家再生協会での「古民家」の定義は、昭和25年の建築基準法の制定時に既に建てられていた「伝統的建造物の住宅」すなわち伝統構法とする。”

と定義されています。

正確な定義はないのですが、一般的には古民家というと、建築後50年が経過していてなおかつ伝統構法で建てられた建物という認識で良いでしょう。

古民家のリノベーションにかかる費用は、建物の劣化具合や築年数がどのくらい経過しているか、どこまで工事をするかにもよりますが、数百万円から1,000万円を越える場合も…。

屋根瓦の葺き替えや、断熱工事、耐震補強など建物としての安全性を高める工事から、デザインや間取りなどのこだわりをみせる部分まで手を施せる場所は多く費用はピンキリです。

そのため、一概にいくらというのが難しいのです。

古民家リノベーションにかかる費用相場について、パナソニックの「古民家再生のリフォーム費用の相場・目安」を参考にすると、以下のようになっています。

古民家再生のリフォーム費用の相場・目安
~500万円     5.1%
501~1,000万円  17.9%
1,001~1,500万円 15.4%
1,501~2,000万円 20.5%
2,001~2,500万円 15.4%
2,501~3,000万円 10.3%
3,001万円~    15.4%

ボリュームゾーンは1,501万円~2,000万円となっていますが、1,000万円以下で23%、3,000万円以上も約15%なので、古民家の状態やリノベーションに望むことによって費用がまちまちということがお分かりいただけるかと思います。

想像していたより意外と金額も多くなりがちな古民家リノベーション。

しかし、それでも古民家のリノベーションに魅力を感じて実践する方も多いです。

では古民家リノベーションの魅力やメリットと、逆にどんなことがデメリットとして挙げられるのかを見ていきましょう。

古民家をリノベーションするメリット3つ

住まいについて考えた時に、「新築しか考えられない」という人もいれば、「自分で古民家を購入してリノベーションしたい」という人もいます。

古民家をリノベーションして住まいにしたい人は、どこに魅力やメリットを感じているのでしょうか。

古民家リノベーションによるメリットを3つご紹介します。

①こだわりの空間を作れる
②建物の固定資産税が安く済む
③環境にやさしい

それぞれ見ていきましょう。

1.こだわりの空間を作れる

基本的に部屋数も多く、間取りも広々としていることが多い古民家。

襖を取り外してしまうことで広々とした空間にもできますし、来客が多いので部屋数も多くしておきたいなどお客様の要望によって自由が利きます。空間を広くすることによる開放感がたまりません。

伝統技法を活かした建築で歴史を感じさせる風貌に、独自のデザインを加えることによってたったひとつの空間を作れるのが古民家リノベーションの魅力的な部分。

梁や太い柱をあえて見せる技法がとてもおしゃれです。

2.建物の固定資産税が安く済む

住宅や土地など不動産を所有している方に毎年重くのしかかる固定資産税。

できるだけ固定費は減らしたいですよね。

固定資産税は、固定資産税評価基準に基づいて決定されます。

経年するごとに評価額も下がっていくために、固定資産税も安くなっていきます。

一般的な木造住宅は25年が経つと評価額が下限に達し、それ以上税金は安くならず毎年一定に。

古民家を購入しリノベーションをすると、その古民家が新築で建築されたときの固定資産税のたった2割の金額だけを支払えばいいことになります。

たとえば新築時に年30万円の固定資産税だとすると、6万円だけで済むことになるのです。

築年数が経過した古民家は新しい物件と比べて固定資産税が安くなるので、新築で建てるよりリノベーションをしたほうがランニングコスト(固定費)を抑えられるというわけなのです。

3.環境と体にやさしい

古民家リノベーションは、梁や柱などの部分を再利用できます。

建物全体を解体するのではなく使える部分は使い、活かすことで資源を無駄にしません。

古民家の梁や柱の材料にはヒノキやケヤキなどの木材が使用されています。

古民家が何十年、何百年と壊れずに建ち続けていることからも分かるように、これらの木は非常に強度が高く土台がしっかりとしているので安心です。

今ではヒノキやケヤキの建材の入手が難しくなっているので、古民家をリノベーションして住み続けていくことは、歴史の深い建物や建材を保存することにも繋がっていくでしょう。

また、現在の住宅には新建材という新たに生み出された技術や加工方法によって開発された新しい建材が使用されています。

新建材には、アトピーやシックハウス症候群などの原因となる物質が含まれていることがありますが、古民家には新建材が使用されていないために健康にも良い住宅といえるでしょう。

古民家をリノベーションするデメリット3つ

白黒背景の古民家

古民家リノベーションのメリットについて解説してきましたが、もちろんデメリットとなる部分もあります。
住まいは生活の基盤となる場所なので、デメリットもしっかりと理解したうえで検討していきましょう。

