公開日:2023.12.22 更新日:2026.08.07
姫路市の空き家活用|コストゼロのリノベ・補助金・売却まで徹底解説

姫路市の空き家率は14.1%(令和5年住宅・土地統計調査)で、全国平均の13.8%を上回っています。50万人を超える人口を抱える中核市でありながら、空き家のベストな活用方法にお悩みの所有者は少なくありません。
この記事では、姫路市の空き家事情やエリアごとの特性、空き家をリノベーションして賃貸物件として活用する方法、リノベーション費用相場、補助金制度、具体的な活用事例まで、空き家活用に役立つ情報をわかりやすく解説します。
目次
姫路市の空き家事情

姫路市の空き家率は14.1%(令和5年住宅・土地統計調査)で、全国平均の13.8%を上回っています。空き家数は約37,560戸、総住宅数は約266,000戸です。
姫路市の空き家率は、2008年の15.5%をピークに14〜15%台で推移してきました。2013年は14.2%、2018年は15.0%、そして直近の令和5年は14.1%と、全国的な上昇傾向のなかで高止まりが続いています。
背景にあるのは高齢化です。姫路市では世帯数の増加を上回るペースで高齢夫婦・高齢単身世帯が増えており、空き家発生の大きな要因となっています。今後は総人口の減少も見込まれるため、空き家はさらに増加する可能性が高いと考えられます。
出典:令和5年(2023年)住宅・土地統計調査(姫路市)/令和5年住宅・土地統計調査(総務省)
姫路市で空き家活用する際に押さえておくポイント
姫路市で空き家を活用するときは、エリアごとの地域性を見極めて活用方法を選ぶことが重要です。姫路市は70万人を超える姫路都市圏を形成する中核市ですが、周囲の町村の合併を重ねてきたこともあり、エリアごとの地域性や自然環境は大きく異なります。
そのため、空き家活用ではエリアの特性やニーズを踏まえて適切な方法を模索する必要があります。まずは各エリアの特徴をつかむところから始めましょう。参考までに、姫路市を複数のエリアに分けて特徴をまとめました。
| ブロック | 該当エリア | 特徴 |
|---|---|---|
| 北部 | 夢前・香寺・安富 | 2006年編入。山に囲まれた自然が豊かでレジャー施設が充実。少子化・人口減少が急速に進行。 |
| 北東部 | 城北・廣峯・砥堀・豊臣 | 丘陵・田園地域が中心ののどかなエリア。市川西部にJRが走り、沿って市街地を形成。 |
| 西部 | 書写・白鳥・峰相・青山 | 山地・丘陵・田園が多い。「西の比叡山」書写山に観光客が訪れる。住宅街が多い。 |
| 中部 | 白鷺・野里・手柄・高岡 | 市の中心部。姫路城の旧城下町が今も市街地として発展。姫路駅周辺の整備が進む。 |
| 南部 | 飾磨・網干・白浜・広畑 | 工業・製鉄が盛んな海側。臨海は工業地域、内陸は住宅・市街地に区分。 |
| 東部 | 花田・四郷・御国野・別所 | 加古川市・高砂市に隣接。国道2号線沿いに市街地。周囲は丘陵・田園地域。 |
| 家島 | 家島・坊勢 | 2006年編入。沖合15〜18kmの瀬戸内海、40余りの島。人口約4,000人、漁業・石材業が基幹産業。 |
姫路市は2006年に旧4町(家島・夢前・香寺・安富)を編入し、人口53万規模へと拡大しました。もともと城下町・海・山が入り混じる都市でしたが、この合併でさらに多彩な特色を持つエリアが加わっています。
同じ「市」でありながら、少子化や過疎化の度合いがエリアごとに大きく異なる点は、姫路市の特徴です。空き家活用の際は、周辺のニーズを見極めたうえで、相性の良い活用方法を探していくことが大切です。
姫路市で空き家をリノベーションし賃貸物件として活用する方法
空き家はリノベーションして賃貸物件にすると、物件を手放さずに家賃収入を得られます。立地や建物の特性に合わせて再生できるため、現在のニーズに応えられる活用方法として近年注目を集めています。
気になるのはリノベーション費用ですが、アキサポなら自己負担0円(※)で活用を始めることも可能です。ここからは、空き家のリノベーション費用相場と、自己負担0円でリノベーションして活用する方法をあわせてご紹介します。
※建物の状況等によっては、一部費用のご負担をお願いする場合がございます。
空き家のリノベーションには費用がかかる
空き家のリノベーション費用は、施工箇所や施工内容によって数万円から1,000万円超まで幅があります。まずは、施工箇所・内容別の費用相場を一覧表で確認しておきましょう。
リノベーション費用は「どこに手を加えるか」で大きく変わるため、あれもこれもと依頼するとコストはすぐに膨らみます。そこでおすすめなのが、リノベーション箇所に優先順位を付ける方法です。
劣化具合や利便性を考慮して優先順位を決め、予算に合わせて実施すれば、1回あたりの費用を抑えやすくなります。優先度の低い箇所は後から段階的に進めれば問題ありません。空き家のリノベーションは、中長期的な目線で計画を立てるのが成功のコツといえるでしょう。
自己資金負担0円でリノベーションし活用する方法
「アキサポ」なら、所有者様の自己負担0円(※)でリノベーション工事を実施し、空き家活用を始められます。段階的にリノベーションしても数百万円単位の費用が発生することは珍しくありませんが、アキサポならその初期費用がかかりません。
🏠アキサポの自己負担0円 空き家活用の流れ
現地調査・周辺調査
物件の状態や周辺エリアのニーズをアキサポが調査します。
プランニング・活用提案
立地や建物の特性に合った活用プランをご提案します。
リノベーション工事(費用はアキサポが負担)
工事費用をアキサポが負担するため、所有者様の自己負担は0円(※)です。
利用者の募集・運用開始
リノベーション後の利用者募集までフルサポートします。
※建物の状況等によっては、一部費用のご負担をお願いする場合がございます。

工事費用の負担に加え、現地調査からプランニング、利用者募集までを一貫してサポートします。初期費用だけでなく、手間や時間も抑えて空き家活用を始めたい方には特におすすめです。
※建物の状況等によっては、一部費用のご負担をお願いする場合がございます。
姫路市で空き家リノベーション活用する場合の具体的なイメージ・事例
空き家を有効利用したいと考えてはいるものの、「どうするべきかよく分からない」という方も多いでしょう。
そこでここからは、「アキサポ」が実際に手掛けたさまざまな空き家活用の具体的な事例をいくつかご紹介します。
| 事例 | 所在地 | 築年数・構造 | 延床面積 | 活用方法 |
|---|---|---|---|---|
| 事例1 | 多摩市連光寺 | 築40年・木造スレート葺2階建 | 約96.46㎡ | 住まいのサブスク拠点 |
| 事例2 | 北区志茂 | 築28年・鉄骨造陸屋根3階建 | 34.92㎡(1階活用部分) | シェアサイクルステーション |
| 事例3 | 練馬区旭町 | 築56年・木造亜鉛メッキ鋼板葺平屋建 | 約118.07㎡ | 女性専用古民家シェアハウス |
事例1:【多摩市連光寺】広々とした庭を活かし自然を身近に感じられる住まいのサブスク拠点として再生

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 建築年月 | 築40年 |
| 延床面積 | 約96.46㎡ |
| 構造 | 木造スレート葺2階建 |
| 活用事例 | サブスク拠点 |
自然が豊富なエリアの空き家活用事例です。こちらの物件は8年間空き家状態となっていましたが、所有者様がこまめにメンテナンスされていたことで非常に良好な状態を保っていました。
そこで、周辺エリアが住宅街である点を踏まえ、広々とした庭を活かしたファミリー向けの賃貸物件へと再生することとなりました。
事例2:【北区志茂】元中華料理店はシェアサイクルステーションへ再生

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 建築年月 | 築28年 |