古民家をリノベーションするデメリット3つは以下のとおりです。


①建物自体の脆弱性をなくす必要がある
②リノベーションをすると住み始めるまでに時間が多くかかる
③想定以上に費用が高くなることも

1.建物自体の脆弱性をなくす必要がある

本来は高い耐久性のある建材を使用して作られている古民家ですが、経年劣化によって耐久性が低くなっている可能性があります。


木造建築でかなりの築年数が経っている古民家の場合、シロアリ駆除や雨漏り対策はほぼ必須であるといっても過言ではありません。リノベーションをした後で発覚することがないよう、徹底した事前調査が必須でしょう。

また、1981年以前に建築された物件は旧耐震基準で設計されているので、大きな地震が起きた際に倒壊の可能性があります。


そのため、新耐震基準にするための工事が必要なケースもあります。

2.リノベーションをすると住み始めるまでに時間が多くかかる

リノベーションをせずに既にある物件に住むのと比べると、事前調査や打ち合わせ、設計、施工などのリノベーションにかかる工数があるため住み始められるようになるまでに時間を要します。


これが意外と盲点で、古民家をリノベーションして住みたいと思ったけど、相談してみたら意外とものすごく時間がかかりそうで辞めてしまう人は少なくありません。


そのため、すぐに住まいを変えたいと考えている人には向かないでしょう。

意外と高くなることも

リノベーションをせずに既にある物件に住むのと比べると、事前調査や打ち合わせ、設計、施工などのリノベーションにかかる工数があるため住み始められるようになるまでに時間を要します。


これが意外と盲点で、古民家をリノベーションして住みたいと思ったけど、相談してみたら意外とものすごく時間がかかりそうで辞めてしまう人は少なくありません。


そのため、すぐに住まいを変えたいと考えている人には向かないでしょう。

意外と高くなることも

古民家のリノベーションにかかる費用相場については前述したとおりですが、想像しているよりずっとお金がかかりそうだなと感じた方は多いかもしれません。
建物自体は安く買えますが、リノベーションにかかる費用はピンキリです。

たとえば水回り。
トイレが和式である場合も多く、そのままでもいいという方は別ですが、洋式の水洗トイレがいいのであれば工事費用がかかります。

また、古民家は断熱性が低いことが多く、夏は涼しいですが冬はとても寒いという事態になりがちです。この場合も工事費用がかかります。
このように自分がこだわる部分が多ければ多いほどに費用が増えていきます。

もし住まいとしてではなく、古民家をリノベーションして人へ貸し出すことも考えているのであれば、アキサポの利用をおすすめします。


古民家のリノベーションにかかる費用はアキサポで負担をするので、貸したい方は負担金なしで古民家のリノベーションができます。

どういった事例があるのかを見ていきましょう。

アキサポでの古民家のリノベーション事例

古民家のリノベーション事例

自分が住むために行うことが多いリノベーションですが、古民家を所持していれば、もしくはこれから購入を考えているのであれば、リノベーション後に人へ貸し出すこともできます。


アキサポでは、リノベーションにかかる費用を全額負担し貸し出しを支援する事業を行っています。

実際に行った事例として、一棟貸し宿泊施設をご紹介します。

事例.築115年超の京町家をラグジュアリーな1日1組限定一棟貸し宿泊施設に

古民家のビフォーアフター

空き家になっていた築115年超の京町家を宿泊施設に生まれ変わらせた事例です。

老朽化が進んでいた建造物でしたが、京町家のこだわりと伝統を残したままリノベーションをしました。

京町家の街並を保全し、宿泊者に地域文化の本質を伝えることで地域全体の価値を向上することにも寄与しています。

古民家リノベーションの基本まとめ

過疎地の古民家

古民家をリノベーションする際にかかる費用やメリットやデメリットを知っておかなければ、「思っていたのと全然違った…」と理想と現実のギャップに苦しんでしまいます。


理想の住まいを叶えるために、良いところだけに目を向けるのではなく古民家をリノベーションするにあたって苦労する部分もしっかりと把握しておきたいもの。

また、古民家をリノベーションしたいと考える人の多くは、自らの住まいとして考えています。

しかし、古民家をリノベーションする場合、自ら住むだけではなく、借りたい人に場所を貸し出すということもできます。つまり、投資物件としての役割も果たしてくれるということです。

自分で住むだけでなく貸し出す選択肢もありますが、古民家をすでに所有しているわけではなく、新しく古民家を購入・リノベーションして貸し出す場合には費用の工面がネックになります。


アキサポでは、費用の心配をせずに自己負担0円でリノベーションができるため、気になった方はぜひ一度お問い合わせください。


今は誰も住んでいない空き家を所有する方も、お悩み全般にお答えしていますのでお気軽にご相談ください。