| 延床面積 | 34.92㎡(1階活用部分) |
| 構造 | 鉄骨造陸屋根3階建 |
| 活用事例 | シェアサイクルステーション |
閉店した中華料理店の活用事例です。こちらの物件は中華料理店の閉店後、10年以上空き家状態となっており、全体的に経年劣化が進んでいました。
また、店舗入り口前に放置自転車があり、近隣トラブルになりかねない懸念がある状況となっていたため、駐輪場としての活用を提案。
結果的には、屋内シェアサイクリングスペースとして生まれ変わりました。
事例3:【練馬区旭町】築56年の空き家は女性専用古民家シェアハウスへ再生

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 建築年月 | 築56年 |
| 延床面積 | 約118.07㎡ |
| 構造 | 木造亜鉛メッキ鋼板葺平屋建 |
| 活用事例 | 女性専用古民家シェアハウス |
築56年の空き家活用事例です。こちらの物件は、ネズミやシロアリなど害獣・害虫の住処となっている痕跡があったため、アキサポではまず、害獣駆除やシロアリの防蟻処理を実施。その後、被害のあった部分を中心に床や天井の修繕、屋根補修などを実施しました。
また、所有者様からの要望や物件の特性を加味し、「共用スペースで本を楽しめる」をコンセプトとした女性専用のシェアハウスへと再生を行いました。
姫路市の政府や自治体による空き家活用関連の補助金制度
空き家関連の補助金は大きく分けると以下3タイプに分類されます。
| 補助金の種類 | 補助内容 |
|---|---|
| 解体関連の補助金 | 空き家の解体に伴う費用を補助 |
| 改修関連の補助金 | 空き家のリノベーションやリフォームに伴う費用を補助 |
| 取得関連の補助金 | 空き家の取得(主に購入)にかかる費用を補助 |
ここでは姫路市で用意されている補助金をいくつか紹介しますので、参考にしてください。
| 制度名 | 種類 | 対象 | 補助内容 |
|---|---|---|---|
| 姫路市老朽空家対策補助金交付制度 | 解体 | 姫路市内全域の老朽空家 | 個人型:工事費の1/3(上限50万円)/自治会型:1/2(上限100万円) |
| 姫路市空き家改修支援事業(交流施設型) | 改修 | 空き家バンク登録で概ね6か月以上空き家の一戸建て | 交流施設・宿泊施設・体験学習・文化施設等への改修費の一部を補助 |
| 空き家活用支援事業(兵庫県) | 改修 | 姫路市の旧香寺町・安富町・夢前町・家島町の空き家 | 住宅・事業所・地域交流拠点への改修費の一部を助成 |
補助金の金額・受付期間は年度ごとに変わります。姫路市老朽空家対策補助金の令和8年度受付は令和8年4月1日開始です。最新の要件は各窓口でご確認ください。
活用方法に合わせてこれらの補助金をうまく利用することで、自己負担を抑えながら空き家を有効活用しやすくなります。
姫路市の空き家を活用するその他の方法・手段
姫路市の空き家の使い道は、①リノベして賃貸②建物ごと売却③解体して土地売却④不動産会社に買取⑤無料譲渡⑥自分で住む⑦空き家バンク、の7つが代表的です。それぞれ収益性・スピード・手間が異なるため、目的に合った方法を選びましょう。
①リノベーションして賃貸物件として活用
賃貸活用は、物件を手放さずに家賃収入を得られる方法です。売却と違って物件を保有し続けられるため、将来「売る」「自分で住む」「貸す」といった選択肢を残せます。居住用・飲食店・宿泊施設・シェアハウスなど用途が幅広く、立地やニーズに合わせて選べる万能な活用方法です。
② 建物ごと売却する
建物ごと売却は、不動産会社の仲介で空き家をそのまま売る方法です。買取より高く売れる傾向があるため、「少しでも高く売りたい」方に向いています。一方で買主探しや契約手続きに時間がかかり、短期売却が難しい点はデメリットです。
③ 建物を解体して土地を売却する
更地にして売る方法は、「新築を建てたい」「土地活用をしたい」買主に人気です。購入後すぐに着工できるため、建物付きより売れやすいこともあります。ただし解体後は住宅用地特例(固定資産税1/6・都市計画税1/3)が外れて税金が上がるため、迷ったら専門家に相談しましょう。
④ 不動産会社に買取してもらう
買取は、不動産会社に直接物件を買い取ってもらう方法です。買い手を探す必要がなく、スピーディに売却できるのが最大のメリットです。ただし買取価格は仲介相場の7割程度に下がるため、仲介と買取の違いを理解したうえで検討しましょう。
⑤ 無料譲渡する
無料譲渡は、空き家を0円で譲り渡す取引です。劣化が進んで売却が難しい物件でも、維持・管理の手間やリスクから解放されます。放置すると倒壊のおそれや、「特定空き家」「管理不全空家」に指定され住宅用地特例が外れるリスクがあるため、手放せるだけでも十分メリットのある選択肢です。
⑥ 自分で住む
売却・賃貸だけでなく、自分で住むのも立派な選択肢です。その場合も、安全性や利便性を高めるためにリノベーションしておくのがおすすめです。長期的な視点で手を入れておけば、将来ほかの形で活用する際にも有利に働きます。
⑦ 空き家バンクの利用
空き家バンクは、自治体が運営し、所有者が登録した物件情報を公開して利用者を募る仕組みで、姫路市にも設置されています。取得者に改修費用を補助する制度が用意されていることもあり、借り手・買い手にとって魅力的です。登録すれば「譲ってほしい」という相手が見つかる可能性があるため、気になる方はチェックしてみましょう。
🏠姫路市の空き家活用に関するよくある質問
Q. 姫路市の空き家率はどのくらいですか?
令和5年住宅・土地統計調査によると、姫路市の空き家率は14.1%で、全国平均の13.8%を上回っています。空き家数は約37,560戸です。
Q. 姫路市で使える空き家の補助金はありますか?
解体費用を補助する「老朽空家対策補助金交付制度」、改修費用を補助する「空き家改修支援事業」、兵庫県の「空き家活用支援事業」の3つが柱です。用途や地域によって使える制度が異なります。
Q. 自己負担なしで空き家をリノベーション・活用できますか?
アキサポなら、リノベーション工事の費用を全額負担(自己負担0円)で空き家活用を始められます。現地調査から利用者募集までフルサポートします。※建物の状況等によっては、一部費用のご負担をお願いする場合がございます。
姫路市の空き家リノベーション・活用のまとめ
姫路市の空き家率は14.1%(令和5年)で、全国平均を上回る水準が続いています。海・山・島・城下町と環境が大きく異なるため、活用の成否はエリアごとのニーズの見極めで決まります。活用方法にはリノベ賃貸・売却・解体・買取・無料譲渡などがあり、姫路市には解体・改修の補助金も用意されています。
とはいえ、「どの方法が自分の空き家に合うのか」は、専門家でなければ判断が難しいのも事実です。相続した実家を持て余している、売れずに困っている、そんな段階でも大丈夫です。アキサポなら、リノベーション費用を全額負担(自己負担0円)する活用から売却・買取まで、状況に合わせて最適な方法をご提案します。方針が固まっていない段階でも、まずは無料でご相談ください。
※建物の状況等によっては、一部費用のご負担をお願いする場合がございます。
姫路市の空き家、活用も売却もまだ決めていなくて大丈夫です
アキサポなら、リノベーション費用を全額負担(自己負担0円)する活用から、売却・買取まで、空き家のプロが最適な方法をご提案します。迷っている段階でも無料でご相談いただけます。
空き家の無料相談はこちら活用のイメージを見たい方は 活用事例はこちら
※建物の状況等によっては、一部費用のご負担をお願いする場合がございます。
この記事の監修者
岡崎 千尋 アキサポ 空き家プランナー
宅建士/二級建築士
都市計画コンサルタントとしてまちづくりを経験後、アキサポでは不動産の活用から売買まで幅広く担当してきました。
お客様のお悩みに寄り添い、所有者様・入居者様・地域の皆様にとって「三方良し」となる解決策を追及いたします。






